アンゲラ・メルケル作品一覧

  • アンゲラ・メルケル演説選集 私の国とはつまり何なのか
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    ドイツ初の女性首相として2005年から16年にわたり政権を担ったアンゲラ・メルケル。旧東独出身の物理学者らしく、派手なパフォーマンスはほとんどせず、事実に即した淡々とした言動が特徴的だった。本書は、彼女の幾多の演説の中から特に印象的な3編を、旧東独の老舗出版社編集長が厳選した選集である。日本版には豊富な訳注と解説を追加し、激動の世界情勢におけるメルケル政権、そして統一ドイツの在り方を振り返る。
  • アンゲラ・メルケル 東ドイツの物理学者がヨーロッパの母になるまで
    完結
    4.1
    2021年9月、長きにわたりドイツならびにヨーロッパを導いてきた、ドイツ首相アンゲラ・メルケルがついに退任し、政界を引退する。 フランスの女性ジャーナリストが、メルケルの東ドイツでの生い立ちから、宗教的バックグラウンド、政党内での権力闘争、各国指導者との関係、移民問題、アメリカ大統領トランプとの確執COVID-19への対応、そして、首相退陣までを描く本格評伝。 フランス大統領エマニュエル・マクロンへのインタビューも緊急掲載。

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  • 自由 上
    3.8
    アンゲラ・メルケルは16年にわたりドイツ政府の首長としての責任を担い、その行動と態度で、ドイツ、ヨーロッパ、そして世界の政治をリードしてきた。メルケルは本書を通じて、1990年までの旧東ドイツ、そして1990年からの再統一されたドイツというふたつの国家における自身の半生を振り返っている。東ドイツ出身の彼女が、どうやってCDUトップの座に躍り出て、統一ドイツ初の女性首相になれたのか? なぜ西側諸国で最も影響力の強い政府首脳のひとりに数えられるようになったのだろうか? 彼女はいったい何をしたのか? 本書のなかで、アンゲラ・メルケルは首相府での日常に加え、ベルリンやブリュッセルやほかの場所で過ごした、極めて重要かつドラマチックな昼や夜について言及している。国際関係における長い変化の流れを描写し、グローバル化された世界で複雑な問題を解こうとする現代の政治家がどれほどの重圧にさらされているのかを明らかにする。読者を国際政治の舞台裏に招待し、個人間の会話がどれほどの影響力をもち、どこに限度があるのかを示す。 アンゲラ・メルケルは対立が激化する時代における政治活動の条件を振り返る。彼女の回顧録を通じて、読者はほかにない形で権力の内側を垣間見ることができるだろう。本書は「自由」への重要な意志表明だ。

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