妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
感情タグBEST3
妖に関わる登場人物が増えてきて
エピソードが壮大になってきているのは興味深いけれど、その界隈で夏目がどんどん有名になってきているのが心配。夏目を慕っている妖が相変わらず長閑でかわいい。
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読み直し7冊目は的場さん本格登場の会。
ほぼ的場さん登場の話だけでまとまっているこの巻のピークはやっぱり、夏目が先生をかばってケガした後、切れそうになった先生を夏目がとめるところでしょう。
この傷が8巻になっても後を引いていたので、やっぱりそれなりに大変だったんだろうな。
的場さんが本格登場したおかげで、微妙に胡散臭かった名取さんがいい人になっていく感じがします。
この巻の最後も夏目じゃない話が入ってたんですね。すっかり忘れていた。
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独立した一話じゃなく、ある程度まとまっての物語が定着してきました。今回は、敵対勢力になりそうな人物が登場したり、夏目の立ち位置に生じた迷いが描かれたりとか、これから大きな流れが形成されていく萌芽が見て取れるような内容で、今後の展開が気になるようになってきました。
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イカ焼きにうっとりするニャンコ先生が見られる巻。
祓い屋の的場さんが出てきますが、一気にアクションものっぽくなるので不思議な感じです。
第二十三話~第二十六話
妖を助けることが多い夏目と、妖に容赦のない祓い屋・的場との出会い。
特別編・夏目遊戯帳
夏目に縁のある妖たちが集まった宴会。そこで大影踏み大会が始まる。
夏にはため息をつく
平成12年作の短編。
好きな女の子に告白するためにした待ち合わせ。ところがそこに他の男が現れる。
不思議な力を持った男の子の話でもあります。
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コロンとフォルムで抱っこされるニャンコ先生
いつ見ても麗しゅう♡なのに口を開けば
「中年からイカを取り上げる気か!?」って[笑]
なんて愛しき中年[*´▽`*]♡
そんな穏やかで愛らしい滑り出しとは一転、
今回は恐ろしき祓い屋・的場一門。
感情が凍りついたような冷淡な微笑が怖いッ。
愉快で陽気な妖怪もいれば、悲しく苦しい
怨念を背負った妖怪もいて、それは人間と
なんら変わりなく切なくもどかしい。
これからも夏目の優しさで1つでも多くの悲しみが
ほどけていくのが見れるといいな。
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的場一門怖い。夏目遊戯帳はお気に入りがたくさんでてきて楽しいサービスストーリー。今回の短編は別物とわかって読んだのでそれなりに楽しく読んだ。面白い設定考えるな・・・。
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第二十三・二十四・二十五・二十六話 人ならぬもの
的場一門
羽の妖
特別編7 夏目遊戯帳
夏目組、犬の会
「気に入ったんだから しょうがないさ」
夏にはため息をつく
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今回はずっと続き物でした(〃ノωノ)
的場さん初めてみました★★
ちょっと怖いけど、かっこいいお兄さんでした♡
夏目とどう関わっていくのか。。ひやひやしますが読むの楽しみです♪
名取さん…もっとファンになってしまいました(〃ω〃)
夏目を助けるところかっこよかったです♡
あと。。ニャンコ先生が…
これ以上言ってしまったら、
つまらなくなるので。。これから読む方は楽しく読んでください(#^.^#)
特別編も面白かった~(^O^)/
和みました♪妖怪さんと遊ぶお話。。
「夏にはため息をつく」も良かったし、このお話…切なかったです(´;ω;`)ウゥゥ
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祖母の遺品「友人帳」は多くの妖怪達を統べる契約書。それを受け継ぎ、名を返す日々を送る夏目はある日、近くの森で妖怪達の血を奪う事件に遭遇。名取と共に事件を探っていく中、妖祓い屋・的場一門の頭である的場と出会い…!?
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前巻に続いて、続き物の1巻でした。
妖と関わりの合う人が増えてきて、なんだか、ちょっとお話が動き出した感じで楽しいです。
昔、この一門とかは、レイコと関わっていたりしているのでしょうか?
