医学 - 桜の花出版作品一覧

  • 安心の脳動脈瘤治療 ―手術をしないカテーテル治療の最前線― (希望の最新医療シリーズ)
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    心臓などで使われる、細い管状の器具を足などの血管から挿入して行なう「カテーテル手術」が、脳血管外科の分野でも使われるようになり、未破裂動脈瘤を開頭しないで治療する選択肢が加わった。 最新治療の最新ステント「フローダイバーター」について、兵庫医科大学病院 脳神経外科教授 吉村 紳一医師に尋ねた。 岐阜大学医学部卒業後、国立循環器病センター、ハーバード大マサチューセッツ総合病院、チューリヒ大学で腕を磨いた吉村医師は、開頭手術もこの最新カテーテル治療も両方スペシャリストの、日本でも世界でもごく限られた脳外科医であり、現状を熟知する最適な医師である。寿命は自分で作る時代となった。 <はじめに>より一部引用 医師が患者に長時間の大手術をして誇る時代は終わろうとしている。脳の血管や心臓に病気が見つかった場合、傷が小さく短時間で終わるカテーテルという血管内治療が現在では主流になりつつある。 例えば、脳の血管にできるこぶ、脳動脈瘤がある。最悪の場合、血管が破裂して、くも膜下出血を起こす。患者は小さな脳動脈瘤があると診断されただけでも、いつ破裂するかわからない危険の中で生活をしなければならない。その精神的な負担は本人も家族にとってもとても大きい。その対処法として医師から外科手術を薦められても、「開頭手術」と聞いただけで恐ろしくなってしまい、決断ができずに結局は放置してしまう患者が多い。 しかし、それはもう過去のことである。カテーテル治療は手術することなく、足や腕の血管から、細い管を通してくも膜下出血などを未然に防ぐものである。近年、日本でも急激に治療実績が増え、安全性が立証されて、現実的な選択肢となった。現代の医療は数年後さえも想像できないほど、凄まじいスピードで進歩している。

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  • 奇跡の放射線治療 +―脳腫瘍・頭頸部癌・肺癌・乳癌・食道癌・肝細胞癌・膵臓癌・前立腺癌・子宮頸癌・悪性リンパ腫 ほか (希望の最新医療シリーズ)
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    シリーズ≪希望の最新医療≫ *現代医療を考える 医療は、日進月歩である。昨日まで助からないと言われた人が、今日には助かる時代になった。同じ手術でも、医者という名の野巫によって殺される患者もいれば、名医によって奇跡的に助かる患者もいる。 主治医の誤診で改善しないまま、他の病院を回り、治療薬を貰うも治らないばかりか、ひどい場合は、処方された薬によって致命傷を残し、ショック死を起こしたりするケースもある。 このような医療の現状を鑑み、ここに、明日の医療を切り開く最新治療を紹介する。 本書『奇跡の放射線治療』では、放射線治療の基本的解説と、治療実績のあるエックス線を使いより副作用が小さい「強度変調放射線治療(IMRT)」を詳しく紹介。保険適応で、癌に集中的に放射線を照射し、正常部位への放射線量を抑制して、癌の治癒率を高めた最新技術である。 一回の治療が15分くらい、それもほとんどがセットアップの時間で、実際に照射されているのは5分くらい、癌ができた部位によって違うが、約6~8週間かけて照射するという。 この他、エックス線以外の陽子線や重粒子線を使った新しい放射線治療の長所・短所や、放射線でなぜ癌が治るのか、被曝のリスクといった基本的な疑問にも、分かりやすく回答している。 インタビューした東京医科大学放射線科主任教授・徳植公一医師は、東京大学工学部産業機械工学科卒業後、大阪大学医学部に入学、医学の道に進み、卒業後、国立がんセンター放射線治療部、筑波大学陽子線医学利用研究センターを経て、2008年に東京医科大学放射線科主任教授に就任。癌の放射線治療のエキスパート(日本医学放射線学会放射線治療専門医)である。

