TL - 夢中文庫プランセ作品一覧

  • はねかえり令嬢ですが、慇懃無礼な次期公爵に純情を盗まれました
    1.5
    「こんな可愛いあなたの姿は、ボクしか知らない」──ルーナ公爵家の令嬢でありながら竜騎兵隊に所属するディアーナは、二大勢力のもうひとつソーレ公爵家の次期当主であり現在は事務弁護士で活躍するフェリクスのことが、すっごく苦手。なのに、王命により二人は手を結ぶことになってしまった! 聖人の再来などと世間を騒がせている『怪盗ゼノ』に振り回され、その正体を追い求めていくうち、二人の距離は近づき……ディアーナはフェリクスの執愛に甘く搦めとられて──「あなたの半分は既にボクのものだ」 はねかえり令嬢の純情は慇懃無礼な恋泥棒に不埒に奪われる……!?
  • 騎士様と今宵甘美なおしおきを
    1.3
    この瞬間から君を私のものにする──酒癖の悪い父、それに言いなりの母、という不遇な環境で育ったミランダ。ある夜の仕事帰り、酔った男たちに乱暴されかかったところを騎馬隊隊長のテオドアたちに助けられた。身体の傷から虐待をさとられ、そのままミランダはテオドア邸に保護されることに。寡黙だが心を尽くしてミランダを世話してくれるテオドア。ふたりは不器用に惹かれあい、触れ合ってしまえば止まらず、毎晩のように求め合い快楽の虜になっていく。「君は私だけのものだ」 テオドアの溢れる独占欲はミランダを優しく甘く激しく支配していって……
  • 堕ちて幸せ!?~魔王の妻ですが天界と魔界の争いに巻き込まれています~
    1.3
    夫婦となった魔王ルーファスと完璧令嬢ライラはとても仲睦まじい日々を過ごしていた。ライラにとっては初めての天魔大戦──定期的に行われる天界と魔界の(平和な)闘いが開催される時期を迎える。愛しい夫ルーファスに優勝賞品の「英知の実」をあげたいと意気込むライラ。準備万端、やる気満々のルーファスに連れられ天界へ。が、天界で神様たちの複雑な事情に巻き込まれてしまい、愛と美の女神から嫉妬されたライラは催淫状態に……! 必死にライラを助けようとするルーファス。しかしそれは、神レベルの深い交歓をしなければ解けない呪いで!?
  • 恋わずらいの処方箋~奥手令嬢の純真は幼馴染みの淫らな診察で暴かれる~
    1.0
    「声を我慢できたら、君が純真だと診断しよう」──音楽教師志望の奥手な令嬢クレアの悩み。それは、幼馴染みの医師・アンソニーが頭から離れず、彼との淫らな妄想で体の奥を熱くしてしまうこと。悪い病気なのではと不安なクレアは診察を受けることに。しかし現れた主治医はなんとアンソニー本人!? 自分が淫らでないお墨付きが欲しいとねだるクレアに、アンソニーが準備したものとは──淫具を使った検査! 執拗なアンソニーからの責めに、たまらず声は漏れてしまい……罪悪感とともに彼への思いは膨らむばかり。そんな折、アンソニーの同僚医師・ジェシカはクレアに堂々とライバル宣言! 果たしてクレアの初恋と純真の行方は──!?
  • 不器用なご主人様の盲目的な愛情
    1.0
    雪が降った日、空腹、疲労、そして耐え難い寒さから、天涯孤独のミアは力尽きて路上に倒れてしまう。絶体絶命のミアを助けてくれたのは、アルバートという名の秀麗な男性だった。最初は警戒したミアも、アルバートと接しているうちに彼は言葉数が少なく不器用なだけだと悟る。助けてくれたアルバートに報いたい。そう思ってメイドの仕事をするがアルバートは賛成ではない上に、なんだか避けられているような気がする。そんなアルバートの態度にミアもまたなるべく彼の邪魔にならないようにと気を遣う。悩むミアと同様に、アルバートも麗しく変貌するミアに戸惑っていた。不器用な二人、互いを意識しつつもうまく想いを伝えられなくて――

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  • 国王は夜ごと淫らに寵妃を愛でる
    1.0
    「ひどいこと、しないで」「しませんよ。……ただ」故郷に居場所をなくした第十王女ロキサーヌは貿易相手の国へ後妻として嫁ぐことが決まっていた。しかし彼女のもとに届いたのは婚約者の訃報。未来への不安を抱くロキサーヌを迎えてくれたのは、見目麗しい青年。彼は、嫁ぐはずだった国王の息子オディロン――。そして現時点での国王だった。繰り上がりのように婚姻話が進んでいく中、彼への気持ちが大きくなっていくロキサーヌ。あくまでお互いを護るための契約……それでも触れられた肌の熱は容易に冷めてはくれなくて……!?愛を確信できずにいる中、ロキサーヌに届けられたある情報によって、国を巻き込んだ恋物語は急速に動き出す――!

