【感想・ネタバレ】夏目友人帳 6巻のレビュー

妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。

妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!

祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。

幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。

名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。

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最後のエピソードは

また別の妖の話と思って読み始めたのに、あれ?何か違う、となったものの、意外にキュンキュンして楽しめました。

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2022年01月07日

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一話完結じゃない初の作品。このあたりでそろそろ、こういう切り口も良いですよね。というか、ある程度キャラも揃ってきたことだし、展開の妙を楽しみたいところなので、タイミングとしてもバッチリと思います。今もまだ続いているってことは、この先、ある程度中長期的展開も見越した物語が増えてくるんでしょうね、きっと。で、そこに挿入される小話も良い味が出ているんで、この流れでいってくれれば、まだまだ楽しめそうです。

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2016年07月22日

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言葉を交わしても理解し合えるとは限らないけれど、言葉を交わしてみなければ何も始まらないんだよなぁ。

第二十話~第二十二話
廃屋で閉じ込められていた少年・カイと触れ合う夏目の話。名取さんとタキが出てくる。

特別編・夏目観察帳⑤
夏目に会う為に山を下りる子狐の話。
特別編・レイコ懐古帳
ヒノエとレイコの出会いの話。

まなびやの隅
短編。
近づけば近づくほど先生のことが好きになるのに、近づくほどに恋心を抑えなくてはいけないと悩む女の子の話。

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2014年06月09日

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本編は、今回は長めのお話。
小学生に化けたカイという男の子。夏目やタキと普通に仲良く遊んでいるところはとても和む。終わり方が気になるが、多分カイはもう夏目の前には現れないような気がするな…。

本編とは別に、今回収録されている読切がとても好きです。先生がとてもリアルだなあと。少女漫画に出てくる先生はやっぱどこか現実離れしてますからねぇ。

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2014年02月09日

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かわいい友達「カイ」を交えての
花冠に手つなぎ、和むシーンいっぱいでふんわり。
切なさも葛藤も、迷いも、決意も、
苦しみながらも越えていこうとしている夏目とカイくんの
優しい未来が子狐のお話みたいにまた見れるといいなぁ。

さんざんみんなから「とびきり不細工な猫」扱いの上に
夏目の「猫好きなんだ」発言に
初耳だ!私をもっと敬え!愛でろ!!
と怒り心頭のニャンコ先生。
理不尽で不憫でコロンと愛おしい[笑]♡

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2013年08月28日

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ネタバレ

第二十・二十一・二十二話 タカシの友人
カイとの出会いと別れ
いろいろ至らなくって、すっきりしないお別れになっちゃうこともあるね。

「今ならまだ間に合うだろうか…
 仲直りなんてしたことないんだ
 誰の背中も追わなかったんだ

 こんな想いは知らなかったんだ」

特別編 夏目観察帳④
子狐(※男の子です)、夏目に会いにいく

特別編 レイコ懐古帳
ヒノエとレイコさんの出会い

「残念ながらあの簪はいつしか無くしてしまった
 もっと煌めくものに夢中になった。」

書き下ろし まなびやの隅

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2012年11月20日

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ネタバレ

6巻も良かったです(^O^)/

きつねの子。。再登場です♪
かわいかった~(〃ノωノ)

カイくんもです♡
最後…泣けた(´;ω;`)ウゥゥ


次の巻からはアニメ見たことないです^_^;
だから、どんなお話なのか読むの楽しみです☆彡


まなびやの隅。。良かったです(〃ω〃)

続き気になってしまいますね((o(^-^)o))
想像で楽しみます(笑)

あの照れた顔。。きゅんとします(#^.^#)

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2012年08月05日

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収録されている「まなびやの隅」を読みたかったために購入。

「まなびやの隅」は先生と生徒の物語。
初めてLaLaで読んだ時からいつか単行本に収録されないかなあと思っていたのでとても嬉しいです。
登場人物がタブーだということに真摯に向き合っていてすごく好感が持てます。
優しすぎて、かえって切ない雰囲気がやはりものすごく好み。

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2012年06月12日

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祖母の遺品「友人帳」は多くの妖怪達を統べる契約書。それを受け継ぎ、名を返す日々を送る夏目は廃屋で箱に閉じこめられた少年・カイを助ける。彼を狙っていた妖を撃退するも、他にもつけ狙う影が!?