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  • 期待の膵臓癌治療 ─手術困難な癌をナノナイフで撃退する! (希望の最新医療シリーズ)
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    手術できない膵臓癌に対して唯一の治療法「不可逆電気穿孔法」(通称ナノナイフ治療) ナノナイフといってもメスではなく、開腹しない治療法で、開腹のような体力の低下が起きない。その膵臓癌に対しナノナイフ治療という最先端治療が、2015年4月よりやっと日本で始まった。先陣を切って治療を行なっている森安史典医師に、この最先端治療について、インタビューした。 森安史典医師は、東京医科大学病院消化器内科主任教授として長年消化器癌治療に携わり、今年3月退官後、4月より山王病院で精力的にナノナイフ治療を行なっている。 現在、肝細胞癌の標準的な治療として位置づけられている「ラジオ波焼灼術」も、日本で最初に始めた医師の一人。「森安先生が認めて導入した診断法や治療法は、10年後には必ず日本の医療現場で主流になる」と言われているという。 <はじめに>より一部引用 最も困難な膵臓癌に、『ナノナイフ』と呼ばれる全く新しいアプローチで挑んでいるのが森安史典医師である。その詳細は本書で解説するが、ナノナイフという電極針を癌患部まで刺し、高圧電流で癌細胞を撃退するというものである。切除不可能の膵臓癌に対し、残された最後の望みといえる最新治療である。 この治療の画期的な点は、第一に開腹手術ではなく、皮膚から数本の針を刺すだけで身体への負担が少なくて済む点である。第二に電流が流れた場所の癌は細胞死するので癌の取り残しが極めて少ないことである。癌が複雑に血管に絡みついて、数年前までは打つ手がなかったような膵臓癌に対しても、このナノナイフで治療が可能になった。欧米では、わずか3日後に退院するほど画期的な治療法である。

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  • 健康な100歳をめざして - 予防と治療法を現役医師が解説!
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    ◆第1章 健康に過ごすための予防医学 タバコ(禁煙外来)/アルコールによる肝障害(肝硬変)/適切な体重維持 薬の飲み合わせ/歯周病/検診/最新検査の紹介…PET検査・内視鏡検査・脳ドック・遺伝子検査・がん検診・ 腫瘍マーカー ◆第2章 それって生活習慣病かも 高血圧/糖尿病/生活習慣病と眼/腎代替療法/高脂血症/肝機能障害/動脈硬化/大動脈瘤/脳梗塞の予防/閉塞性動脈硬化症/心房細動 ◆第3章 放っておくと怖い身近な病気 白内障/緑内障/呼吸器疾患/皮膚の健康/前立腺の治療/更年期障害 ◆第4章 がんかもしれない がんになっても諦めない 肺がん/胃がん/膵がん/肝臓がん/食道がん/大腸がん/前立腺がん…PSA検診/血液腫瘍…白血病・造血幹細胞移植/乳がん/婦人がん/脳腫瘍/化学療法/サイバーナイフ/内視鏡治療・低浸潤治療(腹腔鏡・胸腔鏡)/ロボット支援手術(ダビンチ)/肝転移の治療…肝腫瘍・大腸がんの肝転移/妊娠中のがん/高齢者のがん/放射線治療/免疫チェックポイント阻害剤 ◆第5章 健康寿命をのばす ロコモを知ろう 健康寿命/ロコモティブ症候群/骨と筋肉量/骨粗鬆症/腰痛の予防/膝痛の予防/慢性化した痛み/関節リウマチ ◆第6章 認知症とパーキンソン病 早期発見と治療のポイント 認知症とパーキンソン病/認知症と難聴/認知症と嗅覚 ◆第7章 患者さんの回復を支えるサポート体制 リハビリ/緩和ケア/歩行障害/チーム医療(多職種連携)/臨床検査について/MEセンター
  • 国民のための名医ランキング 2021~2023―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1045人厳選
