経営・企業 - PHP研究所 - マグロウヒル・エデュケーション作品一覧
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-「競合他社の視点から見たとき、どうやって我社をつぶすことができるか?」。挑発的な問いかけをもとにした、イノベーティブな組織を作るための実践テクニック。イノベーション関連の教育プログラムを提供するフューチャーシンク社が提供する「会社をつぶせ」エクササイズを取り入れ、服従型の「ゾンビ社員」を活性化し、「考える」社員に変貌させる。セス・ゴーディン、マーシャル・ゴールドスミス、トニー・シェイ(〈ザッポス〉)推薦。著者のリサ・ボデルが創立したフューチャーシンク社は、ニューヨークを拠点とし、フォーチュン500社を中心にイノベーション関連の教育、リサーチを提供する研修会社。40種類以上の研修コース、ウェブセミナー、Eラーニングを展開し、主要顧客は3M、P&G、ファイザー、シティグループなど。同社のプログラムは米国〈チーフ・ラーニング・オフィサー〉誌の「2011年優良コンテンツ ゴールドアワード」を受賞している。
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-企業が今日のような存在になったのは、おもに1820年代初期から20世紀にかけてである。この間、企業の法人格と有限責任が確立され、企業は社会的責任を免れるようになった。本書では今日の企業を「企業1920」と呼ぶ。「企業1920」の成功とは、拡大、イノベーション、低コストによるものである。そのような成功は限定的なものにすぎず、GDPという概念は、社会がめざすものを達成するための評価基準ではない。しかし、現在の企業リーダーたちの考え方は1920年代のままである。 新しいリーダーは、2020年の世界経済を考えた企業を作らなければならない。2020年には、地球の資源の多くは境界に達する。本書では新しい企業を「企業2020」と呼ぶ。新しい企業のDNAは地球の環境を守り、社会の目標をともに達成するものでなければならない。新しい資本主義は、自然資本を中心とするものになるだろう。変化を起こすためには、企業の成功の定義を変えるだけでは不十分である。情報開示、透明性、新しい基準の採用に対するインセンティブも必須だろう。
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-現在の企業は、従来のシングル・ボトムライン(経済効率)ではなくトリプル・ボトムライン(企業の社会的責任、環境保護、経済効率)の統合的判断によって評価がくだされる。何世代にもわたる企業経営には、トリプル・ボトムラインの統合概念である持続可能性が必須である。企業戦略におけるサステナビリティの重要性を理論、歴史、ケーススタディをもとに実証し、実践するためのプランニングを提案。サステナビリティの意義、将来への展望とともに、経営者、戦略マネジャーなど職務ごとにすべきことなども取り上げた包括的な内容となっている。企業戦略決定は世界の経済ピラミッドの3つの構成要素、つまり先進国・開発途上国・未開発国の共進化市場で独自のサステナビリティのニーズを見つけることにより下される。ピラミッド型展望を構築することは、企業が自社の経済的成功の重要性を下げ、より高い目的意識を持つことにつながるというピラミッド型アプローチの重要性を説く。