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  • 旦那様、溺愛は契約違反です!~3年経ったら離縁のはずが、気づけば本気の求愛で拘束されてます~
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    -
    グランヴィル家当主・カイルの『女性除け』のために始まったこの契約結婚。没落令嬢のアレクシアが3年の契約期間を終え、役目は果たしたと晴れやかな気持ちで離婚届のサインを交わそうとしたそのとき、目の前に座る夫・カイルは言った──「この契約について、見直したい」と。弟の学費を肩代わりしてもらう約束を反故にされたら困るアレクシアは話が違うと抗議をするのだが、そんな中、カイルが他の令嬢に媚薬を盛られる事件が発生。身体が昂り辛そうな様子を心配し、羞恥に耐えながらも初めて彼を受け入れると──「アレクシア、可愛い声を聞かせてくれ」 貴女の愛が欲しいと乞い願うカイルの言動は今までとは違う甘い熱をおびていて……?
  • 天才魔術師の義弟が毎朝プロポーズしてきます~淫らな魔術になんて絶対にかかりません!~
    NEW
    -
    「あなたが僕のものになるまで……諦めませんよ?」 独占欲剥き出しな執着系義弟の猛愛から逃げられない――! 天才魔術師で次期公爵の義弟クラウスに毎朝プロポーズされているアンジェラ。公爵家のため良家に嫁がなければいけないし、なによりクラウスは義理とはいえ弟――と、いろんな理由を並べてたてて熱い求愛を受け流していた。しかしクラウスの想いはアンジェラの想像を遥かに超えて募り、限界まできていて!? 「姉としてのあなただけではもう……満足できない」手段を選ぶことをやめたクラウスに、魅了や淫らな興奮を誘う魔術を巧みに向けられるアンジェラ。絶対にかからないよう、どうにかクラウスを説得するけれど!?
  • 罪の子と蔑まれた伯爵令嬢は悪魔の辺境伯に盲愛を刻まれる
    NEW
    -
    「貴女を淫らにしよう。決して他の男など見ないように」 身体に歓びを刻み込まれ、抱かれるたび欲望の炎に焼き尽くされていく──。 魔力の無い『罪の子』と呼ばれ、賢さも煙たがられていた伯爵令嬢・エレオノーラ。美しく聖の力を持つ姉に婚姻の王命が下るが、相手は黒の魔力を持つ『悪魔』と呼ばれる辺境伯。彼との結婚話を姉は厭い、代わりにエレオノーラが嫁ぐことに。だが顔を合わせる前に辺境伯は国境警備に出てしまった。主が不在の城で女主人を務め信頼も得たけれど、魔力のない花嫁など彼は不愉快だろうと不安なエレオノーラだったが──辺境伯・ヴォルフガングの独占欲はなぜか強く、深い愛をそそがれて……。
  • 永久不滅の愛~死に戻り王女は果てなき運命の恋に乱れ溺れる~
    -
    「少しでいい。おまえの内側に入らせてくれ」 優しくとろけそうなくちづけ、隅々まで愛され強く抱かれ──。 熱い吐息が心まで裸にしていく。 何もかも忘れ、彼の腕のなかで蕩け溺れてしまいたい──。 第一王女のレティシアは政争に巻き込まれ、秘めた恋心を抱いていた護衛の騎士を目の前で喪う。その傷心も癒えぬまま、野心溢れる皇帝エミリオへ献上された。彼から丁重に扱われるも自己嫌悪に苦しみ──レティシアはエミリオとともに崖から転落、命を落とす……はずだった。そこから騎士とエミリオを巻き込んだ死に戻りがはじまり、望んだ未来を掴もうとするレティシアは激しい葛藤に混乱していって……。
  • 美貌の王太子は恋焦がれた男装令嬢を美味しくいただきたい
    値引きあり
    -
    伯爵令嬢エレオノーラは理不尽な理由で男として育てられ、今は王城医官の男性助手エレンとして働いている。そんなエレオノーラももう18歳。本当の自分に戻って生きたいと我慢ならず、エレンの双子の妹という形で王城主催の婚活パーティーに参加を決めた。するとそこにいたのは、以前女性の姿で城下街に行った際に出会い、しかも事故的に唇を重ねてしまった王太子ロイだった。エレンとしては親交の深いロイだが正体には気づいていないようで、再会を喜ぶ彼を置いてエレオノーラは即座に立ち去った。しかしこの再会の直後、エレンのもとに「エレオノーラ嬢を口説こうと思っている」とロイがやってきて!?
  • 悪役転生王女は恋愛フラグお断り!~勇者の求婚を退けるつもりが、魔王に溺愛されてしまいました~
    -
    恋人に騙され命を落としたはずが、目覚めたらプレイしていた乙女ゲームの王女エミリアに転生!? 執事からはお小言ばかりで王女ライフも案外大変。ついには魔王討伐の褒美としてエミリアが勇者に差し出されることに!? 現れた勇者の野心家ぶりを心読みの力で感じ取ったエミリアは、その不穏さに激しく拒否していると──「俺がおまえの運命をもらいうけよう」甘い毒を孕んだように美しい魔王のルシフェルにエミリアは攫われてしまう。人質のはずが魔王の城では丁寧にもてなされ、ルシフェルの甘やかしでとろとろに愛し尽くされ……。もう恋愛なんてこりごりだったはずなのに身も心も蕩かされて、魔王に惹かれる気持ちは止められない!?
  • エリート魔術師は魔力ゼロのワケありママを求めてやまない
    -