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    本書は、患者視点の本であり、医師をランキングする画期的な試みです。 がん、心疾患、脳卒中など手術が必要な病気から、生活習慣病、認知症、眼、耳、整形外科、感染症など全身の病気、全34分野を扱っています。 今すぐに入院や手術を決めなければいけないという方、慢性的な病気で長期にかかる医師を探している方、また、現在は特に病気はないという方も対象にしています。そのために本書は前回版から大幅に内科医を増やし、大都市圏以外の病院・医師も可能な限り掲載しました。 ただの医者紹介の本ではありません。 「名医の選択」「おわりに」では、様々な人生の問題を真正面から考察し、今まさに人生の岐路に立つ人の指針となることでしょう。 また、「コロナと生きる社会」です。次々と変化する情報に対してどのように対処したらよいでしょうか。 そもそも治療する目的は何でしょうか、どうやったら充実した人生が送れるのでしょうか。 本書を読めば、自ら答えが見出すことができ人生観がきっと変わるでしょう。 掲載分野(全34分野) 総合診療/神経内科/老年科・認知症/脳神経外科/眼科/耳鼻咽喉科/頭頸部外科/循環器内科/心臓血管外科/ 呼吸器内科/呼吸器外科/感染症/肝胆膵内科/肝胆膵外科/消化器内科/内視鏡検査・治療/消化器外科/ 腎臓/高血圧/糖尿病/甲状腺/泌尿器/婦人/不妊/乳がん/血液/放射線/化学療法/整形外科/膠原病・リウマチ/ 形成/皮膚/小児/<参考情報>歯科 スペシャルインタビュー ◇「診断力のある名医を味方につける」 竹村洋典 医師 東京医科歯科大学 ◇「新型コロナウイルス対策」 上昌広 医師 医療ガバナンス研究所 ◇「ホウ素中性子捕捉療法」 鈴木実 医師 京都大学複合原子力科学研究所 ◇「がんゲノム医療」 西原広史 医師 慶應義塾大学
  • 国民のための名医ランキング 2024~2026―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医1020人厳選
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    慢性的な病気で長期にかかる医師を探している方にも役立つ情報を厳選しています。現在はまだ病名が確定していない方のために、大幅に内科医を増やし、大都市圏以外の病院・医師や、都道府県別に「がん診療連携拠点病院等一覧」も掲載しています。【セカンドオピニオンを探す方にも最適。必ず経験豊富な複数の医師に治療方針を確認しよう! 臨床現場の第一線で活躍する名医を厳選し掲載。何故「病院の紹介本ではないのか?」には確固たる理由があります】本書が「病院」紹介ではなく、「名医」紹介である理由は、病院の紹介では、往々にして手術数、患者数での比較となります。しかし、本来一番大切なのは、「診断力」です。例えば、手術するか、しないのボーダーラインを的確に診断できる医師が名医です。手術しなくても良いと判断した患者さんの数は、通常の調査では測れません。そんな数値に表われない名医の条件も、本書は大切にしています。【インタビュー記事も充実】(1)関係者以外は決して聞くことのできない医療現場の実情をズバリ本音トーク:(1)「名医に聞く」内視鏡/がん薬物治療/整形外科/認知症/皮膚科/小児科 (2)「最先端医療」免疫学の教科書を塗り変える制御性T細胞の発見/次世代がん治療の先駆け―光免疫療法の開発 【メッセージ】誰でもいつか、自分や家族の命を預けるたった一人の主治医を選ぶ瞬間があります。ヤブにかかれば一生台無し、家族も不幸に。最初から名医を選んで良い人生にしましょう。ただの医師紹介本ではありません。そもそも病気を治療する目的は? どうやったら充実した人生が送れるのでしょうか。本書の「名医の選択」「おわりに―死を迎える人たちへ」を読めば、自ら答を見出すことができ人生観がきっと変わるでしょう。
  • 信頼の腰痛・脊椎治療 ─寝たきりリスク「ロコモティブシンドローム」を回避する! (希望の最新医療シリーズ)
