国内小説 - 幻冬舎メディアコンサルティング作品一覧

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  • アルゴス
    -
    1巻1,100円 (税込)
    奇跡の血、それは善か悪か! 未分化細胞の暴走によるアルゴス・ウイルスは、哺乳類に感染する。8歳になる創は、そのウイルス感染者であり、なおかつ特別な免疫を持つ子だった。その血はエイズ感染者などの免疫低下から病気を守る奇跡の血となる。その血を巡り、創は追われる身となるが……。人類の存亡をかけた物語。他7編の短編小説収録。 【目次】 地底都市フンハウ 智脳教 アルゴス アルゴス 2 ジャガンの旅 エリカの花嫁修業は険しい 精神的には幼稚園児な絶対女王 大神の実の功績 本と万年筆による童話の世界 惑星キチェケ 【著者紹介】 宿川花梨(やどかわ かりん) 見た目は中年。頭は仙人。心は美少女。それが宿川花梨。 立体ナンプレ作りました。

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  • ハロー わたし! ハッピーエンドはいつだって君のもの
    NEW
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    絶望の先には、優しく強い光がある 雪の降るクリスマス。 授業のレポートのためにバイトを休んだ僕は、母に頼まれて祖父を訪ねる。 その道すがら、子どもの頃祖父と通っていた乗馬倶楽部で出会った、有紀ちゃんのことを思い出していた。かわいくて料理上手で、僕が密かに想いを寄せていた彼女は、突然の事故で亡くなってしまったのだ。 ずっと消えない喪失感を抱えた僕に、祖父が語った「雪女」の話とは――。 悲しみの先にある光を描く「僕と雪女」他、生きることと死ぬこと、絶望と再生を、繊細な言葉で綴る三篇。 ◇僕と雪女 ◇遅い返信 ◇片脚のマリオネット

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  • 上海の白い雲
    -
    1巻1,144円 (税込)
    87階スカイラウンジから眺める雲は、 下から見上げる灰色の雲とはまるで異なっていた。 妹の死、家族の離散がリーピンを変えた—— 中国上海の観光会社に入り込んだ彼女は、「上」を目指しひたすらに突き進む。 中国ビジネスシーンの描写も魅力の成長譚。 両親と病気の妹を故郷に残し、大連の大学に進学したリーピンは、アルバイト先のクラブで遭遇した日本人に広い世界の魅力を教えられた。 やがて彼女は夢の海外国費留学を勝ち取るも、最愛の妹の死と家族の離散とともに理不尽に破綻する。 自身の力で生きていくことを決意したリーピンは、大連の小さな旅行会社から、大都会上海で再起を期す——。 一人の中国人女性が混沌の時代に立ち向かい、力強く行動する、希望を抱く若者の活劇。

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  • アパルトヘイトの残滓
    -
    1巻1,056円 (税込)
    黒人の地位向上に腐心する2000年代の南アフリカ。 人材の多様化と成長への隘路に挑む、ある商社員の物語。 総合商社に勤める高倉は、子会社であるマキシマ社の再建を担い、社長として南アフリカに赴任する。 人種隔離政策(アパルトヘイト)廃止から十年。 そこで目の当たりにしたのは、格差と人種差別のない理想の社会の実現には程遠い現実だった。 業績回復途上の会社に突きつけられる政府からの命題。 それは、私企業に黒人の資本参加や管理職登用などを事実上義務付けるもので―—。 2019年ラグビーW杯優勝国・南アフリカの葛藤から世界のリアルを描く、社会派ビジネス小説。

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  • Red Vanilla
    5.0
    1巻660円 (税込)
    「今度いつ来る?君と話がしたいんだ」 彼に見つめられた瞬間、ふわりとおちてゆく自分がわかった。 ボーイフレンドに連れられて訪れた、晩夏のフランス・パリ。 偶然一人で入ったセーヌ川左岸のレストランで、えりかは運命の恋に落ちた。 帰国後も「あの日」を忘れられないえりかは、2カ月後に再びかの地へと向かう。名前も知らない彼の元へ、出会った場所だけをたよりに——。 名句とともに紡がれる、パリの恋の物語。 <著者紹介> 葛生みもざ(くずうみもざ) 東京生まれ。てんびん座。 訪パリ経験五回。 ほかドイツ・オーストリア・イタリア・バリ島・台湾などを巡る。 気がついたら、海外紀行文を書いていた。 料理とフレーバーティーと異文化が好き。 ケーキならドイツ菓子、お酒なら日本酒。 俳句結社「花鳥」同人 「街」同人  俳人協会会員

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  • 嗚呼、人とは⋯ ―せめて志は高く堅く―
    -
    1巻1,144円 (税込)
    戦争を知る最後の世代の著者が届ける自伝的物語。 人生は出口(正解)の無い超巨大迷路 やりたいことが見つからなければ とどまった所が自分の居場所と思い定めてベストを尽くせ(本文より) 本作は、著者自身の体験にフィクションの要素を加えながらまとめた自伝的物語である。 人生という超巨大迷路の中で、自由を求める現代の人々に宛てられた第一作だ。 戦争・差別・テロ等準備罪など、現代を生きる人々が無視できない多くの社会事象の背景には、いつの世も変わらない禍々しさが見え隠れする。 著者は物語の中で、現代の幅広い社会事象を整理し深化させようとしている。 今や自由を束縛しうるのは政治(権力)のみである。「戦争を知る最後の世代の著者」が、物語を通して描きたかった、人生の本質とは―。

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  • 愛 It begins quietly as intense love.
    -
    1巻968円 (税込)
    たったひとつ、本当の愛があれば生きていける 神戸・元町にある喫茶店「ココ」。色とりどりのステンドグラスの窓、赤いビロードの椅子と黒の机。店内にはベートーヴェンの『運命』が流れていた。 それは、人生を変えるほどの激しい愛のはじまりだった。  It begins quietly as intense love. 激しい愛ほど、静かにはじまる。 「君を大事にしたいんだ」。そう言って、どうしても抱こうとはしなかった神矢。代わりに自分の裸体を絵に描くよう頼んだ登世子。画家とモデルとして苦しいまでに濃密でプラトニックな時間を貫いた二人。突然に去った神矢のことが忘れられず、年を重ねた登世子の元に一通の手紙が届く――。

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  • 相生 上
    -
    1~2巻1,496円 (税込)
    就職を機に上京した橘子は良き先輩社員に恵まれ、 消息不明だった幼馴染・清躬との再会も果たす。 一方、清躬の戀人・紀理子は忽然と姿を消す。 そして、橘子も謎の屋敷の者たちによって危機に陥る。 「希望は蜘蛛の糸に過ぎない」と言われた橘子だったが――

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  • 哀瞳のレムリア 太平洋を巡る神々の光波と久遠の時を刻む魂たちからの伝言
    -
    1巻1,567円 (税込)
    未来を護るために散った魂たちが、時空を超えて今つながる かつて地球に存在していた、太古の文明「レムリア」。 その系譜は太平洋の波に抱かれ、朽ちることなく現代まで生き続けてきた。 平和への想いを語り継ぎ、深い過去世の世界へといざなう愛と調和の物語。 子供の頃から太平洋を旅してきた亜美は、最近ある夢を見る。 それに導かれるようにパラオを訪ねた亜美を待っていたのは、両親が残したメッセージだった。 父からの手紙や戦時下を生きた兵士たちの足跡、残された糸を手繰り寄せるうちに、 亜美は隠されていた歴史の真実に触れ、自分自身の前世を辿ることになる――。

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  • 愛の終焉
    -
    1巻1,144円 (税込)
    40余年勤めた会社で定年を迎えた奥安克己。嘱託社員として残ることになったものの、晴れて自由な時間を手に入れた奥安は、第二の人生を謳歌しようと単身で北海道ツアーに参加した。そのツアーで彼が若いころ想いを寄せていた会社のマドンナ・明子と再会する。何という運命の巡り合わせであろうか。30数年ぶりの出会いに驚きながらも、旅に出た開放感も手伝ってふたりはほどなく打ち解け、実は相思相愛だったことがわかると瞬く間に恋に落ちる。互いに配偶者を持つ身でありながら、狂おしいほどに求め合い、与え合い、心身ともに結ばれるふたり。果たして、「男と女の究極の純愛」は成立するのか。そして、ふたりはこの愛をまっとうできるのか。熟年世代必読の官能的純愛小説。

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  • 愛の対価 the dance of blind love
    -
    SNSで届いた1件の友達リクエスト。それが軍のドクターだというウイルソンとの出会いだった。  シリアから逃げたい!  荷物の運送料金を立て替えて欲しい。その後も立て続けに要求される船賃、治療費、通過許可費用……。わたしはそれに応じ続けた。ずっと欲しかったもの――愛を手に入れるために。愛のかたちを問う究極のドラマ。

