彼女はもういない作品一覧

  • 彼女はもういない
    3.6
    1巻1,320円 (税込)
    母校から届いた同窓会名簿が、一人の男を冷酷な連続殺人鬼へと変えた。誘拐、拉致、凌辱ビデオの撮影そして殺害。残虐な完全殺人は何のためだったか? トリックが冴えわたる傑作ミステリ。
  • そうか、もう君はいないのか(新潮文庫)
    4.1
    彼女はもういないのかと、ときおり不思議な気分に襲われる――。気骨ある男たちを主人公に、数多くの経済小説、歴史小説を生みだしてきた作家が、最後に書き綴っていたのは、亡き妻とのふかい絆の記録だった。終戦から間もない若き日の出会い、大学講師をしながら作家を志す夫とそれを見守る妻がともに家庭を築く日々、そして病いによる別れ……。没後に発見された感動、感涙の手記。(解説・児玉清)
  • 私は彼の私
    完結
    2.0
    全1巻275円 (税込)
    日々は過ぎ去り、しかし10月は何度でも回帰する。 夏が去れば、次には秋がやってくる。しかし、 季節のうつろいはゆるやかで、いたるところに夏の名残があるだろう。 そのいっぽうで、そんな自然な推移など一切認めない、とばかり 一切の痕跡を残さない、強い意志の下にあらわれる別れがある。 彼女はもういない。彼女の香りは、手がかりはもうどこにもない。 彼女が「私は彼の私」と他人に言うことはもうないだろう。 残されたのは、共に暮した家だけだ。 ただその家の前を、通り過ぎることなら今でも可能だ。 【著者】 片岡義男 1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始め、74年『白い波の荒野へ』で作家デビュー。75年『スローなブギにしてくれ』で野生時代新人賞を受賞。ほか代表作に『ロンサム・カウボーイ』『ボビーに首ったけ』『彼のオートバイ、彼女の島』など多数。http://kataokayoshio.com/

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