法律 - 太田出版作品一覧

  • 欧州諸国に導入されている公貸権制度とは何か~図書館の図書貸出しと作家(著作者)の権利を探る~
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    欧州諸国では、公共図書館での無料貸し出しに伴う著作者の損失の補填について 「著作者の著作物が図書館の図書の貸出しにより引き起こされた収入源の損失に対して報酬を著作者に与える権利を認める」という制度を導入している。この制度は公貸権制度(Public Lending Right)と呼ばれている。公貸権がどのようにして成り立ち運用されているのか、日本の状況とともに検討する。

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  • 翻案権と同一性保持権 ―「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」事件、「セクシー田中さん」事件の検討―
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    原作と映像化の関係で問題となった『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』事件と『セクシー田中さん』事件、この二つのケースを取り上げながらその経緯と問題点を明らかにする。その前提として翻案権と同一性保持権を基本から整理し今後ますます活発化する原作と映像化の企画から交渉のポイントまでその関係に指針を与えた最高の一冊!
  • 著作権保護期間の特例について
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    著作物の保護期間は、原則として、その著作物の創作の時に始まり、著作者の死後(共同著作物の場合は最終に死亡した著作者の死後)70年を経過するまで、となっている(著作権法第51条)。また、無名変名の著作物、団体名義の著作物、映画の著作物は公表後70年と定められている。しかし、著作物の中には、この原則に当てはまらない特例がいくつかある。本書では、そのいくつかの保護期間の特例について述べてゆく。映画の著作物の保護期間、写真の著作物の保護期間、戦時加算、翻訳権10年留保等一目でわかる本邦初の「保護期間早見表」を掲載!!

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  • 出版社の過失責任
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    出版した著作物の責任を著作権者のみならず出版社が求められるのはなぜか? 名誉棄損など権利の侵害行為に関して出版社にも責任があるとする判決が相次いでいる。発行と頒布という出版の本質、出版とは何かを問いかける!著者が「出版社の過失」をテーマにしたのは、日ごろから裁判において出版社の過失が容易に認められることに対する不満を多く聞いており、出版物に対して出版社が負うべき責任の発生根拠を考察することにより、その責任と表裏にあるはずの出版社の権利を再構築できないか、と考えたからである。

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  • 令和5年改正「新裁定制度」とは何か
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    権利者不明の著作物を利用するための必須知識!  従来の権利者不明の場合の裁定制度に加えて、権利者は判明しているのにその意向が確認できない著作物を、期間を限定して利用させるとする新裁定制度。権利者の出現とその意向の明確化、そして当事者間協議への移行を期待した新たなこの制度を理解していないと、他人の著作物を利用しようとする者は貴重な機会を失するのみならず、無駄な労力と時間を使うことにもなりかねない。 有効な新裁定制度の概要をつかむため最適の、日本ユニ著作権センターのセミナーを緊急電子書籍化した1冊!
  • 不正競争防止法と知的財産の保護
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    不正競争防止法を知っているか否かで、自社の商品やサービスを真似されたといった場合の対応や、逆に他社から知的財産に関するクレームを受けないようにするリスク軽減において、大きな違いを生じてくることがある。本書では、その全体像と概要を紹介するとともに、特に知的財産の保護に重要な役割を果たす条項を取りあげて、事例とともにその要件と解釈を説明し、事業者が留意すべき点を紹介する。
  • 広告実務と著作権
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    広告と著作権との間にはいくつかの特殊なファクターが介在する。広告という「営利目的の手段」について、後追い的に文化法である著作権法の条文を適用させようとした結果でもあり、また、広告というものがいかに様々な業際で成り立っているかということの反映でもある。その意味では、広告には著作権のすべて、それどころかその周辺の権利が集約している。広告を理解することは、著作権理解への最短距離でもある。 長年、広告業界で著作権業務に携わり、わかりやすい指導で好評の著者が贈る最適の手引書!
  • 景品表示法入門
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    販売戦略に関わるものはまず景品表示法を知れ! 多くの販売促進担当者、宣伝担当者、広報担当者にとって意外なほど理解されていない「景品表示法」。現場で日々悩む読者のために、実際に問題となった事例も紹介し、実務上のヒントを示す。入門講座としてわかりやすく解説に努める一方、必要以上にレベルを落とさないという方針のもと、これまでにない実用的で明快な一冊。 「●●社、景品表示法違反で措置命令」「▲▲社、課徴金◎億円、景表法違反で」「景品表示法改正 ■■も規制対象に」などの見出しがニュースで頻繁にみられるようになった。 この法律を理解しているかどうかは、企業の評価、戦略立案、販売・広告展開に驚くほどの差を生む。一方でこの法律を理解していない場合、数億円の罰金ということも珍しくはない。実務者が理解すべきポイントを整理し解説する。 商品役務の表示を行うに当たり違反しないよう十分に注意するべき法律である薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)についても言及。 「ステマ告示に関する補追」を最新情報として追加した必携版。
  • 図解でわかる 14歳から知る裁判員裁判
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 18歳から参加できるようになった裁判員裁判 もしも自分が選ばれたら? 「法律の専門家ではない私たちだから、できることがある」 周防正行 裁判の基礎知識から裁判員裁判のシミュレーションまで。 人を裁くことへの向き合い方。
  • 写真著作権
    4.5
    デジタル時代の写真に生じるさまざまな著作権の疑問に対応!写真著作権の基本的考え方、クライアントとの契約に際しての注意事項、写真家自身が著作権を守るために気をつけるべきことなど、写真を撮る人間が押さえておくべき知識を集約した、写真家必携の書!
  • 映像の著作権
    4.0
    動画投稿から映像製作まで。技術の発達により、いまや映像は、受け取るものから発信するものへと移行しつつある。著作物としての「映像」の歩みを概観し、映像製作の現場で起こるさまざまなトラブルについての具体的な考え方を提供する。映像製作に携わる人間がおさえておかねばならない知識をまとめた、必携の書!
  • 著作権の誕生 フランス著作権史
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    1巻4,180円 (税込)
    王より与えられる特権から、著作者の「もっとも神聖な所有権」へ。 現在も世界著作権界で相対立するアングロサクソン的概念とラテン的概念の違いは 精神的著作物を商品としてだけ見るか人格権も渾然として尊重するかの差である。 今日、アングロサクソン的な思想が支配的になりつつあるのはときの流れであるといえないこともない。 しかし、このようなときであるからこそあえて、著作権の発祥地であるフランスにおいてその思想と制度がどのように誕生し、発展していったかについてふりかえり、著作権の原点に立ち戻ってみたいと思う。

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