    「君を、もう二度と逃がしてやれない」──かつて最強の魔術師一族とうたわれたアイゼンフレイム家の末裔でありながら魔力を持たないレティシアは魔術師のルークと運命的な出会いを果たし、やがて彼との子どもを授かる。思いがけない奇跡に胸をいっぱいにするレティシアだったが、ルークの母親から実は彼が王弟と隣国の王女を両親に持つ公爵家の嫡男であると告げられ、別れるよう脅される。レティシアはルークに何も告げず王都を離れ、息子を出産。それから5年、レティシアの居場所を突き止めたルークは子どもが生まれていたことを初めて知り、怒りを覚える。互いの事情を知らないままの二人は反発し合うけれど、想いは消えていなくて……?
  • 異世界転移した聖女は胡散臭い笑顔の魔術師(美男子)に全力で甘やかされています
    -
    「私には桃子を甘やかす義務がありますからね」――大学の合格通知に大喜びした矢先、異世界に召喚された桃子。そこにはソラージュと名乗る胡散臭い笑顔を貼りつけた美青年がいた。自分を魔力供給のためだけに喚んだと言う。「聖女様」と呼ぶ割に全然優しくないし、「ただでは帰しません」なんて言うし、部屋の外は危ないなんて脅されるし……意味わかんない! けれど、元の世界に帰りたいと泣く桃子をソラージュは不器用にも慰めてくる。――あれ、ソラージュって本当は優しい人なのでは……? 元の世界に帰るリミットは1年。初めは待ち遠しかった日々が、ソラ―ジュの甘さに触れていくうちにやがて切なくなってきて……?
  • 死を視る未亡人は年下花婿の愛に純潔を散らす
    -
    「僕の指で、もっと乱れて」――人の死を予見する異能を持つ耀子。不遇な青春を経て結婚したものの、男を知らぬまま未亡人となり、神社で静かに奉職の日々を過ごしてきた。そんな耀子の前に再婚相手として現れたのは、同じ異能を持つ三歳年下の玲司。人形のように愛らしく一途な彼は、すぐに耀子を気に入り、淫靡で甘い新婚生活が始まる。今度こそ幸せになりたいと考える耀子。玲司から夜に昼に囁かれ、美しい指先で啼かされるものの、なぜか最後の一線は越えてくれなくて……。「あなたと一つになりたい」 耀子の切なる願いが叶うのはいつ――!?
  • 華鎖(第一部)~氷帝は偽りの妾妃に跪く~
    完結
    -
    【第一部 氷帝は偽りの妾妃に跪く】とある事情で毒婦と蔑まれている迦陵。己の主・祇嗣国王がかけられた謀反の疑いを晴らすべく迦陵は“氷帝”白刀の前に立つ。実親までも斬った情け容赦ない白刀の前で服を脱ぎ、体内に隠した親書を渡し真実の調査を訴えるが、「私に尽くし、信用を得られるように努力してもらおうか」毒婦を警戒した白刀に妾として所望された迦陵は、有無を言わさず初めてを散らされてしまう。それでも主のため必死で白刀に尽くすうち、彼の孤独や葛藤に触れ惹かれはじめる。一方白刀は、主にひたむきで強固な想いを向ける迦陵に、強い苛立ちを覚えていき……?※過去にWEBサイトで配信した内容に加筆修正を加えたものです。
  • 翡翠の愛寵~拗らせ王子は癒しの乙女に恋い焦がれる~
    -
    「ユーリヤ。僕に、もっと許してくれる?」――閉鎖的な島国ロヌの巫女・ユーリヤは〝癒しの力〟を持っている。秘密にしていたそれを、しかし彼女は海の向こうから来た女性使節団員の怪我を癒すため使ってしまう。驚きつつも秘密を守る女性を、ユーリヤは〝お姉様〟と呼び慕い始めるが……「約束しただろう、攫ってあげるって」彼女が慕った〝姉〟は、女性に扮した大国の第二王子・エグバートだった。彼とともに大国へ渡ったユーリヤは、島では得られなかった自由を手に入れる。やがて彼女は、妹扱いしてくるエグバートへ身分違いの恋心を抱き始めるが、それを抑え込むため再び彼を〝お姉様〟と呼んだとき、エグバートは態度を豹変させ――
  • ごちそうの嫁入り~独占欲強めな吸血鬼の濃蜜な求愛~
    -
    人間と吸血鬼の共存、対等なようで支配されるのは人間──そんな世界で羊野小飴には守りたいものがある。祖父の代から続く街外れにひっそり存在する小さな映画館。しかし維持にお金は必要で、小飴は自らの血液を売って賄っていた。ある日、街にそぐわない品のいい青年──上級クラスの吸血鬼・霧丘琥珀がボロボロな状態で行き倒れているところに小飴は遭遇し、回復させるため血を与えようとする。その申し出に動揺する琥珀だったが、とうとう首すじに歯を立てて──言いようのない感覚に全身が熱くなる小飴。一方、甘い血の味が忘れられず直接吸血への責任も感じ悶々とする琥珀は、小飴の事情を知り資金援助とともに求婚をしてきて……!?
  • 宮廷薬剤師の過保護な執愛~花開く幼馴染の煌めく祈り~(上)
    完結
    -
    宮廷でも評判のオートクチュールを扱うメゾン・アルバートル。先代の母のあとを継ぎ、クチュリエール(女性裁縫師)となったチャーリーはアトリエで多くのお針子を抱え、さまざまな顧客と向き合う毎日。そのメゾンを古くから贔屓にしてくれているブルーエ公爵家の子息・ジェラルドとは幼馴染。彼は士官学校に進んだが今は宮廷薬剤師となり、チャーリーの家に居候している。チャーリーの胸には彼への想いを閉じ込めた小瓶が──『貴族に深入りしては駄目よ』亡き母の言葉にとらわれながらも、ジェラルドに迫られ距離は縮まるばかりで……。その一方、メゾンではなにやら不穏な空気が流れはじめ……!?

