検討する 英語作品一覧

  • アナル・アナリシス――お尻の穴から読む
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    お尻の穴は男も女も持っている。ペニスにもヴァギナにもとらわれない究極のジェンダーフリー、アヌスから考える新しい文化論。 ペニスを挿入する男らしい支配者を頂点に戴く社会は、女であることを嫌うミソジニーの社会であり、男が女の役割をする男同士の同性愛を嫌うホモフォビアの社会でもある。本書は、男性同士のアナルセックスを描いた文学作品や映画や絵画などを取りあげ、これまでとはまったく違う解釈をしてみせることで、この男根中心主義、ホモフォビアに支配された社会規範に真っ向から挑み、パラダイム・シフトを仕掛ける。その立役者に抜擢されたのが、男も女も平等に持っているお尻の穴である。 イギリスの「変なタイトル賞」受賞作であり、著者はブランドン大学でクィア論やジェンダー論を研究する助教授であり、「文学批評と現代の生活においてアヌスは無実の罪を着せられている」と真剣に憂いている。英語には「arsehole」「ass wipe」(どちらもマヌケなど、)「pain in the arse」(問題児、悩みの種)などの表現があり、このような表現は一般にホモセクシャル、不能、ひ弱さと結びつけられている。映画化もされた『ブロークバック・マウンテン』などのポピュラーな小説を題材に、文化の中のアヌスの扱われ方を論じることでファロセントリズム(男根主義)から脱却し、ジェンダー、特に男性性を新たな視点から検討する。 原題:Reading from Behind: A Cultural Analysis of the Anus
  • [音声DL付]翻訳スキルハンドブック~英日翻訳を中心に
    4.5
    プロの翻訳者は、どんなスキルと知見をもとに、日々翻訳を行うのか? 本書は、翻訳者に必須のスキルを、英日翻訳のプロセスに沿って具体的に提示。実践的な78のスキルを学ぶことで、翻訳の勘所がしっかり身に付く。翻訳を学ぶ人、翻訳者としてデビューしたての人、自分の翻訳作業を見直したい全ての人におすすめの一冊。 【本書の特長】 1)翻訳の流れとどんなスキルが必要か、まるごと理解できます 翻訳者はどのような流れで仕事をしているのか、手に取るように分かります。また、翻訳者に必要な5つの基本スキル、「原文分析スキル」「リサーチスキル」「ストラテジースキル」「翻訳スキル」「校正スキル」について、主に英日翻訳を中心に丁寧に解説(さらに細分化すると「78のスキル」となります)。翻訳を学び始めた方はもちろんのこと、翻訳者としてすでに仕事を行っている人にも、ご自分の仕事を見直し、スキルチェックする本としてご活用いただけます。巻末付録の「翻訳チェックポイント表」もぜひ品質向上に役立ててください。 2)豊富な例文を検討することで、翻訳の勘所がしっかり身に付きます 本書に収められた英語の例文は、イギリス人とカナダ人が本書のために書き下ろしたもの。豊富な例文をもとに翻訳に必要な基本スキルを学べるので、翻訳の勘所がしっかり身に付きます。翻訳者を目指す人から品質向上に悩む人まで、翻訳に関わる全ての人におすすめです。 3)日本語のビジネス・ライティングの向上にも! 英日翻訳のスキルは、実は日本語のビジネス・ライティングの向上にも役立ちます。論旨を誤解なく、分かりやすく伝えるスキルが必要なのは、翻訳もビジネス・ライティングも同じ。ぜひ、英日翻訳のスキルを、日々の仕事にも生かしてください! ※特典音声ダウンロード付。ダウンロード音声は、アルクのウェブサイトよりダウンロードの上ご利用ください。mp3音声は、お持ちのPCの音声プレーヤーや、スマホに同期して再生、もしくはスマホアプリ「語学のオトモALCO(アルコ)」(無料)から直接ダウンロードして、再生いただくこともできます。なお、本電子書籍のビューワー上で音声再生はできません。予めご了承ください。商品ご購入前に、ご利用の端末でのアプリ「語学のオトモ ALCO」インストールの可否を、ストア(App Store/Google Playストア)でご確認ください。 ●対象レベル:初級以上 ●特典ダウンロード音声付(MP3、約25分) 【著者プロフィール】 駒宮 俊友: 翻訳者、テンプル大学ジャパンキャンパス生涯教育プログラム翻訳講座講師。茨城県生まれ。インペリアル・カレッジ・ロンドンにて翻訳研究を行う(理学修士)。ビジネス、法律、旅行、アートなどさまざまな分野の翻訳・校正業務に従事する一方、大学を中心に翻訳・語学教育にも携わっている。現在、テンプル大学では社会人学生を対象に、翻訳入門コース、法律翻訳コース、ビジネス翻訳コースなどのクラスを担当している。日本翻訳連盟(JTF)およびEuropean Society for Toranslation Studies(翻訳学ヨーロッパ学会)会員。