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  • 愛のとばり
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    「…オヤジ…がんなんだ」 頻繁に連絡を取り合うわけでもない兄からの、突然の電話。奈津子は父親のためにできるだけのことをしてあげたいと願うが、一筋縄ではいかなかった。幼子のように分別がなくわがままな夫、感情的で自分勝手な母親。それぞれへ妻として、娘として、思いやりをもって接するも、奈津子の愛は空回りし続けていた。想いが伝わらないことにやきもきしながら関係性に悩む奈津子に、大丈夫だと背中を押してくれたのはたった一人、弱っていく父親だった。余命わずかな父親とのやりとりを軸に、愛をもって強くしなやかに生きる女性の姿を描いた家族小説。

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  • 愛は楔に打たれ
    -
    1巻1,100円 (税込)
    愛と怒りの狭間で揺れ動く人間の心情を リアリティ溢れる筆致で描くノンフィクション小説。 父・永吉の不倫が原因で離婚をした両親。 連は母・有花には内緒で永吉と会っていた。 その父との再会は、後に真実と嘘の愛に覚悟の決断を下す、序章に過ぎなかった――。 【著者紹介】 青石 蓮南(あおいし はすな) 1989年、熊本生まれ。現在は福岡在住。会社経営者。本業の傍ら執筆活動に取り組む。今回の作品は、心に深く刻み込まれた少年~青年時代の苦い実体験を書き著した、自身初のノンフィクション小説となる。

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  • 愛よ幾星霜を恋え 連作・愛の伝記 初恋
    -
    1巻550円 (税込)
    何百年も前、トニー王とエレクトラ女王が建てた美しい城は、女王の死後降り続いた雨によって湖の底に沈んだという。その伝説の城を探し舟を出したシルビアは、同じく伝説を追っていたオリビエと出会う。水底に潜った二人が見たものは……。――『愛の伝記』初めは何とも思っていなかった彼女のこと。何気ない挨拶を続けているうち、だんだんと、僕の心の中に大きな、熱い血潮のようなものが湧き上がってきて……。僕の青春時代のほんの少しだけの小さな一ページ。――『初恋』

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  • 蒼い月
    -
    1巻968円 (税込)
    31才、製薬会社でMRとして働く僕はゲイであることを隠して平穏な日常生活を送っていた。しかし突如発覚したHIV感染の事実によって日常は一変。次々と試練が降りかかっていく…。華道家・假屋崎省吾氏推薦。「人間の美しい心と優しさがマイノリティの世界を変える力なのだと実感!」

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  • 青ずきんちゃん
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    妖しく美しい魔界へいざなう8つの短篇。 大晦日の入院病棟。大慌ての人物が二人いた。あるノルマを課せられ入院患者として派遣された妖精と、担当医師に恋をした、自分を7歳の女の子だと思い込む男性だ。その二人の思わぬ「がっかり」を描く「点滴妖精」。地位ある者にもてあそばれた少年は、死んでなお辱められ幽霊になってしまう。時代を超えてさまよう少年と、彼が出会う子供たちの物語、「青ずきんちゃん」。大雪の日の、あの電話がきっかけで夫は亡くなった。命日にまた雪が降り、妻の元へまた電話がかかる。「橇に乗りませんか?」。たった一人で生きる妻を狂気が誘う「雪の女王(スノークイーン)」。『グリム童話』や『雨月物語』などをモチーフに、妖しく美しい魔界へいざなう8つの短篇。

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  • 青二才の時間の幻影
    -
    1巻1,056円 (税込)
    時間とは何か、自然とは何か、亡き父が自分に伝えたかったのは何だったのか。若者の成長をつまびらかに描きだした純文学小説 いつの間にか辿り着いた田園地帯でマムシに咬まれ、病院に搬送されてしまった大島浩三。九死に一生を得た大島だったが、この事件をきっかけに田園地帯の自然保護を謳う前市長から市議選での応援演説を依頼されてしまう。『市長選挙のキーマン』となり政局の渦に飲み込まれていく彼は、自分のなすべきことを追い求めていく。

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  • 青の中へ
    4/30入荷
    -
    1,320円 (税込)
    大切なあなたに、とっておきの「青」を。 調色師の紫衣は、ステンドグラス作家の父が生前作りたくても作れなかった「青色のガラス」を求めていた。 そんな中、出張で訪れたドイツのシュテファン教会で、とある青年と運命の出会いを果たす。 急速に惹かれ合う二人だったが、彼には重大な秘密があった―― 家族の絆や運命の糸が絡み合い、時を越えて再び交差するとき、世界は青で満たされる。 人間の心の機微を繊細な言葉で紡ぐ、愛と成長の物語。

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  • 青の森に夢はたゆたう
    -
    1巻1,056円 (税込)
    何度も何度も思い返す、遠く甘い日々。 そこには確かに恋があった。 私にとって初めての、本当の恋が――。 心から人を好きになったことがない内気な大学1年生・川本多希に本当の恋を教えてくれたのは、 浪人経験者で2歳年上の同級生・柴田彬。 何度も重ねた夜の学内デートは、「二人だけの宇宙」のような時間だった。 そして一緒に暮らした部屋には、二人で作った青い森のジグソーパズルがあった――。

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  • 青葉の風に吹かれ
    -
    1巻1,056円 (税込)
    子供の頃から父を恐れ、逆らうことをしなかった「田之上洋」。大人になり仕事に奔走する中、父が体調を崩す。洋は体調を崩した父と会話を重ねるも、父が亡くなるまでついにわだかまりを解くことが出来なかった。「夫婦っていうのは、いいものだぞ。家族を持つってことは」それが父と交わした最後の言葉だった。父の死後、洋は様々な父の関係者と会い話しを聞いた。父親の本当の姿が見えてくるにつれ、洋の中には後悔の念が強まっていくが・・・・・・

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  • 赤いカラス
    -
    過去も現在も未来もない、あるのは断片的な記憶だけ―― 夢から夢へと自由に行き来する男は、文明の栄枯盛衰を垣間見る。 これは虚構か現実か。時空を超えて展開される摩訶不思議な旅行奇譚。 「どっちみち死ぬんだから食ってあげましょうね、あなたの夢を」 妻との死別をきっかけに仕事を辞めた男は、思い出が残る中国を訪れる。 道中で出会った奇妙な仲間とともに、文明を辿る旅が始まった―― 夢と現実が交差する世界を描いた、予測不能なファンタジー小説。

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  • 赤い靴 海を渡るメロディー
    -
    1巻1,144円 (税込)
    私、幸せになっちゃダメなんですか? 崩壊する家庭から逃げるように東京にやってきた少女・恵理。 出逢いと別れ、社会の厳しさに翻弄されながらも、懸命に新たな日々と向き合っていくが——。 運命の過酷さと家族の慈愛が胸を打つ長編小説。

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  • 赤い毒に揺られて
    -
    1巻704円 (税込)
    その花や球根に強い毒性をもつという彼岸花。 ある日、ある男が道ばたで見つけた 彼岸花の異様さに魅了され、手を伸ばす。 ――意識が途絶えた後、 傍には見覚えのない女性が立っていた。

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  • 暁の革命
    -
    1巻880円 (税込)
    1970年―ミュージシャン志望の拓郎と学生運動家・淳子の物語 音楽を通じて淳子への愛を表現する拓郎。彼女を学生運動の過激さから解放しようとする彼の思いは届くのか? 日本政府に対し抵抗を試みる、東京大学「全共連」。ミュージシャンを目指して広島から上京した三流大学4年生の拓郎は、偶然見かけた全共連の活動で東京大学4年生の淳子の美貌に魅せられ、全共連の集会へ通う。共産主義革命を目指す淳子の活動は過激さを増し、彼女が過激派「赤軍」に所属してから、状況が急速に悪化していく。赤軍派山岳ベースキャンプへの参加を決意した淳子の後を追う拓郎。二人は、互いの過去や思想を共有することにより打ち解けていく。淳子の計らいによって、拓郎はミュージシャンになるという夢をかなえるためにレコーディングスタジオへと向かうが――。 学生運動の盛んな1970年を舞台に、拓郎と淳子の関係性と学生らしい情熱を描く青春小説。

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  • 悪の組織ジョッカー
    -
    1巻660円 (税込)
    悪の組織ジョッカーが、主人公たちの問題を矯正していく物語。 ある日、それぞれの話の主人公が悪の組織ジョッカーに拉致、監禁されてしまう。 そして彼らは、拉致された先でジョッカー日本支部長の「J」と名乗る男と出会う。主人公たちは様々な問題や事情を抱えており、実はこの「J」は主人公の親や知人などから依頼を受け、彼らの問題を解決するために奮闘しているのであった。徐々に明らかになっていく悪の組織の正体とは…。「悪い事をする善人ではなく、良い事をする悪人」をテーマにして描かれた前代未聞の小説。

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  • 悪を与えよう
    4.2
    1巻1,056円 (税込)
    高校生・二階堂京子の弟を襲った一つの事件。 次第に明らかになっていく真実、壊れていく家族、そして孤独。 家を出て障害者施設で働き始めた京子は、さまざまな出来事や人々との出会いを通して 「正しさとは何か」を考え始める。 最後に京子が導き出した「正解」とは?

