西の魔女が死んだ作品一覧

  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)
    4.3
    中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも……。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。
  • あやかし図書委員会
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    本ぎらいのミサキが本ずきに変わるまで。読書感想文が書けないのはぜんぶ妖怪のせい?! 「文字が消えてて読めませんでした」と読書感想文を書いた羊崎ミサキは先生に感想文の書き方を教わるようにと図書館行きを命じられる。しぶしぶドアを開いた図書館はなぜか、あやかしたちが図書委員として運営する図書館だった。『四年霊組こわいもの係』『ギョギョギョ! おしえて! さかなクン』『彩雲国物語』『牛乳カンパイ係、田中くん』『西の魔女が死んだ』『夏の庭 The Friends』読みたくなる! あやかしたちのブックレビュー7本入り!
  • はじまりを巡る
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    個展の雰囲気をつめこんだ作品集。慣れ親しんだ童話から、初めてのお話まで想像を膨らませて描きました。 2021年9月20日〜25日の6日間、東京都港区北青山のギャラリーハウスMAYAで個展「はじまりを巡る」を行いました。本書は、展示会で発表した15作品の作品集です。 慣れ親しんだ童話から、初めて出会ったお話まで、自分が気になった物語の装画を描くイメージで絵にしました。特に可愛らしい印象のある童話は、どこか影を含んでいたり、森や植物、天気や季節の香りが立ち込めているように感じます。 その世界の雰囲気を感じながら、物語のはじまりを巡ってもらえると嬉しいです。 【目次】 《収録イラスト》 1 アンデルセン「小さいイーダの花」 2 アンデルセン「親指姫」 3 ノルウェー民話「太陽の東 月の西」 4 童話 「眠り姫」 5 アンデルセン「天使」 6 江國香織 「すきまのおともだちたち」 7 アンデルセン「野の白鳥」 8 バーネット 「秘密の花園」 9 梨木香歩 「西の魔女が死んだ」 10 アンデルセン「雪の女王」 11 アンデルセン「しっかり者のスズの兵隊」 12 アンデルセン「ラプンツェル」 13 梨木香歩 「エンジェルエンジェルエンジェル」 14 オリジナル 「宇宙に還る」 15 オリジナル 「ねこのゆめ」 【著者】 中野愛菜 画家イラストレーター。1993年滋賀県生まれ、東京在住。京都造形芸術大学イラストレーションコース卒業。グラフィックデザイン会社を経てフリーのイラストレーターへ。自然や宇宙からインスピレーションを得ながら、心に寄り添えるよう祈りを込めて制作しています。自然材や絵の具を用いたアートワークショップも行っています。
  • 西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集
    4.7
    1巻1,650円 (税込)
    中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、夏のひと月をママのママ、西の魔女と呼ぶおばあちゃんと共に暮す。感受性が強く生きにくいと言われたまいは、その性質を抱えて生きるために魔女修行に取り組む――初刊から23年を経て、書下ろし短篇おばあちゃんのモノローグ「かまどに小枝を」等表題作に繋がる三作も収録。
  • 僕は、そして僕たちはどう生きるか
    4.3
    1巻1,375円 (税込)
    やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席だよ。 染織家の叔父ノボちゃんから「コペル」とあだ名された十四歳の「僕」。親の事情でひとり暮らしをしている。ある朝、土壌生物を調べに行った公園でばったり会ったノボちゃんを連れ、小学校以来疎遠になっていた友「ユージン」を訪ねることになる……。そこから始まる長くかけがえのない一日を描く青春小説。 現代の「コペル」は考え続ける。──モラルが失われたこの時代に、周りに流されず、友との信頼を築いて生きるには──? 電子化にあたり、植物等について後注26項目(著者監修)を追補しました。 *梨木香歩 一九五九年生まれ。作品に『西の魔女が死んだ』『裏庭』『からくりからくさ』『家守奇譚』『村田エフェンディ滞土録』『沼地のある森を抜けて』『この庭に』『f植物園の巣穴』『ピスタチオ』『海うそ』『岸辺のヤービ』、絵本に『ペンキや』『蟹塚縁起』『マジョモリ』『ワニ』、エッセイ集に『春になったら苺を摘みに』『ぐるりのこと』『水辺にて』『秘密の花園ノート』『渡りの足跡』『不思議な羅針盤』、 翻訳書に『哲学と子ども』『ある小さなスズメの記録』などがある。

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