  • 音声DL BOOK 高田智子の 大人の学びなおし英会話 2023年 秋号
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「中学英語」の重要ポイントぜんぶ! まとめて学びなおすからわかりやすい。 ■目標■ 感想、気持ち、考えなどを表現する うれしさや残念な思い、あるいは感動などを、その理由とともに述べる表現を学びます。スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋。伝えたい感想や気持ちは次々に出てくるのではないでしょうか。それらを英語にしてみましょう。また、自分の考えを言う場合は、I think以外にも、I wish+過去形、that’s (not) what+文など、さまざまな表現があります。場面に応じてしっかりと使えるようにしていきます。 ■学びなおしのポイント■ ことばの「仕組み」と「働き」を結びつけ、生きた知識に変える  「大人の学びなおし」の世界へようこそ。本書では皆さんがこれまで行ってきたものとは「違う方法」で英語学習を進めていきます。  初めて英語を習うとき、ふつう「ことばの仕組み」を中心に進めます。まず動詞の現在形を習い、現在進行形、過去形、未来表現…というように積み重ねていきます。「大人の学びなおし」では、この順番にこだわりません。  また、日本人学習者にとって比較的定着度の高い文法項目は、ターゲット文法に取り上げもしません。単に中学校で扱う内容を網羅することではなく、「使いこなせていない知識を活性化し、コミュニケーションにつなげること」が目的だからです。  本書では、あえて「ことばの働き」を中心に学習計画を立てました。「ことばの働き」とは、たとえば「提案する」「お礼を言う」「注意喚起する」など、コミュニケーションの目的のことです。「大人の学びなおし」では、「ことばの仕組み」を中心に学んできた英語を、「ことばの働き」という視点からとらえなおし、両者を関連付けていきます。それによって、しまっておいた文法ルールが生きた知識となるのです。  「ことばの働き」を中心に学ぶ英語は、場面と状況を大切にしています。各レッスンのストーリーには、職業、趣味、ライフスタイルがさまざまな大人たち、そして子どもたちも登場します。彼らの日常をドラマの一場面のように楽しみながら、眠っていた知識を呼び起こし、活用していきましょう。  英文ストーリーの内容は、中学レベルの英語(ことばの仕組み)で表現されていますが、単語のレベルを少しだけ広げることで「日常会話からシンプルなビジネス英語まで」、あらゆるシーンに対応した実践的なものとしています。 〈音声のダウンロードについて〉 本書を購入された方は、本書の音声をNHK出版サイトからダウンロードできます。詳しくは書籍内の説明ページをご参照ください。 ・季刊14日発売(3月・6月・9月・12月) ・放送はありません ・音声ダウンロード付き 【内容】 Lesson 31 ほめる(料理の感想を言う)smell/taste/look+形容詞 Lesson 32  ほめる (相手が得意なことについて)be good at -ing / one of the best+複数名詞 Lesson 33 感動を伝える (旅行の感想を言う)感情を表す動詞の過去分詞 movedなど Lesson 34 よろこびを伝える (かしこまった表現)感情を表す動詞の過去分詞 delightedなど Lesson 35 残念な気持ちを伝える (相手の気持ちに寄り添う)sorry to do / sorry that … Lesson 36 残念な気持ちを伝える(わかっていたらよいのだけど)I wish+過去形 Lesson 37  満足・不満を伝える(きものをレンタルする)that’s (not) what+文 Lesson 38 同情する (恋の話を聞く)間接疑問文 Lesson 39 考えを伝える (大きな買い物について検討中)be considering doing Lesson 40 好みを伝える (サイズの違う靴が欲しい)比較級1 Lesson 41 比較する(商品を比べて検討する)比較級2 Lesson 42 気持ちや考えを言う・尋ねる(最高だとほめる)最上級1 Lesson 43 気持ちや考えを言う (出会った中でもっとも…な人だ)最上級2 Lesson 44 見込みの程度を言う (人材採用について) It’s possible …, It’s likely to do Lesson 45 確信の程度を問う (転職希望の有無を確認する)Are you sure (that) … ? 復習に便利な「伝えたいこと別」フレーズ集