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    これからは、「筋肉量が寿命を決める」と言っても過言ではない時代である。周囲の人に「急に最近何か姿勢が悪くなったみたい」と言われたら、要注意! 最近特に増えている「成人脊柱変形」は、年相応の加齢による変化かな…と放置してしまいがちだが、背骨が曲がり始めると、筋肉で支えきれなくなり、6カ月から1年くらいで急激に悪化する場合があるので、専門医への受診が必須だ。 現在、75歳以上の人のほぼ3人に1人は、要介護認定者となっているが、要支援・要介護になる人の25%は運動器の障害で、脳卒中や痴ほう症より多い。 インタビューした久野木順一医師(日本赤十字社医療センター・整形外科センター長)は、脊椎外科手術のスペシャリストである。だからこそ、どうしたら手術しないで済むか、自分の足でずっと歩き続けることができるかなど、明快な解答が返ってきた。 腰痛の原因は15%しか分からないというデータがまことしやかにささやかれるが、優れた脊椎整形外科医は、痛みの原因9割以上を特定できるという。 骨盤と背骨のバランスは個人で違い、整形外科分野は想像以上にオーダーメイド治療を必要とし、名医は個人差を見極めることができる。整形外科分野で、何を指針としたら良いのか、その核心を聞いた。 平成19年に日本整形外科学会が、将来要介護や寝たきりになってしまうなど、そのリスクの高い状態を表す「ロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)」を提唱した。 寝たきりリスク7つのチェックポイントとは? 車椅子の人でも、指導を受ければ、手術せず歩けるようになる場合もあるという「ノルディック・ウォーキング」も紹介する。

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  • 腎臓病をよく知りともに闘っていく本―腎臓病治療30年以上の専門医だから伝えられる治療に直結する腎臓病の真実
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    1巻1,518円 (税込)
    「人工透析は避けたい」という願いを叶えるために! 「腎臓を守ると、動脈硬化を抑制して寿命を永らえることができる」ことが分かってきました。現在健康な人にとっても、長寿につながる情報満載です。 患者さんの心強い味方、臨床研修医の病態把握に。看護師さん・栄養士さん・薬剤師さんの患者指導にも役立つ本。 ◆著者は腎臓病治療30年以上のエキスパート 岩崎滋樹医師は、腎臓内科一筋30年以上の臨床経験を持ち、進歩著しい腎臓病治療の第一線で臨床のかたわら、手間のかかる食事療法を医療に組み込む一方、患者さん向けの講習会で好評を博しています。 横浜市立市民病院 腎臓内科 部長 昭和大学医学部 腎臓内科学 客員教授 慶応義塾大学医学部 客員講師 ◆視覚的に直感的に理解できる 腎臓の働き、腎不全の病態変化、治療のポイントがテンポよく解説されています。 イラスト、表、グラフ 100 点以上を用い、直感的に理解できます。 腎臓病は、食事などの生活習慣を改善することが非常に大切です。本書は、30年以上腎臓病治療に精魂傾けてきた腎臓病専門医の岩崎滋樹医師が、これだけは押さえてほしいと痛感したポイントを厳選して掲載しています。 ◆腎臓病は新たな国民病 慢性の腎臓病患者さんも、推定1,330万人で、日本人の1割以上を占めています。 治療が必要とされる患者さんだけでも約600万人と推測されており、その数の多さから「新たな国民病」とも言われています。 ◆腎臓を守ることは寿命を伸ばす 腎臓を守ることで、動脈硬化を抑制して寿命を永らえることができます。 また、腎臓は他の臓器同様、加齢により機能低下していきます。もともと腎臓が弱くないと思っていた方々も、寿命100歳時代を見越して、腎臓の保全に心がけていくことは大切です。
  • 救いの総合診療医 ─新・総合診療専門医が日本の医療を変える!  (希望の最新医療シリーズ)
