KADOKAWA - 東雲侑子は短編小説をあいしている作品一覧
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-特にこれといった趣味もなく、無気力・無関心な高校生活を送っていた、主人公・三並英太。彼に転機が訪れるのは、所属している図書委員での仕事をこなしている時のこと。手にした文芸誌。作家として掲載されていた写真の女の子「西園幽子」。その子は、同じ図書委員の――東雲侑子だった。ファミ通文庫で人気の作家、森橋ビンゴの描く、もどかしくも苦いラブストーリーを成瀬ちさとがビビットに描く!! 〈巻末には、底本のカバーや表紙などに掲載されていたイラスト、漫画を「電子版オマケ」として特別収録!!〉
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4.3何事にも無気力、無関心な毎日を過ごす高校生、三並英太。楽そうだからという理由だけで図書委員になった彼は、ともに委員を務める東雲侑子の熱のない静けさに、自分の空虚さに似たものを感じていた。しかし偶然彼女の秘密を知ってしまったことから、自分との違いを思い知らされる英太。だが、その秘密のために、彼女と距離を縮めることとなり、失ったはずの感情に胸を締めつけられていく……。早熟な少年少女に贈る、もどかしく苦いラブストーリー。