【感想・ネタバレ】夏目友人帳 20巻のレビュー

妖怪が見える少年・夏目が、祖母の遺品の「友人帳」を架け橋にして妖怪たちと心を通わせていく模様を描いた物語です。

妖怪をテーマにした作品は数多くあれど、「夏目友人帳」ほど優しい物語を、私は見たことがありません……!

祖母・レイコの残した「友人帳」は、レイコが妖怪たちと勝負をして、負けた妖怪たちがサインをしたもの。そのサインには契約の意味があり、契約の解除を願う妖怪たちに名前を返していくことにした夏目は、ボディーガードの「にゃんこ先生」と一緒に彼らと触れ合っていきます。

幼いころから、人には見えないものが見えていることで周囲から気味が悪いと言われていた夏目は、妖怪を避け、関与しないように生きてきました。そんな夏目が、友人帳を通してはじめて妖怪たちに向き合うことで、少しずつ、考え方を変えていく様子には、まるで自分の子どもが少しずつ友達を増やしていくような、そんなやさしい気持ちになって嬉しくなります。

名前を返したときに判明する真実は、ちょっぴり切ないことが多いですが、決して悲しい結末ではなく、じんわり心が温かくなるような、そんな物語ばかりです。
ぜひ暖かいお飲み物をお供に、じっくりお楽しみください。

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箱守りのお話、素敵でした。ぞくっとする話よりも、心がほのぼのと温かくなるような、楽しい妖の話の方が好きです。

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2023年09月24日

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ネタバレ

読み終わりました!

どのお話もよかった。。
最初のお話は…ちび夏目。。
ニャンコ先生や田沼くんタキ、何もかも忘れてしまって

ニャンコ先生の表情、切なかったな。。
みんな寂しそうな表情で・・・・・


そう。。もし田沼くんたちが現れなかったら
どうなっていたのでしょうね・・・・・
ニャンコ先生が一人で妖を探すシーンが
見ていてジーンときました。。


名取さんとの絡み、ちょっと気になりました。。



次は・・・・
つい、学校のことを思い出しちゃったな。。
部活動の蓼科合宿。。

夏目と友達との絡みの回、何度みてもいいな
青春だなって読んでいて楽しかったです!


4つのお面の話
トラなのかうり坊みたいなニャンコ先生かわいかった

最後良かったね。。



次は・・・・案山子さん。。
一見怖そうに見えても、紐解いていくと
色んな事がわかって事情がわかって

実際の案山子も心のなかでは、
どう思っているのかな・・・とそんなことを思いました
縛られるの辛いよね。。



久しぶりに名取さんが見られて嬉しかったです////
新しい人物も登場!


次は・・・・ほんわかする回でした!
最後良かった。。

どのお話も映像化すると
どうなるんだろうと気になりました!


箱庭のあの情景、きっと綺麗だろうな
トラニャンコはどんなかわいらしさが。。とか
いろんなことを想像してしまいますね☆

案山子の行列、怖いけど見てみたいかも・・・・



夏目、何かを成し遂げていく姿。。かっこよかった
あとがきにも書いてありましたが、
友達に色んなことを話すようになりましたね!

これからどう成長していくのか楽しみです(#^^#)



私も箱庭やりたくなってしまいました////

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2017年03月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は全体的にほのぼのテイスト。夏目の記憶喪失と子供化に、にゃんこ先生の切なそうな振りかえりの小さなコマがなんとも哀愁漂う。あと、箱庭の話がほんわかしててステキでした。

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2016年04月10日

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ネタバレ

夏目は怪しを助けた代わりに一つ恩返しを受ける。
時間の巻き戻し。
子供の姿形になり、記憶も当時のものに。
とりあえず田沼の家へ。タキも一緒に。
ニャンコ先生が見つけてくれて、恩返しを解いてもらう。

夏の二泊三日の勉強合宿で出会う怪しは、何かを探していた。
皆には3つしかない面。それは探しものをしてた山の神に仕えてた者たち。
夏目が簪を探し出して、渡してやると山の神は帰っていく。
皆に見えない4つ目の面に感謝しながら。

案山子との勝負を偶然にすることになった人の話。
なんとか、怖い思いの中で案山子に勝った。
十完夜というお話。

花壇を作る夏目。
花壇の石を積んでも、持って行かれてしまう…
犯人を突き止めるために夜に待ち伏せをして、怪しが犯人。
箱庭の中に、社と岩と樹が植わっていて。
修復を力のある夏目に依頼。
仕方なく手伝うが、旅をして回るしだ姫様。
訪問してくれて、宴を開き、夏目もその場に呼ばれる。
夢のような…


ほっこりとした時間を頂きました。
やっぱり夏目、良い!

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2021年05月31日

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ネタバレ

大台の20巻。
読み直しも残すところあと3冊になりました。
20巻の構成は、子供になってしまった夏目がたきと田沼と関わる「つきひぐい」、合宿先で出会った山の神様とその守り人との話「流れゆくは」、ほぼ毎巻コンスタント登場の名取さんとの話「とおかんや」、神様のための箱庭を守る妖たちの手伝いをすることになる「いつかの庭」の4本立て。
この巻はどの話も、あまり質の悪い妖がいなくて、ほのぼのと幸せな感じです。
つきひぐいに出てきた子供化した夏目と先生、たき、田沼とのやりとりにちょっとほろっと来るくらいでしょうか。
個人的には、いつかの庭のお姫様がしだ姫さまという名前だったのが気になります。何をしてる姫様なんだろうか。

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2020年05月21日

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ネタバレ

いつかの庭 がとてもよかったしとてもすき。
箱守りの気持ちが素敵。あたたかい。
流れゆくは の夏目の行動を上手くフォローする田沼、そのフォローを素直に信じる西村も素敵。
山神様とお付きの妖の関係もあたたかい。

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2019年11月09日

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つきひぐいを脅かして、夏目の幼児退行をリセットさせると思ったら、つきひぐいの若返り=誰にでも高価値という一方的価値観を諭しましたよ。

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2016年07月30日

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第七十八話 つきひぐい…夏目君がちっちゃくなっちゃったお話。田沼君とタキのもとに泣きついた先生は正解だと思う。あとがきにあった名取さんのところに行くのも、読みたかった気がする。

第七十九話流れゆくは…4つのお面のお話、瓜坊化したニャンコ先生が可愛い。

第八十 話とおかんや…かかしと禁術、名取さん登場、みえる人依島さん登場。

第八十一話いつかの庭…箱庭づくりとお庭作りを同時に、しだ姫さまと箱守りのお話。

全体的に癒し巻だった、的場とかと戦ってるのもありだけど、こういう何も事件ない巻もいいな。

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2016年04月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妖のしわざ(本人にとってはお礼のつもりだったみたいだけど)で、夏目が幼くなってしまう話が面白かった。
今はもう田沼やタキのこと友達としてとても信頼してると思うけど、幼い夏目はそれでもやっぱり不安になっちゃって…なんだかいじらしくて可愛かった。ヾ(^_^〃)
結局は“師弟”でも“友達”でもなく「腐れ縁」という言葉を選ぶところが、ニャンコ先生らしいなと思った*

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2016年04月08日

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