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  • 不遇な令嬢のひとめぼれ~あなたが悪人でも愛してます!~
    -
    両親を事故で亡くした伯爵令嬢のルシールは、後見人となった叔父に幽閉され、孤独に過ごしていた。舞踏会の夜、忙しい使用人の目を盗んで外に出たルシールは、庭園に忍び込んだ美しい青年貴族アシュリーと知り合う。月光の下、優しく囁かれる愛の言葉にルシールは、たちまち心を奪われる。でも時折、アシュリーの瞳がひどく冷たくなることに、ルシールは気付いていた。彼に身も心も捧げる決意をしたルシールを待ち受けていたのは、アシュリーの非情な仕打ち。一人で生きる覚悟を決めたルシールだったが、彼女の揺るがない気持ちが、アシュリーの凍った心を溶けさせて――。

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  • 香水嫌いな王子様の専属調香師に選ばれまして?
    -
    「……俺のこと理解するのも、仕事なんでしょ」「そっ、そうですけど……っ」「じゃ、よく味わっといて」調香師・ルナが国王から任命されたのは香水嫌いな第二王子・ソレイユの香水を作ること──!? 最悪な出会いに最悪な課題。二人の相性も最悪かと思われたが、ある事件をきっかけにルナとソレイユは距離を縮め始める。いくらお互いをわかりあったとしても、香水が完成してしまえばソレイユの調香師ではなくなる。そんな事実から目をそらそうとするルナだったが、ソレイユに結婚の話が持ち上がり……。どこか影のある年下王子×香水オタクな調香師の身分違いの恋は成立するのか?