  • 15の論理展開パターンで攻略する英文ライティング
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 英語のライティングを勉強していて、こんな悩みはありませんか? □英語で自分の意見をまとめて書くことに慣れておらず、英語でまとまった文章を書くことに苦手意識がある。 □自分の書いた文章の良し悪しがわからない。 □英語のライティングのコツがわからず、自分の言いたいことがうまく書けていない気がする。 □TOEFL、IELTS、英検のライティングの点数が今一つ伸びない。 TOEFL、IELTSなどのライティング試験では、論理的な文章展開ができていることが評価されます。しかし、多くの英語学習者はこのようなライティング経験が足りず、苦手としている人が多いのが現状です。 また、ライティング力をつけるために、「まず文法力や語彙力をつけるところから始めよう」としてしまい、結果として英文を書く練習が足りない場合もあります。 「伝わる英語」を書くには、複雑な文法や難しい単語を使う必要はありません。 シンプルな英語でも文章の論理・展開がしっかりしていれば、言いたいことはちゃんと伝わるのです。 本書は、 ①ライティングで使いやすいシンプルなセンテンス100を覚える ②2つのセンテンスをつなげる15の論理展開パターンを使いこなす ③TOEFL、IELTS形式で自分の考えを250~300wordの文章にまとめる の順に学びます。 ライティングに使いやすいセンテンスを覚え、センテンスをつなげて文章をまとめる力をつけ、自分の意見を書く練習をするという手順を踏むことで、自分の意見を英語で論理的に伝える力が身につきます。 本書を使って学び、ライティング力をアップさせましょう! ※本書は2023年に刊行された『英文を編む技術』(石井 洋佑 著、株式会社DHC)を基に、Sample Answersへの別解の追加、解説の追加などを行い、改訂・改題したものです。 【目次】 Chapter 1 センテンスを組み立てる section 1 わかりやすいセンテンスとは section 2 ライティングに使える!英文パターン100 Chapter 2 センテンスをつなげる section 0 センテンスに別のセンテンスをつなげて展開する section 1 抽象から具体へ section 2 一般から特定へ section 3 知っていることから知らないことへ section 4 列挙する section 5 分類する section 6 定義する section 7 共通点を述べる section 8 対比や逆説・意外な展開を示す section 9 因果関係を示す section 10 例を挙げる section 11 結論づける・まとめる section 12 強調する section 13 説明する・繰り返す・言い換える section 14 時系列・手順を示す section 15 空間配列で描写する Chapter 3 文章をまとめる section 0 ライティングのプロセスを知る section 1 2つの意見を検討し自分の意見も述べる section 2 与えられたテーマの是非を検討する section 3 原因を分析して改善案を提示する section 4 賛成/反対意見とその理由を述べる section 5 意見を裏付ける理由と例を挙げる section 6 具体的な理由や例を挙げる section 7 どちらに賛成かの理由を説明する section 8 賛成理由/反対理由を説明する section 9 「選んだもの」と「選んだ理由」を述べる
  • 星条旗と日の丸 アメリカの体験から日本の教育を考える
