教育 - コスモピア作品一覧

  • 日本語を教えてみたいと思ったときに読む本
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「日本語教師」とは、外国人に日本語を教えるのが仕事です。いずれ「公認日本語教師」として国家資格にとの検討が進む一方で、「日本人なら誰でも日本語を教えられるのでは?」と誤解している人がまだまだ多いのも事実です。 日本語学校・大学・専門学校から、産業人材育成機関や難民支援センター、さらには地域ボランティアまで、日本語教師が活躍する場はいろいろ。本書は「日本語を教える」ことに興味をもった方に最初に読んでいただきたい入門書です。
  • 留学を考え始めた親と子が読む本
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある日突然、子どもが「留学したいんだけど」と言い出したら、どうすればいい…… 逆に、親として子どもに「広い視野をもって欲しい」ので留学をさせたい場合はどうする…… いつ、どういう条件で留学するのがベストか? お金はどのくらいかかる? 授業についていけるか? 寮生活になじめるか? 単位や就職はどうなる? 留学を実現するまでには、さまざまな悩みや疑問がこれでもかと立ちはだかります。そこで、親が留学、本人も留学、子ども二人も留学と、親子三代留学経験者の著者が、多くの疑問に明快に答えます。 留学は週7日24時間営業、1年生の初日から最終学年の最後の日まで過酷といえる量の学習が待っている、宿題も膨大。留学生活を成功させるには、本人も送り出して見守る親も、大変な勇気や度胸が求められます。本書は親と子、両方にとって参考となる各種情報や体験談をまとめたものです。 なお本書ではアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの高校または大学への1年以上の留学を想定しています。 ■まずは考える基盤をつくる[家庭内の事情] ・すべては本人のやる気から始まる ・目的を定める ・費用について ・留学サポート会社の選択 ・交換留学制度の検証 ・留学に向いている子・向いていない子 ・不登校の子は留学で成果を上げられるのか ・親に課せられる使命とは ■考える基盤をつくる[社会の事情] ・英語力だけでは不十分 ・目指すべき国際人の姿とは ・発音の差異 ・十八歳の自立 ・日本に帰国後の就職・海外での就職 ■高校大学共通の基礎知識 ・国別スケジュール ・入学の申込 ・共通テストのいろいろ ・サマースクールの注意点 ・ホームステイの心構え ■高校留学の基礎知識 ・教科の取り方 ・寮制高校を勧める最大の理由 ・海外の高校卒業後の選択肢 ■大学留学の基礎知識 ・大学の基本構造を比較する ・大学の寮の仕組み ・自己責任という大学生活 ■不安要素 ・あえてダークサイドに触れる ・どこにでもいじめはある ・異性・同性トラブル ■留学がきまってから ・阿吽の呼吸は期待しない ・得意技の重要性 ・出発前に読んでおくもの
  • 改訂新版 オンライン授業で使える日本語活動集90
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    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本語教師向けのウェブサイト「EduJapa!」を運営し、多彩なアイデアや情報を発信し続けている米オクラホマ大学の岡田彩先生が、オンライン授業ですぐに使える活動90を大公開。本書で紹介しているスライドやイラストなどの授業材料は、すべて指定サイトから無料ダウンロードして利用できます。 ★前版で紹介していたアプリ、Google社のJamboardがサービス提供を終了したため、「改訂新版」を発行しました。 ★本書購入者は書籍と同一内容の電子版も利用できます。 ●オンライン授業のアイデア満載! 対面授業に加え、日本語教育においてもオンライン授業が盛んになっています。「対面では絵カードやゲームなどのアクティビティを取り入れていたが、オンラインではどうすればいいのか」「スライドを見せるだけの授業になってしまって……」「アイデアは頭の中にあるが、どんなツールを使えば実現可能か」。 