【感想・ネタバレ】俺たちの箱根駅伝 下のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもよかった。甲斐、辛島の二人は作中では直接会話がなかったように思うが、とてつもない仕事をやりとげた。また、選手一人ひとりの人生が丁寧に書かれた。上巻では数多く登場する選手たち。下巻で個性をもって活躍した。もう一度上巻を読んでみたくなる。読み味はまた違ったものになるだろう。隼斗、友介はそれぞれ企業に就職した。彼らの企業ものとしての続編を期待してしまう。また、甲斐を中心にしたものを読んでみたい。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ感動したー!!!

選手たち、ひとりひとりが
どんな想いでここまで来て、
何を感じながら走っているのか…
一区間ずつ丁寧に描かれ、とても感情移入。

思うように走れなかった者。
本来の力以上に発揮した者。
箱根駅伝を機に陸上を引退する者。

ひとりひとりの溢れる想いが強く伝わってきて、
読みながら胸がじーんとしていた。
帯にもあるように、これぞ「魂の継走✨」

そして辛島さんの実況が素晴らしかった。

ドキドキハラハラのレース展開は
目の前で箱根駅伝を見ているような感覚になれた。

『俺たちの箱根駅伝』というタイトルの意味も、心から納得。
本当に最高に面白かった‼しばらく余韻に浸ります。

『世の中には実を結ばない努力もあるだろう。
だが、何も生まない努力なんかない』

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

箱根駅伝を選手とテレビ局の視点で物語が進んでいくのが新しくおもしろかった。
本番さながらのリアリティある展開に痺れた。
テレビ局の視点では何を正しいとして判断していくかの難しさ、社内の人を動かす難しさを痛感した。

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2024年05月26日

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息つく間もなく読み終えた。実況のアナウンサーの選手に対しての言葉とともに見て涙を流しながら読んだ。ランナー1人1人に色んな思いや背景があって、それを走りで表現していく。そういう物語を描いているこの物語は本当に素晴らしいと思う。箱根駅伝だけじゃなくて、人は1人1人いろんな思いを抱えている。何が大切で、何のために生きるのか、何のために走るのか。大切なことを教えてもらった。
箱根駅伝を支える人、テレビ局として伝えること、そういう裏側を丁寧に描いていて良かった。
間違いなく心に残る大作だと思う。

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2024年05月26日

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それぞれの選手が,いろいろな思いを背負って走る姿に,自分も生きる勇気と元気をもらいました。ありがとうございました。

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2024年05月26日

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にくい伏線回収だった。上巻に続けて、まるで箱根駅伝とその裏側を、テレビで見ているかのように錯覚した。引き込まれたまま、安愚楽の涙、隼斗の涙、諸矢の涙と、立て続けに感動しっぱなしであった。それを上巻にあった謎を回収しつつ著すことのできる池井戸潤氏はすごい。

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2024年05月25日

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おいおいマジかよ。と思う展開も散りばめられており、楽しめた。手に汗握る展開で読んでいて飽きなかった。欲を言えば、ここの選手のストーリーをもっと掘り下げて欲しかったが、それを考慮してもとても楽しめた。

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2024年05月24日

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本屋の平場やランキングで上位でずっと気になっていた本がやっと読めた。箱根駅伝の面白さと王道をいくではなく関東学生連合のリーダーと監督そして、テレビ中継の3つの軸で構成されており、本線の面白さが3倍になった。この本を読んで、箱根駅伝の良さをしった。来年の箱根駅伝もたのしみだ。

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2024年05月24日

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いよいよ箱根に挑む。
往路5人、復路5人の奮闘。
其々の思いを胸に、監督を信じ、仲間を信じて走るメンバーや、周りの人達に拍手喝采したくなる。
強豪校ことの鍔迫り合いは迫力満点。
目の前で手に汗握る走りが展開されている様だった。
もう一つのパート、それを放送する側の奮闘も良かった。
こうして箱根駅伝の放送は長きに渡り受け継がれてきているのだとしみじみ思う。
来年の箱根駅伝は今までとは違った方向からも楽しめそう。

