検索結果
-
-歯科医師として、また食養家としての長年の経験と学びから、健康長寿の秘訣を説いた本。 その骨子は以下の3点である。 「歯の健康なくして、からだの健康はあり得ない」 「食養生なくして病気は根本的に治らない」 「健康腸寿(けんこうちょうじゅ)の秘訣は、よく噛んで咀嚼(そしゃく)して唾液を出すこと」 日本人に多いがん、糖尿病、心臓疾患、脳疾患、歯周病など、その原因はすべて「食べ過ぎ病」と指摘している。食べ過ぎて病気になったのに、さらに薬毒(クスリ)を入れて治るはずもなく、まずは「からだの断捨離」で、溜まった毒素を排出することが第一である。 よく噛んで、唾液が溢れ出て、素材を味わい「美味し~い!」と感じることこそ、健康の源である。そのためには、「歯が健康であること、食べたい物をなんでもバリバリ食べられること」である。 著者の前著『ずっと健康で長生きしたいなら噛んで唾液を出しなさい』(2023年1月、評言社刊)で、書ききれなかった新たな情報、例えば骨格の成長不足で鼻呼吸ができず、口呼吸で起こるさまざまなトラブル(扁桃腺肥大・猫背・アレルギー性鼻炎・中耳炎)に悩んでいる子どもたちの顎顔面矯正治療なども紹介し、発育期の小児を歯科から画期的に改善して、その具体的な方法なども解説している。
-
-
-
-「”1人1箱”は限界」。現場の窮状を鮮やかに転換する可能性を秘めたチーム(学級)担任制を徹底取材。 新時代の教育システム、始動! 「チーム(学年)担任制」それは大きな可能性を秘めた取組みです。教員の働き方や子どもとの接し方を変え、子どもの主体性を育む可能性をもつものです。学校という組織の在り方そのものを問い直し、未来へと向かう変革を起こす起爆剤となり得ます。本書は、従来当たり前とされてきた1学級に1担任=「学級担任制」という制度について、そして今静かに広まりつつある「チーム(学年)担任制」の可能性と課題について、骨太な実践者による記録と新進気鋭の教育哲学者による論攷から迫ります。 【目次】 はじめに 第1章「チーム担任制」とは何か……中西 茂 あいまいな仕組みと呼称 教員の働き方改革、生徒の主体性育む 第2章 チーム担任制の現場……中西 茂 校長が交代しても続ける 校長が異動した先で ほか 第3章 時代の変化に対応する公立中学校の挑戦……高橋幸夫 最上位目標『主体的に思考し表現する集団』 チーム担任制 ほか 第4章 「新教育課程」3つの改革 常識を疑った小学校の軌跡……西門隆博 新教育課程とは~3つの改革~ 改革のきっかけと校長と教頭の苦悩 ほか 第5章 学校の課題を克服する全市一体での「チーム担任制」……永井初男 学校の現状を何とかしたい 「チーム担任制」のスタート(2020年度) 全小中学校で試行(2021~2023年度) ほか 第6章 チーム担任制の意義を、教育の本質から考える……苫野一徳 目的それ自体を問い直す チーム担任制の広がりとその課題 ほか 【著者】 中西茂 教育ジャーナリスト、星槎大学 客員教授、千葉県松戸市教育委員( NPO法人共育の杜 理事) 苫野一徳 教育哲学者・熊本大学 准教授 高橋幸夫 愛知県名古屋市立香流中学校 校長(同市立八幡中学校 前校長) 西門隆博 兵庫県川西市立多田小学校 校長 永井初男 広島県安芸高田市教育委員会 前教育長
-
-読売クオータリーは、国内外の重要政治課題や社会問題をはじめ、防衛や外交などの安全保障問題など、専門家による論文や講演録、研究機関の報告などを掲載した季刊誌。この中から、資料性の高い論文などを切り出し順次電子書籍化していきます。優れた保管性や検索性も併せ持った資料としてご活用ください。
-
-
-
-