著者のもとに集まるさまざまな相談に答えるべく、90もの活動を1冊にまとめました。イラストや写真、表を多用して、準備から手順、注意すべきポイントまでわかりやすく説明します。 ■文型別活動50 「日本のあいさつ」「誰のですか?」「スリーヒントクイズ」「カードでマッチング」「犯人は誰?」「年中行事の紹介」「道案内をしてみよう」など、全部で50の活動例を紹介。初級レベルから中級レベルへと、少しずつ難しくなるように構成していますので、学習者のレベルに合わせて使ってみましょう。 ■短時間でできるゲーム活動30 「形容詞ワードサーチ」「何秒で言えるかな?」「仲間外れはどれ?」「オンラインかるた」など、5分、10分といった短時間でできる活動を集めました。思ったより授業が早く終わってしまったときに、すぐに活用できます。 ■説明能力をつける活動10 「何に使いますか?」「間違い探し」「何が違う?」など、学習者の発話力を伸ばし、どこが違うのかといった微妙な差もうまく説明できるようにする活動です。 ●オンラインツールの詳細を説明 特に語学教育で有効な使い方ができるツール7つについて、それぞれの特徴と使い方を紹介します。 AutoDraw/Book Creator/genially/Googleスライド/Padlet/Wordwall/Zoom 岡田 彩(米国・オクラホマ大学講師) 坂本 正(名古屋外国語大学特任教授・名誉教授、南山大学名誉教授、愛知国際学院相談役)
  • 日本語教員試験「応用試験 読解」解ける500問
    5.0
    1巻2,002円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国家資格「登録日本語教員」取得をめざして。 外国人に日本語を教える日本語教師としての、高度な専門知識と授業の実践技能を判定する基準が2024年に文部科学大臣認定の国家資格となりました。資格取得の大きなルートのひとつが年1回の「日本語教員試験」に合格することです。 出題範囲は多岐にわたり、「必須の教育内容」として具体的な50項目が挙げられています。本書は「教授法」「評価法」「異文化間教育」「対人関係能力」をはじめとする、50項目のひとつひとつについて内容を徹底的に分析し、本試験合格のためのポイントを押さえた問題を用意しました。 ●10名の執筆陣による全500問!! 合格するには、試験範囲の全体像を把握すること、体系的・計画的な学習をすること、そして実践応用力を養成することが不可欠です。全500問という圧倒的な問題量をこなして、出題傾向に慣れましょう。本書は(1)キーワード確認、(2) やさしめの問題、(3) 本試験と同レベルの問題、(4) 差がつく問題の4部で構成し、1問ごとに詳しい解説を設けています。監修に南山大学・名古屋外国語大学名誉教授の坂本正先生をお迎えし、教育の現場で活躍する10名の執筆陣が問題作成に当たりました。 【執筆陣(50音順)】! ・石塚ゆかり(青森大学准教授) ・内山百合子(南山大学語学講師) ・江崎由美子(CHEERS代表) ・近藤かをり(南山大学語学講師) ・遠山千佳(立命館大学教授) ・豊田早苗(中京大学特定任用講師) ・西野一恵(名古屋外国語大学・名城大学・岐阜聖徳学園大学 非常勤講師) ・早野香代(三重大学特任准教授) ・藤田裕一郎(朝日大学准教授) ・宮本真有(国際基督教大学インストラクター、名古屋外国語大学・南山大学 非常勤講師) ■まずキーワード確認チェック問題 [240問] 日本語教育、言語教育の重要なキーワードの意味を確認します。選択肢が2つの問題24問を10セット、合計240問です。問題には3つずつのチェックボックスを付けており、復習や定着の確認に活用できます。 ■やさしめの問題 [20題60問] 受験の感覚をつかんでいただくためのウオーミングアップ的な問題です。本試験は1題につき設問が5問ずつですが、このコーナーでは3問に減らしています。選択肢は本試験と同じ4つです。 ■本試験と同レベルの問題 [20題100問] 形式も難易度も本試験に合わせた実践問題です。1題の設問も5問ずつです。 ■差がつく問題 [20題100問] 本試験と同等か少し難易度を上げた問題です。得点の差がつきやすいワンランク上の問題も数多く解いてみることで、本試験に余裕をもって臨むことができるでしょう。 ●巻末にはキーワードの50音順インデックス、アルファベット順インデックスの2つを掲載しました。また、本書購入者は同一内容の電子版を無料で利用できます。