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  • 亜細亜の勲章
    -
    1巻1,650円 (税込)
    あらゆる人が平和に暮らせる世界を築くには?令和に問いかける一冊。 昭和20年8月、長崎に原爆が投下された。妊娠中に被爆した愛子は娘の英子を生み落として力尽きてしまう。後遺症に苦しみながらも懸命に生きる英子だったが、残された時間は僅かであった。彼女に託され、友人のミコはある人物に宛てた手紙を届けるべくアメリカへ向かっていた。その飛行機の中で誠介と出会う。彼は戦争をなくすために、戦時の悲惨さを伝えるべく世界中の戦地を取材するジャーナリストだった。三人の運命が交わり、物語は展開していく。 【著者紹介】 平 瑠美子(たいら るみこ) 1961年生熊本県出身、熊本市在住 熊本県立熊本工業高校卒業 高校在学中に、寿司屋・郵便局などでアルバイト 卒業後障害者施設 書道講師 司法書士事務所 事業者社会奉仕団体事務局 雑誌社など 多種にわたる仕事を経験した後、 2001年独立 開業雑貨店、書道教室、弁当店などを展開し、現在に至る。 なお、2021年11月よりブログを開設予定

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  • アダザクラ
    -
    1巻704円 (税込)
    『花明かり』琢磨と響は5歳の頃からずっと一緒。小学校、中学校と進学していくなかで、想い続けた初恋はいつになったら叶うのだろうか。「私は、あなたの胸に咲いていますか?」『君に会えて良かった』翔琉と瑞稀、突如終わりを迎えた恋。こんなことなら出会わなければよかった―。そう思っていた。でもやっぱり「君に会えて良かった」。『パズル』幼なじみの颯太郎は友季恵にとって良き相談相手。そんななか気づき始めた恋心。なかなか素直に伝えられない、だけど「あなたの、かけがえのない存在でいたい」。

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  • アトウー・アトのやまびこ
    -
    1巻1,056円 (税込)
    1992年、歌手を目指す日本の若者、原口はNPO法人の求人募集を見て、ベトナムに渡る。そこで、ベトナム戦争孤児の女性、リエンと出会い、恋に落ちる。2人は歌によって絆を深め、やがて日本とベトナムの懸け橋となるリーが生まれる。原口の夢はリーに託され、彼女の歌は人々の思いをのせて、希望となっていく。

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  • あなたなら泣いて終わりにしますか、それとも戦いますか。
    -
    1巻968円 (税込)
    息子が嫁に刺された―― そんなショッキングな一報をうけた母親の「私」は、現場へとかけつける。そこで待ち受けていたのは、想像を絶するような事態だった。周到な計画によって殺された息子、奪われた孫たちと持ち家、おかしな言動を繰り返す嫁の実家側、いわれのない「DV」疑惑……。暴力団の黒い影が見え隠れする中で、被害者の両親は必死で真実を探り、法廷で戦う。広島で実際に起きた事件をもとにした、迫真のドキュメンタリー小説。

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  • あなたの居場所が見つかるまで
    -
    1巻1,100円 (税込)
    あなたにとって「保健室」はどんな場所ですか? とある中高一貫校に勤める養護教諭の日高由美は、生徒たちから親しみを込めて「バーバラ」と呼ばれている。 彼女はこの仕事に「生徒の健康を司るプロ」として生きがいとプライドを感じているものの、保健室を休憩所のように利用する生徒は少なくない。 この春の新入生、山本果音もその一人だ。ただ、バーバラは仮病を使えば心配してくれたこれまでの大人とは違ったのだ。 クラスになじめずにいた果音だが、バーバラとの交流を経て次第に自分の居場所を見つけていき……。 【目次】 第1章 山本果音 第2章 兵藤澄江 第3章 馬場祐樹 あとがき 【著者紹介】 一九六五年生まれ。東京都出身。 下町の人情に触れながら、幼少期を過ごす。 大学卒業後、長きにわたり児童、生徒のケアに携わる。 心理カウンセラー。高校国語教諭・保健教諭、養護教諭の資格を持つ。 子どもたちの心と体の健康を日々追求し、今日に至る。

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  • 貴方の背中にI LOVE YOU
    -
    1巻880円 (税込)
    ある赤ん坊が、資産家の田村義衛門の家の前で泣いていた。子宝に恵まれなかった義衛門は、妻・朝子とともに赤ん坊を可愛がり、美しい女性へと育て上げていくが――。

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  • あの空の彼方に
    -
    1巻1,320円 (税込)
    親友の息子・透が人を轢いてしまった。 「私、代りになります」 自分の将来を犠牲にすることも厭わず、 透を守る決断を下した真弓が迎える衝撃の結末とは。 ――「あの空の彼方に」 「何時か、出来ましたら私も、海とその浜昼顔に会いにいけたらと思います」七歳で廓に売られ、のちに花魁となったコウ。 そんなコウを支えていた上客・板田屋惣右衛門との約束を果たすため、年季が明けて自由の身となったコウはまっすぐに彼のもとへ向かうが――。 ――「俱利伽羅峠まで」

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  • あばたもえくぼ
    -
    1巻990円 (税込)
    長くて濃い「復讐」のはじまり 大都会の歓楽街、その片隅。すこし不思議な風俗嬢の「ゆうちゃん」との出会いが、僕を変えていく。 「ゆうちゃん」に一目ぼれをしてしまい、近づこうとするけどなかなかうまくいかない日々。だけど「ゆうちゃん」もなんだか少しずつ変化が表れて――。 この世界のどこかで今日も生まれている、小さな恋の物語。

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  • アフターメッセージ
    -
    1巻528円 (税込)
    様々な家族の愛の形を感動的に描いた表題作ほか3編の短編⼩説集。 余命宣告を受けた主⼈公が偶然出会ったのは、 死んだ後⼤切な⼈に映像を届けてくれるという業者だった。 預かった映像を死後に届ける「アフターメッセージ」、 弁護⼠が多様な依頼に対応していく「男衾法律事務所」、 ⻑年⽚思いをしていた⼥性の⼦供に転⽣してしまう「⽣まれかわり」。 ⼈のつながりを様々な視点で描いたハートフルストーリー。

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  • AFLC~幸福なる四葉の短編集~
    5.0
    1巻1,210円 (税込)
    「四つ葉を英訳したらどうなるか辞書で調べたら【A Four - Leaf Clover】っていうんだって。それぞれのイニシャルを取って【AFLC】アフリークっていうのはどうかな?」 クローバーのアーチをくぐったその先、紺碧の扉が開くと、四葉館の住民達によるアフリークの物語がはじまる――。 「今」を感じるカルチャーをこれでもかと取り込んだ、明るく軽快な筆致で贈るエンタメ。

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  • 尼崎ストロベリー
    4.0
    1巻880円 (税込)
    なんだってできる。オカンを救うためなら。 尼崎に暮らす母と息子。父はいない。金もない。 でも、笑いだけはいつも、二人のそばにいてくれた。 「全てを、笑いに変えなさい」 ――母の言葉を胸に、少年は今、舞台に立つ。

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  • 甘くてお菓子なあの娘たち
    -
    1巻1,056円 (税込)
    両親の突然の遊学宣言で、カフェ「HAPPY★RAINBOW★STAR」に居候することになった一等星日向。そこで出会ったワケあり関西弁少女・沙希、美少女カフェオーナー姉妹ひかりとあかり、歪な友情関係に囚われた恵美と愛留、心を病んだ猫少女くう……。個性豊かな美少女たちに振り回されっぱなしの日向のなかで、蘇るあの夏の初恋。「恋人じゃないし、友達でもない。それより甘く深い絆で昔から繋がっていたのだから」――日向があの日出会った相手は、はたしてあの娘なのか? 胸のときめきが止まらない、甘酸っぱい青春恋愛小説!

