松永俊彦の検索結果
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■「話し上手=たくさん話す」は誤解だった? あなたには、次のような経験はありませんか? ・一生懸命説明しているにもかかわらず、聞き手から「何が言いたいのかわからない」と言われたことがある ・相手の知識量が少ないからわざわざ丁寧に話しているのに、「話がわかりにくい」と言われたことがある ・どうしても言葉数が多くなり、話が長くなってしまう ・「要点だけ伝えて」と言われると、「それで伝われば苦労しない」と感じてしまう ・自分の説明は、語彙力が不足しているからわかりにくいのではないか、と感じる 実は、話すのが苦手な方には、ある共通の思い込みがあります。それは、「わかりやすい話をするためには、できる限り丁寧に、時間をかけて説明しなければ伝わらない」という思い込みです。 「複雑な話であればあるほど、よりたくさんの言葉を発しなければ相手は理解してくれないだろう」と感じるのは、それほどおかしなことではないようにも思います。しかし、実際にわかりやすい話をしている人は、この思い込みとは完全に逆の考え方をしています。 それは、「わかりやすい話をするためには、できる限りザックリと、短い時間で説明しなければ伝わらない」という考え方です。 ■なぜ「言わない」ほうが伝わるのか? 例えば、あなたの仕事について中学生に話すとき、どのように説明するのがいいでしょうか。自分の仕事については非常に多くの経験や知識があるので、説明するための語彙力が不足するということはありません。しかし問題は、「聞き手が中学生だということ」です。 実は、社会人が他者に向けて話をしても伝わらない状況と、今回のワークの状況は、構造的には全く同じです。前提が異なる他者に対して話をする際には、むしろ中学生に話しても伝わるくらい簡単な説明が必要なのです。 話しすぎてはいけませんし、難しすぎてはいけません。「できるだけ話さずに伝える」という行為が、わかりやすさにつながります。 ■この本で学べる「引き算と余白の会話術」 そうはいっても、それでは説明が足りないのではないかと不安に感じてしまうかもしれません。しかし、ここで考えてみてください。もし、「ちゃんと伝えようとする意識」が原因で、あなたの話がわかりにくくなってしまっているとしたら、どうでしょうか? 嘘のような話ですが、次の思い込みを捨てるだけで、あなたの話は今の何倍もわかりやすくなります。 ・全部話す必要がある ・正しく伝えなければならない ・話している私が「わかりやすい」と感じる説明が必要となる これからは、こう考えてみましょう。 ・全部話さなくて、構わない ・正しく伝えなくて、構わない ・聞いている相手が「わかった気がする」と感じることを最優先する わかりやすい話に共通する最も重要な鍵は、「余分な情報を排除し、相手に理解した感覚を与えること」にあります。誤解を恐れずに言うと、正しいことを伝えようとして相手が理解できないくらいであれば、「正確さを多少失ったとしても、相手が理解できるように伝える」というのが、わかりやすい話の秘訣です。 この本を通じてあなたに習得いただきたいのは、“引き算”と“余白”の会話術です。 ここから私と一緒に、「なるべく話さない話し方」についての扉を開きましょう。 ■目次 第1章 なぜ人は話しすぎると損をするのか? 第2章 「沈黙」こそが説得力を生む 第3章 「言わない」のに伝わるテクニック 第4章 「短く言う」だけで影響力が増す 第5章 仕事・プレゼンで生きる「引き算の会話術」 第6章 人間関係を良くする「余白の会話術」
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プレゼンに限らず、ビジネスでのコミュニケーションでは、ロジカル(論理的)であることが広く求められます。しかし相手を理屈で説得しようとしても、往々にして聞き手は、行動を強制されるように感じて動いてくれません。むしろ、自分の行動の選択肢を制限されないよう、貝のようにディフェンスを固めてしまうことさえあります。 プレゼンとは、相手になんらかの行動をしてほしくて行うもの。それには、理屈よりもむしろ聞き手の感情に訴えかけるエモーショナルなアプローチ、つまりは「エモいプレゼン」が有効です。聞き手の感情を動かせば、人は勝手に行動してくれるからです。 そして、ここが逆説的でおもしろいのですが、人の感情というものは極めてロジカルに動かせます。必ずしも高度な話術が求められることはなく、コツさえわかっていれば誰でもエモいプレゼンを実践できるのです。本書は、新進気鋭のプレゼンコーチとして頭角を現している著者が、そのノウハウを詳しく解説した1冊です。