BL小説 - カゼキショウ作品一覧
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4.0【イラスト付き】半獣のうさぎと人間が共存する国・クローヴァ王国。その王国で幼い王子の教育係を勤めるリトは、国で唯一の「垂れ耳うさぎ」だった。耳が垂れていることで出来損ない扱いを受けるが、活発で心優しい第四王子のクレイデルと楽しい毎日を送っていた。そんなある日、病気で伏せっている第一王子の症状が悪化する。なんでも、遙か昔に滅びたうさぎの国の遺跡に魔法の剣があるらしく、どんな願いでも叶えてくれるらしい。大好きな兄を救うため遺跡を目指すクレデルと一緒に、リトも旅立つことに。護衛として、腕は立つがなぜか一切アーマーを脱がない風変わりな騎士・ロゥも加わり三人の旅が始まる。徐々に仲を深め家族のような絆を築く三人だが、ロゥは実はうさぎの天敵のオオカミで…!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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3.7高校生の苑宮春夏は、ある日突然異世界にトリップしてしまう。なんでも、アヴァロニス王国というところから、神子に選ばれ召喚されてしまったのだ。至れり尽くせりだが軟禁状態で暮らすことを余儀なくされ、自分の巻き添えで一緒にトリップした友人の秋人とも離ればなれになり、不安を抱えながらも徐々に順応する春夏。そんななか、神子として四人の王候補から次代の王を選ぶのが神子の役目と告げられる。王を選ぶには全員と性交渉をし、さらには王国の守護神である白き竜蛇にもその身を捧げなければならないと言われ…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.6聖なる竜蛇神に見出されし神子が王を選定する国・アヴァロニス王国。そんなアヴァロニスの次代王候補の一人・レンドルフは、王位に執着がなく、盲目的な神信仰に対しても懐疑的だった。レンドルフはある日、選ばれし神子・春夏と、それに巻き込まれ一緒に異世界から召喚されてしまったという少年・秋人と出会う。しかも秋人は、この世界では『災厄の導き手』と呼ばれ忌み嫌われる黒髪黒瞳の持ち主。誰もが秋人を嫌悪し殺そうとする中で、レンドルフは神への疑念から、なんとか秋人を助けたいと思っていた。秋人を匿うことになったレンドルフだったが、共に過ごすうち、その健気さやひたむきさに次第に心惹かれていき……? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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4.6黒髪黒瞳で普通の見た目である高校生の鈴木秋人は、金髪碧眼で美少年な友人の苑宮春夏と学校へ行く途中、突然穴に落ちてしまった春夏を助けようとし――なんと二人一緒に、異世界・アヴァロニス王国にトリップしてしまう。どうやら秋人は、王国の神子として召還された春夏の巻き添えとなった形だが、こちらの世界では、黒髪黒瞳の外見は『災厄の導き手』と忌み嫌われ見つかると殺されてしまう存在だった。そんな事情から、唯一自分の存在を認めてくれた、王国で4人いる王候補の一人であるレンドルフに匿われていた秋人だったが、あるとき何者かに攫われ…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
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3.7【イラスト付き】 半獣うさぎと人間が共存する国・クローヴァ王国。王族の血を引くうさぎ貴族のユウリは、とある事情からライオンの国・アッティーカ王国で暮らすことになった。表向きは来賓として迎え入れられたユウリだが、実際の立場は人質だった。一方、アッティーカ王国の王・イドは、屈強なライオンたちを束ねるに相応しい豪胆で勇猛な人物で、出会った当初からユウリを弱いうさぎだとバカにした態度を隠さなかった。それでも凶暴なライオンたちを前に気丈に振る舞うユウリに興味を持ったのか、いつしか毎日のようにユウリの元を訪れ、他愛のない会話を重ねるようになった。そんなある日、「うさぎは美味そうな匂いがする」とイドに無理やり押し倒されたユウリは、「俺の番になれば安全な立場でいられる」と強引に迫られて…? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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4.0神々の住む穏やかな気候の高天原は、太陽を司る女神・大日霊尊が治めている。その弟である月を司る神・月夜見尊は、心優しい性格からある罪を犯したため、高天原を追われることとなってしまう。下界である神や人間の混在する世界・葦原中つ国へと降り立った月夜見の噂はその周辺国の荒ぶる神々の間に伝わり、月夜見は追われ逃げるが、ついに武力に長けた神・夜刀に見つかってしまう。他の蛮神から守るという名目で夜刀に連れてこられた月夜見だったが、強引に躰を開かれ半陰陽だという秘密を知られてしまう。はじめは悄然としていた月夜見だったが、しだいに荒々しい夜刀の中にある優しさに気づき惹かれはじめていき…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。