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  • アミとアライの詩
    -
    1巻880円 (税込)
    愛の力で、世界を平和に導くことはできるのか。 宇宙にさまざまな国が存在した古代。 龍の国の王女・アミは13歳のある夜、突如現れた白いドレスの女性に大切な宇宙の使命を託される。 一方、星の国の最強王者であるアライも、王様からある使命を受ける。 敵対する2つの国に住む彼らの出会いが、世界を大きく変えていく――。

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  • 雨の中のレインボー
    -
    1巻1,584円 (税込)
    現実逃避にさえ、僕らは一生懸命だった。 「勉強ができる」ことを、当たり前だと思っていた。 東京の名門大学に入学したものの人生初の挫折に打ちひしがれていた僕は、 一人旅のために始めたバイトで、金沢から来た大学生ユミと出会う。 ユミが書いた一編の小説、旅中に携えていた数冊の本、そして彼女と目にした“あるもの” ——。 自尊心が傷つき、自分自身とうまく向き合えなかった僕を揺り動かしたものとは。 遠く離れた地での青春が、次第に重なり合ってゆく。 1970年代の東京、北海道、そして金沢を舞台にした、レトロでモダンな青春小説。

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  • あら、50歳独身いいかも!
    -
    1巻1,232円 (税込)
    10歳年下の彼に溺れるほど本気です! 来年 50歳を迎える美樹は独身のキャリアウーマン。 ある日、10歳年下の男・涼真に交際を申し込まれ、 自分の年齢を理由に断るが、押しに負けて付き合うことに......。 年下彼氏×中年女性のキュン死必至な歳の差ラブストーリー

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  • ありえた人生
    3.0
    1巻880円 (税込)
    かつての友人、同僚、愛人、そして別れた妻、、、。 男は「過去」の人たちから真実を告げられる。 読後に襲われる静かな衝撃。 そう悪くない人生を送ってきたはずだった。 犠牲者たちの存在を知るまでは・・・。 夢の中で会う縁のあった者たち。 皆が告白する後悔、葛藤、心の叫び、そして悲しい真実。 これは本当に夢なのだろうか? 俺の人生は本当に正しかったのだろうか? 「人生」というテーマに真正面から挑む。 あまりにも静かで暴力的な、心をえぐり出す衝撃作。

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  • アリになれないキリギリス
    -
    1巻968円 (税込)
    才能があり華やかに生きる禅、才能がなく地道に生きる賢一。 幼馴染でありながら対照的な2人は、それぞれ異なる人生を選び、次第に疎遠になっていく。 数年後、久しぶりの再会を果たした彼ら。 しかしこの再会には驚くべき思惑が隠されていた。 先の読めないストーリー展開に、目が離せない。

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  • ある愛の姿
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    1巻1,408円 (税込)
    東京から山梨へと移住してきた真一郎と奈津子。外界から遠く隔てられた「愛の巣」で、二人は互いを激しく求め合っていた。奈津子を愛してやまない真一郎と、心にどこか後ろめたさを感じている奈津子。最初こそ気持ちも通じ合い、愛してあっていたが、奈津子の思いは少しずつ真一郎から離れていった。やがて、二人に待ち受ける悲しい「別れ」とは……。すれ違う男女の姿を艶やかに描く、切なく悲しい大人の恋愛小説。

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  • ある女と娘のロング・グッドバイ
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    1巻528円 (税込)
    家族という名のもっとも身近な地獄を描いた、母と娘の半世紀にわたる葛藤と救いの物語。 「愛の糸」に縛られた母と娘。 その糸が切れたとき、本当の自由が訪れる。 母の死後、不思議な手紙に促され、書き始めた「母の物語」。 実の娘、真波に激高する母。 しかしその暴言の奥に隠れた母の悲しみや寂しさ。 「母の物語」を書き進めることにより、母を理解し直していく真波。 母と娘、互いに理解し合うときは来るのか──。 どうしてもっと早く愛されていることに気づかないのだろう? 愛すること、愛されること、それを学ぶために私たちは生まれた。 どんなに近くにいても伝わらない愛がある。 母と娘の愛と葛藤を描いた、家族小説。

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  • ALONEMAN
    -
    1巻880円 (税込)
    「これはかつて神の子だった男の物語だ」 「ママ、今日僕は人を殺したよ」薄暗い部屋の中。罪の意識を抱える神の子・タキオンは、まもなく自身の魂が堕ちゆくのを自覚していた。そこに現れた怪しげな男に促され、彼は自身の半生を語りだす……。

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  • あわら温泉物語
    4/30入荷
    -
    1,567円 (税込)
    度重なる地震や大火から、北陸の人々は必ず立ち上がってきた――。 明治時代から続く福井県の名湯での実話を基にした、悲運からの再生奮闘劇! 青く晴れた日、大きな赤がすべてを飲み込み、その旅館には2つのシンボルだけが残った。 日本一の泉源数を誇るが故に、それぞれの旅館が独立していて助け合うことの少なかった温泉街。 「このままではいけない」それに気づいた人々が、老舗旅館の焼失を機についに動きだした。一人は社長、一人は議員、一人は女将として……。 地元の未来を思う気持ちが重なって作る、新しい”あわら”の形とは。

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  • 暗渠の底 近畿連続女性殺害事件
    3.0
    1巻1,144円 (税込)
    連続殺人事件の容疑者として、一人の男が逮捕された。 しかし女子高生の満理は、二転三転する 報道内容や強引な捜査に違和感を覚え、冤罪を疑い始める。 長きにわたる裁判の末、男に下される判決とは。 そして、容疑者の素顔とは――。 実際の事件に着想を得た、衝撃の社会派小説。

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  • アンドロギュノス
    -
    1巻1,056円 (税込)
    閉ざされた孤島に立つ全寮制のミッションスクール。そこで交差する、秘密を抱えた少年たちの孤独と罪。性とは?死とは?生命とは?現代のタブーに挑む、異形の青春群像劇。

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  • アンのように生きる インドにて
    -
    1巻1,584円 (税込)
    片山美沙は、海外日本人学校教師となった夫・翔一郎とともに その派遣先であるインドでの生活を始める。48℃を超える灼熱 の夏、インド特有の常識や生活様式、日本人コミュニティ内での 立ち振る舞いなど戸惑うことばかりだったが、同期の家族や、 『赤毛のアン』を愛する一年先輩の北川怜子との交流をとおして 美沙は少しずつこの地での暮らしを愉しんでいく。

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  • 生きているとき
    -
    1巻1,320円 (税込)
    軽はずみな行動だったとは思わない。でも、いのちを背負うことの覚悟と責任をもっていたわけでもなかった――。その日はたまたま、約束の時間よりもかなり早く家を出た。いつもは通らないケーキ屋の前の横断歩道を通った。ふと目に留まったのは、よろよろと車道に向かって歩く、汚れた野良猫。目の前の消えそうないのちと出会ったとき、あなたはどうしますか。

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  • 医師Kとの結婚
    -
    1巻1,144円 (税込)
    医学の道に進んだ者は、皆、優しい人間性を持った高潔な人格者達であると、頭から信じていたユリ子の人生は結婚を機に一転する。夫婦関係、親子関係、患者と医師の関係などすべての人間関係を上下関係としか見ない、人間性が欠落した夫。夫が軍医であったため、公職追放による貧困を余儀なくされ、第二子の堕胎と第三子を流産してしまう。何度も離婚や自殺を考えながらも、この結婚に賛成した父への思いと、結婚後間もなく産まれた子どもを父なし子にはしたくないという思いから、苦難や不幸に立ち向かい、夫との人生を貫こうとする姿を描き出す。

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  • イジメられっ子の僕が愛を知った真夜中に
    -
    1巻990円 (税込)
    「僕は人間がキライだ」 気が弱く、臆病なうえに、勉強も苦手で体臭も臭い僕はクラスでいじめられている。家に帰れば毎日のように両親の喧嘩を目の当たりにし、心は閉ざされるばかり。 そんなある日、家での騒動をきっかけに僕の心に微かな希望が見出されて……。 子供の苦悩を繊細に描いた、自分に隠された本音と向き合う葛藤の物語。 森田亮介(もりた りょうすけ) いつの世にもイジメは存在する。人類の永遠のテーマなのではないだろうか? 昨今はSNSの発達によりさらにイジメは陰湿化している。その原因を自分の体験を通して本著で書いたつもりである。本著に用がないのが一番望ましいが、もし、同じ悩みを抱えている親子がいたら読んでいただきたい。読者の一助になることを心から念ずる。

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  • 異世界科学者
    -
    1巻990円 (税込)
    2642年7月、人類は滅んだ。 その結末を変えるためにワープした私は、未知の宇宙空間に投げ出されてしまう。 全宇宙、時間、空間を超えた長編物語の幕が上がる――。

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  • 異世界縄文タイムトラベル
    5.0
    1巻1,056円 (税込)
    笑いあり、涙あり、友情あり 現代に戻れる日を信じ、力強く生き抜く青年たちを待ち受けていた、驚愕の真実とは。 閃光の先は何と縄文時代! ! 「一度あることは、二度起こりうる。だから、きっと帰れる。」 毎年「ワケアリ」な青少年たちが開催するサマーキャンプは、今年も変わらず静かな夜を迎えていた。 しかし、そこに一線の閃光と激震が起こり、事態は一変する。 うっそうとした茂みの中の野生のイノシシ、原始人との闘い…もしかして、タイムスリップ!?

