佐伯胖作品一覧
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3.6ある集団のなかでみんなの意思がうまく反映された決定を下すには、どうすればいいだろうか。特に、各人の考えがバラバラで、にもかかわらずそれらを集約して一つの判断を下さなければいけないとき、望ましいきめ方とはどんなものだろうか。これを探究するのが社会的決定理論という分野である。様々な投票方式が生み出す矛盾から、アローの一般可能性定理、さらにはセンの自由主義のパラドックスやゲーム理論まで、この理論が含みもつ広範な内容をかみ砕いて丁寧に解説。社会的決定における「公正さ」「倫理性」とはどのようなものか検討する。最良の入門書として長年親しまれてきた比類なき名著。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちが何かをするとき、「何をするか」「どうするか」を決めなければなりません。あるいは、いろいろなものの中から、「どれを選ぶか」を決めなければなりません。「何をするか」「どうするか」、あるいは「どれを選ぶか」は、すべて「何かを決める」ということです。決めるには、良い決め方もあれば、悪い決め方もあります。悪い決め方で争いが起こらないよう、社会にはどのような決め方があり、どんなときに、どのような決め方を使うとよいのか、本書はそれをビジュアルにやさしく解説しています。具体的な内容は以下のとおりです。【目次より】〈パート1 なるほど! 決め方ってとっても大切〉多数決による決め方/決めるにはルールが必要 〈パート2 そうなんだ! いろいろある決め方〉(1)くじ/(2)選挙/(3)勝負/(4)試験/(5)裁判/(6)審査 〈パート3 おもしろい! 実際に使われている決め方〉宝くじ、ドラフト会議、ノーベル賞、オリンピック競技 ほか。