中井亜佐子作品一覧
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4.5いまや新自由主義は、民主主義を内側から破壊している。新自由主義は政治と市場の区別を取り払っただけでなく、あらゆる人間活動を経済の言葉に置き換えた。主体は人的資本に、交換は競争に、公共は格付けに。だが、そこで目指されているのは経済合理性ではない。新自由主義は、経済の見かけをもちながら、統治理性として機能しているのだ。その矛盾がもっとも顕著に現れるのが大学教育である。学生を人的資本とし、知識を市場価値で評価し、格付けに駆り立てられるとき、大学は階級流動の場であることをやめるだろう。民主主義は黙っていても維持できるものではない。民主主義を支える理念、民主主義を保障する制度、民主主義を育む文化はいかにして失われていくのか。新自由主義が民主主義の言葉をつくりかえることによって、民主主義そのものを解体していく過程を明らかにする。
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-エドワード・サイード没後20年 文学、音楽、パレスチナ問題など分野横断的に論じた批評家、エドワード・サイード。ポストコロニアル批評の先駆者として『オリエンタリズム』などの著作を残した。イスラエルによるガザへの軍事攻撃が激化。いまサイードの著作が読みなおされている。彼にとって、批評とはどのような営為だったのか? 没後20年をむかえた今、その思考の軌跡をたどりつつ、現代社会における批評の意義を問う。 【出版社:書肆侃侃房】 【目次】 引用の註記について 序章 批評家を批評する テクストは世界のなかにある エドワード・サイードを語る 批評とは何か 批評家の残響を聴く 第一章 ある批評家の残響 声を装うテクスト 批評の限界? コンラッドを聴く 近代の不協和音 友だちにはなれない 第二章 理論は旅をする フレンチ・セオリー? 『はじまり』にフーコーもいた オリエンタリズムの空間 廃墟の批評理論 第三章 文化と社会 批評家と共同体 旅するレイモンド・ウィリアムズ 意図をとりもどす 批評意識は理論に抗う アカデミアからパレスチナへ 終章 人文学に〈新しさ〉は可能か 永遠に新しくあれ 言葉への愛 追記―希望は棄てない 謝辞 【著者】 中井亜佐子 1966年生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科教授。専門は英文学。オクスフォード大学博士課程修了(D.Phil.)。著書に、『日常の読書学――ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』を読む』(小鳥遊書房、2023年)『〈わたしたち〉の到来――英語圏モダニズムにおける歴史叙述とマニフェスト』(月曜社、2020年)『他者の自伝――ポストコロニアル文学を読む』(研究社、2007年)など。翻訳に、ウェンディ・ブラウン『いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃』(みすず書房、2017)など。