テッポウユリ作品一覧

  • 漱石の白百合、三島の松 近代文学植物誌
    4.0
    漱石の『それから』に登場する白百合はテッポウユリかヤマユリか。植物オンチと言われた三島由紀夫の卓越した草木の描写を挙げてその汚名をそそぐ。鏡花、芥川、安部公房ら、広大な文学作品の森に息づく草花を植物学者が観察。新たな視点で近代文学を読み解く。 『漱石の白くない白百合』を改題 〈解説〉大岡玲 (目次より) Ⅰ 漱石の白くない白百合/描かれた山百合の謎/『金色夜叉』の山百合/白百合再考 Ⅱ 『虞美人草』の花々/朝顔と漱石/毒草を活けた水を飲む事/泉鏡花描く紅茸/「ごんごんごま」とは?/ごんごんごまの本名/クロユリ登場/芥川の心象に生えた植物 Ⅲ 三島由紀夫と松の木の逸話/再説三島と松の木の逸話/洋蘭今昔/志賀直哉と藤の巻き方/スイートピーは悲しみをのせて/『デンドロカカリヤ』異聞 Ⅳ 関東大震災でカビた街/小説とチフスの役割/小石川植物園を読む/三四郎池の植物散歩 あとがき/文庫版あとがき/〈解説〉大岡玲 作品名索引
  • ハナカツ365 [夏] 7~9月
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【ハナカツ365[7月]~[9月]の合本版】日常に小さな彩りと安らぎを。フラワーアーティストとしての活動の傍ら、自らフラワーショップの経営にも携わる渡芳樹が提案する“花と暮らすスタイル”。お昼休みに、仕事帰りに、ふらりと立ち寄った花屋で気軽に買える切花と、普段使いのちょっとしたアイテムを花器として組み合わせた四季折々の一日一花。誰もが時間をかけず、簡単に家庭で再現可能。7月は(トルコギキョウ/バラ/ガーベラ/ユリ/アガパンサス/オオタニワタリ/シネンシス/カーネーション/ひまわり/アルストロメリア/リンドウ/かすみ草/フロリダビューティ/グラジオラス/カラー/ツルギキョウ/スモークグラス他)、8月は(ガーベラ/デンファレ/シネンシス/リンドウ/バラ/カーネーション/ほおづき/アイビー/トルコキキョウ/ひまわり/スモークツリー/スモークグラス/ベビーハンズ/かすみ草/アジサイ/テッポウユリ/スターチース/アスパラ/ヒペリカム他)、9月は(トルコキキョウ/カラジューム/バラ/カラタチ/カサブランカ/リンドウ/カーネーション/ベビーハンズ/サンゴミズキ/菊/アスター/クジャクヒバ/ガーベラ/栗/ジニア/ユーカリ/ドラセナ/シネンシス/猫じゃらし/かすみ草/ビバーナム/アイビー/ススキ/野ばら/なでしこ/グロリオサ/ホトトギス/バンクシア)を使った90作品270枚の写真を収録。
  • 風物を楽しむ大人の切り絵
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    大好評の『和を楽しむ 大人の切り絵』に続き、日本の風景や季節の風物、縁起物などを中心に細密な切り絵を楽しむ一冊。 前書同様、全ての作品に、そのまま使用できる型絵用紙付き。初めての人でもカッター1本ですぐに高度な作品が完成します。 ◆収録作品◆ 風景のモチーフ 「銀座の風景」 「五重塔と舞妓」 「スカイツリーの見える風景」 「富士山の見える風景」 伝統的なモチーフ 「阿修羅」 「毘沙門天」 「夏の古都」 「大仏様」 「風神」 「雷神」 「鳥獣戯画」 「舞扇」 「武者絵」 「歌舞伎助六図」 「源氏物語」 「花魁」 「七福神と宝船」 「兜」 「獅子舞」 花鳥のモチーフ 「ひまわり」 「菖蒲」 「むくげ」 「蓮」 「テッポウユリ」 「ポインセチア」 「柿」 「さくらんぼ」 「筍」 「わらび」 「薔薇」 「シクラメン」 「椿」 「つばめ」 「梅」 「ツツジ」 ※P33~P96の間に白ページが入っていますが、これは紙の書籍時に絵を切り取るための裏紙に当たる部分ですので、ご了承ください。

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  • ヤマケイ文庫 花は自分を誰ともくらべない~47の花が教えてくれたこと~
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    チューリップ、クロッカス、バラ、マーガレット、カンパニュラ、パンジー、マリーゴールド ――花は、それぞれ輝ける場所で咲いている。 身近な47の花のドラマチックな生きざまを、美しいイラストとともに紹介する一冊。 ベストセラー『生き物の死にざま』著者、文庫最新刊。 『身近な花の知られざる生態』(2015年、PHPエディターズ・グループ)を改題、加筆のうえ文庫化。 (「はじめに」より) 花にさまざまな種類があるように、私たち人間にもさまざまな顔があり、個性がある。 私たち人間は、花の美しさを知っている。花の色や形は、いろいろあることが美しいと知っている。 それなのに私たちは、ときどき「たくさんあること」の素晴らしさを忘れてしまうのは、どうしてだろう。 「違うこと」の素晴らしさを見失ってしまうのは、どうしてだろう。 くらべたり、優劣をつけたくなってしまうのはどうしてだろう。 花は自分を誰ともくらべない。 そして、自分だけの花を咲かせる。 世の中には、さまざまな花がある。 花の数だけ咲き方がある。 そして、花の数だけ、物語があるのだ。 本書では、そんな物言わぬ花の物語を紡いでみたいと思う。 〔内容〕 人々を魅了してやまない一瞬の美しさ サクラ 本当ははかなくない春の妖精 カタクリ 人だけでなくハチも惑わすラブグラス パンジー バブル景気の元祖となった魅惑の花 チューリップ 今も多くの人に愛され続けるひかえめな花 スイセン 春は花、秋は香辛料として愛される クロッカス 綺麗な花にするどいトゲがある意外な理由 バラ 乙女の期待を裏切らない科学的な花占い マーガレット 虫が拒むように進化を遂げた花 スィートピー カタツムリとは実は相性がよくない花 アジサイ 夜の交友関係の意外なパートナー テッポウユリ 香りで虫を寄せつけない花 ゼラニウム 世界初の麻酔手術に使われた花 チョウセンアサガオ たった一年で三メートルの高さになる不思議 ヒマワリ アフリカ原産の太陽に恋した少女の花 マリーゴールド 宮沢賢治が愛した「小さな鐘」 カンパニュラ ピンクの語源になった花 ダイアンサス 人類が初めて出会った雑草 アザミ 可憐なように見えてたくましい コスモス 歴史上、暗躍した毒草の中の毒草 トリカブト 本当はクリスマスが似合わない植物 ポインセチア 鳥を惹きつけるために先駆けて春に咲く ツバキ など

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