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  • 美しき氷の王のとらわれ姫は運命の鍵
    -
    正しき運命の姫を娶らねば国に幸運はもたらされない──北の国ノルデアを護る魔女は幼い王子だったヴェリに呪いをかけた。国王となったヴェリはエステルを妃に迎えたが、彼女は原因不明の眠り病にかかってしまう。ある日、王妃によく似た娘がいると聞きオークションに向かうヴェリ。そこで王妃に生き写しのヤスミンと出会い、替え玉にしようと考える。一方、ヤスミンは眠り続ける王妃へのヴェリの深い愛情に強く心を打たれ、その目論見に協力することを決意し身を委ねる。しかし、ヤスミンのヴェリに対する気持ちは大きく変化していき……。究極の選択を迫られるヴェリ、エステルとヤスミンそれぞれの運命は──。真実の愛を見つけられるのか。

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  • 奇術姫は終着の腕に蕩けて
    -
    「直接肌を合わせていたら、どれだけかわいい反応をするのか……知りたくなるな」──『眠る小熊座』に所属しランドマイズ国内をめぐっていたクロエ。興行を始めたころから彼女の手品見物に来てくれていた見目麗しい男性エルナンドにクロエはほのかな好意を抱いていた。しかしある日、強引に彼に誘われ戸惑う。断ることも彼の手を振り払うこともできず、されるがまま初めての快感を与えられ心を乱された。後日、エルナンドが公爵家当主と知り一層悩むクロエだったが、公爵家でのパーティの余興に一座が招かれ、彼の屋敷に滞在するなか更なる悦びを教え込まれ寵愛を注がれる。一方、クロエの抱える秘密にまつわる事件の核心にも近づきはじめ……。

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  • 情熱に満ちた魔法使いは失恋令嬢を輝かせる
    -
    婚約破棄された伯爵令嬢・オーレリアはある夜会で魔法使いの青年実業家・ギディオンと出会う。彼も自分を失恋令嬢だと笑いにきたのかと警戒するものの、ギディオンから「あなたが魅力のある、輝く女性なんだと喧伝したいんだ」と口説かれ、オーレリアは彼の会社で取り扱う魔法の美髪剤の広告モデルを引き受けることに。『痛みを輝きに』──その謳い文句とオーレリアの広告写真で商品は大好評となり、失恋令嬢から話題の人として人々の関心を集めるようになる。ふたりは自然と親しくなり想いを深めあっていくなか、オーレリアの父は、貴族ではないギディオンとの付き合いにはいい顔をしなかったのだが……。

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  • 恋のしかたを教えて~変わり者の伯爵と純朴な令嬢の恋物語~
    -
    右目にモノクルをし、あまり表情を変えずに趣味に勤しむテッドは「変わり者の伯爵」と呼ばれている。そんなテッドのもとに嫁ぐことになった田舎育ちの男爵令嬢ランジュは、彼の一挙手一投足が気になり、またそれを面白く感じてしまう。とはいえ相手は伯爵。失礼があってはいけないし、田舎娘の自分が伯爵の妻になることに戸惑いも大きい。なんとか気に入られようとするものの、うまくいっているようには思えない。落胆するランジュとは裏腹に、テッドはかつて経験したことのない妙な胸の高鳴りに戸惑っていた。互いに戸惑いを抱えつつ、ゆっくりと距離を縮めていくうぶくて純粋な二人の恋の物語。

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  • 略奪された後宮の花嫁~護衛騎士の奉仕愛~
    -
    どうして、私はリックの妻になれないの?――嘆きつつ、後宮に入るための聖なる儀式に臨むファミィ。後宮に上がる娘は神殿の奥にある清めの場にて『神の槍』と呼ばれる道具で乙女を散らされ、体の奥まで神の加護で清められるためだ。物心ついた頃から王に嫁ぐことを教え込まれて納得していたものの、恋を知った今は嫌で仕方がない。目隠しをされ、そして体が貫かた――ところが目隠しを取られるとそこには愛しいリックがいて、たった今ファミィを貫いたのは自分だと宣言する。そして逃げようと言い、ファミィを連れて神殿を飛び出し駆け落ちを計る。ファミィはリックが咎められるのではないかと恐れ、己の行為におののくのだが――

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  • 聖なる乙女は漆黒の獣属賢者に愛を説かれる
    -
    孤児のナノンは教会で育ったためなんの疑問もなく修道女になったが、領主の息子に迫られてから結婚について悩むようになる。そんな折、森で出会った不思議な青年ラトゥールから、なぜ修道女は結婚してはいけないのだ、と問われてますます困惑を深めてしまった。そのせいか、ナノンはその夜悪魔のような男にその身を惑わされる夢を見てしまう。自分は修道女だからと拒絶しするが、強引な求愛に身も心も蕩けてしまい、すべてを捧げてしまうことに…。「おまえは俺を好んでいる。そういう匂いを出している。だから俺は、おまえを妻にすると決めた。俺もおまえが好ましい」獣の耳を生やした悪魔の純粋な言葉が忘れられない修道女・ナノンの運命は…?

