トラベル・ライター瓜生慎シリーズ作品一覧

  • 伊豆・踊り子列車殺人号
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    『伊豆の踊子』にちなみ、開催された“踊り子祭り”。そのイベント会場から、踊り子に扮装した少女が失踪した。同じ夜、河津七滝(かわづななだる)の老舗(しにせ)旅館の主人が死体で見つかる。踊り子の簪(かんざし)に埋もれて!? イベントに参加していた息子の竜におされ、トラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)は、新聞記者・可能克郎と一肌脱ぐことに……。大人の思惑に翻弄される少年少女。社会派鉄道推理意欲作!
  • 甲州・ワイン列車殺人号
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    両親の留守をいいことに、トラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)の息子・竜は、ガールフレンドのうずらとデートを楽しんでいた。そこへ、うずらの親友・手毬(てまり)が、人を殺して失踪したという連絡が! 被害者は、手のひらにミニチュアの手毬を握っていた……。さらに、『スーパーあずさ』の乗客の眼前で第二の殺人が起き、慎も事件に巻き込まれる……。好評トラベルミステリー。
  • 殺人者が日本海を行く(電子復刻版)
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    トラベル・ライター瓜生慎と真由子は珍妙な新婚旅行を終えて、旅行誌「鉄路」の取材で奥黒部峡谷に向った。加悦鉄道に寄り道したあと、小浜線、北陸本線と乗り継いだ二人は、終点の富山駅でいわくありげな若いカップルが置き忘れていったポシェットを拾ったことから連続殺人事件にまき込まれる。慎と真由子が奥黒部の秘境でみせるメイ探偵ぶりやいかに?ミニ鉄道を乗り継ぐ著者会心のトラベル・ミステリー。

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  • 山陰ドン行に死す(電子復刻版)
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    美しい風紋を描く鳥取の砂丘で少女の死体が発見された。旅行誌「鉄路」の取材で山陰本線のドン行「山陰」に乗ることになっていたトラベル・ライターの瓜生慎は、新妻真由子からの連絡で、その少女はひょっとして自分の妹かもしれないと知らされる。仰天した慎は、早速「山陰」に乗り込み、鳥取に向かったが豪雪のため倉吉でストップ。駅頭に停む慎の前に、色気たっぷりの芸者が……。長篇トラベル・ミステリ。

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  • 三陸鉄道 死神が宿る(電子復刻版)
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    トラベル・ライター瓜生慎と愛妻・真由子のおしどり探偵コンビが、またまた厄介な事件に巻きこまれた。原稿の締切が延びたのをいいことに、ふたりは廃止になったばかりの日中線を見に出かけたのだが、終着熱塩駅のがらんとした駅舎で背広姿の男の死体を発見してしまったのだ。ところが、現場検証に立ちあうと、死体は女性にすり替っているではないか。頭を悩ませる名探偵……。長篇トラベル・ミステリー。

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  • 死体が私を追いかける(電子復刻版)
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    ある財閥の一人娘で女子大生の真由子は、父の重要書類を持ち出して家出、ひょんなことからトラベル・ライターの卵・瓜生慎、元税務署員の日下部老人と道連れになった。大噴火の阿蘇から北海道の温泉地にむけて3人の旅が続くが、なぜか行く先々で正体不明の死体が続々と現われるのだ。死体の製造者に疑われた真由子は絶体絶命のピンチに追い込まれてしまったが……。人気抜群のアニメ脚本家が贈る青春推理。

