【感想・ネタバレ】夏目友人帳 5巻のレビュー

妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。

妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!

祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。

幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。

名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。

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感情タグBEST3

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新しい仲間の多軌ちゃんが登場。今まで孤独だった夏目に、自分の境遇を理解してくれる人達が増えてきて嬉しい。
レイコさんも出てきて、改めて色んな意味で強い人だったんだなと。私も強くありたいなぁ。

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2022年11月29日

購入済み

仲間が増えてきた

夏目のことを理解してくれる仲間、友達が増えてきたのが嬉しい。しかし本当に、ネタが尽きずにおもしろいストーリーばかり。

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2021年12月29日

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ネタバレ

読み直し5巻目。
目玉はやっぱり、たきちゃん登場、というところですね。
読み直してみたら、人魚も結構長かった。
人魚、たきちゃん、レイコさんの思い出と、最後が田沼君短編。
家にはきゃんこ先生のぬいぐるみがたくさんありますが、この5巻のたきがにゃんこ先生を抱きしめた時のつるふわ!というセリフが、あのにゃんこ先生人形の手触りに影響している感じがします。
夏目、たき、田沼の3人組の話が後で結構出てくるし、先に出てきたのは田沼だったのに、なんとなく仲良し度がたきの方が高いような感じがしてしまいました。

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2020年05月11日

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ネタバレ

「側にいてほしい 側にいたいと 願ってそれが叶うことの貴重さを 皆噛みしめてきっと生きている」

側にいてほしい人にいてもらうことができなかったので。
この文章はなんだかとても切ない気持ちにさせられました。

側にいてほしいと思う人と一緒にいられることは、とても幸せなことなんですね。

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2017年02月10日

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温か一辺倒ではなく、シリアスな方面の物語も出てきました。それはそれで面白いす。コアなキャラも固まってきているのか、サブキャラもだんだん立ってきているように思えます。

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2016年04月28日

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雰囲気だけは、妖かしを感じる田沼に、条件付きで見えるタキの加入。バリエーションの拡張でしょうか。夏目のお家というか、藤原家。築何年だよ?

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2015年02月23日

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ネタバレ

どのお話もとても好きです!

「不老の想い」は、最後に人魚と千津さん、千津さんと蛍一さんに会えて良かったです。読み終わった後、切ない気持ちになりました。

「呼んではならぬ」は、お話の感じは少し怖かったけど、タキがとても可愛いです。友人帳の事、「夏目くんの宝物なのね」という言葉が印象的でした。これから夏目の良い友達になるといいなと思いました。あと、ちょびひげが好きです。

「仮家」は、レイコさんと滋さんが昔接点があって、嬉しかったです。レイコさんの事を考えると、すこし寂しくなりました。レイコさんがどんな人生を送ったのか、知りたくなりました。そして、夏目は妖が見える事を藤原夫妻に話す日が来るのか、気になります。

「同じ風景」は、田沼視点の話です。田沼の気持ちも夏目の気持ちもわかる分、もどかしくなります。これから、どう関わって行くのか楽しみです。

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2014年09月10日

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見えてしまう人と、見たいと思っても見ることのできない人と。見えていたのに見えなくなってしまうこと。
良い悪いは無く、ただそうあるだけのことで。

第十六話~第十九話
人魚、多軌透登場、滋さんとレイコさんの話。

特別編・夏目観察帳③
田沼から見た夏目のこと。実在しない影の池と人もあやかしも楽しむ花火大会。

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2014年06月09日

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そうなのか!!
滋さんとレイコさん面識あったんだな~!!
タキちゃんが出てきてくれてすっごい嬉しい^^
これから楽しみ!!ワクワクww

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2014年05月20日

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夏目にとって今後も深く関わってくる多軌が登場する巻。
初登場でこんなに好感のもてる女の子もそうそうないです。本当は可愛いものが大好きでおしゃべりも好きそうな笑顔の素敵な女の子。周りを巻き込んではいけないと一人で頑張る姿がいじらしかった。大好きなキャラです。

藤原さんの夫滋さんも今回登場です。
最初はちょっと怖いのかな?と思ったけど、そうじゃなかったですね。塔子さんのご主人なんだから当たり前ですよね。
幼い頃の滋さんとレイコさんのやり取りすごく好き。レイコさんが素敵だと思った家に、今は孫の夏目が住んでいる。巡りあわせなのかな。

