シフォンノベルズ作品一覧
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3.0「クラエスよ。そなた、国のために嫁にゆけ」 四方を囲む大国に代々王女を嫁がせることで平和を守ってきたビンボー弱小国ブローディア。その第二王子クラエスは、母譲りの美しい容姿を王に見込まれ、強国ギリアの王子カインとの結婚を目前にかけおちした姉のふりをして、そのとき限りの花嫁となった。初夜の閨で真実を打ち明け、何がなんでも許してもらおうとしていたクラエスだが、あろうことかカインに気に入られ本当に妃となってしまう。しかし、民から慕われ、男も見惚れる美男子で聡明なカインの妻も悪くないかも? そんなふうに思いはじめた頃、事情を知らないカインの親兄弟に会いにいくことになり……。
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-幼い頃に両親を亡くし「情報屋」の叔父に育てられた和佐は、高度なハッキング能力を身につけ、深入りしない事を条件に叔父の仕事を手伝っていた。ところがある時、和佐は自分が入手した情報から何人もの人間が死に至っている事を知る。真相を知った自分は狙われるのではないか……身の危険を感じて逃亡を謀った和佐は、昔の記憶を頼りに父との思い出が残るショッピングセンターを訪れた。ここで夜を明かそうとするが、警備をしていた周防という男に見つかり窮地に立たされる。しかし、事情があると察した周防から「助けてほしいなら待ってろ」と、思わぬ言葉を投げかけられて……。
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-朝の満員電車──高校生の深苑は、腰の下を何かが這う感覚に身が竦み上がった。体の奥に異物感を覚え、逃げるように電車を降りるが、突如激しい動悸に見舞われ立っていることもままならない。そこへ声をかけてきたのは、学年きっての問題児で、おまけに「悪魔祓い」などと怪し気なバイトをしていると噂のクラスメート・久野。気づけば深苑の体には異様な痣が浮かび上がり、その痣を消せると言う久野に、強引に久野の屋敷へと連れていかれてしまう。だが、痣を消すためには、体の奥に入れられた「毒」を抜かなくてはならなくて……! この日以来、深苑は周囲からは久野との関係を誤解され、妖魔からは狙われる。果たして深苑に平穏な日常は戻るのか!?
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-『真・最後の晩餐』──それは、キリストの弟子のうちユダ以外の人物が人狼や淫魔など人外として描かれているという問題作。上司から密命を受けた助祭のアントニオは、バチカンの威信を脅かす絵の行方を追い、祖母の祖国日本へとやってきた。まんまと絵を所有する旧侯爵家の高屋敷が経営する何でも屋の居候となったアントニオだが、目的がバレていないと思っているのは本人だけ。実は、高屋敷と何でも屋の従業員は『真・最後の晩餐』に描かれた人外の末裔で、特異な体質の持ち主であった。アントニオは自分のカラダが高屋敷に狙われているとも知らず、絵探しに躍起になっていて……。 ドSな高屋敷にロックオンされた敬虔なクリスチャンの運命は!?
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-高校生になった葵はお花屋さんで念願のアルバイト。スタッフが男だらけというちょっと変わった「よつばフローリスト」で店長の桔梗をはじめ、蘭、椿の超過激なスキンシップを受けながら、葵は大好きな花たちに囲まれ幸せな日々を送っていた。しかし、配達先の小説家・瑠唯の家でヘマをしたことから、店には内緒で瑠唯の家政婦をやらされることになってしまい……!!よつばフローリストを舞台に、個性豊かな面々と繰り広げるエッチでコミカルで時にシリアスな葵の成長物語♪ ※この作品は、2006年から2007年にかけて電子出版された『ホストフラワーへようこそ』の番外編を除くシリーズをまとめ、改題・一部改稿したものです。
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-「おまえが俺をまだ好きだと思うのは、思い込みのなせる業だ。おまえが好きだった俺は、もうこの世のどこにもいないんだ」 シュウが最先端暗号技術を提供する会社を興して二年。順調にシェアを拡大する一方で、「軍事利用する会社には技術を売らない」という特殊な経営理念を疎ましく思う者から脅迫を受けることもあった。共同経営者のジェイクとは時に体を重ねることもあるが、シュウには忘れ得ぬ男がいる。学生時代、起業の夢を後押ししてくれたその数ヶ月後に「必ず戻る」とメモを残して姿を消した恋人のアルノルト。そんなある日、五年近くも便りのなかったアルノルトが現れて……!
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-柔らかい物腰と甘いマスクを持つ球団経営会社の若社長・小野村優希。その取引先の警備会社に勤める警備員の藤野亮太。球場で互いを見かけた二人は、あまりにも身分の違う相手に一目惚れしてしまう。淡い恋はそれきりで終わってしまうはずだった。しかしその夜、優希がかけた一本の間違い電話から運命の糸が絡まりはじめる──繋がった先は亮太の携帯電話。くしくもその日は亮太の誕生日、これも何かの縁、ひと言祝福してほしいという亮太のささやかな願いを快く聞き入れた優希。互いの正体に気づくわけもなく、以来何かと電話しあう仲になった二人。そんなある日、亮太が恋愛相談をしてきて……。
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-「想い合えないなら、支配するしかない。兄貴の身体に、オレたちの存在を無理やり植え付けるしかないんだ」 ブライダルコーディネーターの遥は、四歳離れた双子の弟・悠二と永二との三人暮らし。まだ幼いうちに両親を失った弟たちを思い、精一杯愛情をそそいできた遥。弟たちには幸せな家庭を築いてもらいたいと願っていた。きっかけは些細なことだった。遥が母親譲りの見目形に対して、二人は男らしい体つきに精悍な面立ち。しかし、これまで弟たちから恋愛の話を聞いたことがない遥は、なりゆきから自分に彼女がいると嘘をついてしまう。それが弟たちの秘めやかな想いを裏切ることとなり、遥は激しい怒りを身体で思い知らされて……。
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-高校の先輩だった北山に憧れて、大学そして就職先まで追いかけてしまった南海。大手電気製品メーカーが立ち上げた通信事業の一端を担う研究所で、リーダーの北山やその同期で派遣社員の中谷たちのチームに入り、携帯電話の電波環境の測定に励んで四年目を迎えていた。南海が北山に抱く感情を恋だと気づいたのは遅く、それも打ち明けることのないまま心の奥底にしまい込んでしまっていた。だが、会社を揺るがす問題をきっかけに、その関係にも変化が訪れようとしていたが……。 厳しくも学生時代の優しい一面を覗かせる北山、モデルのような容姿で仕事もできる中谷──個性豊かなチームの中で愛されながら成長していく南海の仕事と恋の行方は……!?
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