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    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アメリカの公立学校に小・中・高校、3人のわが子を通わせた体験をもとに、日本の教育の姿を浮かびあがらせる。いじめ、管理主義、学力、戦争、能力別指導など11のテーマをとりあげ、よさも悪さも含め、その違いをくらべることで、日本の教育を改める方途をさぐる。【電子化へのメッセージ】 “星条旗と日の丸”を1987年に出版してから27年が過ぎました。2014年の今、なぜ、古い本を電子ブックとして再度出版するのか、皆様にお伝えしたいと考えます。  何よりも、議論を避ける風潮が日本社会に1980年代よりも広がっているのではないかと危惧しています。日本の政府は総理大臣を先頭に、議論を避けながら憲法9条の解釈変更を強行しました。この本で報告しましたように、米国の学校教育は小学校から大学まで、議論しながら学ぶ伝統があります。インターネットを通じてニュースが瞬時に世界を駆け巡る今、議論を避けた日本の憲法解釈変更を米国市民は驚いて見つめているでしょう。日本の若者が日本の政権発信のネット情報を無批判に読んでいると、グローバル化の時代に対応する力を得ることはできないのではないでしょうか。 一方、グローバル化の時代だから英語教育開始を低年齢化しよう、という政府の新しい教育方針が報道されています。日本では昔から、日本人は英語の読み書きはできるけれども聞く、話すが不得手だと言われてきました。しかし、学校教育だけで英語を学んだ日本人が最も苦手なのは英語で自分の考えを論理的に書くことでしょう。学校では、和文英訳が英語を書くことだと思われているふしがありますが、個の主張を育てる指導体制が無い日本の学校教育で、たとえ小学一年生から英語を教えても論理的な英語で文章を作れるようにはならない。英語を話す力を育てることについても、主張がなければコミュニケーションは成り立たない。英語で話すためには個の主張を持つことが必要だということです。あいさつやあいづちを打つことが英語でできても、話し合いにはならない。日本の子ども達、若者たちは、日本と世界の今を論理的に考えることが必要です。 私の子ども達が通った米国の小学校で、日本による真珠湾攻撃は毎年復習される項目でしたが、日本の子どもたちはこの事実をほとんど教えられず、むしろ広島長崎の被爆や8月15日の“終戦”記念日が知られています。米国の高校の歴史教科書にも、ヴィエトナム戦争で米軍が何をしたかを明確に記載しないものがありました。日本だけでなく米国でも自国の歴史教科書を美化したいという意図があるのでしょう。しかし、本を沢山読ませ、考えさせ、書かせるという米国の学校では、教科書編集者の意図を生徒は批判的に検討することができます。一方、日本の学校の歴史教育は、相変わらず受験をにらんだ暗記中心です。この危惧が、この本を再度世に送る所以です。なお、本文の以下のページに用いた“母国語”という表現を“母語”と訂正できればと願っています。 P. 61, p. 63, p. 213 2014年7月7日 著者

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  • できる研究者になるための留学術 アメリカ大学院留学のススメ
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    石井裕氏、推薦!「若者よ、快適ゾーンから離脱し、海外雄飛せよ!知的異種格闘技の世界へようこそ」 伝説のWebサイト「理系留学のススメ」に大幅に加筆して、待望の書籍化!留学に興味がある? 博士号(PhD)をとりたい? 世界基準の研究がしたい? それならば、アメリカの大学院でPhDをとることを選択肢のひとつにしよう! もちろん、簡単なことではないけれど、検討する前にあきらめなければいけない理由なんて、ありはしない。著者はMITでPhDを取得し、いまはイェール大学で教鞭をとる一流研究者。つまり、留学生の気持ちと、留学生を受け入れる指導教官の気持ちの両方を知っている。自身の体験談をまじえながら、一流のワザを伝授する。事前に必要な準備、費用、指導教官との付き合い方、海外生活、英語勉強法、そして留学のその先(就職)、……。あなたの知りたい“すべて”が、ここにある!【おもな内容】第1章 立志編 1.1 なぜアメリカに留学すべきなのか 1.2 アメリカ大学院のPhDコースとは第2章 準備編 2.1 アプリケーション(願書) 2.2 アプリケーション以外のアピール方法第3章 実践編 3.1 アメリカ大学院の傾向と対策 3.2 欲張りな留学生と三人の指導教官――著者のPhDコース体験談第4章 英語勉強法編第5章 将来編第1章では、アメリカの大学院に留学するメリットを解説する。