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  • 征服王と囚われの復讐姫
    -
    「こんなことをして…ただで済むと思わないで…。必ずあなたの首を討ち取ってみせるわ」――10年前、トルテガ王国はマグナティア帝国に滅ぼされた。トルテガ王国の王女ユーフィミアは、父と母を殺された敵を討つため、王国の民たちを救うため、マグナティア帝国のクレイブ皇帝への復讐を誓う。機会を狙っていたユーフィミアは、ある情報を得て仲間たちと宮殿に忍び込む。しかしそこには裏切りと罠が仕掛けられ、ユーフィミアは囚われの身となってしまう。「なにがあっても、私はお前を逃がしはしない」純潔のユーフィミアをクレイブ皇帝は何度も征服し続けるのであった。いくつもの裏切りと罠の中でユーフィミアが最後に見つけたものは…

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  • 不埒な乙女の恋わずらい
    -
    上司から一カ月間人間界へ行って人間を勉強してこいと命じられてしまったサキュバス(女淫魔)のアリア。やむなく訪れた人間界で出会ったのはグレンという名の美青年。彼から諸々いただいて一ヶ月をやり過ごそうと思うのに、肝心のグレンはまったくアリアに興味を示さない。おかしい! アリアはグレンの傍で暮らし、人間を観察するに併せてグレンを誘惑しようと奮闘する。だが、やはりグレンは見向きもしてくれない。やがて怒りや疑問は消え、切なさだけが胸を占めるようになる。一方、悪魔は人間から精気を得ないと消滅してしまう。他の男で、そう思うが、欲しいのグレンだけだと痛感。アリアは自分がグレンを愛していることに気づくが――

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  • あなたに繋がれて
    -
    「もう二度とあなたの命を奪わせないよう、私が繋いであげよう」ある大雨の日、アメーリエは湖に落ちて死んだ……はずだった。目が覚めると、密かに想っていたフランツと婚約し、貧乏で逼迫していた実家はフランツの援助で立て直されていた。周囲にいるのは馴染みのある人達なのに、そこはアメーリエのまるで知らない世界で……? その世界で、アメーリエは夢を見る。何度も何度も、自分が死ぬ夢を。その夢の真相に辿り着くことで、アメーリエはフランツに深く愛されていることを知るのだった。フランツと思いを通わせるようになり、今度こそ幸せになろうと思うアメーリエだったが、少しずつ彼の歪みを知ってしまい……。

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  • 寵愛乙女は甘い恋に溺れて~陛下のおひざに失礼しますっ!?~
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    「あなたにちょっかいを出す者は、誰だって容赦はしない」突然異世界に飛ばされてしまったレナ。自分の身に何が起こっているのか把握する前に、近くから声が聞こえてきて…?「いいから、下りてくれないか」彼女はよりにもよってこの国の王・リュシアンの膝の上に落ちてしまったのだ! なんとか不審者ではないと説明するものの、実権を握る厳しい感じの「母上」に閉じ込められて!? 母上の目を盗んではレナに会いに来てくれるリュシアン。優しい彼にレナはどんどん心を開いていくが…。いつか家族に会いたい。元の世界に戻りたい。そんな気持ちが二人の距離を遠ざけて?お互いを想う心が切なくすれ違う異世界ラブストーリー!

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  • 双鬼と暁の囚われ姫~吸血の悦楽に惑う純真~
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    「おまえのすべてが欲しい。血も肉も、心もすべて俺のものだ」――山奥の村で平穏に暮らす光瑠はある日、兄に連れられて絢爛な城へ上がることに。わけがわからないまま暁光一族の跡を継げと言われて戸惑う。反発した光瑠は暁光の当主の怒りを買って地下牢に入れられてしまう。囚われた光瑠のもとへやってきたのは、残虐非道な紅い瞳の吸血鬼、哉詫。双鬼一族の城へとさらわれた光瑠は無理やり体をもてあそばれる。そんなとき、哉詫とそっくりな男、遥我に遭遇する。彼らは双子だった。初めは双鬼の城から逃げ出そうとしていた光瑠だが、しだいに気持ちが変化する。囚われの姫と双子の吸血鬼――想いが交錯する和風ラブファンタジー。【挿絵入り】

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  • はしたないけどピュアなんです!~王女様の騎士(予定)は一筋縄ではいきません~
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    「メグ・ティーチの夫として次期国王になれるのは、カストフ・ザミレ。あなただけ」出会ったころからずっと想い続けていた騎士が、自分の近衛兵へ志願してくれた!想いが通じ合ったと喜んだ王妃メグは、私を手に入れて選定試験に奮起して!と、カストフの部屋へ忍び込む。けれど生真面目な彼にいさめられて肝心な所でウヤムヤに?どうしてそんな風に笑うの?私のために選定に参加してくれたのよ、ね?不安に駆られるメグをよそに、隣国の陰謀が渦巻いたりエリート騎士の激しいアプローチに巻き込まれたり…!?私の騎士は、カストフ以外にいないのよ!子どものころの約束は有効なんだからね!!強気に言いつつ、不安に揺れるメグの恋の行方は?

