作品一覧

  • はるか(新潮文庫)
    4.0
    1巻605円 (税込)
    賢人は小さな頃、海岸で一人の少女と出会い恋に落ちる。彼女の名は、はるか。大人になり偶然再会した二人は結婚するが、幸せな生活は突如終わりを告げた。それから月日は経ち、賢人は人工知能の研究者として画期的なAIを発明。「HAL‐CA」と名付けられたそのAIは、世界を一新する可能性を秘めていた――。『ルビンの壺が割れた』で大反響を呼んだ著者による、更なる衝撃が待つ第二作。
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)
    3.7
    1巻539円 (税込)
    「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつての恋人。フェイスブックで偶然発見した女性は、大学の演劇部で出会い、二十八年前、結婚を約束した人だった。やがて二人の間でぎこちないやりとりがはじまるが、それは徐々に変容を見せ始め……。先の読めない展開、待ち受ける驚きのラスト。前代未聞の読書体験で話題を呼んだ、衝撃の問題作!(解説・西山奈々子)
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    匿名

    ネタバレ

    考えさせられた

    世間にはいろんな犯罪があり、
    人は生きていれば色んな経験をする。
    彼は自分の犯罪を薄めようとしたのだろう。
    周りにはこんなに嘘をつく人がたくさんいて
    自分はそれに翻弄されたんだと。
    だから我を失っただけで、自分が犯したことなんて本性でもないし、大したことない。
    むしろ自分は被害者なんだと。
    そんなの認められるわけない。
    あなたが犯した罪は1ミリも薄まらないし、消えない。

    大どんでん返しと言うには少し違うかな。
    命尽きる前の悪あがきと言ったところ。

    #深い #ドキドキハラハラ

    0
    2024年05月28日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    だんだん不穏になっていく展開にゾクゾクした。
    このページ数と読みやすさでここまで面白くできるのが本当に凄いと思う。
    一回一回情報量が多いからか伏線を忘れやすく、後で読み直してああー!と気づくことが多かった。
    脱帽です。

    0
    2024年05月13日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    こういうのは初めて読んですぐに書かないといけないと思うんだけど、衝撃だったのはすごい覚えてる。こんなに最後の最後で大どんでん返しが起こるのかと驚いたし、気持ち悪かった。面白いのもあったけど、全てがSNSでの会話文という新鮮さがあってこその評価。

    0
    2024年05月08日
  • はるか(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ディストピア、やっぱり前作と変わらず読んだ後に放心状態になってしまう。この作品はaiが自我を持ってしまう様が描かれていて近い未来に起きてしまう可能性があることが怖くなった。制作者を洗脳し嘘まで作り殺人未遂まで人に犯させる、そんな世界には行きたくない。人はさらなる探究心で技術研究を今も続けている中でchatgdpができた現在から人が脳をコンパクトにする片鱗が見え始めた。中学生の頃の人と繋がる喜びがあるままで居たかったがもう止まれまい。

    0
    2024年05月06日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    やばいです。とりあえず読んでください。
    私はこのレビューがネタバレになるかはわからないので、少しのネタバレも嫌な人は見ないでください。
    ごめんなさい。
    主人公の男は、フェイスブックで偶然見つけたかつて愛した女性にメールを送ります。
    なんどか送るうちに、返信が来ました。
    そこから二人のやりとりが続き、かつての恋人同士の大人のラブストーリーが始まり…と、思っていたら。
    まさかまさかの展開です。

    0
    2024年05月06日

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