人物評伝 - 幻冬舎メディアコンサルティング作品一覧

  • 陳璧君 考 –中国の革命と女性–
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    「命は惜しみません。妾は妾の一命を革命にかけております」 中国革命の支援者・宮崎滔天の甥が綴る 中国革命の一翼を担った男、汪兆銘には共に闘う伴侶がいた。 女性の社会的地位が確立されていない時代、自らの意思を貫いた陳璧君について克明に記録した一冊。

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  • 科学革命と人類の行く末 ニーチェとAIが意味するもの
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    AIはニーチェの言う「超人」となり得るのか? 自分が見ている世界が、人間の五感がもたらした仮の姿だとしたら!? 色や音などから成るイリュージョンの世界を抜け出すには、「超人」になる必要がある。ドイツの哲学者・ニーチェの思想を、科学とAIの持つ可能性から読み解く。これまでの入門書とは異なる角度から考察した先駆的な一冊。

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  • ハイリゲンシュタットの遺書の真実 ベートーヴェンの先進性・革新性と人間性の秘密
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    1802年10月、ベートーヴェンが31歳のときに書いた「ハイリゲンシュタットの遺書」。 20代後半から耳が聞こえずらくなり、自殺をも考えたベートーヴェンが二人の弟宛に書いたもので、病の苦しみが綴られるも、その書の中には「芸術が自殺を引きとめてくれた」とも記されている。 本書では遺書が書かれた背景を分析し、遺書後のベートーヴェンの作品について、それらの先進性・革新性が各交響曲を主体に述べられている。この遺書が「耳の病を苦にするものの芸術のために生きることを決意した遺書」であるとする、従来の一般的な位置づけをはるかに超える意義・意味を有すると捉えている著者の新鮮な解釈で読み応えのある一冊に仕上がっている。

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  • 英もよう 女形ひとすじ 二代目英太郎の生涯
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    2016年11月、惜しまれながらこの世を去った劇団新派俳優・二代目英太郎。 孤独と闘いながら、新派伝統の女形芸を真摯に守り続けた81年の足跡。 ・家族や知人の証言をもとに振り返る、現役女形を貫き続けた激動の人生。 ・演劇評論家や役者仲間が語る、舞台の裏側や知られざる横顔。 ・名舞台の数々を、写真やエピソードとともに一挙紹介。 二代目英太郎は、演劇界に何を残したのか――。

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  • 一族の背負った運命 文庫改訂版
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    1944年にその生涯を閉じた画家・山路商。 独自の画風を編み出そうと試行錯誤を重ねた彼が追い求めたものを探るため、夫婦はスペインへと向かった。 帰国後、山路一族のルーツを求めて全国各地を辿る2人。 旅先で出会った人々、得られた情報とヒント、その先に見えてきたものとは――。

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  • 孔子に学ぶ「五常の教え」
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    戦が強い武将でも、国王でもない。 思いやりの心を説いて歴史に名を刻んだ偉人・孔子。 みんなを幸せにする、その考え方とは???

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  • 新版 考証 三浦環
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    近代の日本において新しい女性像を作り上げた「蝶々夫人」のプリマドンナ三浦環。 華々しくも凛としたその生涯を追う。

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  • 古九谷を追う 加賀は信長・利休の理想郷であったのか
    5.0
    秘められた織田信長、千利休、前田三代の精神性に迫る。 九谷五彩による華麗な絵付けと独特の様式美で知られる磁器「古九谷」。 武家文化・キリシタン文化そして朝廷尊皇文化が育まれた加賀・金沢において 古九谷誕生の背景にあったものを追究する歴史ロマン。

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  • ケネディを殺した男
    3.0
    アメリカがひた隠す不都合な真実 大統領暗殺の裏に隠された法と秩序の偽り―― 今もなお世界中をだまし続ける国の実態を暴く、ニューヨークタイムズベストセラー衝撃の邦訳。 1963年に発生したケネディ大統領暗殺事件。事件の背景には長年続く汚職体制が深く関係しているのであった。マスメディアを利用して人々を欺く米国と、その支配下にある日本。目には見えないその恐ろしさを今知っておく必要があるのだ。

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  • Peace Hill (上) 天狗と呼ばれた男岡部平太物語
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    1~2巻1,056円 (税込)
    福岡県糸島郡に生まれた平太は、子どもの頃から規格外の身体能力の持ち主だった。柔道八段、剣道五段、相撲、野球、将棋、テニス……ずば抜けた才を発揮し、時代に翻弄されながらも豪快に明朗快活に生きる姿に周りの人々は魅了されていく――。「天狗の平太」と呼ばれた破天荒な子ども時代、幼馴染との初恋、柔道、師・嘉納治五郎との出会い、仲間、結婚、そして渡米。スポーツ風雲児の熱く輝く青春時代を描いた岡部平太物語前編。

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  • FRANKIE MANNING リンディーホップに愛された伝説のダンサー
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    菊池成孔、大谷能生推薦!「ジャズ・ダンス・マエストロの本」という小ジャンルの本ではない。ジャズ史全体、そして20世紀前半のアメリカ大衆文化の全てを包括した大ジャンルの本である。――菊池成孔ジャズとダンスの天国的蜜月時代。世界ではじめてエアステップが踏まれたフロアに立ちあう興奮!――大谷能生フランキー・マニング、彼はリンディホップの生きる伝説であり、その発展にもっとも貢献したダンサーである。リンディホップはニューヨークのハーレムで生まれ、1920年代~1940年代にアメリカのみならず世界各地で流行したカップルダンス。カップルダンスといっても、社交ダンスのような、ゆったりとしたダンスではない。女性を持ち上げて回転させたり、放り投げたりという激しい動きが特徴である。この流行の陰には、フランキー・マニングという一人のダンサーの存在があった。彼の激しく、独創的で遊び心あふれるステップは見る者に驚きと興奮を与え、革命的に世界中のダンスシーンを変えたのだ。本書には、彼がダンスチーム「ホワイティーズ・リンディ・ホッパーズ」の一員となり、様々なコンテストやショーに出演し、映画やブロードウェイにも出演していく彼の華々しい経歴、カウントベイシーやビリーホリディらジャズミュージシャン達との交流、そして、激しい人種差別や戦争などに苦しむ中でダンスを愛し続けるフランキーが生々しく描かれている。後年、トニー賞も受賞した彼の半生を綴るとともに、ダンスシーンの歴史と文化の変容を追う。