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久しぶりに穏やかなアヤカシ漫画に出逢えた。
名前は知っていたけど、まとめ買いしてはまった。
やさしくなれる。気がする・・・
ニャンコ先生がとてもかわいい。
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的場一門当主、的場静司登場。
的場一門の姿勢がわかるエピソード。
こゆはっきりした姿勢は大切な勢力よね。的場にやられたにゃんこ先生が本気を出すかと思いきや(。-_-。)
…にゃんこ先生の実力ってどんなんなんだろうか(๑꒪ω꒪๑)…
複数構成のエピソードは伏線もまじえつつ、夏目友人帳全体に話の深みが出てくるから好きよ(๑꒪ω꒪๑)
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ついに的場さん登場!
的場さんのつれているひょろりとした妖がお気に入りです。
天上からばんざいで登場するおちゃめな感じとか…
「封」とかかれた袋に夏目を入れようとしてるシーンとか、かわいいです^^
封印する名取、消滅させる的場。
どちらも人間のために他の存在を押さえつけるという意味では一緒のはずなのに、的場の行為は残酷に映ります。
押さえつけているという事実から目をそらしたいがためのエゴにすぎないのかなとか、むしろ残酷である的場の方がまっすぐなのかもしれないなどと考えさせられた1冊でした。
世界が広がってきて、これからが楽しみです。
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第23・24・25・26話『人ならぬもの』:的場一門の立ち位置を描いている
特別編7『夏目遊戯帳』:妖たちと影踏み鬼で遊ぶ話
夏にはため息をつく:初期の作品らしい。(失恋したけれど)「笑う君を見ていたいから、今はこっそりタメ息をつくんだ。」八島もいいヤツだよ。
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ニャンコ先生!お痛わしい。あんなの喰ってしまえばいいのに!
先生の本気がいつか見てみたい。かなり強そう。
的場一門が出てきてだんだん話が入り組んできた。
夏目が妖を思う気持ちが分かるだけに、的場の行動が許せない。
名取さんが夏目を気遣うシーンも増えてきて、
どういう展開になるのか楽しみ。
早く続きが読みたい。アニメの第三部が出来ないかなぁ。
DVDが欲しいくらい好き。ニャンコ先生が欲しい。
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的場さん、登場です。
妖しい感じの人は大歓迎です。
的場一門の形態がよく分からないのですが…
(どういう仕組みの組織なのか)
七瀬さんはどういう立場なのでしょう?
身内というわけではなさそうですし。
「的場さん」って呼ばれてるし。
本当にどういう集まりなのでしょう。
それにレイコさんは何をしてたんだ?
連載にかわってから謎が深まるばっかりなのですが…
まあ、そこがまた良いのですけれど。
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※6~7巻までの感想をまとめてこちらに。
仲良くなった妖・カイと、ちょっとした勘違い&すれ違いで喧嘩別れ(?)してしまった夏目。
「仲直りなんてしたことないんだ 誰の背中も追わなかったんだ こんな想いは知らなかったんだ」って…これまで人とも妖ともそんな経験がなかったんだろうね。せっかく仲良くなれたのに切ないよー。(≧ヘ≦ )
名取さんには、君にとって大事なのは人なのか/妖なのか?~って問い詰められちゃったけど、決められないでしょう。だって夏目にとって大事にしたいのは対象じゃなくて、そこに結ばれた絆だろうから。
いつかカイとも仲直りできるといいな…。
そして祓い屋・的場一門登場で、なんかバトル漫画っぽくなってきた!?(゚∀゚;)ゞ
夏目が妖に襲われた時に放つ渾身の一撃は、この回をもちまして先生により“エノキパンチ”と命名されましたw
今回の一件で、夏目と先生に興味を抱く的場さん。
秘書の七瀬さんが、夏目=レイコの孫ってバラしちゃったんで…なんか企みそうで怖い!
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最早、夏目がニャンコ先生を描としてしか見ていないという別の意味でおそろしい(笑)巻
ニャンコ先生も夏目を攻撃されてキレたり
会話もウェットになってきている
……が、意外や意外。今まで2人の間の
物語は非常に少ないため、置いてけぼり
感が否めない。
斑さまがフヌケただけに見える。