【感想・ネタバレ】夏目友人帳 15巻のレビュー

妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。

妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!

祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。

幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。

名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。

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Posted by ブクログ

2013/11/19
【好き】見えなくなった祓い屋が従えていた式3人をそれぞれ解放する話。 友人帳の存在はまだ秘密だが、名取との関わりがまた少し変化しそうで怖い。 誰かを思ったり誰かとの距離が開いたりするのは仕方ないと思えてもやはり切ない。 夏目を引き取る前の塔子さんと滋さんの特別編は心温まるなぁ。

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2013年11月26日

購入済み

あやかし達も夏目も不器用で、失敗や後悔を繰り返して、それでも頑張ってる姿が痛々しくて愛おしい。
怖かったら逃げることだって出来るのに、向き合える夏目は、本当に強くて優しい。

#癒やされる

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2024年05月24日

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アニメ7期決定を受けて、6のアニメの辺りのコミックを読み始めました。何度も読んでも、何度見ても優しく切なくなる作品ばかりです。

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2024年03月25日

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ネタバレ

友人帳のことをだんだんと人が気づき始めてることにドキドキして心配。
藤原夫妻のあたたかい人柄に心がほっこりした。
夏目君を大切に思う人たちが増えて嬉しい。

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2023年10月06日

ネタバレ 購入済み

塔子さん

塔子さんは何歳くらいなのか未だによくわからないけれど、少女のような心を持った人で憧れます。滋さんとの仲の良さもうらやましい。特別編を読んで、塔子さんはもしかして夏目の目に映るものを察しているのかもしれないなぁと思いました。優しい人たちに引き取ってもらえて、夏目、よかった!

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2022年01月26日

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ネタバレ

友人帳、タキの陣が、祓い屋には禁じ手。夏目と名取たちの間に、改めて壁が。解約の儀はリスクを背負っての、夏目はあくまで殲滅戦は回避でした。

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2015年10月28日

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夏目友人帳では、妖が特別な存在などではなく、人間に見えないだけでいつも隣にいる存在として描かれているのが好きです。同じ空間にいて、ふと振り返ればそこにいる、みたいにすごくさらっと描いている。
塔子さん夫婦のお話がすごく良かった。やさしい人たちに出会えて、本当によかったね、夏目。

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2014年07月03日

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今回も心優しき妖にじ〜んときた(T-T)あらためて友人帳って、とんでもないものなんだなと思った(--;) この先、夏目の支えになってくれる人が現れますように(-人-)特別編の藤原夫妻の話も素敵だったな〜(^^)♪

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2014年01月07日

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ネタバレ

妖怪が見えなくなってしまった主と、その主につかえていた妖怪のお話。

ずっと自分のことが見えなくなってしまった主への復讐なのだと思っていたのに、実はそうじゃなかった。
『災いがふりかかるぞ、すっごくおそろい災いなんだぞ!その災いを祓ってやるから、――だからまたお家に入れて、そばにいさせて。』

どうしてこんなにも切ないお話かけるんですか。
今回も号泣です。

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2013年10月05日

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藤原夫妻の話が傑作。
いつも思うけど、夏目友人帳は漫画というより小説のよう。
特にこの巻大好きです。

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2013年04月12日

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久々に大人買いしたマンガ。
自分が好きなカテゴリ(妖とか、人間模様とか、情とか、心の闇とか)が、かなり含まれているのがツボ。
素直じゃないキャラクターたちと、その周辺の優しい人たちもツボ、

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2013年04月06日

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夏目と名取さんはどうなっちゃうんだろう…。
塔子さんの話がよかった!
いい夫婦ですよね。
塔子さんみたいな女性になりたいです。

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2013年02月18日

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名取さんの暴走が始まる……!?名取さんならわかってくれるとも思うけれど。三つ皿は頑張れ。塔子さんは優しいなぁ。

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2013年02月17日

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 藤原家に引き取られて、友達もできて、って、いい人間関係を築けるようになってきたからこそ、友人帳を持っているという夏目の苦悩は続くわけだ。
 
 で、元祓い屋の件で、名取とかかわりあうことになり、友人帳のことを名取に明確ではないにしろ悟られる。
 名取は、そういうものを危険といい、優しい夏目がもっていてはいけないものだと断ずる。