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  • 我が心の上海 父・安井源吾と私
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    法律家として初代居留民団長を勤め上げ、戦時下で「公平な判断」を武器に多くの中国人を救った、一人の日本人がいた。戦雲急を告げる時代、一人の誇れる日本人として父は上海で如何に生きたのか、何を思い、何を私達へ伝えようとしたのか。娘が綴る、父の魂の記録。

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  • マダム・モネの肖像
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    パリのテーラーでお針子見習いとして働くカミーユ・ドンシューは、ある日、新進画家から「モデルになってほしい」と請われる。彼は後に大作『印象・日の出』を描き、「印象派」の創始者とも呼ばれる、若き日のオスカル=クロード・モネであった。若き二人は惹かれ合い、やがて愛し合うようになるが、そんな二人を運命の荒波が呑みこもうとしていた……第二帝政、普仏戦争、パリ・コミューンと続くフランス激動の時代を背景に、画家・モネを愛し、支えつづけた、一人の女性の物語。

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  • 抗命 柳尚雄の物語
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    「抗命」とは、軍人、軍属が上官の命令に反抗し、または服従しない罪のことを言う。上官の命令は、天皇の命令と心得よ、と命じられていた時代に、「抗命」は重い罪であった。本書は、その罪を犯してでも、信念を貫き、「生きる」ことを選んだ男の、稀有な人間記録である。 また、戦時中の満州の様子なども詳細に書かれており、歴史記録書として読むこともできる一冊。

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  • 猿丸と人麻呂 天才歌人を抹殺した闇の真相
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    柿本人麻呂や小野小町、在原業平らと同じく、三十六歌仙に名を残す「猿丸」。しかし、猿丸本人の歌は一首も知られていない。それにもかかわらず、三十六歌仙の一人として猿丸の名が挙がっているのは一体なぜだろうか?その裏には、これまでに知られていなかった壮大な歴史のドラマがあった――。「猿丸とはいったい何者なのか?」調べれば調べるほど謎が深まる。そして、この謎を解く鍵をあの「柿本人麻呂」が握る。猿丸と、人麻呂。この二人の関係を解明し、史実を追跡してみると、陰謀にまみれた古代の闇が浮かんでくる……!教科書には載らない裏側の古代史を暴いた衝撃作。

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  • 元警察官僚 四方修 自叙伝 双頭の頂
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    戸塚ヨットスクールの検挙、グリコ・森永事件、豊田商事事件、山口・一和の抗争事件、警察庁指定第一一五号事件など、警察官僚として幾多の足跡を残した四方修。大阪府警察本部長を務めた後は会社経営者へ転じ辣腕を振るう。官民両方を勤め上げた男が記した波乱万丈な人生の軌跡。

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  • 三菱を創った男 岩崎弥之助の物語 弥之助なかりせば
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    幕末の動乱から一代にして「三菱」を創った風雲児・岩崎彌太郎。だが、彼が創ったのは「三菱」であって「三菱財閥」ではない。兄の死後、その盛名を毀すことなく、新たに「三菱財閥」を創り上げた岩崎弥之助の生涯を描く歴史経済小説。

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  • 奪われた若き命 戦犯刑死した学徒兵、木村久夫の一生
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    1941年、日本は大東亜戦争(太平洋戦争)に突入する。日本では多くの国民が徴兵され、戦場に向かうことになった。そんな時代に行われた学徒出陣で徴兵された若者たちの中に、木村久夫という一人の青年がいた。終戦後、戦地であったカーニコバル島の島民殺害事件に関わった人物として、木村久夫さんはイギリスの戦犯裁判にかけられ、死刑を言い渡された。その時木村さんが書いた遺書は、学徒兵の遺書をまとめた『きけわだつみのこえ』に収録されたことでよく知られている。その『きけわだつみのこえ』を読み、木村久夫という個人に心惹かれた著者は、木村久夫さんの妹、孝子さんと何年も文通を重ね、木村さんのことをさらに深く知っていった。その後、孝子さん夫妻と実際に何度も会い取材を重ねていく中で、著者は木村久夫さんが歩んできた人生の足跡を辿っていくことになる。著者の度重なる取材によって、形づくられていった木村久夫という一人の若者の一生。2015年に戦後70年の節目を迎える今だからこそ、多くの人々に読まれる意義のある作品といえるだろう。

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  • 詩から死へ
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    俳人・しづの女を母に持つ龍骨は、自身も俳句の道へ進んだ。しかし、彼は若くして病気にかかってしまう。短い人生の中で、彼は数多くの作品を世に残していった。それは彼の魂の叫びでもあったのかもしれない。また、母であるしづの女は死に向かいながらも必死で作品を残す龍骨を、そっと見守っていた。龍骨の死後、彼女は龍骨を悼む句を数多く残したのだった。そんな二人の人生の軌跡を辿った、渾身の一冊。

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