【感想・ネタバレ】夏目友人帳 8巻のレビュー

妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。

妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!

祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。

幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。

名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。

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ほのぼの

夏目友人帳の雰囲気落ち着きます☺︎

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2022年02月01日

購入済み

ほろり

藤原夫妻との出会いが気になっていたので、エピソードになって嬉しい。夫妻の優しさにほろり。

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2022年01月09日

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ネタバレ

読み直しも8冊目。
8巻はまるで友達と仲良く、がテーマと言わんばかりの話ばかり。夏目文化祭に参加、田沼があやかしに取りつかれる、最後は、夏目が藤原家に来るきっかけの話の3テーマでした。
にゃんこ先生が前回ケガしてからさらに存在感が増して、人間として非力な夏目とそれを守るにゃんこ先生が繰り返し描かれてます。あと、とうとう田沼とたきちゃんがちゃんと出会って、妖怪関係仲間がはっきりチームになりました。
今回の感動シーンは、「おれ何もできなかったよ、一人ではなんにもできなかった」「ひととはそういうものだろう」でした。

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2020年05月14日

購入済み

藤原さん

藤原さんが貴志を引き取る話は泣けちゃいます。巻末の短編もいくつかはアニメ化されているのは知らなかった。

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2016年10月17日

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アニメについて作者が語っていました。でも、声優については何も……。夏目の能力を知る人が、1対1から3人体制となりました。夏目のポジションを妖から人間側へ寄せたのかと。塔子の夏目引取工作の描写があっさりなのは、あまり重たくしたくないからでしょうか。

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2015年05月31日

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妖のために動いてしまうところは変わらないけれど、田沼や多軌の他に、北本や西村やクラスメイトとのかかわりが見える巻。妖に憑りつかれた田沼はいつもより凛々しい。

第二十七話~第三十一話
ニャンコ先生が的場関連のケガで寝たままの隙に妖に狙われる夏目。文化祭のエピソードも。鏡を探す妖の話。塔子さんたちと出会った頃の寂しい心につけこむ妖とのやりとりの話。

特別編・ちょび徒然帳
高貴な妖・ちょびが、ある日の夏目をみて思うこと。

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2014年06月09日

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妖と人。

どちらにも溶け込みきれず
居場所をなくしていた夏目は
もう遠い遠い日々のようでいて、
まだ夏目の心の中で気遣ってばかりの
ブレーキとなり、逆にみんなに
心配をかけたり寂しい思いをさせてしまったり。

一人でいることを決意するよりも
心を広げ、時に傷つくことも恐れずに
真っ直ぐに人と付き合っていくのは大変かもしれない。
でも傷ついてもなお、誰かと寄り添うことで
一人では知りえなかったことを知ることも
何かを得ることもできる。

「心を通わせる機会があるなら恐れぬことだ」
夏目の小さな一歩が積み重なって
穏やかで芯の強い幸せに変化していくといいな。

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2014年02月15日

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今回の巻は、どちらかというと妖怪というよりも『人』に焦点を合わせたお話が多いかなっと。
文化祭の話や、田沼に妖が取りつく話では、今まで距離を置いていた友人関係が少しずつ近づいているのがよく読み取れた。
危険なことに巻き込みたくない夏目の気持ちもわかるが、やっぱり何も話してくれないのは寂しいし、頼ってほしいと思ってしまいます。これをきっかけに少しずつ友人を頼ることを覚えてくれるのを期待。

そして最後は藤原夫妻との出会いのお話。
親戚の家で過ごしずらかっただろうなぁ…。冷たくされるよりも、近くでああいうのを見る方がよっぽど寂しかっただろうに。だからこそ、町であった塔子さんの笑顔が言葉が余計にあったかく感じたんじゃないだろうか。

今回の巻は涙なくしては読めませんでした。

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2014年02月12日

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ネタバレ

第二十七話 夏目、文化祭に参加する
怪我は寝て治す先生。文化祭でイカの干物って出すところあるの?
スルメを持参したのかな(笑)。

第二十八・二十九話 映すもの
田沼にとりついた妖のために鏡の欠片を集める。

「それは話す必要がないことだからなのだろう。
 優しさからのことだろう。
 ――わかっていても
 やはり
 話してくれないとわからない。
 大切なことが
 わからないまま――
 隣にいるのに
 わからないまま」