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  • 板場の灯り
    -
    1巻880円 (税込)
    千変万化の献立に職人の誇りを込めて――。名古屋和食料理界を取り仕切る名親方の船橋に可愛がられ、各店で腕を振るう一軌。船橋への恩義、共に歩み続けた女性たち、弟子たち、技と心の板場の世界でそれぞれが向かう人生の答えは。ちぐはぐで不器用な男女の心あたたまる物語。

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  • 一陣の風 あなたの人生にもきっと吹く
    -
    1巻1,144円 (税込)
    ある日届いた一通のメール。それはかつて淡い思いを抱いていた純一の離婚を告げるものだった――。 一陣の風に吹かれたように心揺さぶられ、私は二十年前の大学時代を追想する。新歓コンパの後、高校まではいつも教室の隅でひっそり過ごすばかりだった内気な私に、思いがけず声をかけてくれた純一。周囲の世界への壁を取り払い、人と交わる喜びや切なさを知る勇気を与えたそのときのひとことを、私は今、感謝とともにかみしめ、純一への手紙をしたためる。人生の様々な季節に吹く、様々な色の風に思いを馳せながら。 <著者紹介> はるのふみ 愛知県出身。教育関係の仕事に携わる一方、小説・詩・エッセイなどを手掛ける。「一陣の風」は大学時代のせつない恋心を手紙形式で振り返るところから始まる。変化する心情と状況が風・色のイメージで表現されているのも新しい。

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  • 一闡提の輩
    -
    1巻1,320円 (税込)
    不可解な死を遂げた父と、娘・瑠衣の抱えた心の傷、そしてふたりの秘め事……。 倫理を、常識を、善悪をも超越した「縁」を描く衝撃の物語。 ※「一闡提」とは……仏法を信じることなく、成仏の素質を欠く者

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  • いつか海の見える街へ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    「ただそばにいること」がこんなに難しいなんて 小さな居酒屋「およし」を営むよし子、常連客の孝介。 距離が縮まりつつも深い関係になることを避けてきた2人の運命は。 一方、孝介の妻・美智子は子育てを終え、今後の生き方に思いを馳せていた。 切なくもあたたかい、珠玉の群像劇。

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  • いつもあの子は踊っている
    5.0
    1巻1,144円 (税込)
    「今だって、わたしは踊り続けているの。ダンスはね、形通り踊ることだけがダンスでは、ないんだから」 大学1年生のスグルは、高校でも同級生だったサヤカと一緒に通学するようになった。やがて軽音楽サークルに入部し『Boketto』を結成したスグルと対照的に、ダンスが得意なサヤカはどのサークルにも所属しないと言う。 お互いに他愛もない話をするうちに、スグルは天真爛漫なサヤカに心惹かれていく。初めてのライブも大盛況で終わり、彼はついに想いのうちを彼女に明かそうと決意するのだが……。儚くも美しい、青春恋愛小説。 様々なジャンルで活躍する、総合芸術家である筆者の渾身のデビュー作。 〈著者紹介〉 アミュースケール 1987年9月11日生まれ。横浜市在住。 様々な芸術活動に没頭するなか、ドイツロマン派の文芸に触れる機会があり、感激し「現代版メルヒェン」として、独自の継承をしようと一念発起する。 ジャンルや形式には囚われず「総合芸術家見習い」と自らを称して、様々な芸術活動に精力的に取り組んでいる。

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  • 愛しき女性たちへ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    かくも愚かで傲慢な男たちに翻弄される女たちの物語 夫のモラハラ、愛人の束縛、孤独な日常、様々な過去をもつ登場人物の「愛のかたち」を描いた大人の恋愛ロマン。 マッチングサイトでパパ活するシングルマザー、 DVの父親をもつ高級クラブのホステス、 モラハラ夫との関係を断ち切りたい二児のママ、 愛人として束縛され続けたブランドショップ定員など、 悲痛な運命に抗って力強く生きる女性たちを描いた魅惑の一冊。

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  • 糸電話レボリューション
    -
    1巻990円 (税込)
    亡くなった人と話せる糸電話が開発された――。「糸電話レボリューション」を含む6つの不思議が集まる短編集。故人とリアルタイムで会話ができる糸電話が開発された。1回3分。その間で人々は故人と何を話すのか。そして、この糸電話を開発した不二リアルコーポレーションの正体を追った「糸電話レボリューション」。「違う顔になりたい……」そうつぶやいたことから違う顔での生活が始まってしまう「予告」。本音を話してしまうふりかけを食べた教師の行く末を描いた「本音のふりかけ」。その他、「トドメのマフラー」「ようちえんは忙しい」「写真判定」など全6編を収録。

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  • 犬の三楽斎
    -
    1巻1,320円 (税込)
    太田道灌のひ孫にして、日本で初めて軍用犬を用いたとされる知勇兼備の将太田資正。 若き日の資正の奮闘と、戦国後期の名将達との邂逅を生き生きと描いた秀作時代小説。 戦国時代の隠れた名将と言われ、日本で初めて軍用犬を運用した太田道灌のひ孫、後の三楽斎道誉、太田資正。 天文四年(1535)、岩付城。14歳になった資正は、突然兄太田資顕に松山城への婿入りを告げられる。 曾祖父太田道灌を憧憬していた資正は自暴自棄になり城を飛び出し、失望しながらも北条の戦見分を思いついた。 そして、自身が助けた仔犬のつき丸と案内役の熊吉を従え、牢人の風体で霊峰富士の麓をめざすが、 ひょんな事から扇谷上杉家への調略を進める風魔忍びに命を狙われるはめになってしまう。 その出来事を契機に、武田信玄をはじめとする戦国武将達と交わり、歩き巫女を隠れ蓑とする美しいくノ一と出逢い、戦いへ参画しと、多様な経験を積んでいくことになる……。 資正がいかにして犬と出逢い、混乱した戦国時代を生き抜き生涯闘い続けることになったのか、その原点を鮮やかに描き出した時代小説。 【目次】 一、湖上の城 二、穢多の女童 三、源五郎出奔 四、急襲 五、若虎との邂逅 六、闇の風 七、歩き巫女 八、忍びの掟 九、合戦の行方 十、それぞれの旅立ち 【著者紹介】 上泉 護(かみいずみ まもる) 1967年、東京に生まれる。 2021年、文具メーカーのぺんてる(株)を早期希望退職し作家生活に入る。 上泉自身が大の歴史小説(池波正太郎)、犬好きの為、岩付城主太田資正公をもっとよく知りたいとの思いから、2007年、資正公が晩年を過ごした八郷の地に移住する。 現在、資正公ゆかりの地を巡りながら、ゴールデンレトリバーと同居し、明日をも知れない執筆活動に勤しんでいる。

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  • 異能クラブ
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    1巻1,430円 (税込)
    個性豊かなキャラクターが活躍する、予測不可能なエンターテインメント小説! <目次> (壱)電話の相手が見える百里眼異能力者、伊能敬 (弐)自在に意識を操作することができる気喪力異能力者、神谷仁 (参)聴覚を操ることができる音喪力異能力者、大仏聡 (四)人を引き込む魅惑の力、極楽異能力者、綾瀬蘭子 (五)痛覚を自在に操ることができる男、痛喪力異能力者、井上真 (六)汗腺を操ることができる男、滝汗力異能力者、小川長流 (七)時を操ることができる男、時操力異能力者、松田時男 (八)漏らすことを何らの問題としないことのできる男、下漏力異能力者、尾中管司 (九)疲労を知らない不屈の男、避屈力異能力者、阿部米太 (十)未知の世界への扉を開く男、誘鳳力異能力者、円谷盤介 (十一)類まれなと言えるほどではない霊能力者、霊悩力異能力者、小野田気道 (十二)予知能力があるといえる可能性のある女、準予知力異能力者、六島空美 (十三)インターネットの申し子、ネット力異能力者、隠田熱人 (十四)人の恥事を嗅ぎ取ることのできる男、恥知力異能力者、原田中 (実践編) 異能クラブ活動第一段、事件発生 異能クラブ活動第二段、事件発生 異能クラブ活動開始 制裁 応戦 形勢逆転 反撃開始 あとがき

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  • 祈りの朝に
    -
    1巻1,056円 (税込)
    厭世家気取りの青年医師・貴之は、大学病院を追い出され、友人が経営する鎌倉の病院に誘われた。友人の妹・奈津が庭で佇むところを見かけ、一目惚れしてしまう。何とか彼女の気を引こうとする貴之。だが、彼女は聖女のように生きとし生けるものすべてに愛を降りそそぎ、貴之を一人の特別な男として見ることはなかった。それでも、愛を捧げ続ける貴之は、いつしか献身的な情の厚い人間へと変貌していった。ある日、友人から奈津の結核がすでに末期にあり、余命いくばくもないことを告げられると、貴之は、奈津への思いを昇華させるためにあることを決断する……。愛の本質を掴むために煩悶し、魂が光輝く喜びを知った青年の純愛小説。

