ルー・ゲーリッグ作品一覧

  • プロ野球「衝撃の昭和史」
    3.9
    かつて日本のプロ野球では、かくも熱い人間ドラマが繰り広げられていた――。広島対近鉄の日本シリーズにおける「江夏の21球」をめぐっては、広島のサードだった三村や、近鉄の三塁ベースコーチだった仰木などからの証言を紐解きながら、従来と異なる視点で、真実に迫る。ベーブ・ルース、ルー・ゲーリッグらと対戦した沢村栄治については、意外な夫婦関係を浮き彫りにする。さらには上田監督の抗議が1時間以上におよんだ阪急とヤクルトの日本シリーズ、昭和34年の初の天覧試合の後日談など、これまで語られることのなかった12本の球界秘話が明かされる。月刊「文藝春秋」で反響を呼んだ特別連載待望の新書化。
  • メジャーリーグ 最強のベストナイン 1901年以降の一流選手の実力を知る
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    メジャーリーグで主流の評価指標である「WAR」の数値に、著者独特のポイントを組み合わせ、伝説の名選手たちの成績をできる限り客観的に評価。野手部門は守備・走塁面ももちろん考慮に入れる。果たしてイチローは外野手で第何位にランクされるのか? また投手は期間を五つに区切ってエースを選出。セットアッパー、クローザーも計5人選ばれた。上原の13年度成績の歴史的な凄さや、ダルビッシュの新人時の活躍も取り上げる。おまけに「ワールドシリーズのベストナイン」も選定。松井秀喜は指名打者の有力候補になるだろう。ルー・ゲーリッグの引退時の感動的なスピーチ、ウィリー・メイズによる歴史的な外野守備「ザ・キャッチ」、511勝をあげたサイ・ヤングの特徴など、野球ファン必読のトピックスも満載。膨大なデータと無数のドラマのエッセンスを抽出、メジャーリーグ入門としても楽しめる力作である。
  • 「我が道」衣笠祥雄
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    プロ野球界の鉄人―。スポーツニッポン紙上での自伝連載を書籍化した「我が道」シリーズ、今回は2215試合連続出場の不朽のプロ野球記録を持つ衣笠祥雄氏の栄光のストーリーです。  衣笠氏は1947年(昭22)1月18日、京都市生まれ。平安高を経て65年に広島に入団。ポジションは入団時の捕手から一塁手、三塁手と転向しました。70年から87年にかけて、連続試合出場の記録を樹立。同記録は米大リーグ、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の2130試合を上回った当時の世界新記録でした。87年には王貞治氏に続き、プロ野球では2人目となる国民栄誉賞を受賞。96年にカル・リプケン(オリオールズ)が記録を抜いたときは試合に招待されるなど、偉業は日本のみならず世界中の野球ファンの尊敬を集めています。  捕手としては大成かないませんでしたが、挫折を乗り越えて心身ともにタフな名選手として球史に輝く存在にまで上り詰めました。ミスターカープとして広島の黄金時代を担った功績、連続試合出場記録のピンチに見舞われる骨折の大けが、未踏の道を往く者にしか分からない重圧と孤独…。まばゆい光と色濃い影が交錯する野球人生は、今もなお人々の心を揺さぶり続けます。2018年4月、大腸がんにより71歳で逝去。しかし鉄人・衣笠祥雄が残した記録と記憶は永遠に不滅です。

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