教育 - 三恵社作品一覧

  • システムと微分方程式 第2版
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    1巻550円 (税込)
    本書は茨城大学工学部2,3年生向けの専門科目「システムのモデル化」の教科書として作成した書籍の第2版になります.この科目では前半でロボットの制御や電気回路の働きなどを理解するために必要となる数学の基礎を学びます.これらは動的システムと呼ばれ,その数学モデルは1変数関数の微分方程式になります.後半では場のモデルと多変数関数の微分方程式が登場します.これらのモデルの具体例を通して微分方程式を説明しています.第2版では第5章の§5.5と付録Cを新たに追加しました.各章の章末には演習問題がありますが,その解答例は付けていません.それは,授業で使用することを念頭に本書を作成したためです.本書を独学で勉強される方はこの点にご注意ください. ところで,微分方程式をなぜ勉強する必要があるのでしょうか? PCの普及により多くの人が自分用のコンピュータをもつ時代になりました.しかしPCは計算のための道具にすぎません.PCでどの情報をどのように処理するのか,そしてその結果をどう解釈するのか,これらはわれわれ人間が考えなければなりません.コンピュータの強力な計算能力を十分に生かすにはそれを使う人間の側の視点が重要になります.その基本になるのが「ものの見かた」であり「ものの変化の捉え方」です. ニュートンは彼の「ものの見かた」や「ものの変化の捉え方」を表現するために微積分を発明しました.そして,彼が発見した自然の法則を微分方程式として表しました.つまり,微分方程式とは単なる数式ではなく,世の中の見方,見え方を表したものなのです.ニュートンに始まるこの「ものの見かた」は今では物理学に限らず社会学や経済学の分野でも使われています. 高校や大学の教養で学ぶ数学では微積分を計算問題として学びます.そのため多くの大学生にとって「微分は接線の傾き,積分はグラフの面積」のようです.しかし,微積分の計算は微分方程式を解くための技術なのです.大事なことは微積分の計算に習熟することではなく,その考え方を身に付けることです.これこそが理工系学生にとって最も大切な基礎知識です.人工知能や機械学習が社会に普及し始めた現在,このような人間の側の視点はますます重要になってくるでしょう.
  • Cosmogonical Worldview of Jomon Pottery
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    1巻2,750円 (税込)
    諏訪周辺地域出土の縄文中期顔面把手付土器の図像構造及びそのモチーフと、諏訪大社上社の御室祭祀と湛え神事のモチーフ構造の比較から、縄文文化にみられる「三」のシンボリズムの意味を見いだし、日本文化の古層を流れる世界観に迫る。

