嘉田由紀子作品一覧

  • 生活環境主義でいこう! 琵琶湖に恋した知事
    5.0
    滋賀県知事として活躍する嘉田氏が,長く環境社会学者としてたずさわってきた琵琶湖の研究をもとに語る環境社会論.近代技術主義にとらわれず,昔ながらの水利用の知恵に学ぶ自然との関わり方とは? 人々の暮らしの視点に立ち自然環境と社会生活との共存を目指す新たな地域づくりのあり方を提案する.

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  • 子どもは誰のものか? 離婚後「共同親権」が日本を救う
    5.0
    離婚後も「ふたり親」という提案 国際的に離婚後の共同親権が認められるなか、なぜ日本では“骨抜き”の共同親権しか実現し得ないのか。全国四〇人超の当事者との対話を通して浮かび上がったのは、行き過ぎたフェミニズムがもたらした社会の歪みだった。「子どもの最善の利益」を第一に考えた、日本の家族の未来を展望する。 ◎離婚のトリセツ「共同養育計画合意書」収録 ■■子ども、夫、妻、そして祖母―― 全国の離婚当事者の「声なき声」を集めた必読の書■■ ・変わり果てた息子の姿(NIさん) ・残された絵本とベビー靴(MRさん) ・周到に準備された昼逃げ(MAさん) ・探偵を雇って妻と娘を探した(KHさん) ・身に覚えのないDVで即日「退去命令」(YSさん) ・措置入院を経て、執念で子どもを連れ戻した母親(SYさん) ・日時を決めても会えない(HWさん) ・親権と監護権を分けたことが裏目に(HYさん) ・マジックミラー室での対面(IYさん) ・罪悪感を持ちながら母親に会っていた(IRさん) ・パンツ一丁で逃げ出した(YMさん) …ほか 「両親の離婚で子どもの心は置き去りにされてきた。子どもは物ではない。不幸のガラパゴスにおける最大の被害者は子どもである」(「はじめに」より) 第一章 単独親権のもとでの悲劇 第二章 改正民法「選択的共同親権」の限界 第三章 フェミニズムと共同親権反対運動 第四章 離婚に直面した子どもの心に寄り添う道 第五章 日本の家族の未来
  • 流域治水がひらく川と人との関係
    -
    1巻2,420円 (税込)
    2020年7月4日九州で球磨川水害が発生し、50名もの方が亡くなった。この人たちはなぜ・どのようにして亡くなったのか。研究者と被災者たちによる共同調査から明らかにする。また2021年4月流域治水関連法が成立。国の治水方針の大転換であるが、本書は流域治水の歴史と意義、その可能性について詳述している。亡くなられた一人ひとりに目を向けた、それも被災当事者を交えた調査のとりまとめとしても、流域治水の総合的な解説書としてもはじめてのもの。2020年球磨川水害の経験に学び、気候危機の時代に求められる流域治水を展望する。

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