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2012年08月21日

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第20・21・22話『タカシの友人』:カイとのふれあいとすれ違い。いつか理解し合えますように
特別編5『夏目観察帳』:子狐、夏目に会いに街へ
特別編6『レイコ懐古帳』:ヒノエが語るレイコとの出会い
読み切り『まなびやの隅』:女子生徒が寄せる先生への想い

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2009年10月22日

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大好きな作品なので!

夏目友人帳は、どの巻もすごく素敵で心が温まる話なのですが、私は6巻が1番好き!
読み切りの"まなびやの隅"という作品がすごく好きです。
生徒と先生のお話なのですが、もう言葉では表すことのできないぐらいの胸のときめきを感じます(笑)
読めば読むほど深い理解ができるお話です。
何回読んでも飽きが来ない!

夏目は基本短編で構成されていますが、どのお話も泣けますよね。
こんな少しのページ数で人の心を掴んでしまう緑川先生は、本当にすごいと思います。

本編のほうは、夏目には珍しく3回分で1話分になっていますが、夏目少年の心の葛藤が描かれていて、3回分かけたのが納得!な感じです。
名取さんも大活躍。
CMにはついつい私も笑ってしましました!

6巻、本当に好きです!

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2009年10月07日

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番外編で、レイコさんの話がありました。
いい話だ。ずきゅーん(笑)

本編の方も、3話続きの長いお話。ちょっと、こういうのも読みたかったかもと思ってしまいました。

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2010年02月21日

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涙腺ゆるみます。孤独だった祖母・レイコが、やっつけた妖怪の名前を書いたモノを「友人帳」と名付けたとこがまた・・・(´;ω;`)

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2009年10月04日

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カイくんの話が……切ないなぁ゜。⊃д`)゜。
あとやっぱり子狐はかわいいですねv

読みきりも好きだなー。

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2009年10月04日

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最近は割とやさしめの話が多かったから、久しぶりに緑川節炸裂。
痛みがぐっと残るラスト、カイの慟哭と夏目の独白に持ってかれる。夏目はあんな過去があるのによく曲がった性格にならなかったな、と思っていたけど、そうではなくて、彼は周りに攻撃的になるのではなく、無感動に、周りとの関係性を薄くすることで自分を守っていたんだね。だからこそ今どう接していけばいいか戸惑ったり、距離を図りかねたり。人・妖問わず、触れ合うことの難しさと優しさを知っていってほしい。
読み切りもいい。緑川さんは読み切りも秀逸よねーと再認識。

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2009年10月04日

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大好きな夏目シリーズ。
緑川さんの書かれる世界観は、何か物書きに近い気がします。
漫画よりも、詩的だというか……うーん、うまく言えない。

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2009年10月04日

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不器用で優しい人たちが素敵。
読んだあとにふわっとした感じになれるのが、好き。
「まなびやの隅」は読んでいて、にやにやした(笑)

こういうのが理想なんだが、我が家の先生と生徒はこうはならないんだよなあ…

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2009年10月04日

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ネタバレ

読み直しも6冊目。
今回は水神が化けた子供カイ君の話がメイン。
たきちゃんと結局ほぼ毎巻登場の名取さんがまたもご活躍。
カイ君にはまた本格的に再登場していただきたい。
できれば夏目の友人の一人として。
あとは子ぎつねとヒノエ&レイコの短編。+夏目以外の高校生の恋愛もの。
読んだら、そういえばこんな話もあったな、と思い出しましたが、やっぱり夏目の方がいいなぁ。

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2020年05月11日

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 巻末の読み切り少女マンガにほろりと来た。
 そうかー。不思議とか異界より、異なる思考の者同士の細やかな交流を書くのが上手いのか。気づかなかった。