頑張っただろうに楽勝だったって言っちゃう先生萌える。

第三十・三十一話 帰る場所
藤原家に来る直前に知り合った妖が夏目を追ってくる。
身を守る術も知らずにあんなのと遭遇してたら、妖嫌いになっていてもしかたないな。

藤原夫妻視点の番外編読んでみたい。
夏目はいつか夫妻に本当のことを話せるのかな。

特別編・ちょび徒然帳
「今日も平和であります
 鳥の巣を愛で
 椿を楽しむ

 人の子は可愛らしいが好きにはなれぬ
 表情のある生物はどうも苦手であります」

「――人の子は苦手であります
 小さなことで
 怒ったり
 笑ったり
 うつむいたり

 みっともなく

 孤高で高貴な私の目も
 つられてゆらりと
 揺れる気がするのであります」

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2012年11月24日

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ネタバレ

読み終わりました(〃ノωノ)

『帰る場所』。。良かった…
目がうるうるしました(´;ω;`)ウゥゥ

上手く言葉に言えないくらい。。とっても良いお話でした(〃ω〃)
夏目に「良かったね!と言いたいです♪
藤原さん夫婦優しすぎる。。素敵でした!!


他の。。田沼くんのお話や文化祭のお話も凄くよかったです♡
これからの夏目の成長がもっと楽しみになりました★★

こういう友情のお話大好きです。。


ずっと見ていたい漫画ですね(#^.^#)
読み続けて良かったです♡

ちょびひげのお話もよかった~♪

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2012年08月09日

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ボロボロに泣いた。
大事なことだからもう一度言うけれどもぼろぼろに泣いた!

今回は夏目と妖とではなく、夏目と人との関わりを描いた話。
西村、北本、田沼、藤原夫妻、本当に優しくて暖かい人たちで、夏目に「良かったねえ!」と言いそうになる。

もう泣きすぎてうまく感想が書けない。
時折見せる夏目の笑顔で本当に胸がいっぱいです。
夏目には今までの分も幸せになって欲しい…!

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2012年01月10日

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この本の内容
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある日、ニャンコ先生と散歩をしていると木から落ちてきた鏡の欠片のようなものが目に入ってしまった夏目。そんな夏目をかばった田沼に妖が取り憑いてしまうことに。その妖は割れた鏡集めに協力すれば、体から出ていくという。鏡探しを決意する夏目たちだが、別に妖の影が…!? 2009年7月刊。

+――――――+

漸く待ちに待った田沼の章。
田夏好きにはバイブル。

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2010年08月15日

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夏目が優し過ぎる。
妖や自分を囲む周りの人達に
優しくするのもいいけど、
もう少し自分に優しくして欲しいな。
でもそれが夏目なんだよなぁと。
幸せだと1人涙する夏目に
こっちまで泣けてきた。

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2009年12月18日

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どこか懐かしくて、癒されます

個人的に妖怪とか言い伝えだとかの類がすきなので
だいすきな作品です

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2009年11月23日

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やっぱり夏目友人帳好きです!
絵を見るだけで心が温かくなる。

この間は友人関係に視点を置いてる回が多くて、とても楽しめました。

塔子さんとの出会い編よかったなぁ

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2009年11月01日

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第27話『夏目、文化祭に参加する』:タキと田沼の初対面仲介、お見合い風味(笑)
第28・29話『映すもの』:田沼(に取り憑いた妖怪)と鏡の欠片探し
第30・31話『帰る場所』:夏目と藤原夫妻の出会い
特別編8『ちょび徒然帳』:ちょびから見た夏目像

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2011年07月17日

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これ好き。絵柄もそうだけど、先生がかわいすぎる。ほんのりホラーチックなのにやわらかい感じがいい。(思わず大人買い…)

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2009年10月12日

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妖し好きの私にはたまらない1作。
丁度深夜のアニメを見てこの話を知りました。
それから大人買い。
めずらしく大人になってからハマッた作品だと思います。

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2009年10月04日

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ちくしょう泣かないで済む巻がないんだぜ…!とか思ってたら次巻発売2010…!?

ま、待つ、待てるよ…!(´;ω;`)

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2010年05月27日

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今回は人との話が多かったせいか、いつも以上に優しく切ない話ばかりでした。もう一回アニメ化してくれないかな、本当にもう、大好きだー!!!

