学術・語学 - 西田隆男作品一覧

  • 困難を克服する心理学――タッピングで育てるレジリエンス
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    本書は、心理学者・西田隆男氏の現代心理学講座をもとに編集されたもので、シリーズでは「身体心理学」「仏教心理学」など多様なテーマを扱ってきました。今回は、困難から立ち直る力「レジリエンス」と、身体を軽くたたくセルフケア「タッピング」が取り上げられています。「レジリエンス」という言葉は、トラウマやPTSDに対処する方法としてベトナム戦争以後に頻繁に使われるようになりました。が、どうすればレジリエンスを鍛えられるかについては定説がなく、本書では、タッピングによるその有効性と即効性が強調されており、トラウマやPTSDへの対処法として注目されています。理論的な根拠は明確でないものの、「今この瞬間」を大切にする姿勢を大きなテーマとして具体的に解説をしています。
  • 思春期の教育相談30[ズバリ答えます]――保護者のあなた、間違えてはいませんか?
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    1巻550円 (税込)
    思春期……身体と精神が劇的に成長する10歳から30歳ほどの成長プロセスで起こる、壮絶といってよい身心の不安定さと変化、人に言えない悩みや問題に真正面から対峙してきた公認心理師の、思春期相談のズバリ解決本。「私ことイルカ博士は、40年間にわたってスクールカウンセラーとして、また公認心理師として3万人以上の方のご相談に耳を傾け、伴走してきました。その中から、よくご相談いただく内容のものを30項目選んで、文科省や厚労省のデータや見解もご紹介しながら、お答えを書かせていただきました」(本書「まえがき」から)というその中身は、性ホルモンの分泌によりそれが脳の神経細胞を活性化させ、人としての成長を促すというキレイ事の影で、子ども自信が内的にさらされるイライラや怒りはどこから来るか? 無鉄砲で衝動的な行動を起こさせる脳の側坐核、イライラや怒りを起こさせる扁桃体……この二つが活性化して起こる脳の暴走「バカヤロー!!」や「死ね!!」などの暴言や、限度をわきまえないで飲酒、急性アルコール中毒の問題。それらの背景による自殺は10代の死因の1位、そして事故死は2位。強い衝動性が関係してくる制御しにくい思春期の暴走と問題のよくある代表的な教育相談30項目の、具体的解決方法を教えてくれる書。本書で掲載した30の相談事例は、「イキイキと生きてほしい」「イキイキと生きていきたい」という著者の強い気持ちが込められた「思春期知恵袋」。
  • [身体知]脳と心を動かすスキル:身体心理学――身体は賢く、脳と心は意外とおバカだった!
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    身体心理学とは、身体と心の相関関係を利用して心の状態を改善していこうという、心理学の新しい潮流。その端緒となったのは、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)の発明。fMRIは磁力を利用して体をスキャンする医療機器で、身体のなかで生じていることをリアルタイムでモニターに映し出すことができるもの。例えば、怒りを感じているときは脳の扁桃体に血流が集合、やさしい気持ちになっているときは神経伝達物質のオキシトシンが分泌されるなど。身体と心は別々に独立して存在しているのではなく、不即不離の関係にあり、脳の部位が心の状態と対応。本書は、そのような身体と心の相関関係に注目し、心の不調に身体の側からアプローチして改善することを目指し、その手段としてのマインドフルネス呼吸法やアンガーマネジメント、セルフハグやジャンピングなどのエクササイズを使う、身体知を覚醒させるための、身体心理学を解説。身体の力を借りることで脳を動かし、心を活性化する、そこにこそ、身体心理学の可能性を感じさせる。「身体は賢く、脳と心は意外とおバカ」だったというのは、著者がこの原稿の元となった講義で語った瞠目すべきことば。
  • ストレスを力に変える心身技法――心と身体で実感できるセルフ・コーチング