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  • 信州・高原列車殺人号
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    爽やかな信州の高原のプチホテルと、日本の鉄道最高の標高1375メートルを走る小海(こうみ)線を舞台に、繰り返される惨劇。2年前に起きた放火殺人事件の犯人がわからないまま、営業を再開したホテル。事件当日の宿泊者が招待された翌日、再び死体が!? 家族で居合わせたトラベルライター・瓜生慎は、またまた探偵役を押しつけられて……。好評! 鉄道ミステリー。
  • 上州・湯煙列車殺人号
    4.0
    〃日本ロマンチック街道〃と呼ばれる群馬県の温泉エリアの観光振興のため、イベント列車〃ロマンチックトレイン〃が企画された。取材のため、四万(しま)温泉が制作した〃大正浪漫号〃に試乗したトラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)の眼前で、旅館の経営コンサルタントが毒殺された。続いて、売り出し中の美人若女将が! 背後にあるのは観光利権争いか、それとも!?
  • 長崎・ばてれん列車殺人号
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    平戸の青年達が製作した〃ウエディングトレイン〃が松浦鉄道を走る! 取材に訪れたトラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)を、早速難題が待ち受けていた。新郎のもとに届いたオラショの脅迫文。列車内に突如出現したマリア観音。翌日、メンバーの一人が水死体で見つかる。直前に現われたドクロのピアスの男とは!? 隠れキリシタンの里を背景にした、好評鉄道ミステリー傑作!
  • 鳴門に血渦巻く(電子復刻版)
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    トラベルライター瓜生慎と妻の真由子は開通した大鳴門橋の取材中、自殺志願の少女雛子に出くわした。雛子は淡路に代々伝わる人形遣いの名門道明寺家の娘で、人形に犯され妊娠したと言いはる。雛子の祖父杢平、父治平はともに謎の死を遂げていた。人形にまつわる怪談話や土地の利権にからむ騒ぎに巻きこまれた慎と真由子の許に今度は医師の堀留が人形に殺されたとの知らせが……。長篇トラベル・ミステリー。

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  • 日本海・豪雪列車殺人号
    3.0
    冬の北信濃へ取材に出かけたトラベルライター・瓜生慎と息子の竜。竜のガールフレンド・うずらも一緒だ。糸魚川で北陸本線に乗るころ、天候が崩れる。激しい雪に臨時停車を繰り返す車内で、男が死体となって見つかった! 列車はトンネル内の筒石(つついし)駅で立ち往生。そして新たな殺人が。犯人の狙いは何か!? 雪の密室と化したトンネルで起きる惨劇――鉄道推理傑作!
  • 弘前・桜狩り列車殺人号
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    一人息子の竜が高校に合格! お祝いにトラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)一家は家族旅行に出かけた。“はやて”の車中で、妻の真由子は初恋の人・佐原と再会するが、彼は刑事に尾行されていた。一方、夜行バスを利用した竜は、車中で自殺志願の少女と出会う。弘前で合流した一家は佐原殺害の報を聞き……。舞台は“リゾートしらかみ”で人気の五能線。傑作鉄道推理!
  • 北海で殺そう(電子復刻版)
    4.0
    トラベルライターの瓜生慎は身重の妻真由子と取材中、文英社編集局長の堂本に呼び戻された。堂本の娘百合が友達の天城香と家出したというのだ。BFとの交際に反対された香に同情しての家出だが、書置きで心中をほのめかしていた。『あおば』で上野を発った慎は、二人を追って青森から北海道へ渡り、道内各地を駆け巡る。やがて慎は二人の少女の家出に絡む連続殺人事件に巻き込まれ、てんやわんや……。

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  • 北海道・幽霊列車殺人号
    3.5
    廃線跡を、幽霊列車が走っているという。トラベルライター・瓜生慎(うりゅうしん)は、情報を追って、北海道に飛んだ。到着したペンションでは、同窓会が開かれていた。瓜生はそこで、16年前の鉄道事故で死んだ少年の話を聞く。彼は、本当は殺されたのではないのか──。集まった彼の仲間達は疑問を募らせる。そして瓜生たちの目の前を幽霊列車が轟音(ごうおん)をたてて通り過ぎていった!
  • ローカル線に紅い血が散る(電子復刻版)
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    トラベル・ライター瓜生慎と恋人の大学生三ツ江真由子は、絶妙なコンビで迷探偵ぶりを発揮、数々の難事件を解決してきた。真由子はクラスメートの祖父江毬子から恋の助っ人を頼まれた。相手は高校の担任の先生。父親に反対され土地の有力議員の甥を押しつけられているのだ。真由子は毬子の故郷の北陸へ同行するが、そこでローカル線廃止騒動に巻き込まれてしまった。全国ローカル線を舞台にした長篇鉄道推理。

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