日本の大学院とのちがいを理解しよう。第2章では、留学のためにそろえる書類のそろえ方や、志望校に対してアピールする方法を解説する。アメリカの大学教授たちが留学生のどんなところに注目しているかを知ろう。また、志望校を選ぶときに注目すべきポイントも示す。第3章の前半は、アメリカの大学院のPhDコースに進学してから気をつけるべきことを解説する。大学院生がぶつかりがちな壁と、その乗り越え方を伝授する。第3章の後半は、著者の体験談である。PhDコースのあいだに指導を受けた3人の教授が登場する。もしかしたら、留学生に限らず、あらゆる大学院生に得られるもの(教訓)があるかもしれない。第4章では、英語勉強法編を紹介する。リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの順に、上達のために心がけるべきポイントを知ろう。第5章は、アメリカでPhDをとったあと、「どんな選択肢があるか」である。とくに、アメリカのアカデミアに残りキャリアアップしていく道のりを中心に解説する。
  • はじめてでも読みこなせる英文契約書
    5.0
    英文契約の難しさを解決するやさしい英文契約書マニュアル 一般的な英語の勉強だけではなかなか対応できない難解な英文契約書について、 法学部出身者でなくても、 英語を得意としていない人でも、わかる。 〇本書の特徴 (1) 英文契約で頻繁に登場する専門的な英単語と、 実務上最低限必要となる契約・法律知識がわかる。 誰でも、契約業務で必要となる法律・契約知識の基礎を固めることができます。 (2) 英文契約の条文で頻繁に使われる「型」がわかる。 契約書に記載されている主な事項は、当事者間の「権利」と「義務」。 これを意味する英文の形は実はほぼ決まっています。 これを核として、いくつかの頻出用語・同義語を身に着ければ、 英文の主語・動詞・目的語等の構造を把握しやすくなります。 (3) 条文の構造が目で見てわかる。 契約の条文の大部分に英文の構造図を示しています。 これにより、文法的にどのような点に気を付けて読めば良いのかが自然と身につくようにしてあります。 (4) 契約の「本来あるべき姿」がわかるから、契約をチェックできるようになる。本書で扱う契約は、秘密保持契約、売買契約、そして技術ライセンス契約に絞っています。 この3つの契約こそが、企業が最も頻繁に取り交わす契約であり、 まずはこの3つを完璧に処理できるようになることが初学者にとっては急務と言えるからです。 扱う契約を絞った分だけ、各条文においては単なる翻訳で終わらせず、 なぜその点が重要なのか」、「なぜそう定めなければならないのか」が納得できるよう詳しく解説しています。 (5) 交渉の際に、英語がスムーズに出てくるようになる。英単語やチェックポイントを理解できたか都度確認できるように、簡単なチェックテストがあり、 理解度を確認しつつ読み進められます。 また、アウトプットの練習をすることで、英語での契約交渉の際にもキーワードが英語で自然と口をついて出てきやすくなります。 (6) 初めて交渉・紛争対応に当たる人が気を付けるべき事項がわかる。初めての交渉・紛争対応への戸惑いを解決するために誰にでもすぐに実行できる方法を具体的に示しています。 本書を読むことで、 1 実際に検討するべき契約書と本書を見比べ、チェックすべき事項がわかり、 2 本書を繰り返し読み込んでマスターすることで、数か月後には 英文契約書を読みこなす力と実務遂行能力が格段に高まっていることを感じられるはずです。
  • 現代思想 2015年1月臨時増刊号 ピケティ 『21世紀の資本』を読む -格差と貧困の新理論
    3.7
    フランスの若手経済学者トマ・ピケティの『21世紀の資本』が大きな注目を集めている。 経済成長が必然的に格差と不平等を拡大させることを、膨大な過去のデータにより実証的に明らかにした同書は、 700頁を超える専門書にもかかわらず、フランス語版、英語版合わせて60万部を超える売上を記録し、 同時に激しい論争を生んでいる。 そこで本特集では、12月9日にいよいよ日本語版が刊行される同書をいち早く読解・検討することで、 その意義と可能性に深く迫りたい。

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