スアレス作品一覧

  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
    続巻入荷
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    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • アメジスト色の蠱惑
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    妖しく光るアメジストは、色欲の呪いをかけた。 「もっと深く、もっと早く。お願い、もっと、もっと!」 1811年のハイチ。とある海賊船の船長が、色欲の強すぎる愛人に手を焼いていた。 その女は船長1人ではとても足りず、 隙あらば手下の海賊たちを連れ込んで、おさまることを知らない欲望を慰めさせているのだ。 あるとき船長は業を煮やし、愛人をまじない師のもとへ連れていった。 不思議な魔術を使う老女は紫色に輝く大粒のアメジストに呪いをかけ、船長に渡した。 「このアメジストを握らせれば、女はあんたへの欲望を抑えられなくなる。 だが石から手を離せば、尼さんのように貞淑な女に逆戻り、というわけさ」 このまじないは恐ろしいほどの効き目を見せ、船長は己の欲望のままに愛人を操った――。 時は現代。ブランディはスキューバダイビングのツアーでキューバ沖を訪れていた。 今日は、ハイチの海賊船が沈んでいるという噂のエリアに潜る予定だった。 ペアを組むライアンと共に出発したブランディは、海底に紫色に光る石を見つけた。 船に戻り、例の石をライアンに見せようと手のひらにのせて差し出したとき、 ブランディの身体を、暴力的なまでに甘く激しい戦慄が駆け抜けた。 「ライアン――わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 *本書は、エロティカ・ラブロから既に配信されている『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~』を改題した作品となります。 重複購入にご注意ください。
  • 欧州サッカー戦術BOOK
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    欧州トップクラブの最先端の戦術を、 読み物+ビジュアルで紹介する一冊です。 MSN(メッシ、スアレス、ネイマール)が躍動する バルセロナのルイス・エンリケにはじまり、 バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ、 岡崎慎司が所属するレスター・シティ―のクラウディオ・ラニエリ、 Cロナウドを擁するレアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン、 香川真司が活躍するドルトムントのトーマス・トゥヘル、 鉄壁な守備を誇るユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ、 堅守速攻で勝利を手にするアトレティコ・マドリーの ディエゴ・シメオネらの戦術を写真や図版とともに 西部謙司氏、清水英斗氏、北健一郎氏、 木崎伸也氏、河治良幸氏の解説でお届けします。 ※デジタル版は、紙の雑誌とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。
  • 乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~【合本版】
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    ~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『絶倫ヴァンパイアに愛されて』『セク シーすぎる隣人~獰猛なイケメンの淫らで甘い罠~』『乙女は激しすぎる情欲に逆らえ ない~呪いのアメジスト~』の衝撃の傑作3編を収録! 『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~』 妖しく輝く宝石を手にしたとたん、 暴力的なまでに甘く激しい戦慄が、身体を貫いた―― 「わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 1811年のハイチ。とある海賊船の船長が、色欲の強すぎる愛人に手を焼いていた。 船長だけの愛人であるはずが、その女は彼1人ではとても足りず、 隙あらば手下の海賊たちを連れ込んで、おさまることを知らない欲望を慰めさせているのだ。 あるとき船長は業を煮やし、愛人をまじない師のもとへ連れていった。 不思議な魔術を使う老女は紫色に輝く大粒のアメジストに呪いをかけ、船長に渡した。 「このアメジストを握らせれば、女はあんたに対して欲望を抑えられなくなる。 だが石から手を離せば、尼さんのように貞淑な女に逆戻り、というわけさ」 このまじないは恐ろしいほどの効き目を見せ、船長は己の欲望のままに愛人を操った――。 『絶倫ヴァンパイアに愛されて』 スコットランド高地地方――北のはずれの海沿いの町へ、ナターシャは一心不乱に逃げてきた。 彼女を狂人に仕立て上げ、遺産を横取りしようと画策する冷酷な義兄から。 たどり着いた古びた城の門番小屋の扉をたたくと、現れたのは、漆黒の髪と白い肌をもつセクシーな男性。 ギャレットと名乗った主が言う。「夕暮れになると従業員はみな帰ってしまい、きみ一人になるが、いいか?」 不安が胸をよぎった。しかし選択の余地などない。 やがて部屋で疲れきった体をベッドに横たえたナターシャは、ふいに誰かの視線を感じた。 次の瞬間、目に見えない何者かがベッドに忍びこんできて、甘い愛撫で彼女をさいなんだ。 これは夢? それとも……? 翌朝、目覚めたナターシャは首筋についた小さな歯の痕に気づく。 そして夕食に出かけたパブで、城には吸血鬼が取り憑いているという噂を耳にして――?! 『セクシーすぎる隣人~獰猛なイケメンの淫らで甘い罠~』 私はその日も裏庭から隣人をのぞき見していた。 2週間前隣に越してきた彼が、毎晩帰宅するとカーテンのない窓の前で服を脱ぎ捨て、 筋肉質の体で、訪れる美女たちを悶えさせるさまを、彼は見せつけてくるのだ。 私が見ているとは思いもせずに……。彼に気づいてほしい。 叶わぬ望みに目を閉じ、せつなく募る欲望のままに自分を慰める。 デッキチェアの上で思いきりイキそうになったとき、力強い手が私の脚を左右に押し広げた。 目の前に立っていたのは、さっきまで窓の向こうにいたはずの彼―!?