  • 英語の多聴多読最前線
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●多読の現場17校を徹底取材、これからの英語教師必携!! 高校の外国語学習指導要領に「多読」の文字がはじめて登場したのが2014年。それ以前から授業に多読を取り入れ、試行錯誤を繰り返しながら実績を上げてきた学校もあれば、2022年からの導入を決めた学校もあります。 コロナ禍でオンライン授業を余儀なくされるなか、文部科学省の「GIGAスクール構想」、経済産業省の「未来の教室」の後押しも受けて、教育の現場はデジタル化が進んでいます。さらに新指導要領がコミュニケーション重視の方向に進むことを受けて、いま、英語教育の現場はどうなっているのか、17校に総力取材しました。 ① 大阪府立北野高等学校 ② 鳥取県立境高等学校 ③ 鷗友学園女子中学校・高等学校 ④ 駒込中学校・高等学校 ⑤ 桐蔭学園中等教育学校・高等学校 ⑥ 福岡女学院中学校・高等学校 ⑦ 浪速中学・高等学校 ⑧ 桃山学院中学校・高等学校 ⑨ EUNICE English Tutorial ⑩ 岩野英語塾 ⑪ ABC4YOU英語教室 ⑫ 科学的教育グループSEG ⑬ 豊田工業高等専門学校 ⑭ 鶴見大学 ⑮ 帝京大学 ⑯ 尚絅学院大学 ⑰ 駿台予備学校 ●共通テストへの変更で、より注目される多聴多読 大学入試がセンター試験から共通テストになり、大量の英文を読んで内容を理解する方向へと変わりました。多聴多読は「概要把握力」と「リスニングスタミナ+リーディングスタミナ」がつくため、入試でも有利であるとして進学校でも評価が高まっています。 ●実践現場からのアドバイス ・多読指導の基本的な考え方(古川昭夫) ・[経験的]多読の授業を継続させる方法(西澤 一) ・小学生以下、中高生、大学生---多読スタートのコツ(高瀬敦子) ・アンケート調査結果「多読授業のリアル」 ●英語教育の中の多聴多読の位置づけ[理論編] [対談] 語彙が先か、多読が先か、多聴多読を大いに語る ポール・ネイション(ヴィクトリア大学ウェリントン校名誉教授) ×ロブ・ウェアリング(ノートルダム清心女子大学教授) ・多読・多聴と音読・シャドーイングのよい関係(門田修平) ・多読多聴とコミュニケーション活動(田中茂範) ■オンライン多読システムの紹介 ■授業に使える STEAMリーダーガイド[19シリーズ] ■「多読指導×SDGs教育」の可能性(藤井数馬)
  • プレインジャパニーズの教科書
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 <font size="""+1">「文脈からわかってくれ」は死語---内田和成(早稲田大学名誉教授、元ボストンコンサルティンググループ日本代表) 日本の教育とプレインランゲージ、プレインなクエスチョンがプレインなアンサーを呼ぶ---橘川武郎(東京大学名誉教授、一橋大学名誉教授、国際大学学長)</font> <font color="blue" size="+1">●2025年4月、東証がプライム市場の英文同時開示を義務化</font> 東京証券取引所は上場会社に対して「決算情報と適宜開示情報」を日本語と同時に英語で開示することを義務づけ、「会社情報」についても英文の同時開示の努力義務を新設します。海外投資家へ積極的に働きかけようという取り組みです。 そこで重要となるのが、ポイントを押さえた日本語、誤解を生まないように配慮された日本語を用意し、AI翻訳でもすんなりと英語になるように準備することです。 <font color="blue" size="+1">●プレインランゲージは世界標準のISO規格</font> 国際標準化機構、ISOは2023年にプレインランゲージ規格を発行しました。日本語を含む27言語において、公正公平な情報発信と説明責任を果たすために、平易な言葉を使おうというものです。具体的には「必要な情報をすぐに見つけ」「内容をすばやく理解」できるように、簡潔で明快な文章を書くこと。お互いに忙しい情報の受け手と発信者のどちらもがハッピーになることが目的です。 <font color="blue" size="+1">●そもそもプレインランゲージとは?</font> (1) まず読んでみようと思わせるレイアウト (2) 情報が論理的に整理されている (3) 読み返さず、一読して理解できる (4) 日常的に使用する表現が使われている 移民の国アメリカでは1970年代から、政府の情報は誰にとっても見つけやすく、理解しやすく、利用しやすいものであるべきという運動が始まりました。2010年には「平易記載法(Plain Writing Act)」が制定されています。事実、トランプ第45代大統領の就任演説は中学1年生の語彙レベル、小学校6年生の文法レベルで書かれています。 一方、27カ国が加盟しているEUには24の公用語があり、お互いに翻訳しやすい言葉を使う必要がありました。 <font color="blue" size="+1">●では、プレインジャパニーズとは?</font> (1) 結論を最初に書く (2) 文を短くする (3) 漢字とひらがなの割合に気をつける (4) 主語と述語を近づける (5) 能動態を使う (6) 肯定文を使う 他 日本語は最後まで読まないと意味がわからなかったり、暗黙の了解を前提としたハイコンテクストな言語と言われます。しかし、グローバル社会では「ハッキリ言わなくてもわかるでしょ……」は通用しません。本書は伝わるビジネス文書の18のポイントと9つの活用事例を示し、豊富な具体例を挙げています。また、「企画提案書」「業務手順書」など7種類のビジネス文書について、伝わらないビジネス文書とその改善例を用意しました。巻末には難しい表現の言い換え例などの資料をまとめています。機械翻訳にかけた場合、読みやすい英語になる日本語の書き方を本書でマスターしましょう。 ■資格試験と診断システムを準備中■ 日本プレインランゲージ協会はISOのガイドラインに則った「プレインジャパニーズの資格試験」実施に向けて準備中です。また東京大学との共同研究で、指定サイトにテキストを入力すると読みやすさを自動的に測定する診断システムの開発にも取り組んでいます。
  • にほんご絵じてん
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全ページフルカラーの絵辞典。外国人が日本で生活する上で必須の単語や表現が写真とイラストで覚えられる! 外国人学習者と日本語教師のために、英語、中国語のほかに、近年急増中のベトナム人向けにベトナム語のルビを併記。 【本書の構成】 Part 1 日本の文字 50音ひらがな/50音カタカナ/漢字 Part 2 年・月・日と数字 数字の読み方/年・世紀/週と日と月/時計と時間 Part3 季節と行事 冬1月2月/春3月4月/初夏5月から梅雨6月/夏7月8月/秋9月10月11月 /冬12月/生まれてから死ぬまで[生涯・一生]冠婚葬祭 Part 4 体と体の動き 顔/手足/体の内側と外側/体の動き Part 5 私と家族と家 家族と私/家と間取り/台所/ダイニングと食事/リビング/トイレ /浴室・バス/洗面所/洗濯機置き場/和室/洋室/玄関の内と外 Part 6 道路と交通機関、街にあるもの 道路と交通機関/駅・線路/街の地図/ドラッグストア/コンビニ /お金と支払い方法/100円ショップ Part 7 食べ物と飲み物 果物/肉/野菜/魚/スーパーで Part 8 レストランとメニュー うどんとそば/ラーメン屋/和食の店/居酒屋/すし屋・回転ずし /中華料理店/ファミリーレストラン/カフェ Part 9 昆虫・鳥・動物 ペットと家畜/動物園の動物/海の生き物/鳥/昆虫 /カエルの仲間・ワニの仲間 Part 10 衣服 外出する時/プライベートな時/身につける物・持ち物/色 Part 11 世界の地理・自然・気象・宇宙 世界の地域/天気/宇宙 Part 12 ようす・気持ち バーベキュー/サーカス/テーマパーク Part 13 学校 学校など/学校行事/教科/形/文房具 Part 14 レクリエーション スポーツ/アニメ・マンガ/レクリエーション Part 15 日本的なこと 日本の地域/日本的な習い事/衣装/伝統芸能とスポーツ/遊びと楽器 /祭り/神社/寺・仏像/日本の工芸/日本の酒/おでん Part 16 仕事と会社 会社組織図の例/会社の部屋の見取り図と備品/仕事の動作/アルバイト Part17 サバイバルの知識 在外公館に相談する/日本の役所・相談窓口/警察に相談する /部屋を借りる/病院に行く/症状を伝える/緊急地震速報 /災害が起きたとき/防災用品/知っておきたい防災標識 ■音声はQRコードを読み取るだけの簡単ストリーミング再生と、mp3音声(ZIP圧縮)無料ダウンロードの2種類があります。