 レイコさんは、夏目に優しい子になって欲しかったんだと思う。だからこそ、友人帳を残したのだと私は思いたいんだけどね。とはいえ、名取は人間社会の常識の人だから、その辺の機微はわからないんだろうな。
 夏目側の人間だと名取のことは思ってきたけど、ここにきてどんでん返しの予感で、憂鬱。

 でもって、相変わらずうっかり号泣させられるのである。
 見えなくなって祓い屋をやめた男の家で、狂った式が、それでも男を主人と慕うところでやられました。

 と、夏目が引き取られる前の藤原家の話には、ほっこりした。
 いやあ、塔子さんは本当にかわいい。
 ああいう女性になりたいですよ。うん。

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2013年02月07日

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藤原夫妻の話とてもよかったです。
夏目を引き取るまでの、引き取った後の夫妻の気持ちが見れて感動でした。夫妻にはあやかしからの被害とか遭ってほしくないなぁ。

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2013年01月22日

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10周年!?一巻買った時の記憶をはっきりと覚えてるけど、そんなに経つのか…塔子さんと滋さんの話いいねぇ

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2013年01月20日

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式の話は切なかったです。色々と。
個人的に良かったと思うのは、塔子さんと滋さんの話。こういう夫婦(関係)っていいなぁ。憧れるなぁ・・・。

『夏目友人帳』は本当に、繊細で優しいお話ですね。

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2013年07月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み直し15巻。
こちらもまた、読んだ直後の感想が残っていたのでそれはとっておくことに。
やっぱり、妖と人とのつながりの話がいいですね~。読んだ当初と同じところにまたうるっときている自分に安心するような進歩がないのがだめなような複雑な気分になります。
それにしても、こんな前に名取さんは友人帳を気取っていたんですね。そのあとどうなるのか気になってましたが、今んところその後名取さんが知ったという話にはなってないですが、いつかは伏線回収されるんでしょうねぇ。

以下、当初感想です。

14巻のそれぞれの妖譚がなんとなく精彩を欠いて感じたのですが、15巻はまたすごくヒットの1冊でした。
特に、妖が見えなくなってしまった元祓い屋の式が、家族に災いをもたらそうとしながら、それを払ったら自分を認めてまたそばにおいてくれるか、と聞くシーンには超涙でした。
また、緑川ゆきさんは心配されていたようでしたが、塔子さんと滋さんの話もすごくすごく良かったです。
気が早いですが、16巻もまた期待、大です。

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2020年05月18日

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夏目の一生懸命ぶりが光ってます。
でも、名取さんに友人帳の事が知られてしまったのか?
今後の展開が気がかりです。
塔子さんたちの若い頃も
エピソードがほのぼのとして良かった。

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2017年10月21日

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関わっても、つながっても、何処か遠い、ひとと妖。
声交わせなくても、触れ合えなくても、きっと近いひとと妖。
細くやわらかな線で描かれる、せつなく淡いかなしみとやさしさにじんとする。
「紅紐」のあの一言、胸がぎゅっとなった。

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2013年05月05日

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安定して良い!

今回は全部ほんわか。良い話。

名取さんのこれからの動向が気になるが…

夏目好き。

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2013年03月31日

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最近読んでる漫画ー。アニメが好きで買い始めたのだけど、アニメのOPとEDが良い曲!そして、声優さんが大好きな神谷さん♡なんか、癒し系!

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2013年03月28日

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これでこそ名取さん!と言いたくなるような巻でした。塔子さんのエピソードもゆっくり読むと、じわじわときます。

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2013年03月25日

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夏目友人帳は読むたびにほのぼのしたり、切なくなったり、とても大好きなシリーズです。

妖が突然見えなくなることもあるんですね。タクマさんはどう思ったんだろう。式達の様子をみるとタクマさんにとって、妖達は家族のようだったんではないかと。それが突然目の前から消えてしまうっていうのはさみしいな。
式達の「またそばにいてもいいでしょ」はぐっと胸にこみ上げるものがあった。すごく切ない。これからタクマさん•月子さん家族と式達には幸せになってもらいたいですね。

