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  • 白雨
    4.3
    水沢那智の焼菓子店を、夜ひとり訪れる男の子。閉店間際にやってきては必ず「全部」買っていくその子の保護者として現れたのは、水沢のかつての恋人・加賀有隆だった。激しい雷雨にも似たあの日々、いとしさと不安をぶつけ合い、最後には水沢が裏切った恋人――八年前の面影を残しつつ穏やかに微笑む加賀の真意が見えず、心惑う水沢だったが……!?
  • 愛しい声
    完結
    3.1
    男性しか愛せない性癖の大学生・常磐 衛は、喫茶店のマスター・柳井に恋をしていた。だが柳井の親友・鵜瀬も柳井のことを狙っている様子で、ヒヤヒヤする毎日。そんなある日、思いきって柳井に告白するが、振られてしまった衛は、「なぐさめてやる」という鵜瀬の誘いにのってしまい――!?
  • 不埒なプリンシプル
    3.4
    二十三歳にして驚異の可愛さを保つ篠田広睦は、売れっ子ベア作家・奥住周嗣と恋人同士。奥住の溺愛、偏向ぶりに戸惑いながらも絆を深めて半年。夏の休暇を逆手に取られ、奥住はシュウ・ビレッジの商人こと津田によって新作ベア十体を手掛けることに。バカンスを夢見て無体な要求に応える奥住を案ずる広睦だが、津田の決してそうとは悟らせない奥住への献身ぶりにただならぬ感情を察知してしまい――。二人を結ぶキューピッドとなった男の、「報われなくてかまわない」愛を、広睦は乗り越えることができるのか!?

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  • 純情恋慕
    完結
    2.0
    世界的に有名なモデルであり、やり手の実業家でもある椿を姉に持つ薫は、姉とは正反対の地味で堅実なタイプ。小さな頃から女顔がコンプレックスで、何回も男に言い寄られ、すっかり男嫌いとなっていた。しかし大手コスメ会社の御曹司・志野は何かと薫にからんできて…!?
  • 恋人はバカ 特別版 ~理系彼氏のしつけ方~
    3.0
    ――ぼくだけを見ててください。工業ミシンメーカーに勤める営業の飯山和弘は、クレーム処理のため同じく設計部所属の杉義彦と組むことに。だが杉は、愛想なし洒落っ気なしの理系一筋・機械バカだった。不安は的中し、杉は持ち前の「正論」で事態を悪化させてしまう。堪忍袋の緒が切れた飯山は杉を叱りつけるが、それ以降、妙に懐かれる始末。年下で、無口で不器用で同性で、なのにたまらなく可愛くて…。いつしか欲情さえ覚える自身を恐れ、飯山は距離を置こうとする。けれど杉はそれを許さず、執拗に追いすがり… 紙書籍発売時、フェア用限定小冊子に書き下ろされた、本編その後の二人を描いた番外編SSを収録しての特別版!!
  • ラブホで会いましょう
    3.7
    「ラブホテルっていうのは、愛を作る場所なんですよ!」――先輩の後任でリフォームを担当することになった椿は、ラブホテルチェーンオーナー、華園のその言葉に戸惑う。だが見た目と性格のギャップの激しさになぜかほっておけない。椿は次第に華園に惹かれはじめるが……なんと華園は、椿だけには触れられても大丈夫という「接触嫌悪症」。お互い好きだと気持ちが通じたにもかかわらず煮えきらない華園に椿は…。
  • 愛とは常に惑うもの
    -
    妻の不倫、親友の裏切りに悩む石神雅弥は、ある夜新宿のショッ トバーで、大学時代に一度だけ身体を重ねた後輩・沢彰宏と偶然再会する。久しぶりに会った沢は街のヤクザと成り果て、かつての面影を失っていた。その変化に戸惑いながらも、雅弥は彼の放つ危険な男の色香に再び惹かれていく。だがなぜか、そんな雅弥を不自然に突き放す沢。不審に思う雅弥は無謀な行動に出て……。八年越しの危険な純愛の行方は!?
  • 覇王愛戯
    3.3
    ブラックシープ――同僚が遺した謎の言葉を追い、刑事を辞めミナト市のチャイナタウンへ移り住んだ宮迫。この街の実力者は香港出身の貿易商・アレックス。冷静さと美貌を兼ね備え、黒社会との関わりをも感じさせる男に堂々と取引を持ちかけた宮迫はしかし、逆鱗に触れた末に監禁されてしまう。抵抗する宮迫を力で支配しようとするアレックス。そんな中、事件の核心は徐々に二人のもとへ迫っていた――。雑多な中に独自のルールを持ち、活気と優艶が同居する街で、断ちがたい愛憎と想いが奏でる男たちのノワール。

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  • 闇夜に惑う花
    -
    小学校教師の城之内亮介はある秘密を抱えている。週末になると街をさまよい、一夜限りの相手を探すのだ。しかし、その晩関係を結んだのは、高校時代の同級生で、同じ学校に赴任してきたばかりの同僚・結翠だった。過去に囚われ、恋人は作らないと決めていた亮介に、情事をネタにしつこく迫る結城。彼にもまた人には言えない裏の顔が……。すれ違い傷つけ合う、不器用な大人の恋の行方は?
  • 不道徳なプリンシプル
    4.2
    「広睦くんはパーフェクトだ」――手芸雑誌編集部のバイト・広睦は勤め先のパーティーで美形の作家・奥住と出会う。男性しか愛せない性癖と体つきが華奢すぎるという広睦のコンプレックスを、奥住は独特なテンポの会話と価値観でからめとっていく。体格以外は平均的な社会通念を備えた広睦は軽い困惑に陥りながらも、そんな奥住に魅了されてしまう。衣装としか言いようのない洋服のプレゼント、豪華な食事、Hに至っては紳士的な口調でねっとりたっぷり攻められて、周囲の不安をよそに誕生したカップルは甘い蜜月を過ごしているかに見えたのだが…。

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