BL - 水名瀬雅良作品一覧
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3.7孤独を抱え、誰にも頼らず、甘えることを知らずに生きてきた智之は、高島一成と知り合い、初めて人の温もりを知った。どうして一成は自分みたいな人間に優しくしてくれるんだろう?そんな疑問を抱えたまま一成の強引さに流されるようにして愛人になることを承知した智之だったが、ある日、その理由を知ってしまう。それは、智之の過去とも大きく関わるものだった。一成への罪悪感と恋しさが募るなか、どんどん追いつめられてゆく智之だったが……
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4.0複雑な事情を持ち祖母とふたりで暮らしている智之は、ある日、祖母が営むフラワーショップ「かがみ」でひとりの端正な男、高島一成と出逢う。若いながらもいくつもの店のオーナーである高島は、つねに罪悪感に苛まれ、居場所を持たない智之に人のぬくもり、誰かと一緒に過ごすことの楽しさを思い出させた。高島を強く意識する智之だが、それが恋なのかどうかもわからない。そんなとき、高島から智之の夜を買い取ると提案されるのだが……
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3.3あんたが俺のところまで堕ちてくればいい――。元特捜部検事の成瀬貴史は、ある日、思いがけない男との再会を果たす。それはかつての同僚であり、成瀬が密かに、けれど熱烈に恋していた男・相澤喬司だ。5年前、成瀬はある男の罠にはまり、相澤を守るため誰にもその事実を告げず、広域暴力団・武藤組の弁護士になった。しかし、その秘密を明らかにする1通の手紙が相澤におくられてきて……!?
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-「天帝にこのような不埒な真似をするなぞ、万死に値するな」。世界の象徴として存在するラドルクの若き天帝、莉央(りおう)には身も心も誓い合った男がいた。世界を軍事で我がものとしたガルトの大帝、叡帝(えいだい)だ。だが、互いに国の頂点であるふたりは離ればなれの生活を余儀なくされる。そんなある日、莉央は叡帝の裏切りとも思える噂を耳にしてしまい・・・!?
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3.7現在、広域暴力団武藤組の顧問弁護士として働いている元特捜部検事の成瀬貴史は、一度は別れた男であり、かつては同僚でもあった相澤喬司と再び恋人としてひとつ屋根の下で暮らすようになっていた。相澤に恋してはいるが、指定暴力団の弁護士を務めている自分の存在は彼のためにならない。そう思い込んでいる成瀬は、相澤からなんとか離れようと画策する。そんなとき、以前、成瀬が有罪にした男が現れて!?
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4.0「自身がどう見られているか、世間知らずな神官殿はまるでご存じないようだ」天帝の葬儀に参列するため、天帝の隠し子である莉央(りおう)を連れてラドルクに向かった美貌の神官・月花(げっか)は、途中でガルトの若き将軍・悠仁(ゆうじん)と再会する。かつては親密な時を過ごしたことがあったふたりだが、いまでは遠い存在である。だが、裏切りと策略が渦巻くなか、月花と悠仁の関係は大きく変化して!?
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4.1「オマエが望むならつきあってやってもいいぜ」高校時代の憧れの先輩・隼人の失恋に乗じて、押しかけるように恋人になった潤。隼人は、激しく抱いてはくれるけど、潤の連絡先ひとつ気にしてくれない。俺は恋人の身代わりでしかないんだろうか…。自信が持てない潤の前に、ある日、隼人の昔の恋人と名乗る男が現れて!?
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4.0ハウスキーパーのバイトをしている千尋は、超エリートの青木のもとで働くことになる。高飛車な態度で命令してくる青木に腹を立てる千尋だったが、なぜか「恋人宣言」されてしまい…!?
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3.2昼は秘書として勤勉に働くユリアンは、夜になるとロンドンの街で犯行現場にシャーロットを残す「薔薇の窃盗犯」として暗躍していた。彼はマフィアのマルコフが絡む盗難美術品市場を暴き、殺された両親の復讐を果たそうとしていた。しかし、そんなユリアンの前にマルコフの部下・アレクシスが現れ--!?
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3.4僕が好きなのは、将臣さんです――。 家族を事故で失い、常磐家に引き取られた津川幸弘は、兄となった将臣から本当の弟のように大切に見守られ、恋人のように甘やかされていた。幸弘もまた、いけないと思いつつ、その気遣いを拒めずにいる。弟ではなく、恋人になりたい……そう願う幸弘は、ある決心をするのだが!? 家族から恋人へ、ふたりの関係が変わり始めた――!
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4.4「兄さん…俺が好きなのは兄さんだけだよ」 大学生である磯貝誠は実家を離れ、人気俳優であり、実質的保護者である兄の尚吾と一緒に東京で暮らしている。ある事件をきっかけに兄弟という一線を越えたふたりは、決して誰にも知られてはならない禁忌の関係になっていた。ときには恐ろしくなるほど激しく深く誠を愛する尚吾だったが誠の愛情を試すように行為を強いることもあった。どうすれば自分の愛情を分かってもらえるのか、誠にはその方法が分からなかった。そんなある日、これまでは自分に激しい独占欲を見せていた尚吾から実家に帰るよう言われるのだが……!?
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4.0「俺、ここにいてもいいですか?」誰も自分を知らないところでやり直したい、そう願った御崎夏南は、幼い頃に一度だけ訪れたことのある海辺の町に降りた。そこで気難しいうえに偏屈なカメラマン、橋場洸陽のコテージに住み込みで、家事雑用の仕事をすることになる。過去から逃げてきた夏南。怪我によりカメラマンとしてのキャリアと同時に希望も失った橋場。傷ついたふたりの出逢いは、やがて新たな希望をもたらすのだが……!?
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4.5これ以上お前を好きになんてなれないと思っていたのに── 大学生の磯貝誠は、人気俳優であり異母兄の尚吾とふたり、故郷である四国を離れ、東京で暮らしている。ある事件以来、兄弟という禁じられた一線を超え、ふたりは恋人の関係になっていた。だが、尚吾をなによりも大事に思いながらも後ろめたさを捨てきれない誠に対し、尚吾は抱けば抱くほど誠に溺れ、独占欲を募らせていた。そんなとき、父親が事故に遭ったとの連絡が入り…!?
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4.4兄弟というのはそれほどいけないものだろうか── 大学生の磯貝誠は、異母兄で人気俳優の尚吾とふたり、故郷である四国を離れ、東京で暮らしている。過保護なくらいに誠を溺愛している尚吾と、弟でありながら兄を守りたいと思っている誠。ふたりはまるで恋人のように仲のいい兄弟だった。そんなある日、誠のもとに幼馴染みからハガキが届く。それがすべての始まりだった…… ずっと押し殺してきた想い。兄弟として越えてはならない一線。故郷に隠された忌わしい秘密とは…!?