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  • IF 世紀を越えた武将たちのバトルロワイヤル
    -
    1巻1,100円 (税込)
    織田信長は、炎上する本能寺の一室で切腹する間際、“もし”の世界を想像しながら意識を失う。目覚めると、上杉謙信と伊達政宗による「関ケ原の戦い」が開戦し、聖徳太子や中大兄皇子など政治家が活躍する、架空の世界が広がっていた。誰もが天下統一を目指し権謀術数を繰り広げ、戦争を仕掛ける群雄割拠の中、最終的に勝利をつかんだものの行く末、民衆にとって最良の為政者は一体誰なのか、その様子を織田信長の視点から見進める。日本史上、最初で最後の最強決定戦。

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  • 異聞 変異コロナ
    -
    1巻1,320円 (税込)
    4 人の天才科学者 VS 新型ウイルス 突如として発生し猛威を振るう変異株。 圧倒的な感染力と毒性を前に、医療は、人類は、何ができるのか ——。 感染症研究者の岸辺弘は、鳥インフルエンザウイルスの変異実験が成功したというニュースを目にする。 時を同じくして飛び込んできた、新型ウイルスによる死亡例の報告。 自然発生か、はたまた人の手によるものか。 医学博士・パンデミック研究者の著者による、書き下ろしフィクション。

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  • 今 ふたたび長崎の鐘 ―被爆の深層を探る―
    -
    1巻880円 (税込)
    長崎被爆の深層を追究することで、見えてきた真実 「いや~、おたくに落ちなくてよかったですなぁ」 突然かけられた元長崎市長の言葉によって始まった長崎原爆 小倉第一目標説を検証する旅 小倉在住の心療内科医が、独自の視点で取材を重ねて辿り着いた結論とは――

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  • 癒しの老話
    -
    1巻880円 (税込)
    田舎の山中の老人ホームが突然倒産した! 取り残された老人たちの運命は!? 痛快老人アクション「なでしこの里」ほか、 心に染み入る10の老話集。 「空飛ぶベッド」「河童の屁」「最後の女」「福寿草」「おじいさんの手押し車」 「長寿銭」「夢のかなた」「風のいざない」「包丁研ぎ屋」

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  • イルミネーション・リバー 禁じられた恋の行方
    -
    1巻528円 (税込)
    銀行勤めの亜由美は、まもなく50歳を迎える。子どもは巣立ち、二人暮らしをする夫からは女性扱いされず、日々の生活で漠然としたむなしさを抱えていた。そんな時、あるセミナーで出会ったのが妻子ある52歳の会社役員、佳弘だった。二人はやがて男女の関係になり、亜由美にとって佳弘はかけがえのない存在になっていく。許されない恋を続ける二人が行き着く先に待っていたものとは――。女としてのときめきを再び取り戻したいと、もがき苦しむ女性の切実な願いを軽いタッチの文章でつづり、女性にとっての幸せとは何か、男性との関係で得るものは何かを読者に問いかける。

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  • 色えんぴつのワルツ
    5.0
    1巻704円 (税込)
    ステップを踏むように、描いては消して、消しては描いて。 事務職のアルバイトをそつなくこなしながらも どこか物足りない毎日をすごす、琴。 ある有給休暇の金曜日、気が付くと知らない場所にいた。 そこは夢と現実が交差する不思議な空間で――。 彼女の「自分を探す旅」がいま始まろうとしていた。 期待の新人、渾身のデビュー作!

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  • インスタント・ストーリーズ 22話のすき間時間小説
    -
    1巻1,100円 (税込)
    一瞬で、摩訶不思議な世界へ。 一つ、また一つと世界から色が消えていく『異常事象』、生返事しかしなくなっていた夫の態度がなぜか一変した『ある日突然』、「死者の使い」を自称する謎の男が驚愕の事実を告げる『死者の使い』。 少し不思議な「日常」を、時にシニカルに、時にユーモラスに描き出す。 お湯を入れてからの3分で読めてしまうような、22のショート・ショート。 【目次】 異常事象 落とし穴 死者の使い ある日突然 雨乞い だるまさん 当たる 人生解説集 ボクの仕事 不動産相談所 迷子のあの子 コビトクリーニング 眠る 買い取り金額 糸 思い出修理屋 さっちゃんからの手紙 アリ ドリームプレイング 幸せ 金魚すくい 一泊だけのホテル 【著者紹介】 1988年、埼玉県出身。 日本社会事業大学社会福祉学部福祉援助学科を卒業後、5年ほど民間企業に勤め、妊娠を機に専業主婦となる。 初めての子育てに奮闘する中、娘が1歳の頃に夫の病気が見つかり人生が激変。 一時はすごく落ち込んだが「ピンチはチャンス!」 1年半の夫の療養期間に気づけたことは数知れず。 以降は「心に幸せの種をまこう」をモットーに、SNSやブログで日々を軽やかに過ごす考え方やすき間時間に読める小説などを発信している。

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  • Wish You Were Here
    -
    1巻990円 (税込)
    全世界に数千万人のユーザーを抱えるSNS「My Life」。雑然とした現実を生きる人々の人生が「MyLife」を通じて絡み合い、連鎖する――。 全世界に数千万人のユーザーを抱えるSNS「My Life」。そこでは、世界各地のさまざまな人々の人生が絡み合い、連鎖していた。ある時、その世界的なサービスの終了が決定した。同時に、ある男の頭に「ある考え」が芽生え、それはどんどん大きくなっていく――。 〈著者紹介〉 檀田加理(だんだ かり) 1979年生まれ。本作が初めての短編小説。

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  • 薄紅色のいのちを抱いて
    -
    1巻1,144円 (税込)
    ウチがいなくなっても、この桜の園だけは―。 桜の儚い美と大樹の神秘に対する人々の想いを描いた短編小説集。 桜専門庭師の夫、悠輔が先祖代々受け継いできた「桜の園」。 夕子は悠輔の死後も、女桜守として彼の想いを継承したいと願うが、病によって死を 意識する。

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  • 渦の外
    -
    1巻1,144円 (税込)
    創作華道家の跡取りとして、生まれた時から将来を決められた人生。自分に流れる血を疎み、空虚な日々を送っていた朱里は、意を決して家を飛び出し、想いを寄せる「先生」を頼って食堂“もみじ”に転がり込んだ。 食堂での仕事や、“卓球場”に集うわけありな仲間たちとの交流を通じて一歩ずつ自分の人生に向き合いはじめていく。 しかし、そんな矢先に先生が消息を絶ってしまい――。 “籠の鳥”として育った少女の心揺さぶる愛と成長の物語

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  • 噓のレンアイ×夢のケッコン=未来の子供たちの明日
    -
    1巻1,100円 (税込)
    えりか、エリカ、恵梨香、ERIKA。よく知っていたさっきまでの「彼女」は、しかし次の瞬間には全く別人であるかのような歪さを秘める。まるで、心も人格も入れ替わってしまったかのように――。 恋愛中、そして結婚中。それぞれの時間を起点とする「彼女」をめぐる物語。 〈著者紹介〉 上野文G (うえの ぶんじ) 1972年生まれ。都内在住。

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  • うどん鶴亀亭 武蔵村山店
    3.0
    1巻1,056円 (税込)
    カツ丼専門店が、うどん業界に進出!? 個性豊かな「うどん課」メンバーが織りなす、ドタバタ奮闘物語。 カツ丼チェーン店の鶴亀亭で働く小山武蔵は、 食い逃げ客を殴ったことで店長からマネージャーへと降格させられた。 その後、新たに設立されたうどん課へ異動し、 店長の向井、もう一人のマネージャー・平川、 鶴亀亭一の怠惰・無能力男と言われる太田原課長とともに 「うどん鶴亀亭」を開業する。 はたしてうどん事業進出は吉と出るのか、 凶と出るのか。

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  • 海が見える
    -
    1巻1,320円 (税込)
    ここからは海が見える。 なんという碧さなのだろう。 神戸の港町を舞台に繰り広げられる、3人の男子高校生の青春群像劇。 互いの価値観をぶつけ合いながら語り合い、互いに相手を思いやりながら成長していく姿を繊細な筆致で描く。 若者たちに未来に向かって自信を持って歩んでほしいという著者の願いを込めた一作。 プロローグ 第一章 3人の出会い 第二章 道徳と神の存在 第三章 あの戦争と戦後の社会 第四章 民衆と政治 第五章 平穏な日常と異変 第六章 恋と友情 第七章 苦悩と生 エピローグ

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  • 海の賜物
    -
    1巻660円 (税込)
    気仙沼を襲った大震災。乗り越えるために必要なことは身近にあった――。 気仙沼から東京に出て、外資系の企業で出世した慎二。しかし、慎二の仕事はリストラを言い渡す役割で周囲から“首切り屋”と恐れられていた。 突然の虚無感が慎二を襲い会社を辞めたところにやってきたのは、気仙沼の水産加工会社を経営する親友の悟だった。 水産加工会社で働き始め、慎二は生きがいを取り戻し、順調に進んでいた頃に東日本大震災が起こる。 すべてが終わったと思った翌朝に慎二たちが見た希望とは。