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2024年05月23日

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あまりスポーツ系の小説を読んだことが無かったのですが、知人にオススメされ読み進めたところ…
面白すぎて上下巻、一気読みです。
涙無しでは読めない。ついついページをめくる手が止まらなくなる作品。箱根駅伝、来年はテレビで観てみようと思いました。

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2024年05月22日

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自分の趣味ともあいまって、とても楽しく読めました。学生連合という、あまり注目されることのないチームが主軸の物語。箱根駅伝の大会シーンはもちろんのこと、そこに至るまでのチームビルドのはなし、メディアという箱根駅伝放送の裏側での描写まで、見どころたっぷりの本。各区間を激走するランナーたちのことを紹介するアナウンサーの言葉にはぐっとくるものがあります。上下巻とありますが、あきることなくあっというまに走り切った。そんな気持ちです。

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2024年05月21日

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箱根駅伝を舞台に選手は勿論のこと、そこに関わる様々な人達の熱き思いと戦いを描いている。
上巻は大会が始まるまでの闘い。
下巻はレースが始まってから終わるまで。
レースが始まってからは実際の箱根駅伝の実況さながら先が気になり過ぎて時の経つのも忘れて読み進めた。
下巻はめちゃくちゃ面白かった。
さすが池井戸さんは読ますのが上手い!

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2024年05月21日

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上巻は学生選抜に選ばれたメンバーたちの個々の物語だが、下巻では最初から最後まで箱根駅伝のレースの様子が描かれる。
もちろん、きちんと学校として出場している学生たちにも物語があるが、学生選抜のメンバーたちの物語と共に描かれるレース展開はもう目の前でレースが行われているようで、一気読み。
走る学生たちと並行して描かれるのは、テレビマンの姿。
どんな時も選手の一瞬を取りこぼさないように、あれだけの苦労の元、毎年箱根駅伝の中継が行われていると思うと、テレビマンの雄姿にも涙が出た。
走る選手たちへのリスペクト。
その上で成り立つテレビ中継だからこそ、毎年感動が生まれるのだろう。
もちろん、学生連合の面々の頑張り、悔しさも手に取るようで、本当に本を読んでいると言うより、一つのドラマを観終わった感じがする作品だった。
いつもの池井戸作品ではかかせない敵キャラがいないところも、すごく新鮮。
新たな箱根駅伝小説が誕生したことは間違いないだろう。

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2024年05月20日

Posted by ブクログ

これは、、、すごい。大感動でした。(上下巻ともに読み終えての感想投稿です)池井戸さんの新たな代表作になってほしいくらいの名作です。池井戸さんは本当に、敗者や弱者による逆転物語、自分よりも強くて大きな者に立ち向かう人々の姿を描くのが抜群に上手いな、と感じました。陸王や下町ロケット、半沢直樹などを彷彿としつつも、扱われているモチーフが「箱根駅伝」であるためスポーツの要素も混じっていて、本当に心が揺さぶられます。
上手いなと思ったのは、箱根駅伝に参加する学生&監督、いわゆる「参加者」の姿だけで物語を作らずに、それを放送するテレビ局やアナウンサーたちの視点も絡めてきたこと。箱根駅伝にかける学生たちの思いと、それを届けるために最善を尽くす大人たちの思いや葛藤、思惑がうごめいて、序盤からかなりのめり込める展開になります。
私は特に、数年前から箱根駅伝を見るようになり、毎年楽しみにしている身なので、読んでいてより一層の臨場感を感じました。参加者にも、参加できなかった人にもドラマがあるんですよね…
心に残ったセリフはたくさんあるけれど、「手にする勲章はないかもしれない。ただ、ひたすら無欲だからこそ、ひときわ眩しく光り輝く戦いがある」というフレーズ。下巻のある場面で出てくるのですが、、、本当に泣けます。
「箱根駅伝」という檜舞台に集う人々のあらゆるドラマを描き切り、読む人にも感動と勇気を与えてくれるような最高傑作だと思いました!今年の上半期の暫定一位です!

