小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ 購入済み
ぐいぐい引き込まれます
設定が良く、キャラも魅力的で読みやすいのであっという間に読み終えてしまいます。
朱雀、青龍と続き、白虎の后が登場。
とんでもないキャラのお方で。
引っ掻き回され胃のおかしくなるような展開に。
ややこしいことになるかと思いきや、強い味方、朱雀のお后さまさまのおかげで意外とあっさりでしたが。
董胡の母の死の真相を知ると思われる人物が白虎にいるかもしれないとのことで、次巻は白虎行きとなりそう。
レイシさまが董胡は女ではと気づき。
白虎から帰ったらいよいよ皇帝にカミングアウトか?
次巻も目が離せません。 -
Posted by ブクログ
漫画の「試し読みサイト」で、最初の方だけ読んで興味を持っていた。書店に行った際に「2023年一番売れた話題の本」みたいなコーナーで平積みになってたので、思わず手に取って。
電車で遠出するときに持って行き、行き帰りで一気読み。字が大きくてイラスト(間取り図)が多いので、本当にあっという間に読み終わった(^ ^
内容は、なかなかにサスペンスフル。まさか→もしや→いやまさか→でも...と、ちょっとした違和感から憶測・妄想を経て疑惑が深まっていくのが、登場人物に感情移入できてハラハラドキドキ。そこへさらに思いがけない人物が絡んできて、疑惑はどんどん大きく深くなっていく。
最後の最後まで、「もやも -
Posted by ブクログ
恋愛相談を中心とする桃山商事で活動する著者清田隆之さんが、コロナ禍の3年間の生活を中心にしたジェンダーに関するモヤモヤを綴ります。また、過去の恋愛経験等をふり返り赤裸々に告白し、ジェンダー課題を学んだからこそ振り返り、内省するエッセーです。
第1章では、「男」について考え抜き。第2章では、コロナ禍と双子育児と生活の限界。第3章では、ルッキズムの呪縛とエンタメによる癒やし。第4章では、心を開いて、清田くんでは、暴力とコミュニケーションが紙一重の領域で傷つく男性たちを、自信の苦しみと重ねて表現します。おしゃべりを通じて言語化していくなかで、ジェンダー問題を可視化し、日本国憲法の個の尊厳の重要性 -
Posted by ブクログ
ラスト30ページ、涙が止まらなかった。まさかこんなに泣くことになるとは。「待って、待って、」とずっと心で叫びながら読んでいた。
郵便ポストのシーンはダメ押しでキツかった。胸が締めつけられて痛い。幼稚園でのゆたかくん、お布団で寝ているゆたかくん、ママと笑い合うゆたかくん、ママの自転車のチャイルドシートに乗っているゆたかくん、ママと手をつないで歩くゆたかくん、〈祖母に手を繋がれて突っ立っている〉ゆたかくん、いろんなゆたかくんの姿が思い浮かんで、ゆたかくんのかわいらしさが哀しみを増幅し、大げさでなく滝の涙。
主人公は38歳の主婦、川瀬由美。夫のまさるは長野に単身赴任中、3歳の息子ゆたかを育ててい