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  • 海のように深く、大地のように温かい
    -
    1巻1,320円 (税込)
    しがらみを断ち切った先に見えてくる、本当の家族の絆とは。 昭和35年。とある商店街の魚屋・磯吉商店を舞台に、3世代にわたる愛憎を描いた物語。 商店街の魚屋・磯吉商店を切り盛りするキヨ。中学を卒業後、キヨの下で働いてきたハル。 そして、ハルとともに家業を助けてきたキヨの長女トモ。 3人の関係は、長男のシンが帰郷して商店で働き始めたことで、少しずつ歪んでいく。 ハルとトモを頼りにしながら、キヨは自分の息子が店を継ぐという考えを捨てられなかった。店の将来を第一に考えて行動するハルは、次第にキヨから疎まれるようになり、一家の中で孤立を深めていく。事態を変えたのは、大人しかったトモの大胆な決断だった。 人情経営の愛憎渦巻く舞台裏を描いた家族小説。 【著者プロフィール】 天馬 ときわ(てんま ときわ) 三重県出身。1966年生まれ 関西外国語短期大学 英米語学科卒業

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  • 海辺のレクイエム ―愛する人にとって、自分は一体何者なのだろうか―
    -
    1巻1,320円 (税込)
    "幻冬舎ルネッサンス コンテスト大賞受賞作品! 時を経て辿り着いた愛の形とは―― 主人公の祐介は、かつて思いを寄せた美沙が、結婚後も旧姓のままであることを気に掛けていた。 祐介は、美沙に結婚を断られた後も歪んだ思慕をずっと心に育んできたのだった。 登場人物たちは「愛する人にとって、自分は一体何者なのだろうか」と、自問自答する。 昭和の終わりから平成にかけての時代を背景に、恋愛の持つエゴイズムを描いた珠玉の作品。 【目次】 〈詩編〉氷音(こおりね)  序章 夜の電話 第1章 美沙と慶子 第2章 魅惑のヴィーナス 第3章 香澄のこと 第4章 罠 第5章 安田の肖像 第6章 香澄の肖像 第7章 クリスマスの日に 第8章 思い 第9章 別れ 第10章 再会 第11章 裸婦像 第12章 海辺のトルソー 第13章 別れと出会い 第14章 印象・日の出 第15章 重い扉 第16章 肖像画の傷跡  第17章 海辺のレクイエム 第18章 香澄とツバメたち 終章 冬の便り 〈詩編〉海辺のトルソー 【著者紹介】 1955年12月生まれ。茨城県在住。 里山に暮らし、少しばかりの田畑を耕し、雨の日や夜に作品を書いています。 子供の頃から様々空想することが好きで、物語や詩などを書いてきました。また地元に残された古文書や史跡などをベースにノンフィクションを書き、歴史講座なども開き楽しんでいます。 詩やノンフィクションは本名で、小説は筆名にて発表しています。長編は、本作が初挑戦でした。"

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  • 浦シマかぐや花咲か URA-SHIMA KAGU-YA HANA-SAKA
    4.0
    1巻880円 (税込)
    未来の扉は我々が切りひらく―― 太平洋戦争末期から戦後復興期、時空を超えて日本を支えたヒーローたちがいた。 1945年8月、広島。日本軍が東京から送りこんだ最後の秘密兵器とは―― 人々の祈りと願いが国の運命を、愛する人の命をその手に取り戻す。この信頼と絆は時代を超えても変わることはない。 日本の混迷期を舞台に駆け抜ける壮大なファンタジー。いま、生命が蘇える!

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  • 浦島太郎の忘れもの
    -
    1巻1,056円 (税込)
    浦島太郎が竜宮城に忘れてしまったものとは―。 息子を大切に想うおっかあ、 少し意地悪だけど純粋な幼馴染など、 様々な人に囲まれながらあたたかな毎日を過ごす浦島太郎。 ある日一匹の亀を助けたことから竜宮城での華やかな日々が始まった。 毎晩酒と乙姫たちに囲まれながら行われる宴。 夢のような生活を繰り返すうちに霞んでしまった大切な心は取り戻すことができるのだろうか。 長年日本で愛される昔ばなしに新たなエッセンスを加え、現代に蘇らせる。

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  • 怨み・ハラスメント
    -
    1巻990円 (税込)
    社会の闇を暴きつつ、悪をこらしめていく 勧善懲悪を描いた痛快エンターテイメント! 闇サイトの管理人かつ女司令官・須戸麗花。 執事兼用心棒のハインリヒ・フジオカ。 敏腕ハッカーで情報関連担当の山田くん。 フジオカと同じく実働部隊で風魔の忍者の末裔の桔梗。 闇の非合法サイト『怨み・ハラスメント』に届く数々の怨みを 個性溢れるキャラクターたちが代行して晴らしてゆく――! <目次> 怨み・ハラスメント 赤犬の家 グッド・コイン 亡霊酒場 桔梗の里 山田くんの真実 ハインリヒ・フジオカの過去 須戸麗花・IQ265の孤独 さいごの戦い エピローグ

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  • 雲海のエガミ
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    一冊の本が二つの世界を繋ぐ壮大な物語。 雲海に浮かぶ異世界「エガミ」の小さな島に暮らす少女・ラムカ。 ある日突然、彼女は何者かに追われ崖から転落した。意識が戻ると魚と船が融合した生き物の上に。そして目の前に現れたのは、顔は動物、身体は人間の姿をした動物の記憶を持った「零族」と言われる者たちだった。ラムカは彼らとともに、すべての記憶があるという「記憶の森」を目指し旅に出る。 一方、現実世界「モンド」に住む少年・カイユは、『雲海のエガミ』という不思議な小説を読み進めていくうちに、夢の中での出来事と小説の内容が繋がっていることに気が付くのだった。 交わるはずのない二つの世界の住人が出会うとき、世界は崩壊に向かって加速していく。 果たして、ラムカとカイユを待ち受ける結末とは――。

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  • エアメイル
    -
    1巻1,144円 (税込)
    交通事故で両親を亡くした須藤桃。ショックで自分を失っていく桃のもとへ突然、同級生の久松ヒロキが現れる。傷んだ心をかき乱すヒロキに、やがて心を解かされた桃は――。

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  • 永久の恋人――愛と悲しみの軌跡
    -
    1巻1,320円 (税込)
    手紙で紡いでいく究極の愛のかたち 長年の片思いの相手である陽一から、 手紙でデートに誘われたのが始まりだった。 会えば会う程、手紙を取り交わす程、二人は愛を深めていくが、 乗り越えなければならない試練も待っていて——。 いくつもの壁にぶつかりながらも、 互いを思い続けた二人を描く珠玉のラブストーリー。

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  • 駅長の娘
    -
    1巻968円 (税込)
    人を死に至らしめる「純愛」は存在するのか。「愛」と「生」の意味に触れる文学作品。 30余年前。美樹と京一はクラスの誰もが認める恋人同士だった。しかし美樹は、心療内科医として働く別の男と結婚。そして2年ほど前に自殺してしまったという。同窓会でその事実を知った作家の<私>は、美樹の死の真相を追いかけるが……。

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  • エバーラスティング・ブルー
    -
    1巻1,232円 (税込)
    友情、恋、夢、挫折、成長―― 思春期の痛々しくも瑞々しい感情を描いた物語。 ヒーローが救い出してくれるって、ずっと信じていた。 高校3年の秋。少女が出会ったのは、 自分の名前すらわからない謎の少年。 悲しいときに不思議とそばにいてくれる少年には、 知られざる秘密があった。

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  • エンゲージ・リング
    -
    1巻1,144円 (税込)
    満天の星空の下、 私たちはともに生きていくことを誓った ――私は安奈さんに惹かれている。それも、抱いたことがないほどの強い気持ちで。 もっと早く自分の気持ちを認めればよかった。 私は同性愛者なのだろう。 やっと、気づいた。やっと、気づけた。 自分がそうなら、自分に素直でいたいと思った。 ただ……。(本文より) それなりに幸せだった日々を手放し、心から望む人生を歩んでいく。 簡単なようでとても難しく、時には誰かを傷つけてしまうこともあるけれど――。 人を愛することの喜びと尊さを描いた恋愛小説。