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2013年04月18日

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タカシの友人みたいな構成の長いお話は読み応えあっていいな(๑꒪ω꒪๑)
カイとのすれ違いはせつなかったけど、これから先で誤解がとけるといいな(๑꒪ω꒪๑)

子狐の話は今回も名作(。-_-。)

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2013年03月27日

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バージョンアップ。いい感じで展開してきた。特別編5〜6も収録。まなびやの隅は、ストーリーとは別の読切短編。

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2013年02月03日

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人が平和に生きていく上では必要な犠牲があることをわかっている名取さんと、それを認めたくない夏目。
この微妙なジレンマとバランスが、ただのフィクションを越えて訴えかけるものを感じる要因でしょうか。
1つのエピソードも長くなってきて、いよいよといった感じの6巻。
夏目の澄んだ瞳に癒されます。

短編「まなびやの隅」も収録。
菅先生のピアノがあんまりうまくないところがよいですね。

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2012年02月13日

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名取の「大事なものは人なのか妖なのか決めたらどうだ」というセリフ、グサッとくるなあ。
妖にだって大切なものはいるし、優しい人にだって出会えた。
名取は多分片方を切り捨ててしまったから、そしてきっとその時に夏目と同じように悩んだろうから、今悩む夏目にこんな言葉をかけたんだろうな。
不器用な優しさなのか、いつかは自分が歩けるかもと想像して叶わなかった道を夏目が歩こうとしていることへの嫉妬なのか。
いろいろ考えさせられる巻でした。

なんだか嬉しくなってしまったのは、きっとこの巻のあとに4巻末の特別編がくるんだろうなと思ったこと。
きっと仲直りできたんだろうな。

短編も収録されていたので、夏目自体の話は短くちょっと物足りない。
でも短編も好きな雰囲気でした。
夏目はここまでの恋愛ものはないのでキュンキュン…!

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2012年01月10日

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こういう終わり方は夏目では初めてなんじゃないかな。
報われない終わり方。
仲直りできたらいいな。

甘い読み切り作品つきでした。

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2011年08月24日

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やっと6巻まで読めた・・・!!
カイとの話だったな^^
アニメでも、見たけどおもしろかった^^

後ろについてた短編もかわいかった!
くっつかないところがゆきさんっぽい^^

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2010年01月11日

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カイという妖との話がメイン。ラストはカイがいなくなるというもやもやが残ったが
いつか元気な姿をみせてくれるでしょう

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2009年10月04日

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切ない。
人のことも妖のことも想うようになった夏目が新しい感情を知って、悩んでいく様は切ない。
名取さんとももう一歩進んだ関係をもてるようになれば良いのに。

すっごく良かったけれど、連載分と短編で終わってしまったので残念。
またすぐ次の巻が読みたい!

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2009年10月07日

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世界は自分だけで回っているわけではないから、どうしても思うように行かない日々だけど、それでも自分に出来ることをやっていくしかないんだと思った巻。

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2014年08月24日

Posted by ブクログ

あの子を 守ってやりたいな


100813
カイの誤解を早く解いてあげてください…←
夏目は相変わらずもてもてだな、
キツネの子可愛い(´∀`)

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2010年08月13日

Posted by ブクログ

次巻から新展開、なのかな?世間様では既に3巻先の9巻がもうすぐ発売。ゆっくり読みつつ追いついていこうと思います。

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2010年01月04日

Posted by ブクログ

カイと夏目の話はきっと続編があると信じています。だって知りきれトンボだもん。勿体無い、いい素材なのに。カイの気持ちも夏目の気持ちも何となく分かる気がするから今回困る。このままでは、こちらの座りが悪いんです。で、次の話は子狐との話。こちらは続編ですね。妖相手なら、本当に普通に接する夏目がある意味で不憫です。でもちょっと心温まる感じでよかったですよ。レイコさんには、私もちょっとずきゅーんときました(笑)

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2009年10月28日

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