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2014年02月09日

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夏目のまわりが賑やかでうれしかった5巻♡
友達との夏休みの宿題合宿!
子供の頃の夏休みに友達とお泊りっこをしたのを
思い出してうれしくなったり♪

タキちゃんや田沼くん、ひっかきまわしつつも
いつも側にいてくれるニャンコ先生。

大切な人たちにずっと元気で生きていてほしい。
その願いは生きとし生けるものにとって儚い夢。
でも、ずっと生きているが故に、数え切れず
見送ってきた命との別れの切なさを想えば
儚いことは悲しいけれど、だからこそ愛おしく
すべての時間は等しく大切なことを忘れずにいよう。

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2013年08月20日

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タキとちょびひげ。ちょびひげって高等なあやかしだったのね。しげるさんとレイコの接点はいいはなしだった。

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2013年08月16日

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ネタバレ

第十六話 不老の想い
北本・西川と宿題合宿
この漫画の舞台って、何年頃を想定しているんだろう?
少なくとも携帯が普及する前だよな。

笹舟

第十七・十八話 呼んではならぬ
多軌ちゃん
チョビヒゲ
タキを呪っていた妖

夏目が妖を見えなくなっている間、微妙に先生さびしそう。
夏目もさびしかったね。

「寝込む僕を獣の姿で
 覗き込んでいる先生の顔が

 なぜだが妙に面白かったが
 本人には黙っておこうと思った。」

第十九話 仮家
滋さん
レイコさんとの思い出
カリメ
アニメでこの話好きだった。

特別編 夏目観察帳③ 同じ風景
「小さい頃から時々変なものを見た

 他の人には感じられないらしいそれらは

 ぶっちゃけ何なのか見当もつかない」

田沼くんあんまり出番なくて寂しいと思っていたけど、妖と関わっているときは近づかないようにしていたのね。

「いつか話してくれるだろうか。いつか訊くことができるだろうか」

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2012年11月20日

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アニメが面白かったから、マンガも読んでみた。
まさか少女マンガと思わなかったけど、こっちもアリかな。

とりあえず、今のところ5巻まで。

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2012年04月12日

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ネタバレ

最初のアニメ化決定のときにチェックはしたのですが、花ゆめで線の細い男の子が主人公の妖怪ものというのに「無いな」と切り捨てておりました。
男の子が主人公の妖怪ものと言えば、今市子「百鬼夜行抄」がまず浮かびますが、まぁ似ていますよ。百鬼夜行抄の方が怖いですが…。

良くも悪くも、花ゆめ100%な漫画です
つまらなくはないです。読んでいてほっこりあたたかい気持ちになるお話ばかりです。が、ストーリーとしていえばやや単調ではあります。盛り上がりとか山場とかそういうストーリーが好きな人には向かないかなと思います。

1〜8巻まで読んでレビューを5巻にしたのは、タキちゃんとレイコさんが好きだからです。
夏目友人帳の中でダントツに好きなのはにゃんこ先生です。あのボテッとした体。まんまるボディ。目を閉じたときの顔。寝てるときの鼻ちょうちんといびき(息?声?)。あぁああなんてかわいいんだろう。もふもふしたい。なでなでしたい。ので、タキの気持ちはよくわかる。なぜあの世界の住人は誰も先生のあのまんまるボディに魅了されないんだろう…。
それに冷めた感じの登場人物が多い中、タキの笑顔とか行動力とかはかなり魅力的です。素直な女の子キャラ大好き☆
レイコさんはまぁ…最強キャラに弱いのです。

続きが楽しみ!っていう感じの作品では今のところありませんが(レイコさんの死の真相とかやるのかな?)追いかけていきたい作品のひとつにはなりました。

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2012年02月15日

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ちょっとしたすれ違いで苦しんだり、ちょっとしたことで不幸になったり、ちょっとしたことが言えなかったり。
読んでいるともどかしく、でもそれを抱えながらも進んでいく登場人物たちを見ていると、嬉しいような切ないようなため息が出てきてしまう。
妖たちとの関係は相変わらずだけど、ほんの少しずつ夏目と他の登場人物たちとの距離が近づいてきて、ほっとする。

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2012年01月10日

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ネタバレ

人魚のお話が好きだった。
新しく、タキという女の子も登場し。
タキが夏目の事好きになるといいな笑。

養父の滋さんともかかわりがでてきて、
幸せをかみしめる夏目が良かった。

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2011年07月16日

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なっちゃん・・・
もう私はなっちゃんの虜です。タキちゃんとかLOVEです。

この漫画の批評を、私は永遠にネット上で読もうと思わないでしょう。
この世の中には好みというものがあるし、それは仕方のないことだから。
でも、この漫画をほんの少しでも(ほんの少しでも!)愚弄する人を見かけたら、たぶん、泣いちゃうから。
だから、永遠に。


・・・感動しました!