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  • ALS―天国への寄り道―
    -
    1巻990円 (税込)
    毎日のささやかなやりとりが愛しく、恋しい。 妻の死を期してもなお紡ぎ続けられる夫婦の絆のものがたり。 「出すのを忘れただけなの」ときまり悪そうに言う君と、一日遅れの誕生日ケーキを一緒にほおばったこと。 近くのデパートに呼び出されて、少し高いポロシャツを買ってもらったこと。 釣りに行く日には、朝三時に朝食と昼食用の弁当を作ってくれたこと。 たくさんの思い出を、今もはっきりと覚えている——。 不治の病、ALS。徐々に筋力が衰え、体が思う様に動かなくなり、最後には呼吸が止まる。 ある日突然、医師からの宣告で妻の余命は1年未満になった。 唐突に突き付けられた現実と向き合い、抗い続ける中で見えてきた本当に大切なものとは……。 互いに支えあい、どんなに辛くとも前に進む夫婦の姿が描かれる。 〈著者紹介〉 島崎 二郎(しまざき じろう) 1949(昭和24)年、岡山県生まれ。1972(昭和47)年に倉敷市役所に就職。 福祉事務所及び市民課の課長主幹を歴任する。その間に「年金事業への発展に対する功績」が認められ、2004年に社会保険庁長官賞を受ける。

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  • 応永の風
    -
    1巻880円 (税込)
    目指す先になにがある―― 応永二十六年。高麗や蒙古、大唐との覚束ない外交を進めていた。激動する日々のそのなかで、天竺天次(テンジク テンジ)は手柄を立て春日大社を世間に知らしめよという命のもと、奈良から九州へと渡ることとなる。奈良にまで噂が流れてくるほど、海外の影響を強く受ける博多では、様々な思惑が渦巻いていた。神風党と名乗る勢力とは。活き活きと室町を駆け巡る天次から目が離せない、迫力満点の歴史小説。

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  • 桜花舞い散る庭で
    -
    1巻1,320円 (税込)
    幼くして両親を事故で失った結希。結希の叔母であり天才医師の理沙。叔母と姪の関係を越え、支え合い生きようとする二人だったが、埋められない「母」の存在が人生を大きく変えていく――。宝物のように家族を思いながら、絆を深められない女性たちを描く家族小説。

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  • 王子は白馬に乗ってない!
    -
    1巻1,056円 (税込)
    オトナ女子には、幸せへの選択肢が多すぎる。高校時代の男を忘れられない真奈美は、彼氏がいなかった期間が全くないほど男に好かれるタイプだが、理想が高く結婚に踏み切れない。「一人が一番気が合う」と言う紗英は、結婚をコスパで考えるタイプで、親が持ってくる縁談の話にも消極的。付き合って3年の彼氏がいる由佳は、最近は会ってももらえず、ついに浮気相手と一緒にいるところを目撃してしまう…20代後半の3人の女たちに降りかかる、恋愛に関する数々の試練。これを乗り越えるために女たちが行くのがミツコママの店。幸せになるための葛藤や悩みをミツコママの鋭いアドバイスが解決してくれる。「王子は白馬には乗ってない」「男ってのは、できることなら毎日違う女がいい」「幸せになりたければ、4番目の男を捕まえろ」…他、ミツコママの愛と毒が詰まった至極のアドバイス達が女たちの心にグサリと突き刺さる。オトナ女子必見の恋愛小説。

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  • 大江戸弘メ帖 第一編 東錦絵
    -
    1巻1,100円 (税込)
    「東錦絵」に惚れた男、大倉屋松七郎の活躍。 江戸時代、幕府の樹立により、政治の中心は京都から江戸へと移行。しかし、それでもなお京都は文化の中心であるという人々の意識は強かった。そんな人々に、東錦絵に惚れた大倉屋松七郎は、江戸が育んだ文化を知らしめようと奮闘する。 主人公・松七郎のほか、繊細な表情の美人画で人気を博した鈴木春信や九代目市村羽左衛門など、実在した人物も登場。江戸中期の人々の暮らしや生き様が垣間見える長編歴史エンタメ小説。 深川の色/旗本の知恵/金色の朝/役者の見世/二丁町/客という教師/二代目瀬川菊之丞/菊之丞油見世/大倉屋喜七/江戸の変化/旗本の町/坐鋪八景/一番美しい物/菊酒/鈴木春信/大小絵暦交換会/大倉屋/田沼意次/家訓/京橋弓町大倉屋/おまつ様/京の美人/武士から商人に/江戸の町/輪王寺宮一品法親王/御隠殿の出会い/江戸の商人/田沼への報告/田沼一族/川上不白/江戸の町の才能/創意工夫/江戸千家/坐鋪八景/江戸の名物/東錦絵/高い売り物/御側御用人の仕事/江戸の名誉/日光社参/事態急変/体の変調/金竜山浅草寺/鱗形屋孫兵衛/王子稲荷の前の茶屋/江戸の温かみ 〈著者紹介〉 渋谷松雄(しぶや・まつお) 1946年、東京生まれ。芝中・高を卒業。早稲田大学商学部入学。広告管理論専攻。 広告会社に勤務。その後、広告会社を設立。

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  • 掟破りの刑事の正義
    -
    1巻1,100円 (税込)
    首を絞められ殺害されたにも関わらず、一切苦しんだ跡がない女の死体。 捜査にあたる捜査一課の特捜刑事・村井翔真が事件を突き詰めるうちに見えてきた、たった5歳の少女の行動から始まる負の連鎖はどこまで続いていくのか。 すべてを白日の下に晒すことが正義であり、私情を挟むことは禁忌とされる業界で揺れ動く1人の刑事を主人公として、罪の意識に苛まれ続けた人間たちの運命が交差し加速する、本格ミステリー小説。 <著者紹介> 上川 秀男(かみかわ ひでお) 1947年長崎県生まれ。大学卒業後、長崎県警察官拝命。警察大学校本科、同特別捜査幹部研修所修了。主に捜査部門と管理部門を歩き、警務部参事官兼総務課長、刑事部参事官兼捜査一課長、浦上署長等を歴任し県知事部局へ出向。危機管理等担当理事、初代長崎県危機管理監。退職後、会社社長等を経て、現在、諌早市公平委員会委員。

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  • 沖仲仕が医師になって
    -
    1巻1,358円 (税込)
    僕の進むべき道はこれでいいのだろうか 昭和38年、農業高校を卒業して大学進学するも、生き方を模索し静岡から上京した一人の若者がいた。 様々な人との出会いや仕事を経験しながら自問自答を繰り返し、遂に医師になる決意をする。 晩年になっても夢を追うことを諦めなかった男の生涯を描いた成長記。

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  • お嬢様の崩壊
    -
    1巻1,320円 (税込)
    結婚の先に待っていた苦しみ。救ってくれたのは、ある青年からの歌のメッセージだった。 都内某所、14もの部屋と銅像が置けるほど広い玄関ホールを有する裕福な家に生まれたしずかは、普通なところに惹かれた会社員との人生を選んだ。 しかし、生活は次第に苦しくなり、子供のころには考えられなかった派遣社員として働きに出る日々が始まる。夫は仕事のストレスで精神を病み、家族の仲は冷え切っている。孤独と疲労が募るなか、しずかはふと、ある人が歌う姿に目を奪われた。歌詞に励まされ、歌い踊る姿に元気をもらい、生きる力を与えられたしずかの環境は次第に変化していき――。

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  • 小樽幻想
    -
    1巻528円 (税込)
    「覚えてる? あの日の事を。  美奈子は今だって真っ白だよ」 小樽幻想 あかい部屋 しあわせの青いバラ おじいさんの窓 赤い風船 雪玉ゆきべエ 心の深奥を旅する短編小説6篇

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  • 夫からもらうもの
    3.0
    1巻1,408円 (税込)
    大人になったら結婚して誰かの妻となり、幸せな人生を当たり前に送ると考えていた夏帆。しかし、大人になった夏帆は美人ではあったが、なかなか結婚の機会に恵まれず、気がつけば年齢も30歳を超えてしまっていた。夏帆自身も、このまま結婚しない人生もいいかもしれないと考え、一人で生きていけるようにとOLとして働き始めることにした。そんな生活を始めてから半年。仕事も楽しいと思い始めた矢先のこと。母親の行きつけの呉服屋の勧めで、夏帆はもう何度目にもなるお見合いをすることになる。そこで夏帆は、田中和夫と知り合った。和夫は夏帆の理想の相手とはかけ離れた人物だったが、彼の押しの強さ、そして結婚が決まった時の母親の喜びように流され、二人は夫婦となった。しかし田中家の妻となった夏帆を待っていたのは、同居の姑のいじめ、働かずにギャンブルをしてばかりの夫の世話だった。夏帆は自分の独身時代の貯金を切り崩しながらの生活をすることになっていく。離婚を考えながら生活を送っていた夏帆だったが、息子の誠太が生まれたことで気持ちを新たにし、和夫と共に幸せな家庭を築こうと、様々な努力を始める。夏帆は夫をなだめてどうにか自動車修理工場に就職させたり、理不尽なことで姑に辛い思いをさせられながらも、姑を立てることを心がけて生活を送る……。それらは夏帆にとって、間違いなく「夫からもらったもの」だったのだ。

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