中井亜佐子の一覧

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作品一覧

2018/03/15更新

ユーザーレビュー

  • いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃
    国民が自らを統治する民主主義が、いかにして新自由主義に蚕食されているかを描いている。

    リベラルの大統領であったオバマの演説ですら、経済的な利益になるからリベラルの主張は正しいという論調になっているという分析や、高等教育の新自由主義化が、公的な社会と民主主義の危機に至る描写は唸るものがあった。

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  • いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃
    新自由主義という統治合理性が、人々を人的資源化するプロセスが存分に描かれている。指摘はないが、承認欲求とか、ナルシシズムとかミクロな有様が、人的資源として、マクロに統合される。その延長線上で、政治は経済化し、政治にしかできなかった本来の役目を果たせなくなる。高等教育もそう。もっとも不利な社会的階層こ...続きを読む
  • いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃
    新自由主義
    日体系的。
    人も国家も現代の企業をモデルに解釈される。
    公共財の民営化と外注化。
    ホモ・エコノミクス。
    かつて経済以外の領域だったものの、経済化。
    人的資本としての主体。
    信用格付け。
    市場の本質が、交換から競争に取って代わられる。
    全ての最終目標が、「価値を高めること」に収斂されて行く...続きを読む
  • いかにして民主主義は失われていくのか――新自由主義の見えざる攻撃
    いわゆる新自由主義を非難する本ではあるのだが、単に上っ面だけの批判に終わっていないところが秀逸である。近代に「市場」が発見されて、それを最大限に活用して社会は発展してきたといえるが、その功罪を問うているところが類書と一線を画す。
    翻訳も流麗な日本語でよいのではあるが、ところどころに日本語の語学力に疑...続きを読む