妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。
妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!
祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。
幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。
名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。
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人と妖の時の流れが違う事に寂びしさを感じた。
以前の夏目なら、もっと引きずってしまうような妖との出会いや別れにも、少し気持ちが強くなってるような気がする。
名取、田沼、夏目の三者三様の思いが知れて面白かった。
先生がレイコになっても団子を持っていて笑った。
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第四十七話 代答
ヨビコ
借紙 カリカミ
妖の恋ってどうしてこんなに儚いのだろう。
第四十八話 怪しきものの名
影茶碗 物に心が宿るという話が好きだ。
アオクチナシ
レイコさんって結構礼儀正しいよな。
人と馴染めなかったのは、やっぱり環境に恵まれなかったのが大きかったのかな。
第四十九・五十・五十一話 硝子のむこう
オミバシラ
夏目、瓶詰めになる。
先生はたまに頼もしくなる。
田沼がかっこよかった。
名取さんも夏目と一緒に人見知り克服できるといいね。
名取さんがうさんくさくも笑えるようになるまで、どれだけかかったんだろう。
夏目のことをもどかしく思いながらも、すっごく可愛いんだろうな。
夏目はそこそこの大妖レベルの妖力を持っている。
妖との距離の取り方というか、扱い方がずいぶん上手になった。
あとは…大切な人たちに何をどれだけ明かすか、か。
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夏目が友達に頼るってことを、許せるようになったかなって思う巻でした。
毎巻ごとに夏目が少しずつ成長していってるのが見えて、ほっこりした気持ちになれます(^^
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読み終わりましたp(*^-^*)q
夏目たちが、どんどん成長していっているように感じますね♡
読んでいるとドキドキしたりハラハラしたりします♪
ビンに閉じ込められるお話で…ニャンコ先生!優しいなと思いました。
それにしても。。そっくりだった(#^.^#)
田沼くんの活躍、ドキドキしながら読みました(〃ノωノ)
かっこよかった~♡
それから色んなことがありましたよね。
詳しくいったらネタバレになってしまうので言えませんが…
やっぱりあの人が来た|▽//)と嬉しくなりました。
読んでみたら分かりますよ☆☆みんなかっこよかったです。。(´;ω;`)
良かった。。
他のお話も良かったです(〃ω〃)
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アニメ3期おめでとうございます!
今回の話もすごくよかったです
田沼との話はまた一歩進んだんだなと思いました
いつまでも好きでいられる気がする
緑川ゆきさんは本当に尊敬しています
Posted by ブクログ
夏目読み返し12冊目。これでほんとに半分?
今回は、またレイコさんと関係のあるあやかしの話と、夏目と友達しているせいで田沼が妖の世界に巻き込まれていく話。
レイコさんと関係のあるおばばの話は、神格級にしてはなんかあまり怖くも強くもなかった気が。。。軽くサラッとした感じでした。
田沼が巻き込まれた話の方は、夏目がトラブったのに気づいた田沼がにゃんこ先生に協力して、夏目を助けに行った先で危ない目にあって、夏目が動揺しまくる。名取さん活躍で何とか切り抜けるけど、今後どうしようかと悩んでしまうスタートになる感じです。
田沼みたいに中途半端の方が、軽い気持ちで妖払いとかあこがれそうで、今後どうなってくのやら。
個人的にはあまり感動シーンはなかったので、評価は4。
Posted by ブクログ
夏目ニャンコ先生の悪そうな感じに萌えるw ←
そして…ニャンコ先生と田沼のツーショットに(・∀・)ニヤニヤする。
んでもって、夏目を助けたいと頑張る田沼が素敵すぎる!
Posted by ブクログ
古紙を修正する妖カリカミの話。
災厄肩代わりしてくれる影茶碗。
夏目が供物にされ掛けたオミシバラ様の話。
最後の話は、田沼の出番も多いので楽しんだ。
田沼が何故か気に入っている。