  • 生徒一人ひとりのSDGs社会論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「政府や国連や大企業のような大きな組織が取り組むべき問題では?」 「高校生の私に何ができるのか?」 「とてもムリ! 問題が大きすぎる!」 ●生徒一人ひとりが「自分事」として考える いまやSDGsが「流行りコトバ」のようになっている感すらありますが、教育者としては政治家や経済学者や環境活動家とはちがった立場からSDGsを捉え、生徒に提示する必要があります。それは生徒一人ひとりが「自分事」としてSDGsを考え続け、自分で問題を発見し、「できれば自分も解決に協力したい」「自分で解決しなければならない」と自覚して行動して行くような授業を展開することです。 ●すべての先生必見 文科省が進める「持続可能な開発のための教育(ESD)」の後押しもあり、教育の現場ではそれぞれの学校がSDGsに関するさまざまな活動を実施しています。多くは手探りで地域の特徴を生かした試行錯誤を重ねているようです。 本書はJICAのアドバイザーを長年担当した経験から、SDGsに早い段階で関心をいだいてきた著者による、教室のグループ活動の中で「ディスカッション」「リサーチ」「プレゼンテーション」のスキルを磨きながら問題解決型のプロジェクトに取り組んでいくための参考書です。SDGsについて知ることからスタートし、教室での多様な実践事例を詳しく報告します。 【第1部】SDGs社会論 [理論編] 田中茂範(慶應義塾大学名誉教授) [Chapter 1] SDGsについて知る ・宇宙船地球号 ・当時からあった国境を越えた問題 ・MDGsの採択 ・SDGs: 国連決議の前文を読む ・17の目標の再分類 ・SDGsの評価指標 他 [Chapter 2] 教育のコンテクストにSDGsを位置づける ・Think local, Think globalのための問い ・ESDと教育改革 ・教科横断型の学びの実現に向けて ・STEM教育とSTEAM教育 ・方法論としてのプロジェクト学習 ・立場表明型のディスカッションのしかた ・グループ内でのさまざまなオピニオンの取り扱い 他 [Chapter 3] SDGsについて探求する ・SDGsの探求: 導入のためのワークシート ・SDGsの探求: End Povertyのためのワークシート ・複合課題としてのSDGsを探求する 【第2部】教室内外でのSDGs [実践編] (1) 公立高校での実践事例 : 一井亮人(東京都立国分寺高等学校) ・SDGsカードとカードを使ったゲーム ・英語の授業での実践 ・総合的な探求の時間での実践 (2) 私立校での実践事例 : 米田謙三(私立高等学校) ・教科等横断型の実践について ・教科横断型・STEAM教育の課題 ・授業のねらい~題材~学びのプロセス~展開 (3) 大学・高専での実践事例 : 藤井数馬(長岡技術科学大学) ・SDGsを自分事化するための〈MAP〉の観点 ・SDGsを生徒にとってmeaningful、authentic、personalなものに ・実践による学生の意識変化 (4) 英語教室での実践事例 : 宮下いづみ(Eunice English Tutorial) ・スクールでのクラスごとの取り組み方 ・SDGsの授業の流れ ・10個のアクティビティーの紹介 (5) 小中高連携へのヒント : 杉本喜孝(帝塚山学院大学) ・身近なSDGsを訪ねて ・学習指導要領との関係から ・スパイラル型実践の必要性と継続について (6) 私立高校及び通信制高校サポート校の実践事例 : 佐藤裕幸(CAP高等学院代表) ・一人ひとりの生徒と向き合う ・自分事かに自分たち事への気付き ・身近な問題からSDGsの課題に取り組むまでの変化の手順

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