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  • 乙女は煌めきの預言者に囚われて
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    「怖くなどない。拒絶の言葉も聞かない。あなたは俺のものだ」幼いころ、自分になついてきた愛らしい子供は、十年の時を経て美しい青年へと成長していた。預言者の力を持ち王を導くヨシュアと、その預言の力により処女王として君臨したルクレチア。国のために力を合わせていこうと思ったさなか、ヨシュアに突然押し倒され……!? 処女を奪われ、一歩間違えれば王座を追われるところまで追い詰められたルクレチア。彼の考えがわからずに戸惑いながらも、一人の女として初めて求められたルクレチアはいつの間にか身も心も蕩かされてしまう。信じられないほど強引なのに触れてくる手は優しいヨシュア。彼の狙いと、秘密とは……?

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  • 愛寵後宮物語~略奪王子と囚われの踊り子~
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    ファインデール王国の末姫・アデリーナは、不思議な力を持ち、『最果ての森』の神殿に巫女として仕えていた。ある日「もうすぐこの森に厄災が訪れる」と告げられた彼女たちは、カルタッラ王国の王子・アシードに襲われてしまう。女官たちの決死の抵抗でなんとか逃げきったように見えたアデリーナだったが、逃げ延びた先、踊り子の奴隷として売り物にされる。ショックからか記憶と声を失ってしまった彼女の前に、あの王子が現れて―!?凶暴だと言われる彼は「二度とお前を逃がさない」とアデリーナを後宮へ連れ込み、甘く激しく求めてきて…。砂漠の狂王子・アシードと運命に翻弄される踊り子・アデリーナのファンタジックヒストリカルロマンス!

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  • 月夜に姫は攫われて~忘れじの平安恋物語~
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    練香作りが得意で歌を詠むのが苦手な平安女子・内裏勤めの月夜(つきよ)には許婚を亡くした過去がある。本気の恋はもうできない、遊ぶだけでいいと、恋人をとっかえひっかえしつつも平和な日々だったが、恋人のひとりだった三条の宮(さんじょうのみや)が本気になってしまう。言い寄ってくる彼すら相手にしていなかった月夜だが、そんな折に幼馴染の俊延(としのぶ)の告白を受け…。本当は誰を好きなのか、一体何から逃げていたのか、人生を甘く見ていたことに後悔する月夜。やっといろんなことに気がつけたのに、もう間に合わないの…? 運命には従うべき…? 一生忘れられない人がいても、幸せを探していいのかな…。忘れじの平安恋物語。

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  • 今宵のご指名はどちらですか、お姫様?~王子×姫×執事のラブ・ロマンス~
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    ローゼマリーは、恋に憧れる純粋なお姫様。しかし、突然隣国の王子・アレクとの縁談が持ち上がり、戸惑いを隠せなかった。執事のレオンハルトに相談すると、「貴女に恋を教えて差し上げる」と囁かれる。艶やかな言葉と共に、寝台で執事の愛の指南を受けたローゼマリー。揺れる心を抱えたまま、アレクと対面する事に。明朗で心優しいアレクはローゼマリーに真っすぐな好意を告げるが、レオンハルトとの関係を知った途端、態度が豹変。ローゼマリーは、強引にアレクの腕に抱かれてしまう事に――。麗しい仮面の下に執着心を隠すアレクと、妖艶でクールな容姿の裏に、繊細な恋心を秘めたレオンハルト。ローゼマリーが選ぶ、運命の恋の結末とは……。

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  • 完璧主義の悪魔と腐嬢様
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    「悪魔キター!」ある日、何の前触れもなく突然、柚葉の目の前に悪魔が現れた。彼は魂と引き替えにどんな願いでも叶えるという。しかもいくつでも。「悪魔といったら執事よね!」アニメや漫画が大好きの柚葉は腐女子パワーを全開にしながら願いを考えるが……いざ悪魔を執事にしたところで、何をさせたら良いのか思いつかない。悩んだ挙げ句、何でも言うことを聞く超絶美形の悪魔執事に柚葉が命じたのはなんと『ムフフ』なことだった! やがてそれは過去の自分も巻き込み、ついには初恋の相手にも……。果たして柚葉の運命やいかに―! 痛快ラブコメギャグファンタジー!