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2024年05月18日

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「敗者たちによる、途方もない挑戦」

池井戸潤さん。
期待に違わず、泣ける大人のお伽噺を仕上げてくれました。

大学、伝統。
考えてみれば、4年で全ての構成員が入れ替わる大学に、本当の意味での伝統など存在するわけもない。
しかし、その虚構の下に人は集い、物語は編まれる。
であれば、学連チームにも同様の伝統、伝統が言い過ぎなら、物語があってもいいのかもしれない。
そこに何かを見出したいと思うところに、願うところに、何かは立ち上がるのかもしれない。

しかし、敗者たち、といいつつ、実は恵まれた者たちが主人公である。ということには、目を瞑って、この物語を楽しんでいいと思う。

これ以上のものはない、と思われる「風が強く吹いている」があるのに、どうして箱根を題材にしたのか、とも思ったけれども、組織人として、喜び、苦しみ、苦悩した著者ならではの切り口が、また違った味わいをもたらしていて、これはこれで最高。

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2024年05月17日

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一人ひとりにドラマがありますね。読んでいて気持ちが明るく前向きになります。諦めずに強く一歩ずつ進むことの大切さを教えてくれる小説だと思います。
駅伝は山あり谷ありの人生そのものですね。
生きていると色々悩みが出てくるけど明るく頑張って行くぞ!

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

週刊文春の連載時から毎週楽しみに読んでいた小説がついに単行本化された。
子供の大学の関係から一気に箱根駅伝にのめり込んでいった私だが、いいものは何度でも泣ける。駅伝はチームでありながら、個人スポーツの面もある。下巻は1区から最終10区までの選手の心情を余すところなく描いている。辛島アナの実況がグッとくる。早くテレビ化されないかな。来年の箱根駅伝が待ち遠しく感じる。

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2024年05月15日

Posted by ブクログ

週刊文春で連載していた頃から「池井戸先生は『箱根』をどう描くのか?!」
単行本の発売までは敢えて情報をシャットダウンして楽しみに待つ事にしていました。

期待に満を持しての発売。

やっぱりチョー面白い!!

物語の展開も駅伝コースを走るかの如くある程度上巻から下巻へのペース配分があるものと思いきや、池井戸先生は上巻からかなりのハイペースで飛ばしていきます。

特に、後半のライブ感は半端ありません。映像を観てるかの如く読めば読むほど絶え間なく文章が脳の中で映像変換されていきます。

何度も胸が熱くなります。
何度も目頭が熱くなります。

今回は銀行も企業も出て来ません。
しかしながら本当に面白い。

「俺たちの箱根駅伝」
確かに「君たちの箱根駅伝」でした!

自分の想定以上の面白い本を読んだ後は「ロス感」が半端ないです。
続編描いてくれないかな…

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

池井戸潤さんの新刊!箱根駅伝を舞台に、学生連合チームとテレビ局スタッフそれぞれの戦いを描いた作品。

毎年正月に母校を応援する大好きな箱根駅伝を池井戸さんがどのように描かれるのか、2024年のGW前に読むのをとても楽しみにしていた作品です。GWは仕事が忙しく、GW後の代休を1日使い上下巻ノンストップで読破。

走っている学生や監督だけでなく、中継する側から見た箱根駅伝も良かった。辛島アナの実況が渋かった。

こういう作品に出会えるから読書や活字はやめられないですね。池井戸作品にはハズレはないです。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

他の作者さんの手による同テーマの良作があるので、感動しつつ読みつつも「大体このあたりかな~」と着地地点を予想していたのだが、予想をはるかに超える感動の結末になった。

各区間で、ランナー個々の人となりに注目していく仕掛けが心憎く秀逸。給水のシーンがまた・・・(涙)。

テレビマンたちの、プロの仕事ぶりの描写がこれまた秀逸。

次の箱根駅伝が一段と楽しみになってきた。
中継の裏側なんかも想像しつつ楽しみたい。

もちろん、学生連合チームにも大注目したい。

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2024年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いよいよ駅伝当日。
それぞれのコースを走る彼たちの胸に去来するもの、元監督の思い、テレビ局の面々の事情など全てを呑み込みながらタスキをつなぐ箱根への往路。涙が何度流れたことか。
そして復路。アクシデントに見舞われながらもついについに…!