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    優れた「ドクターG(総合診療医)」が、あなたの苦悩をすっきり解消! 早期発見、早期治療。近くでいつでも受診できる、個人的な事情にも配慮してくれる、そして、何より的確に診断し、病院探し、原因探しの毎日から救ってくれる。そんな未来がやってくる。 その実現のため、今、国家プロジェクトとして、医療改革が進んでいる。ドクターGの第一人者が、日本医療改革ばく進中だ。 大きな病院は常に患者でいっぱいで、何時間も待って受けるのは5分診療。 いつも癌の不安におびえ、今の不調の原因はいつまでたっても分からない。病院回りに時間を費やすのではなくもっと有意義な人生を送りたいと、日本の高齢者の多くが思っている。日本は、高度な医療を国民皆保険で受けることができる、世界でも稀有な国なのに、なぜか人々の医療に対する満足度は低い。 そこで、日本の総合診療改革の中心的存在、竹村 洋典 教授(三重大学医学部附属病院総合診療科)に、インタビューした。 早稲田大理工学部から防衛医科大卒業後、米国テネシー大学家庭医療レジデントを経験し、アメリカ家庭医療専門医の資格を持つ竹村医師。 家庭医先進国アメリカで、多彩な研修を経験し、のちに日本型総合診療医の構想を構築する基礎を学んだ。今、日本の医療の改革の中心にいる人物だ。 <はじめに>より一部引用 日本が目指すべき医療の明瞭なヴィジョンとは、新しい日本型の家庭医が地域にしっかりと根付き、初期診断と治療、健康管理を指導する体制である。重症者や各臓器の専門医の対応が必要と判断すれば、地域の基幹病院、大学病院に患者を紹介する。そうすることによって、大病院に患者が集中することを避けることができるし、専門病院は本当の重症者に集中することができる。 患者にとって「総合診療医」こそが、本当に必要な医師であるのだ。

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  • 第一の肺癌治療 ─早期発見・チーム医療・ロボット手術・肺移植・話題の新薬まで (希望の最新医療シリーズ)
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    国立がん研究センターによると、日本人が最も多くかかる癌が肺癌である。 肺癌治療は、手術・放射線治療・抗癌剤の組み合わせの妙が、寿命を決定する。 癌の大きさ、リンパ節転移、遠隔転移などによって、さまざまな治療法が検討される。 今、放射線治療や抗癌剤など、新しい治療法が次々と報道されているが、何をどう選択したら良いのか? ニュースや通常の解説本では指針が見つからない。 そこで、困難な肺移植で日本一の執刀数があり、肺癌治療の最前線に立つ、京都大学医学部附属病院呼吸器外科教授の伊達洋至医師に現状を聞いてみた。 NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」番組に出演した、肺癌治療、また、高度な技術を必要とする肺移植の第一人者である。患者に代わって、率直に疑問をぶつけて、解答を貰った。 手術には、大きくわけて「拡大手術」と「縮小手術」の二つがある。拡大手術とは、転移などの可能性を考え、臓器を大きく切り取るものである。縮小手術とは可能な限り臓器を残し、身体の負担を少なくするものである。 大きく切り取り転移の可能性を低くするか、できるだけ今後の人生の質を保つことに重点を置くか、患者にとって極めてシビアな選択である。 癌治療の画期的な薬として、免疫チェックポイント阻害薬の「オプジーボ(一般名:ニボルマブ)」が登場し、2015年12月に切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌に対して承認を取得した。劇的な効果と、副作用も報告されている。 本書では、癌治療と合わせて、肺癌の予防法や基本的な検査方法についても、紹介している。 肺癌の原因の第一は、なんといってもタバコである。周囲に漂う副流煙は、喫煙者自身が吸う主流煙よりもさらに健康に悪いことが分かっている。自分がタバコを吸わないからといって、肺癌にならないとは限らない。

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  • 2018年版 国民のための名医ランキング―いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医514人厳選