  • 乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~【合本版】
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    ~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~ 極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、 超絶センセーショナル・エロティック短編! 『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~ 呪いのアメジスト~』『豹変した幼なじみの想定外な独占愛』の傑作2編を収録。 ①『乙女は激しすぎる情欲に逆らえない~呪いのアメジスト~』 妖しく輝く宝石を手にしたとたん、 暴力的なまでに甘く激しい戦慄が、身体を貫いた―― 「わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 1811年のハイチ。とある海賊船の船長が、色欲の強すぎる愛人に手を焼いていた。 船長だけの愛人であるはずが、その女は彼1人ではとても足らず、 隙あらば手下の海賊たちを連れ込んで、治まることを知らない欲望を慰めさせているのだ。 あるとき船長は業を煮やし、愛人をまじない師のもとへ連れていった。 不思議な魔術を使う老女は紫色に輝く大粒のアメジストに呪いをかけ、船長に渡した。 「このアメジストを握らせれば、女はあんたに対して欲望を抑えられなくなる。 だが石から手を離せば、尼さんのように貞淑な女に逆戻り、というわけさ」 このまじないは恐ろしいほどの効き目を見せ、船長は己の欲望のままに愛人を操った――。 時は現代。ブランディはスキューバダイビングのツアーでキューバ沖を訪れていた。 今日は、ハイチの海賊船が沈んでいるという噂のエリアに潜る予定になっている。 ペアを組むライアンと共に出発したブランディは、海底に紫色に光る石を見つけた。 船に戻り、例の石をライアンに見せようと手のひらにのせて差し出したとき、 ブランディの身体を、暴力的なまでに甘く激しい戦慄が駆け抜けた。 「ライアン――わたし、ああ……あなたとしたくてたまらない!」 ②『豹変した幼なじみの想定外な独占愛』 荒々しい野獣に姿を変えた彼に、 背後から荒々しく奪われる―― ああ、まさか私の妄想が現実になるなんて! 「経験はあるのか?」ルームメイトの突然の問いかけに、アノーラは耳を疑った。 カウンターに食料品の袋を下ろそうとするが、うまくいかない。 裸同然のルームメイト――シンが、ジーンズの中の怒張したモノをヒップにこすりつけてくるのだ。 「ないわ」背後から彼に犯されるのを想像したとたん、鼓動が速まり、アノーラはカウンターにしがみついた。 妄想の中でだけだった。彼がこんなふうに淫らに腰を動かすのは……。 シンは慣れた手つきでジーンズのボタンをはずし、下着の中に指を滑り込ませてきた。 秘められた箇所をまさぐり、襞を広げて言う。「濡れているじゃないか」 熱を帯びた体の芯に指を埋め込まれると、アノーラはうめいた。悦楽が体を走り抜ける。 最も敏感な部分を彼の指にはじかれるたびに、絶頂の扉が近づいてくる。 彼が急に欲望を爆発させた理由なんて、もうどうでもいい――
  • 完全マスター サッカー足ワザ
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子版は【本誌のみ】となります。【DVD映像は付属致しません】ので、映像をご希望の場合は、書籍版のご購入をお願い致します。 スーパースターたちの最新の必殺テクニックの数々を、連続写真を見ながら繰り返し練習できる。ネイマール、メッシ、C・ロナウド、スアレス、ベイル……。あこがれの選手の足ワザができるようになるサッカー本!
