幻冬舎時代小説文庫 - 新刊(1ヶ月以内)作品一覧

  • 幕末神妙記1 両国の笛吹きと占い師
    NEW
    4.0
    想い人を亡くして江戸に来た翠は、楽才で身を立ててきた。時が経ち、大家の仁之助と婚姻も考えるが決心できない。そんな時、二人の従兄弟を連れた美しい少女・環と出会う。環は過去も未来も見通す、占い師。失くした笛が見つかる日を予言し、怪異好きの仁之助が持ち込む事件も占いで解決する。謎の少女の正体とは――。不思議で切ない人情時代小説。
  • 千夏の光 蘭学小町の捕物帖
    続巻入荷
    3.5
    江戸で指折りの蘭方医を父に持つ、十八の千夏。周囲に猛反対されるも蘭学に傾倒し、習い事にも綺麗な着物にも外見のいい男にも全く関心がない。そんなある日、千夏は旧知の同心から問屋の番頭が殺されたという話を聞く。勝手に調べ始めると、父が信頼する薬屋が関係していて……。跳ね返り娘が科学の知識を駆使して難事件に挑む時代ミステリー。
  • 太閤暗殺 秀吉と本因坊
    NEW
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    大坂の陣を控えた慶長十九年の文月。徳川家康に呼び出された本因坊算砂は、豊臣家を滅ぼすにあたり大義を探す家康から予想だにしないことを訊かれる。「申してみよ、秀吉はいったい誰に毒を盛られたのじゃ?」。信長・秀吉・家康の囲碁の師匠として対局を重ねた算砂だからこそ知り得た豊臣家の秘密、天下人の死の真相とは? 歴史小説の白眉。
  • 鯛飯と花嫁 渡り庖丁人 喜助
    続巻入荷
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    赤穂事件が江戸雀の間で持ちきりの元禄期。日本橋の仕出料理屋『えびす屋』の庖丁人・喜助は、素性の知れない男ったが、備前宝楽流庖丁道を究めた腕前で女将の八重から全幅の信頼を得ていた。しかもその料理には客の心の澱までも取り除いてしまう不思議な魅力が。今日もまた新たな注文が入る。その客とはいったい? 表題作ほか全四話収録。
  • 商人殺し はぐれ武士・松永九郎兵衛
    値引きあり
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    浪人の九郎兵衛は商人を殺した疑いで捕まるも、身に覚えがない。否定し続けてふた月、真の下手人が見つかる。酔って殺しを吹聴した男を料理屋の権太夫が奉行所に密告したのだ。九郎兵衛は自由の身に。だが恩着せがましく近づいてきた権太夫に籠絡されて......。腕が立ち、義理堅い一匹狼がその剣で江戸の悪事を白日の下に晒す、新シリーズ第一弾!

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