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    2016年版から更にグレードアップ! いざという時の頼れる医師ガイド全国名医514人厳選。 名医をシビアに分析しランキングしました。 広告を取っていない日本唯一の名医ランキング本です! 自分自身の病気、家族の病気で、一気に人生が激変してしまいます。 ヤブにかかれば一生台無し、家族も不幸に。最初から名医を選んで良い人生にしましょう。 できるだけ切らない癌治療、化学療法、放射線治療の分野も新規掲載。 最先端治療がはたしてあなたに最適なのかどうか、それを見極めてくれるのも名医です。 また、ただの医者紹介の本ではありません。本書の「名医の選択」「おわりに」を読めば、これまでの人生観がきっと変わるでしょう。 <目次> ◆Part 1 カラー巻頭特別対談 <名医に聞く> ・福島孝徳 医師(世界一の脳神経外科医)米国カロライナ頭蓋底手術センター所長 ・天野 篤 医師(天皇陛下の執刀医) 順天堂大学医学部附属順天堂医院院長 世界に通じる福島医師、天野医師だからこそ語れる名医の条件など必読の内容です。 ◆Part 2 <分野別名医514人ランキング>(全頁カラー) 脳・神経(脳神経外科/神経内科) 心臓・血管(心臓血管外科/循環器内科) 呼吸器(呼吸器外科/内科) 感染症 肝・胆・膵(肝胆膵外科/内科) 消化器(消化器外科/内視鏡治療/消化器内科) 婦人(婦人科癌・不妊/乳癌) 泌尿器 血液 眼 頭頸部・耳鼻咽喉 放射線 化学療法 腎臓・内分泌 糖尿・代謝・甲状腺 膠原病・リウマチ 脊椎・整形外科(脊椎脊髄/腰・関節・整形外科) 形成 小児 老年 アレルギー・皮膚 総合診療 歯(参考) ◆Part 3 <レジェンド名医に聞く> ・北海道大野記念病院病院長 大野 猛三医師(心臓血管外科) ・鹿児島厚地脳神経外科会長 厚地 政幸医師(脳神経外科) ◆Part4<名医の選択> ◆おわりに 地域別全国病院参考情報
  • 2016年版 国民のための名医ランキング いざという時の頼れる医師ガイド 全国名医276人厳選
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    名医を様々な観点から分析し、ランク付けした“日本初”の試みです。肺癌、消化器癌、子宮癌、乳癌…、2人に1人は癌になる時代。命に関わる病気になったら、あなたは誰に命を託しますか?患者からは直接聞きにくい「手術の成功率」「術後生存率」も直接医師に尋ねた、これまでにない患者目線のガイドブックです。名医から医療ミスに遭わないためのアドバイスも貰いました。 ただの医者紹介の本ではありません。本書の「名医の選択」「おわりに」を読めば、これまでの人生観がきっと変わるでしょう。病気に振り回されないようになり、納得する治療、そして人生の選択ができるに違いありません。いざという時に慌てないために、手元に1冊置いておきたい本です。 <はじめに> 本書は、名医を様々な観点から分析しランキング付けした日本初の試みです。事前に6年間かけておよそ200人ほどの医師の実態調査を患者という立場で行なった後、 今回改めて各医師への直接の調査をしたものです。医師のランク付けをするなど不謹慎だとのお叱りもありました。しかしながら、この本は、私たち自身の切実な願いから生まれました。治療の最初に名医にかかるかどうかは決定的です。最初にかかった医師により治療の90パーセントが決まるとさえ言われています。しかし、インターネット上やテレビ、書籍、雑誌などに名医情報や良い病院の情報が氾濫しており、情報が多いが故に、結局どこへ行けばいいのか分かりません。その分野で一番の名医のところへ行きたいと思っても、その分野で誰が手術がうまく、失敗率が低いのかといった肝心の情報がどこにもありません。それなら自分たちで調べてみようというところから本書の企画は始まりました。

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