音楽 - 徳間書店作品一覧
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カーステレオのお供のド定番だったシティ・ポップ。70~80年代に青春時代を送った世代には懐かしいカセットテープが、それを知らなかったZ世代にも「アナログ感がエモい」とウケ、脚光を浴びている。 このムーブにアーティストたちもカセットテープによる新譜を続々とリリース。 現在、世界的に人気を博している「シティ・ポップ」を代表するアーティスト、山下達郎は、昨年6月に11年ぶりにリリースしたオリジナル・アルバム『SOFTLY』をカセットテープでも発売。2023年の春から80年代初期の名盤『For You』 などの作品をカセットテープで再版するとの話も。 そんなカセットテープが全盛を極めた70年代末から80年代にかけて当時の若者から人気を集めた――あるいは生活の一部だった――「カセットテープ・カルチャー」を紹介。関連アーティストたちのインタビューを掲載した。 伊藤銀次による元祖、シティ・ポップともいわれる山下達郎のバンド「シュガー・ベイブ」の裏話や名曲「DOWN TOWN」の誕生秘話、佐野元春との邂逅。 杉真理によるナイヤガラ・トライアングル、竹内まりやとの出会い。 稲垣潤一が明かす、秋元康のペンによるの大ヒット曲「ドラマチック・レイン」の誕生経緯。 EPOの「DOWN TOWN」カバーの経緯…音楽ファン、シティ・ポップ・ファンには延髄の興味深い内容だ。 さらにかつて「4大カセットテープ・メーカー」と呼ばれたTDK、ソニー、マクセル、AXIA。そのうちのもっとも人気の高かったTDKと後発ながらイメージ戦略でシェアを広げたAXIAのOBたちに当時の苦労話、裏話をインタビューした。 表紙には、あの時代のカルチャーを象徴する鈴木英人氏のイラストを起用。 各社のカセットを写真で紹介する「カセットテープ・ギャラリー」、当時の世代で知らぬ者はいない伝説の雑誌『FMステーション』の元編集長による回顧録などなど……読みどころ、見どころの満載の一冊。
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-ファンキー加藤の応援ソングは なぜ聴く者の心を熱くさせるのか――。 ソロ活動10周年記念 自選歌詞26曲と共に記す 歌、言葉への思い。全て語ろう。 FUNKY MONKEY BABYS解散、ソロデビュー、 そして新生FUNKY MONKEY BΛBY’Sの再始動。 この10年、様々な出来事があった。 左隣と後ろにはいつもの二人がいたけれど ただ独りで歌い、吼え、 会場の空気をコントロールしなければならない ソロ活動の重みと共に駆け抜けた日々から 新たな歌たちが生まれた。 ファンモン時代の応援ソングの真骨頂 『あとひとつ』 『ちっぽけな勇気』 『希望の唄』、 ソロ初のベストアルバム『My BEST』から ソロデビュー曲『My VOICE』はじめ 『希望のWooh』 『優しい光』のほか、 ベスト盤には入れられなかった人気楽曲 『八王子キッド』 『ブラザー』 『中途半端なスター』など全26曲を 詩集の体裁で収録。 楽曲制作の背景、歌詞に込めた思い。 ファンモン解散からソロ、再始動に至る過程で 何が起こり、何を考えたのか、 ファンキー加藤自身が 熱くたっぷり語り尽くす初著書。 〈本書の主な内容〉 ・ファンモン結成から始まった小爆発の日々 ・コンビニのジュース売場で号泣、楽曲制作の苦悩 ・応援ソング=「頑張れ」ということじゃない ・ケミカルが後ろでやっていることの意味 ・何も摑めていない俺とモン吉が出会ったころ ・優しさを歌って「ヒップホップじゃねえよ!」と言われ ・「地下のクラブから地上に出ていこう」と決めた日 ・「俺の曲、この人に届けてるんだ」と気づいた時 ・「もう加藤さんを応援できない」と書かれたSNSに傷ついて ・「元ファンモン」の呪縛 ・ファンモン「一夜限りの再結成」とわだかまりのリセット ・「魔法がかかった空間」ライブの言葉が輝く理由 ……ほか