国内小説 - マリクロ - マリクロ連載文庫作品一覧

  • マリクロ連載文庫 愛は哀しみよりもなお深く 完全版(1)
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    画家志望の僕は、年上の女性・典子に養われて、絵を描いて暮している。典子は新進気鋭のクリエイター。ある日、僕は西岡祐子、さつきの親子と出会う。二人はこの世の者とは思えないほど美しく、瓜二つの母と子に僕は魅せられる。祐子とさつき、それに典子と僕の関係が、四人の人生を変えていく。3人の女をモチーフに絵を描き続ける僕の、美に囚われた人生はどう変わっていくのだろう。彼女たちの未来はどうなっていくのだろうか。

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  • マリクロ連載文庫 寒椿(1)
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    生花店を営む山川椿には思いを寄せる男性がいた。その人は雪華流四代目家元、大河原正嗣。華道界の異端児との再会で、椿は思わぬ事態に巻き込まれていく。亡き祖母と母の為、雪華流の為、家元の婚約者になった椿。二人はお互いの気持ちを隠したまま、偽りの関係を続けていく。やがて敵対するライバルの悪行を暴いた二人は、募る思いを打ち明け……椿との年の差に悩む家元と、父親のせいで男性不信になった椿の純愛物語。

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  • マリクロ連載文庫 幸せであるように(1)
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    彼を深く傷つけたあの時から、私は身動きが取れなくなった。自戒の恋と贖罪のジレンマに苦しみ悶え、自らの首を絞めていく。中堅会社OLの瀬里と、若き才能を持つ画家の龍朗。腐れ縁で続く週二回の逢瀬で、私は心を殺して彼と肌を重ねている。だけどやっと掴んだ彼の幸せを壊し、孤独で閉鎖的な世界に追いやった私には、彼を手に入れる事は許されない。彼の幸せを願いながら傍にいるだけ。それが私の贖罪だから。

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  • マリクロ連載文庫 純情な欲情 ―女がHで何が悪いのさ―(1)
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    女がHで何が悪いの?とばかりに開き直っているお下品でHが大好きなヒロイン・吉李(きり)と、体も会話のセンスもぴったり合う相性バツグンのフレの有吾(ゆうご)。本気にはならずひたすら快楽を追い求めて溺れている吉李の目の前に現れたのは、草食系獣医の幸嶋(こうじま)。デートもダメならフェロモンも一切感じない彼に追われた挙句、吉李は彼にプライベートレッスンをするハメになってしまった! 理想のHを読んでタイカン!!

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  • マリクロ連載文庫 花びらを描く女(1)
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    都代子をモデルにした彫像を恩師が彫っている。出来上がりつつある「木の女」を目にすると都代子の心は揺れる。誰も入れたくない部屋で、都代子は独り、絵を描き続ける。彼女は、子供の時から、周りの人達と打ち解けられない。孤独を感じ、人間関係を厭う。また、肉体と意識が調和せず、引き裂かれるような感覚に苦しみ、憩うことができない。都代子は、出口を見出すことができるのだろうか。

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  • マリクロ連載文庫 Be lit up!(1)
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    真面目が取り柄の高校2年生・南田日代(ひよ)は、同級生の少年・陰山無月(むつき)に「彼専属の保健委員」とされ、彼が怪我をすれば手当てをするという奇妙な関係を続けていた。どうして私なの?と疑問や不満を覚えたり、何故か胸が高鳴る自分に戸惑う……ものの、無月の明るい笑顔が見られるだけで幸せになってしまう日代。そんなあたたかな二人の関係も無月に告白する少女の出現などにより、やがて変化が訪れる──

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  • マリクロ連載文庫 星のさらさら(1)
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    昔々、田舎のムラで行われていた星祭。少女は水辺の小屋で聖なる棚機ツ女(たなばたつめ)として機を織る。それを守るのは、彼女が慕う無口な幼馴染の少年。祭りの七日間、少女はある賭けと祈りを胸に愛しい人を想いながら機を織る。目に見えないものを信仰するムラの人々。医者の一族の少年は「穢れた一族の者」と後ろ指を差されているため、ムラの思想を心から嫌悪していた。少女の一途な想いは少年の閉ざされた心を救うことはできるのか──。

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