最後の名取さんには今後の展開が不安に…名取さんは夏目に過保護かと。名取さんも自分自身を大事にしてほしいです。

藤原夫妻の話は泣けました。塔子さんと滋さんのお互いを思いやる気持ちがあったかいです。理想の夫婦ですね。
お二人は、子供を望んでも授かれなかったのかな。夏目が二人の元にたどり着けて本当によかったな。

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2013年02月14日

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なんだかなーと思う巻が続いてたけど、今回は良かった!
話がまた動き出したかんじがよかったのかな。
友人帳はどーなってくんだろ。夏目は何を得るのかなぁ。

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2013年02月03日

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名取さんが良い人なんか、裏のある人なんかわからんな〜。
今回もほっこりとして、いい話やった。最後の滋さんと塔子さんの話が良かった。

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2013年01月26日

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アニメが好きで、今回初めてマンガを読む。名取さんが友人帳の存在を気付いたり、塔子さん目線で見た茂さんと2人暮らし時代の頃や、夏目が来た当初の内容が含まれており、茂さん同様に夏目には何か不思議な力を有しているんじゃないかと気付く話が含まれており、今後の展開が気になる1冊

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2013年01月24日

Posted by ブクログ

名取の優しさと厳しさとが全面に出てきた良い意味でむき出しの新刊でした。最後の名取の表情…波乱の前兆をうまく出してきたなぁ…という感じ。
化学変化的に変わっていく夏目と名取の、良くもあり悪くもありな関係が今後どう展開するのか、気になります。
一編の展開としてはちょっと既出感がありましたが、ストーリー全編を通すとようやく進展!ですかね。
それよりも塔子さんと滋さんの話に全力で泣きました。

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2013年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今巻も大満足の内容!夏目を引き取る前の藤原夫妻を描いた特別編も収録の、第15巻。
第60-62話「違える瞳」(5頁~)は、今回の相手が式だったこともあって、いつもとはまた違う別れの辛さがありましたね。銀露にとっては、月子さんに対しても思うところがあるのかな~と感じました。そして、ついに名取さんに友人帳の存在を知られてしまって…今後も目が離せない展開です。
第63話「険しきをゆく」(111頁~)は、今巻で一番の泣き所。夏目が人や妖との出会いの中で成長するように、妖もまた、そうなのかなと思いました。朱遠様の一行を泣きながら見送る三ツ皿と、それを慰める夏目のシーン(135-137頁)に、もう目がうるうると...!でもその後の三ツ皿の台詞はどれも心に響くものがありました。ゆく道が険しくとも、諦めきれない何かがあれば、いつか近づけるのかもしれませんね。
特別編13「塔子と滋」(141頁~)は、子どもができなかった塔子さんの寂しさ(?)が伝わってきて、少し切なかったですね。161頁のサナちゃんの台詞は「主婦あるある」ですかw。うちの母も旅行行くと、「人が作ったもの(料理)は何でも美味しい」とセットでよく言ってますからw。
次巻は、タキとニャンコ先生女子高生バージョンの初対面かな?

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2013年01月19日

Posted by ブクログ

相変わらず夏目は可愛いですね~(●´∀`●)

個人的に名取は思いっきり夏目に感化されてほしいので、62話の最後のお顔はよろしくないです~(;´Д`)

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2013年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マンネリ化・・・してる?
でもよくネタ切れしないよね
あやかしものっていうより、普通の人間との話みたいな感じだからかな。
つまりは、あやかしをすべて幽霊におきかえても話が成立するような。
友人帳の空気感はまだあるけど、あやかしな感じはうすれていっているような気が少しした。

最後の話すき。
しげるさんの話も、もっと前の巻からやってほしかったな。
あと、日常の夏目と多軌とか?

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2015年08月14日

Posted by ブクログ

"「そうだな
例えば祓い屋が妖と主従の契約をむすぶときは
仮の名をつけてやり決して本名を縛ってはならない とかね
本当の名を縛るとただの言葉にさえ逆らえない
握りつぶせば命を奪えるーー非道な術もある
まあ これもそうとうの力がいる幻の術で…
夏目?」"

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2016年11月13日

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