少年・青年マンガ - 梓書院作品一覧
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-故郷を愛した大実業家 明治18(1985)年、福岡県宗形郡赤間村(現:宗像市赤間)。豊かな自然とあたたかな家庭のもと、一人の男の子が生まれた。のちに出光興産の創業者となる人物、出光佐三である。 神経症や眼病と闘いながら成長した「赤間村のわんぱく坊主」は、自分の信念と家族のため会社を起こし「海賊」と呼ばれながらも人間尊重の精神を重んじ、愛を持って人を育てることで戦後日本に勇気と希望を与えた。 彼が生涯最後の仕事として取り組んだ「宗像神社再建」はいかにして行われたのか。 世界遺産登録へ歴史を繋いだ、ある男と故郷の物語。 【目次】 第1部 宗像で育まれたもの 宗像を支えた男 佐三誕生 神戸高商時代 第2部 実業家・出光佐三 創業 事業拡大、そして大戦へ 終戦、ゼロからの復活 日章丸事件と徳山製油所建設 日章丸事件 徳山製油所建設 コラム 船にまつわるエピソード 第3部 故郷・宗像への想い 宗像大社 復興運動、沖ノ島調査 大造営着工 コラム 赤間町会での出来事 福岡教育大学の誘致 エピローグ 資料編 宗像市マップ 出光佐三の故郷を知る 世界遺産を知る 【著者】 福岡県宗像市 福岡県宗像市 飯田晴子
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-沖ノ島と海人の国の物語 一木一草一石たりとも持ち出してはならない。 2017年に世界文化遺産に登録された「宗像・沖ノ島」。 現在も女人禁制など固い掟が守られている「神宿る島」沖ノ島。古代より続く海の民と神の島をめぐる壮大な古代史ロマンがここに! 島全体が御神体とされ、1600年以上もの間固い掟に守られ続けてきた沖ノ島。古来より沖ノ島を守り続け、沖ノ島とともに時代を歩んできた「宗像」の海人一族の歴史にせまる。 【目次】 第一話 玄界灘の守り神 第二話 海人の都ムナカタ 第三話 ムナカタとヤマトをつないだ海人 第四話 ムナカタの鬼神 第五話 玄界灘の軍神 第六話 ムナカタの姫君 第七話 ムナカタの花嫁 最終話 海の民ムナカタ 番外編 ナギヒコの欠けた銅剣 解説 海の民宗像と宗像地域の遺跡 コラム 海人の都宗像をめぐって 【著者】 宗像市世界遺産登録推進室 この漫画は福岡県宗像市が主体となり、制作いたしました。
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-元寇で活躍した西海一の水軍松浦党とは?! 海底遺跡として日本で初めて国史跡に認定され、「神風」によって沈んだ元寇船が眠る松浦。文永・弘安と二度にわたる元軍の襲来を退けたのは、本当に神風の力“だけ”だったのだろうか? 元軍の襲来を食い止め、撃退した背景には西海一の水軍と謳われた武士団・松浦党の姿があった。 【目次】 【第一部】松浦党のはじまり 松浦上陸 松浦見聞 弧角討伐へ 志 松浦武士の誇り 鬼子岳攻め 松浦氏のその後 【第二部】元寇と松浦党 松浦市立埋蔵文化財センター 元軍の襲来 壱岐の陥落、松浦の蹂躙 幕府軍の抗戦と元軍の撤退 元寇への備え 弘安の役 神風 元寇、その後 現代に受け継がれる松浦党の心 【資料編】 松浦党ゆかりの地、海底遺跡の調査について、松浦氏家譜 【著者】 長崎県松浦市 この漫画は長崎県松浦市が主体となり、制作いたしました。
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-対馬藩田代領を救った賀島兵介の生涯 貝原益軒が「顔子・孟子に比すべき人物である」と評した稀代の名副代官! 人々の心を耕し、飢餓と貧困で荒廃しきった対馬藩田代領を救った賀島兵介の生涯。 【目次】 マンガ 賀島兵介 発刊に寄せて 「賀島兵介」をめぐって 【著者】 松原一征 1945年対馬市生まれ。大栄海運株式会社博多支店に勤務の後、独立。 1974年に対州海運株式会社を設立し、現在に至る。朝鮮通信使をはじめ とした、対馬の歴史・文化の顕彰事業に精力的に取り組み、朝鮮通信使 縁地連絡協議会の理事長として「朝鮮通信使に関する記録」のユネスコ 世界記憶遺産登録活動にも貢献。
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-日本の産業革命は、佐賀から始まった!! 日本近代化のトップランナーであり、幕末最強とまで謳われた佐賀藩。その躍進は藩主・鍋島直正の存在抜きには語れないー直正はいかにして、財政破たん寸前の佐賀藩を立て直し、日本最速で近代化を成し遂げたのか?! 時代の荒波に果敢に立ち向かった直正の姿とその想いを描く、幕末ドラマ。 【目次】 巻頭グラビア 第一話 稀代の変革者、鍋島直正 第二話 西洋砲術と鉄製大砲 第三話 近代化政策を支えた佐野常民 第四話 日本初の実用蒸気船建造 第五話 幕末最強佐賀藩 第六話 現代に受け継がれる直正の想い 番外編 貢姫と直正 解説 日本の産業革命は佐賀から始まった—鍋島直正と幕末佐賀藩— コラム 佐賀の七賢人 コラム 島義勇と札幌 資料 鍋島直正と幕末佐賀藩関係略年表 【著者】 佐賀県 この漫画は佐賀県が主体となり、制作いたしました。