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  • 秘密の龍と狙われた姫ぎみ~平安ふしぎ奇譚~
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    「それでは、あなたをお守りする…永遠に」小日向家の姫、鳩子は十八歳になるのに結婚もせず、男のひとりも通わせていない。彼女の理想は「実があって誠があって、馬や弓を操れて、風雨などものともしない男丈夫」運命のであいを信じる彼女は、ついに流鏑馬の儀で理想の男に巡り会う。彼を恋い、占いの女から手に入れた恋の叶う香を沁み込ませた文を送ったが、彼――蘇芳は文の返事もなくいきなり鳩子のもとに訪れてきて…!?「鳩子さまに危機が迫っているかも知れないと思うと。いても立ってもいられなくて」彼を恋う鳩子は、思わぬ運命に巻き込まれていく…。やがて想いを通わせようとするふたりだったが、そんな中鳩子に魔の手が伸ばされて…?

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  • 転生魔王は愛を知る?!
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    「転生した俺様を、キサマが育てろ」──普通の大学生だった植野美杜の前に現れたのは、神との戦いに敗れ、魔力の大半を失った魔王だった!? 失われた力を取り戻すべく、転生し赤ん坊に生まれ変わる自分を育てろと魔王に命じられた美杜は、突然の出来事に戸惑い悩みながらも、赤ん坊に「琉宇」と名前を付け、まっとうな人間に育てるべく奮闘する! 魔王の転生だけあって、わずか数ヶ月の間にぐんぐん成長していく琉宇…しかし美杜が惜しみない愛情を注いだ甲斐あってか、優しくたくましい好青年に育つ。向けていた愛情はいつしか変化し、男性としての琉宇に惹かれていく美杜だったが、ある日琉宇の様子がおかしくなって……?!

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  • 溺愛王子のレプリカ・ドール~生まれたばかりの無垢な想い~
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    レプリカ・ドールとして生を受けたエルミールは、人間になるという願いを胸に街に出る。行くあてのない彼女を拾ったのは、褐色の髪に蒼い瞳の青年クリストフ。ドレスに礼儀、食事にダンス。同時に甘い恋も教えられる。人間になりたいという思いは高まり、そんな中同じレプリカ・ドールだった仲間に出会う。なんと彼女は人間になっていた。人間になるには人間からの愛が必要だという。「あなたを愛してくれる人間はいないの?」互いの愛は確信しているのに、人間になれないエルミール。最後のピースを見つけたとき、彼女を待つ運命は?永遠を生きる人形が、愛する人のために取った行動とは?生まれたての心が送るピュアラブストーリー。

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  • 黒王の純情、白百合の挑発~恋の手ほどきはお姫様の手で~
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    『さぁ、婚儀はつつがなく終わった。一緒にディーダーン国へ行こう』頭痛に腹痛、セクハラ……ブラック企業に悩む百合が医務室へ行くとクリシュナと名乗るアラブ系産業医に全てを打ち明ける。検査の結果なんとお祓いが必要だと言われ、会社の屋上にそびえ建つカーバ神殿に連れていかれることに!?言われるがままカーバ神殿を抜けると、そこは異世界ディーダーン!?いつの間にか婚約の儀を済ました百合は、文化の違いに戸惑いつつも、なかなか手を出してこない彼に業を煮やし、ついには自ら挑発しようと奮闘するのだが――!?寂しい!会いたい!放っておかないで!!お互いを思いあう心が優しくすれ違う、癒し系異世界ファンタジー!
  • こいなり。~甘くてピュアな魅惑のやきもち狐様~
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    「さみしくなくなりますように」本多早苗は、たまたま見つけた稲荷の祠に手を合わせた。ひとり暮らしにあこがれてはじめてみたはいいけれど、両親、兄と妹、そして飼い犬と、にぎやかな家で育った早苗には、とてもさみしいものだった。そうして祈って目覚めた翌日。早苗のベッドで、身知らぬ男が眠っていた。しかもその男の頭には、尖った獣の耳がついていて――。「昨夜、稲荷の祠に手を合わせただろう。俺は、その稲荷を担当している一族の、狐だ」とまどう早苗に、彼は得意そうに言う。「俺は、彼氏とペットの両方を、兼ね備えているからな。役に立つし、癒されるぜ」稲荷の狐との、不思議で身近な下町ファンタジー・ロマンス。

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