検索結果
-
5.0両親を失い、唯一の家族である妹を救うため医者となった荻野知聡。 彼は妹の手術中に不慮の災害に巻き込まれ命を落としてしまう。 失意の中で目を覚ますと、そこは見知らぬ世界アブベラントで――。 異世界で新たな人生を歩むこととなった知聡だったが、与えられた天職は、皮肉にも殺しの才能に特化した《暗殺者》。 「お前は世界を殺しつくす――」 妹を救えなかったこと、そして自身の天職に苦悩する中その妹と瓜二つの少女との邂逅により、運命は再び動き出す……。 『復讐屋』を生業にする元・医者が様々な怪事件へと巻き込まれていく異世界ファンタジーサスペンス、開幕。
-
4.0吸血鬼が人を襲う、災害が起こる現代。 吸血鬼による殺人事件をきっかけに天霧学園の高等部へ潜入し、学園に潜む吸血鬼を捜し出すことになった汐瀬命。 命は吸血鬼を駆除する公安吸血鬼災害課にいながらも、過去に大吸血鬼である『支配の君』に血を分け与えられ、望まぬ魅了の能力を授かった半吸血鬼だった。 「命の恋人役、最高じゃないですか!」 サポートとして一緒に潜入する同居人の陸田真子とともに捜査する中で、命は魅了を駆使し4人の生徒を候補者とした。 学園中から敬愛される久嶺ミライ、経歴に多くの謎を持つ玖村アサ、その言動から多くの生徒たちに恐れられる風囃ユメ、内気で天才ピアニストの美調ヒカリ。 この中に吸血鬼がいる――しかし事態は思わぬ方向へと転がっていって――!? 吸血鬼の戯れ、ここに開幕。
-
3.7有力貴族の九男であるラディは、眼が良くなるだけというハズレスキル持ちで、周囲から無能扱いされていた。ひょんなことから仲良くなった猫を助けるためダンジョンに潜ると、ボスと遭遇し絶対絶命のピンチに。その時、精神と肉体を分離する魔道具を使用すると、ラディはボスの邪神とともに封印されてしまう。 精神世界の中では死ぬことがなく、邪神に殺され続けた結果、無能扱いされていたハズレスキルが覚醒。見た相手の魔法やスキルをコピー出来ると気づいたラディは邪神の力を手に入れ、封印を破る。しかし帰還した世界は数百年が経過しており、自分が無能だと思っているラディは最強と成った自覚が全くなく……!
-
3.7かつて医者として多くの人を救ってきた荻野知聡。そんな彼が異世界転生時に授けられたのは、「暗殺者」の天職であった――。彼は助手の少女ミルとともに遺体の検視を行うかたわら、もしそれが他殺であれば、万物を殺しうる《切除》の異能を振るい、確実に犯人へ復讐を果たす『復讐屋』として日々を過ごしていた。 だがある日、彼の日常は一変する。『復讐屋』のもとに持ち込まれた子供の変死体。それを皮切りに頻発する怪事件に、知聡は巻き込まれることになり……? 「僕には、才能があり過ぎた。誰かを殺すという、不快極まりない才能が」 第8回オーバーラップ文庫大賞《金賞》受賞。ファンタジーサスペンス第1幕。
-
-最強の冒険者集団『金色の探究者』。 そのリーダーである美里恭一郎は、仲間たちの裏切りによりゲートに閉じ込められ命を落とした。 「——だが、ただでは死なん!!」 死の間際で死者への転生魔法を発動した恭一郎は、20年後の現代に『淺井京介』という『無』属性の学生として復活を果たす。 『無』属性——それは『属性無し』と揶揄される外れ属性。 だが恭一郎だけは前世の『時』属性の魔法により知っていた。 この『無』属性は、前世で最強と恐れられた『時』属性を遥かに凌駕するポテンシャルを秘めているということを。 斯くして恭一郎は『淺井京介』として冒険者学校に舞い戻り、社会に蔓延る悪を駆逐していく。 全ては自分を裏切った、欲望にまみれたかつての仲間たちを粛清するため。そして——。 「淺井京介よ、もう誰にもお前を侮らせはさせない」 前世で到達することのできなかった、真の意味で最強の頂に立つために。
-
-勇者候補として異世界召喚されたはずが『セキュリティコンサルタント』という謎のハズレ称号を与えられてしまった、元窓際リーマンの春日野守ことマモル。勇者候補たちと魔王討伐に必死な王様に代わり、内政を任された王女エミールに救われたマモルは、エミールとその護衛を務める王国最強の女騎士・イレニアの三人で、国内の防衛対策を進めることになってしまう。 元企業のセキュリティ担当であったマモルは、現代セキュリティ知識を元に、エミールに村の防衛や魔獣対策の方針を提案するが、マモルのことを訝しむイレニアと一触即発の大ピンチになってしまい!? しかし、マモルの提案が村長やエミールに受け入れられ良い結果が出始めると、イレニアもマモルのことを認めるようになり、さらに大きな町や、王都の防衛にも協力することになってしまう。 その裏で、マモルやエミールたちの防衛施策をよく思わない勢力が暗躍するようになり──!