一生懸命観てしまうとつられて泣いてしまうスポーツ中継が人の目も気になりこれまで見てこなかった。箱根駅伝しかり。
こんなキレイな涙なら恥ずかしながら見られてもいいかなと思い直す。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

ノンフィクションを超えるフィクション。
「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるけれど、全く逆、この作品はノンフィクションを超えたフィクション、「小説は事実よりも奇なり」、もちろん分かってます、分かってますとも、ノンフィクションで行われる「本当の箱根駅伝」のほうがが紛れもない青春群像劇であることは。でもそれでも、この作品には、ノンフィクションでは起こり得ないかもしれない、けど、もしかしたらワンチャン努力次第で本当に起こるかもしれない?(決して可能性はゼロではないな)と思わせるだけの、ノンフィクションとフィクションの狭間のミラクルがある。
作中で描かれる「箱根駅伝番組制作スタッフ」はレースの展開に合わせて淡々と、裏側では感情的にレースを伝えていくけれど、制作スタッフの視点はレースの展開を見つめる読者そのものの視点とも言える。そして、一方、レースに参加するメンバーの視点でもこの物語は描かれるけれど、こちらはまさにレース当事者としての視点。監督がレースを人生に例える部分があるけれど、その点を踏まえて読めば、この作品は、今まさに作中でレースを懸命に走っている関東学生連合のメンバーは人生を懸命に走っている読者自身の姿でもあり、色んな理由をつけて「ありえない」とか「無理」とか客観的に捉えようとする番組制作スタッフは、これまた読者自身の視点だと言えるかもしれない。だからこそ、読者はこの作品に引き込まれ10区間全てで涙してしまうのだと思う。
自分自身の人生にもミラクルが起こらないか、望むだけではなく頑張って努力して実現すれば、それは荒唐無稽なフィクションではなくなる。
きっとこの作品は読む人全てへのエールなんだと思う。
きっと「ゴー!、自分!、ゴー!」なのだ。

追記:絶対、映像化してほしい!きっとされると思うけど、映画ではなくガッツリドラマで(日曜劇場?www)
何も決まってなくても今から楽しみです!笑

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

素晴らしい本だった!!
後半はもうずっと泣きっぱなし。
泣きっぱなしで一気読み。
箱根を走るすべての選手。
そして箱根駅伝を応援する全ての人たちのドラマ。
私もこの体験に伴走させてもらったことに、感謝しかない。
読後の興奮、しばらく醒めそうにないです。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

もう最高のエンタメですよ。このために読み書きそろばんを覚えたと言いたい。
箱根で学生連合といえば堂場瞬一さんの『チーム』に大興奮したばかり。設定の重なりっぷりが不安だったけど、そこは池井戸作品。TV局という新たな視点を加え、陸上競技がよりドラマチックに輝くように演出でも魅せつけてくれる。
そこには来年チームメイトと走るための試金石だったり、社会へ出るための心構えだったり、親への恩返しだったりと、未来志向のメッセージがぎゅーっと詰まっていて、絶対くると分かっていても涙腺ゆるゆるになって結末を迎えた。


──速いだけでは勝てない。強いチームが勝つ(上巻)

── 確かに、この世の中には実を結ばない努力があるだろう。だが、何も生まない努力なんかない─

順位という強いコントラストから生まれる光と影。強くなれない、なんてことはないよという語りかけ。壁にぶつかっている人ならばきっと否応なしに心を揺さぶられるはず。緊張やプレッシャー、負ける恐怖。この苦しさを、パッと前向きのベクトルへと変えてしまうパワーワードが物語中をひしめきあっていた。これもう宝石箱。