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2009年10月07日

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珍しく人間よりの巻

正直、今まで妖より過ぎて
そのうち夏目がレイコさんと
同じ道辿っちゃうんじゃないかな
って思ってた。

結局、レイコさんと夏目の違いって
妖の接し方だけで、人間の友達少ないのも
妖の友人が多いのも一緒だしね。

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2012年09月26日

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この世界の住人がいちいち先生をにゃんこと呼ぶのがかわいいです^^
にゃんこ^^
8巻は田沼君との友情ストーリー。
登場人物も増えてきて、楽しくなってきましたね。
1人はさびしくてもどこか楽なところがあって。
1人じゃないということの難しさと温かさを不器用な夏目が感じながら成長していく姿にじんとします
「帰る場所」のエピソードはとても素敵でした。
塔子さんのような女性になりたいものです。
私がなれなくても、塔子さんのような女性が笑っていられるような世の中であってほしいと思います。

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2012年02月13日

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友達からの借り物。

始めの方は1話完結、後半も3話とかでひとつの話が終わるから、さらっと読める。
でも、その分頭には残らなさそうな感じもしたりしなかったり。
妖怪好きだし、いい話だし、おもしろいんだけどなぁ。

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2011年01月25日

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以前に雑誌でぱらぱらと読んだ時に「あ、好きになりそうな感じの作品だな…」と思いました。それ以降、気になりつつもコミックスは買ってなかったのですが、思い切って大人買いしてみました。やっぱり、この物語を好きになりました。
一人で夜に読んだりすると後味の怖さもあるのですが、読み終わったあとにやさしい気持ちになれる 作品です。

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2009年10月22日

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8巻まで追いつきました。

今回は、学園生活が中心という感じです。

あと、ちょび、かっこいい(笑)

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2010年02月21日

Posted by ブクログ

「ちょびが出ているよ」と友達に聞いて、ヤツ見たさに一気に揃えてしまいました。
うーん、やっぱりいい味出してるよ「ちょび」。1エピソードだけでは収まらない格があるんでしょうな〜(笑)

この調子だと、アニメに次があるとしたら1年後?
ずっと連載しているのに、絵が全く変わらないのは良いのか悪いのか……まあ、味ということで。

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2009年10月04日

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地味だけど、好きだなあ。今回、夏目が友人に心開いていってる感じがとてもいいです。いままでは妖とばっかり交流してる雰囲気があったんだけど、ちゃんといろいろ話せる人ができてきて、自分からも働きかけてて。特にさいごのちょびの話が好きだった。アニメにもなってるから、人気あるんですかねえ。アニメは結局見たことないけども。

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2011年09月12日

Posted by ブクログ

なんか7巻よりおもしろかった。
周りとかにゃんこ先生とかの優しさ?にうちとけていく夏目というか
なんだかほんわかした。

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

切ない、切な過ぎる。

雰囲気だけできゅん死にして窒息死しそう。

最後のほうで泣いた。

大切な人も場所もたくさんできて良かったね、夏目。

保健室に友達がわらわらと駆け付けるシーンにキューンときた。

友達もニャンコ先生も、絆がしっかりできていて嬉しい。

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2009年12月15日

Posted by ブクログ

大切だからこそ距離感を測るのが難しいけれど、だからこそ伝えなければならない言葉があるのだと思わせてくれる巻でした。

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2014年08月24日

Posted by ブクログ

おい小僧 それを気安く扱うな


100813
基本目が空洞だから怖い←
言葉にしなくちゃ伝わらないけど、言葉にしても伝えられないこともある。

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2010年08月14日

Posted by ブクログ

だんだんと主人公の夏目にも、大切なもの・守りたいものが増えてきて。微笑ましく、ちょっと優しい気持ちになれます。

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2010年04月03日

Posted by ブクログ

夏目は、私と似ている。
不器用なところ。
人にやさしくされるのに慣れていなくて、
どうすればそれを返すことができるのか、
ずっと考える。
つらいことや かなしいことを
人に伝えることが難しいと思い、
人との距離が縮まることに戸惑いを覚える。

守りたいと思うのに
自分ひとりの力では何もできないことを知る。

そんな素朴で当たり前のことを教えてくれる、
心の奥の柔らかいところをぎゅっと抱きしめられるようなお話が詰まっている。

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2009年10月04日

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