小説・文芸 - 星和書店の検索結果
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うちのOCD(強迫性障害/強迫症)
本書は、強迫性障害(OCD)を持つ夫とその妻(著者)との日常生活を描いたコミックエッセイである。 何回確認してもすぐ不安になり、そのため行動に時間がかかり疲労も強まるのが特徴のOCD。そのため外出することもつらくなり、生活に支障が出てくる。 長年の間、病気とも思わずにOCDに苦しめられていた夫の強迫行為に最初は巻き込まれていた妻が、OCDという病気の存在を知ることで、「人が悪いのではない、病気が悪い」と考えるようになる。そして治療を受けることになり、回復への道を歩み始める。 強迫性障害はどのようなものなのか? どのように回復していけるのか?この過程が実に克明にマンガで描写されている。読み出したらやめられない、本当に面白く、心に響く作品であり、この病気にまったく関係ない方が読まれても、笑いあり、涙ありのストーリーとなっている。 -
宮崎勤精神鑑定書別冊 中安信夫鑑定人の意見
幼女連続誘拐殺害事件被告人に対する、中安鑑定人による精神鑑定書全文を、ほぼ原文のまま収録。類似事件の続発する昨今の状況が、筆者に鑑定書の公表を決断させた。さらに解説として、この鑑定書についての講演録を併載。 -
境界に生きた心子
いま、特に若い人に増えている境界性パーソナリティ障害。この障害を抱える女性のピュアでドラマチックな生き様を、彼女の恋人がハートフルに綴ったノンフィクション。激しい感情の荒波に晒されながら際限のない愛情を乞う彼女は、恋人を巻き込みながら千変万化の悲喜劇を日々繰り広げた。愛し続けたパートナーだからこそ描けた境界性パーソナリティ障害を抱えた人の姿。 -
精神科医がうつ病になった
60年間、挫折体験などなく絶対の自信をもって生きてきた精神科医が重症のうつ病になった。うつ病に罹患した精神科医は、客観的な診断を下せるのだろうか。発症のきっかけは何だったか、どんな経過を辿ったのかなど、専門家ならではの解説を交え、心の内も真っ正直に綴っていく。回復するためには何を心がけたらよいか? 本書は、精神科医が自らのうつ病をモニターした報告である。 -
パラオ歴史探訪
多くの貴重な写真とともに語る、パラオの近現代史。日本の委任統治領となり、発展を遂げた産業や文化、そして太平洋戦争の戦禍。委任統治時代の光と影が鮮やかに蘇る。玉砕戦を体験した海洋生物学者の故・倉田洋二が、自らの体験や調査を記載した内容に、編著者が戦前の居住者や遺族から聞き取った体験談、さらに委任統治時代の資料をもとに加筆・編集した。平和の尊さに思いをはせてもらえるよう願った一冊。 -
再び話せなくなるまえに
話せない、書けない――自身の体験した「失語症」という障害を言語化し、回復の過程を描く。二度の脳梗塞によって言語脳を侵された著者は、小児神経学を専門とする医師として、患者として、自身の症状から、どのように脳の働きを解釈し、どう訓練し、何を思ったのか。これはいわゆる闘病記にとどまらない。「言葉を失うこと」とは何なのか? -
僕は発達凸凹の大学生
「発達凸凹」とは、発達障害をもつ人の凸(強み、得意な部分)と凹(困難さを抱える部分、苦手な部分)の差が大きいことをいう。発達障害のうち、自閉スペクトラム症の診断を受けた一人の少年が、自身の凸と凹を見つけながら、大学生生活を経て、成長していく自伝的小説。本書は、発達障害をもつ当事者や治療者や支援者にとって、大きな希望になるような、一種の冒険譚である。当事者の周りの人にとっては、自閉スペクトラム症をもつ人の特徴や凸と凹の例がわかりやすく対応の仕方のヒントになる。巻末に収録された主治医による解説と検査結果の分析も、治療者・支援者にとって参考になる貴重な資料となっている。