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    人付き合いとPCスマホなどからの情報で受ける膨大なストレス・リスクの氾濫の最中で、より長く健康に生きていくにはどうしたらいいか。科学や医学の進歩で延命できるようになった今、その命を、毎日ワクワクした気持ちで楽しみ、喜び、味わって生きるダイナミックな人生を実現するにはどうすればいいか。本書は、心身関係を重視するソマティック心理学による身体的な方法とともに、臨床心理学による心を整える方法をわかりやすく解説。日々にカウンセリングや臨床を実践している著者による、具体的な実践手法とともに、東洋の英知にも通じる心と体と感情と人生とを、ホリスティックな心理的側面から統合。ストレスを力に変えるテクニックを東洋に伝わる瞑想法や古武術、体操、キネシオロジー、現代の臨床心理学理論などからまとめ、真の健康寿命を実現するセルフ・コーチングの書。
  • ストレスを力に――セルフ・コーチング〈身体心理学入門〉
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    ストレッチによって心に働きかけストレスを勝ち抜く生命力に変える身体心理学(ソマチッド心理学)の入門書。日々のストレスを少しでも減らし、快適に生活するためのセルフケアを紹介。その主な技法は体のストレッチ、それによって心に働きかける方法をイラストを駆使して解説。その原理は、人間の心と体は密接につながっているという心身相関(身体心理学=ソマチッド心理学)。現代人のストレスの要因である人間関係、対人関係によって心とともに体に顕れる肩こりや頭痛、眼精疲労などの解消法としての身体技法を解説。その種類はタイプ別に12種。シンプルなストレッチを通して、生命エネルギーが活性化され、心身の健康(ウエルネス)につながる健康ガイド本。
  • 〈東洋の実践心理学〉世界の観方を変える法――実践心理学講座 その1
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    本書は、「東洋の実践心理学」がテーマ。東洋の心理学というのは、「実践」のほうが先にあって、そのあとに「理論」がでてくるところがあり、東洋の宗教といわれる、とりわけ仏教に、その実践的心理学的発想を見出すことができる。本書では、そのなかから、「八正道」と「四無量心」という仏教の修行が、最先端の認知行動心理学でも実践されているという発見について解説。さらに初期仏教の経典『ダンマパダ』を心理学的視点から解説。見えてきたのは、仏教は宗教ではなく「心の科学」だということであり、「宗教は心理学から生まれた」というコペルニクス的転回であった。心理学者・西田隆男氏の「実践心理学講座」を採録した書。
  • 仏教心理学――意識バイアスから自由になるための六つのメソッド
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    仏教というと、寺院や仏像、念仏や御利益信仰、葬儀や墓地などが想像されます。日本文化の古くさい印象が支配的です。しかしそれは、仏教というものの一面に過ぎません。本来仏教を歴史と経文等から学術的に調べると、人間の心の作用を正確に捉え、苦痛のない充実した生き方を問いかけてきたブッダの、世の中を生き抜くための、いつでも真新しく感じる知恵の宝庫であることが見えてきます。本書は、その仏教に包含されているすぐれた認識心理学的内容を解説したものです。著者は「仏教とは拝んで願い事をかなえてもらう宗教ではなく、自分を統制する力と、外界の出来事を正確に解釈するものの見方を獲得することを目的としており、そのための方法も用意されている」として、一般的なご利益信仰や葬式仏教といった日本の仏教のイメージを、仏教伝来の歴史をたどることで覆し、同時に現在注目されている認知心理学と仏教の共通点を示して心の構造を解剖し、意識バイアスから自由になる方法を「六つのメソッド」として紹介しています。仏教という講義の常套句として「無常」「無我」「空」「縁起」「唯識」などのむずかしい用語が飛び交いますが、それらが、現代人に十分に納得できる解説がされていて、「仏教」を「心理学」という新しいイメージで捉え直した書です(「寺小屋」という市民グループが開催した著者による三回目「自由と教育―仏教心理学の視点から」の講演録を編集)。

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