  • 阪神・四番の条件 タイガースはなぜ優勝できないのか
    3.3
    1985年、バース・掛布・岡田の強力打線が原動力となり、初の日本一となった阪神タイガース。しかし、これを最後に頂点の座から遠ざかり、2006年以降はリーグ優勝もない。この長い不振は、「ミスター・タイガース」と呼ばれた藤村、田淵、掛布に続く「不動の四番」が現れないことに一因がある。一方の巨人は大補強を行いながらも、四番は原、松井、阿部、岡本ら生え抜き中心だ。なぜ阪神では四番が育たないのか? 自身の経験や歴代強打者との比較、ライバル巨人との関係性を通して四番打者について論じるとともに、タイガース復活への道標を示す。 【もくじ】 第1章 なぜ優勝できなかったのか ●阪神とヤクルトの明暗を分けた打線 ●サンズ失速の原因 ●佐藤輝明を二軍に落とす必要はあったのか ●幻となったスアレスのMVP ●磨きがかかった走塁、課題は守備力 ●四番・大山悠輔に期待すること ●名門復活に「不動の四番の育成」は不可欠 ほか 第2章 四番打者とは何か ●エースと四番のライバル対決……村山VS長嶋/江夏VS王 ●江川卓のウイニングショット ●失われた「打たれる美学」 ●「四番・掛布」のまま引退したかった ●1985年の日本一と「四番の犠牲」 ●セ・リーグ四番は岡本・村上・鈴木に合格点 ●中西太・村上宗隆の2年目を比較する ほか 第3章 ミスター・タイガースの条件 ●ミスター・タイガースの系譜……藤村富美男/村山実/田淵幸一 ●ミスター・タイガースの条件 1・孤高に耐えうる精神力を持っていること 2・タイトルを複数回獲得していること 3・試合に出続けていること 4・相手チームの四番とエースからリスペクトされること 5・チームリーダーとして優勝を経験していること ●阪神タイガースの歴代ベストナイン ●ひとりに強くなれ ●悔いなく辞めるために ほか 第4章 ライバル巨人とタイガース ●江川とのトレードで入団した小林繁さんの言葉 ●巨人は本当にライバルなのか ●1986年、連覇を逃した責任 ●チームの巨人、個の阪神 ●阪神ドラフト上位の打者は育っているか ●巨人・岡本和真が体現する新たな四番打者像 ●阪神・大山悠輔が四番を打つ意味 ほか 第5章 佐藤輝明は「5代目ミスター・タイガース」になれるか ●傑出した修正力と対応力 ●グリップを下げ、小指をかけてレベルに振れる ●強烈だった「四番初試合満塁弾」と「1試合3発」 ●6回・3打席目にホームランが集中する理由 ●大谷翔平が強化した「押し込む力」 ●三振を減らして「四球+安打=200」をめざせ ●バースのように三冠王を獲れる ほか
  • PERFECT SKILL 世界トッププレイヤーの究極スキルを解説する
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    <新説プレーヤーズファイル> 欧州サッカーを進化させる 超一流たちの技術×戦術眼 ワールドクラスの選手ほどプレーを整理し ごくシンプルなサッカーを完璧に体現する ヨーロッパで進化し続ける 50人の逸材たちのPERFECT SKILLとは? メッシ、ネイマール、イニエスタ、レヴァンドフスキ、 コウチーニョ、モドリッチ、ディバラなど一流のプレーヤーたちはなぜ欧州で輝けるのか。 独特なサッカー観で戦術を紐解くサッカージャーナリスト・西部謙司が軽妙に解き明かす! 【目次】 【第一章 FW】 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/ポルトガル) リオネル・メッシ(FCバルセロナ/アルゼンチン) スアレス(FCバルセロナ/ウルグアイ) ネイマール(パリ・サンジェルマン/ブラジル) カバーニ(パリ・サンジェルマン/ウルグアイ) エムバペ(パリ・サンジェルマン/フランス) グリーズマン(アトレティコ・マドリー/フランス) ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン/ポーランド) モハメド・サラー(リバプール/エジプト) サディオ・マネ(リバプール/セネガル) ハリー・ケイン(トッテナム・ ホットスパー/イングランド) ザネ(マンチェスター・ シティ/ドイツ) ロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド/ベルギー) ゴンサロ・イグアイン(ユベントス/アルゼンチン) パウロ・ディバラ(ユベントス/アルゼンチン) トマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ) ドリース・メルテンス(ナポリ/ベルギー) ガブリエル・ジェズス(マンチェスター・ シティ/ブラジル) アンヘル・ディマリア(パリ・サンジェルマン/アルゼンチン) ティモ・ベルナー(RBライプツィヒ/ドイツ) 【第二章 MF】 アンドレス・イニエスタ(FCバルセロナ/スペイン) イスコ(レアル・マドリー/スペイン) ポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド/フランス) コウチーニョ(FCバルセロナ/ブラジル) ハメス・ロドリゲス(バイエルン・ミュンヘン/コロンビア) メスト・エジル(アーセナル/ドイツ) トニ・クロース(レアル・マドリー/ドイツ) ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/クロアチア) エンゴロ・カンテ(チェルシー/フランス) エデン・アザール(チェルシー/ベルギー) デ・ブルイネ(マンチェスター・ シティ/ベルギー) イヴァン・ラキティッチ(FCバルセロナ/クロアチア) ウィリアン(チェルシー/ブラジル) クリスチャン・エリクセン(トッテナム・ ホットスパー/デンマーク) ナビ・ケイタ(RBライプツィヒ/ギニア) ベルナルド・シルバ(マンチェスター・シティ/ポルトガル) マテオ・コバチッチ(レアル・マドリー/クロアチア) ブスケツ(FCバルセロナ/スペイン) ラジャ・ナインゴラン(ASローマ/ベルギー) ムサ・デンベレ(トッテナム・ ホットスパー/ベルギー) ネマニャ・マティッチ(マンチェスター・ユナイテッド/セルビア) 【第三章 DF】 マルセロ(レアル・マドリー/ブラジル) マッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ) セルヒオ・ラモス(レアル・マドリー/スペイン) ダビンソン・サンチェス(トッテナム・ ホットスパー/コロンビア) ダビド・アラバ(バイエルン・ミュンヘン/オーストリア) 【第四章 GK】 テア・シュテーゲン(FCバルセロナ/ドイツ) ダビド・デヘア(マンチェスター・ユナイテッド/スペイン) エデルソン(マンチェスター・シティ/ブラジル) ティボ・クルトワ(チェルシー/ベルギー)
  • ヨーロッパ思想史のなかの自由(長崎純心レクチャーズ)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人間は、他者の強制によらず、自己の自由な選択により行為する。この自由意志論はアリストテレスに現われ、中世アウグスティヌスとトマスにおいて確立されて以降、形を変えながらも近代の思想家に引き継がれ今日までヨーロッパ思想史を貫流してきた。そこでは、自由はすべての人と社会が守るべき絶対的規範として“倫理的力”を持ち、外的行為のみならず個人の内面にまで及んで“政治と非政治の緊張”をもたらす―著者はこの仮説の上に、テクストの歴史的解釈を一つずつ積み重ねることで自由の観念の形成、成熟、変容を具体的に追う。近代が人間を自由にしたとの既成観念を批判し、自由論における中世思想の決定的意味を指摘、その継承と変容として近代思想を探究するとともに現代自由主義の行方をも展望する。従来とは異なるパースペクティヴでヨーロッパ政治思想史を再構成、やわらかな文体で書下ろされた思想史物語。 【目次】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 第一章「自由」の倫理的力──歴史的出自の理論的考察 はじめに 第一節 問題の理由と意図 第二節 仮説と分析枠組 第二章 古代ギリシア・ローマの自由論 第一節 プラトンの「自由」批判 第二節 アリストテレスの政治的自由論と選択意志論 I 政治的自由論 II 選択意志論 第三節 キケロの自由論 第三章 自由意志説の形成と展開 第一節 アウグスティヌス『自由意志について』 [間奏曲1] 自由意志論VS必然論 第二節 トマス『神学大全』の自由意志説と政治論 I 自由意志説 II 政治論 第三節 カリタスと友情(友愛) I カリタスの作用カ II 政治への対抗原理としての友情(友愛) 第四章 自由意志説の継承と変容 序節 〈政治〉の時代としての近代 第一節 倫理説としての自由意志説の継承と変容 I デカルト II ロック [間奏曲2] 「近代自然法」 第二節 自由意志論的基礎の上に立つ契約説政治理論 I スアレス『諸法および立法者としての神について』 II 自由意志論によるロック『統治二論』の読解 第三節 モンテスキューにおける自由意志説と自然法論 第四節 〈能力としての自由〉と〈状態としての自由〉の乖離 I ヒュームの自由論──『道徳・政治・文芸論集』を中心に II ルソーの自由論──「社会契約論」まで 第五節 十九世紀以後の自由論 I ヘーゲル「歴史哲学」──「精神」による自由意志の空洞化 II 〈自由主義〉における自由と国家 あとがき 半澤 孝麿 1933年生まれ。政治学者。東京都立大学名誉教授。東京大学法学部卒業。 著書に、『近代日本のカトリシズム』『ヨーロッパ思想史における「政治」の位相』『ヨーロッパ思想史のなかの自由』『回想のケンブリッジ』 『保守と伝統の政治思想』(共著)など、 訳書に、シェルドン S・ウォーリン『西欧政治思想史(1-5)』ジョン・リース『平等』エドマンド・バーク『バーク著作集 3 フランス革命の省察』ジョン・ダン『政治思想の未来』クェンティン・スキナー『思想史とはなにか――意味とコンテクスト』などがある。

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