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  • 火薬陰謀事件と説教
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    1巻1,980円 (税込)
    本書は1605年11月5日に発覚した火薬陰謀事件に関する説教研究である。
  • 火薬陰謀事件とピューリタン
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    1巻1,760円 (税込)
    本書はピューリタン説教家による火薬陰謀事件説教に関する論文を集録したものである。
  • 学級経営
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    1巻1,683円 (税込)
    本書は学級経営・ホームルーム経営の理論と実践を整理し、教師を目指す学生にとっても、また、現場で教育にあたっている教師にとっても活用できるように企図した。
  • ジェズイットとマキアヴェリ
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    1巻1,760円 (税込)
    本書は16世紀-17世紀初期におけるジェズイット批判とジェズイットのマキアヴェリ批判を扱った一冊である。
  • 自治体社会教育・学校教育行政論 ―ライフヒストリーの視点―
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    1巻1,760円 (税込)
    半世紀に渡り教育に携わった男の半生記 公務員として過ごした37年間と、8年にわたる大学講師のキャリアをふまえ、 社会教育行政と学校教育行政の実態や任務・役割について、 行政職員としてのライフヒストリーの視点から語る。 学問的な専門的な観点だけでなく、体験者としての感想をエッセー風に述べ、 社会教育行政や学校教育行政にたずさわる自治体職員だけでなく、 これらの分野に学問的な関心をよせる人びとにとって、参考になる一冊。
  • ジョン・ダン研究
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    1巻1,760円 (税込)
    本書は「ジョン・ダン」に関する論文を集録したもの。 日本であまり研究されていないダンの散文を取り上げ、説教研究に至っている。
  • 捜索の情報蓄積の理論
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    1巻2,200円 (税込)
    本書は捜索の各段階の情報蓄積による目標分布推定法を体系的に講述し、次いでその目標分布に基づく捜索の意思決定分析の各種のOR/SAの理論を概説したものである。
  • 捜索理論 三訂版
    4.0
    1巻2,750円 (税込)
    本書は捜索理論の目標分布推定、捜索センサー能力の定式化、捜索の確率特性の評価モデル、及び捜索の最適化理論について、基本的な理論モデルを体系的に論述したものである。
  • 大学に入ったら読む講義+レポートの基本
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    1巻1,210円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、名古屋⼤学の教養教育院で、おもに⼤学⼀年⽣向け春期の講義(「基礎セミナー」理系 教養科目)で⾏った内容です。 レポートを中⼼にした⼤学の講義への対処のしかたが書かれた本書。 知らず知らずのうちに、⼤学での勉強し、⾼度な知的な処理ができる基本が⾝につくようになります。 1.⼤学での勉強の考え⽅ 2.講義とレポートの意味 3.単位をとって卒業するための基本スキルを知る 4.解決⼒をもった⼈になるための講義とレポートへの取り組み 5.本の調べ⽅や論⽂の扱い、まとめ⽅、プレゼンテーションまでのノウハウ ⼤学での講義やレポートをのりきると、しぜんに⾝につく知の⼒があります。 それがこれなんだと実感できると、もっと⾃信もついてきます。 その⼒をつけ、⼤学⽣活を有意義に過ごし、学⽣のみなさんがみずから明るい未来を開いてゆくことを楽しみにしています。
  • 豊田芙雄と同時代の保育者たち
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    1巻3,960円 (税込)
    わが国の近代幼児教育の導入は、明治初年に始まったが、幼児教育に対する一般の理解はなかなか進まず、日本人初の幼稚園保姆・豊田芙(ふ)雄(ゆ)をはじめ当時の保育者たちは文字どおりいばらの道を歩むことになった。本書では、幼児教育の導入初期から明治半ば頃までの保育者たちの苦闘の跡を、保育者たちが残した書簡、手記、公文書、雑誌新聞記事等の資料によって解き明かし、わが国近代幼児教育開拓期の実相を明らかにしている。

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  • 不確実性への挑戦 意思決定分析の理論
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    1巻2,750円 (税込)
    意思決定はシステムの複雑性や評価の多様性、将来の環境の変化 等、多くの不確実性との闘いである。本書は意思決定の様々な不確実性を分析す る各種の理論を体系的に解説したものである。応用統計の理論からOR理論ま で、意思決定の不確実性分析に役立つ多種多様な理論が、数学モデルにまで踏み 込んで解説されている。それらの知識はシステム分析の技術者のみならず、意思 決定者やシステム管理者にとっても有用である。
  • ヴァージニア植民研究序史 ―17世紀初期におけるヴァージニア植民研究―
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    1巻1,760円 (税込)
    本書は17世紀初頭のジェームズ一世期におけるアメリカのヴァージニア植民に関するものである。 特に本書ではヴァージニア植民の実質的推進母体であるロンドン・ヴァージニア会社を中心にして論をまとめている。
  • レジリエンス基礎講座テキスト
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ▶一般社団法人日本レジリエンスエデュケーション協会 一般社団法人日本レジリエンスエデュケーション(JREA)は、レジリエンスの普及と啓発を目的とした団体です。 その活動は、レジリエンスに関する研修、教育、セミナー・講演の開催、トレーナーの育成の提供などに及びます。また、社会や組織におけるレジリエンスの重要性を訴え、社会全体のレジリエンス向上に貢献し、レジリエンス教育の推進に取り組んでいます。

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