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2011年02月11日

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祖母の遺品である「友人帳」により支配された妖怪達に名を返す日々を送る夏目。ある日、地面に陣を描く少女・多軌と出会う。昔出会った妖にかけられた呪いを解く為、奔走する彼女に協力する夏目。だが、自身も呪いを受けてしまい!?

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2012年08月21日

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ネタバレ

妖怪と戦い、札に名を記し、使役していた祖母。
その祖母が死に、遺産を受け継いだ主人公。
その中に妖怪を使役できる札帳を発見する。
その札帳を狙って、またはその使役を解除して欲しくて、妖怪が主人公を時間・場所を問わず訪ね・襲ってくる。
その名を返すため、東奔西走するお話。
妖怪の話なのに、暖かく感動し泣ける物語です。

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2020年08月20日

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多軌とちょびひげ登場。
多軌の回も結構なピンチだったな(・_・;

仮家の話しで藤原おじさん初登場?
レイコさんのエピソードもわかる素敵な話しだった(๑꒪ω꒪๑)

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2013年03月27日

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まだ5巻だから分からないけどとにかく一話完結を貫き通す漫画なんだね。

夏目が人間に対して本当に心を許せる日は来るのかなぁ。最後の特別編④がなんとも切なかった。お互いに仲間を見つけられたと思ってもそれでもまだ距離感があるんだねぇ。今まではニャンコ先生人間モードしかいなかったヒロイン(?)枠に新しいキャラも登場したし少しずつでも夏目に仲間が増えていくと良い。

台詞としては描かれていないけどニャンコ先生の夏目に対する好意と生きる時間が違うことへの寂しさが感じられてそれもまた切ないなぁ。

ただしかし面白いのだけれど若干話が単調になってきている感じがしないでもない。

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2012年02月27日

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コミックスの総扉のレイコさんが毎回楽しみだったりします。
さびしげな姿がきれい。
夏目がいっつもストロー付のカップで飲み物を飲んでるのが気になります。かわいい^^

「自然とは常に不条理なものだ 生物はみな知っている
 それを嘆くのは人間だけだ」
という言葉にはっとさせられました。
夏目=正義、妖=悪として描くのではなくて、それぞれのあり方を問うような描き方がされているところが、この作品の魅力だと思います。

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2012年02月13日

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一回のエピソードが複数回にまたがるようになり話も面白くなってきた。ニャンコ先生は相変わらずおいしい。

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2011年12月13日

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タキ透登場。19話冒頭の、夏目のシャツの柄が気になります…。レイコさんと藤原のお父さんのお話は好きです。

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2011年09月17日

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藤原夫妻の旦那さんの方が出てきました。
夏目の気持ちを思うと切ないなぁ。

人魚の話が好きです。

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2011年08月24日

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※4~5巻までの感想をまとめてこちらに。

アニメで可愛らしい仕草を見せてくれた子狐の妖は、4巻特別編で初登場。
5巻には“見える”新キャラ・多軌登場。夏目くん、女の子友達って初?笑

小さい頃は悲惨な目にあってきた夏目だけど、今傍にいてくれる友達はみんな優しい人たちで良かった*

藤原夫妻との距離感も手探りだったけど…レイコさんと滋さんの数奇な縁を経て、ここはもうちゃんと“夏目の家”だね。

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2022年12月25日

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知らないだけで見えていないものがどれだけあるのだろうと思った巻。
まずは知ることから始めていかないと、と思いました。

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2014年08月27日

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 この巻からあやかしの顔の仮面が取れてきたような気が?
 最初はあやかし=表情が分からない(表情がないのではなくて、仮面で見えない)モノだった印象。それが、表情が豊かになってきている。

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2013年04月18日

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ニャンコ先生(斑)が
以外とニャンコ先生という
呼び名を気にいってる件。

ますますニャンコ先生が
何故夏目を守るのか、
真意が気になる巻

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2012年09月06日

Posted by ブクログ

たまには名を返した途端反撃して、ボロ負けするパターンもあって、いいのでは。これって性格悪いんだろうなあ。

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2011年07月17日

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