一穂ミチさんの『スモールワールズ』に、何の役に立たなくとも進歩は嬉しいという好きなフレーズがある。役立つかどうか分からなくとも、努力の過程からしか生まれない汗。この一滴が将来につながる!いや、つながってくれ!今がんばるから!!
そう過程を信じる力をくれる。

さすがサラリーマンの応援団長。頼れるアニキだぜ。
これで1ヶ月は乗り切れる気がする。(短っ)

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

 箱根駅伝を池井戸氏が描く、もう待てません。傑作の予感ありありです。そして、こういう切り口もありか?とても新鮮でした。どなたかも仰ってましたが、絶対映画化されます。今からワクワクしてます。

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

箱根駅伝を描くスポーツエンタテイメント小説の下巻。

下巻は丸っと箱根駅伝の描写で、本当に中継を見ているような気持になりました。
辛島アナのファインプレーが素晴らしすぎるし、その名調子に泣かされてしまう。
敵役っぽい人たちもスポーツマンということで、勧善懲悪的な爽快さではなく、ほっこりする落としどころだったのもよいです。
ただ、今度の関東学生連合チームが注目されると思うので、ちょっと複雑な気持ちです。
ともかく、箱根駅伝を描いた金字塔的小説にだと思います。
ドラマになるとは思うが、日曜劇場のTBSではなくて日テレかな。

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2024年05月23日

Posted by ブクログ

ランナー、しかも学連選抜からの視点を中心として、大会に関わる様々な立場の登場場人物の同時進行で展開するストーリー展開が、小説のクライマックスとしての箱根駅伝中継と重ねることで、非常に臨場感があり心躍らせる仕立てになっていた。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

池井戸潤好きで、さらに箱根駅伝好きの私には感動でした….
普段注目することのないチームに焦点を当ててくれてすごく良かったですし、涙なしでは読めませんでした。
素敵な作品に出会えたことに感謝。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

箱根駅伝の小説は「風が吹いてる」他、ありますよね
こちらも。
箱根駅伝見てるように一気読みです!
地名、高低差、たびたびGoogleMapと行き来しました。
主軸はもちろん駅伝ですが、テレビ中継の有り様も同時に話が進みます。
来年の駅伝が楽しみです。
池井戸作品だし、きっと、東芝日曜劇場あたりでのドラマ化、映画化されるでしょうよ。
配役考えながら、読みました^ ^

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価が高い事、池井戸作品である事に加え、何より自分自身がまぁまぁの駅伝ファンであるが故、リアリティを求め過ぎエンタメを楽しめなかった事が悔やまれる。
最初からエンタメだと割り切っていたら最高に面白かっただろう。

とにかく平川監督の人物像が引っ掛かってしまった。20年前とかなら知らないが、今時強豪校にあんな監督は居ないと思う。メンタルと信頼関係は本当に大事なので。あそこまで嫌な監督が最後頭を下げたというのも、逆にえ?とそこまでの人物像とのズレを感じた。パワハラで問題になって解任、の流れかと予想していたのだが。事情が分かって頭を下げれる監督なら最初からあんな暴君ではないはず。
…いやだからそもそも私の気持ちの入れ込み様が間違いなんだよな。辛島アナじゃないけど現実の選手と監督さんへのリスペクトが過ぎるもので。


個人的に箱根駅伝はスポーツ番組ではなくドキュメンタリーだと思って見ている。そんな視聴者目線(私)を汲んでくれた辛島アナの実況は最高だった。
更に北野監督の給水がとても良く、鼻の奥がツンとした。
甲斐監督のスーパーマンっぷりも見事。
何より箱根駅伝という特別なレースに対する愛情、そしてそこに連合チームは必要だという事が全面に押し出されてあるのが嬉しい。
本当にドラマ化されてもっと広く伝わって欲しい。

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2024年05月20日

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