山口耀久作品一覧

  • ヤマケイ文庫 「アルプ」の時代
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    3.0
    山を思索の場とし、研ぎ澄まされた感性を集めた山の文芸誌「アルプ」。 創刊当初から編集に深く関わってきた山口耀久が、次代へ語り継ぐため、渾身の力をこめて「時代」を綴る。 昭和33(1958)年、『アルプ』という雑誌が刊行された。 山の文芸誌として格調の高い文章を厳選して掲載し、多くの読者を獲得した。 当時、マナスルが初登頂され、1958年には『氷壁』がブームになり、『岩と雪』が刊行されている。 第2次登山ブームと言われる登山界の好調期が訪れていた。 こうした時代的背景をふまえつつ、著者と読者に支持され25年間刊行が続いた『アルプ』という雑誌に焦点を当てた評論である。 高度経済成長を経験した昭和の時代の豊かさをひとつの山の雑誌を通して俯瞰した読みもの。 『山と溪谷』に15回にわたって連載された内容に、大幅に加筆・訂正し、ほとんど書き下ろしとと同様の評伝となった。 草野心平、山本太郎、鳥見迅彦などの『歴程』の詩人たち、 武田久吉、田部重治、冠松次郎、尾崎喜八などの明治期の多彩な執筆者たち、 辻まこと、近藤信行などの大正・昭和の新しい執筆者たちなどの人物論や、 山の紀行文における虚と実などの文学論、 「アルプの夕べ」や「アルプ選書」などの催しを詳細に記述。 「アルプ」の誕生から終刊までの背景となった時代や、 「アルプ」に関連した人物、書籍など、 多角的な内容、組み立てとなっている。
  • ヤマケイ文庫 北八ッ彷徨
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    みずみずしい感性をもって、奥深い静謐の森に遊んだ著者による北八ヶ岳の随想集。 岩や沢での厳しい登攀や、冬の氷雪壁での先鋭的なクライミングのかたわら、深い思索とともにさまよった森の表情を、磨き抜かれた文章によって再現されている。 著者の自然や人間をみる眼は深く澄み、淀みがない。 11篇の作品を集めた記念碑的著作といえよう。 平凡社ライブラリー版をさらに著者によって推敲、改稿された決定版。 なお解説は近藤信行 ■内容 岳へのいざない 八ヶ岳の四季 雪と風の日記 岩小舎の記 雨池 落葉松峠 北八ッ日記 八月 北八ッ彷徨 冬の森 富士見高原の思い出 解説 近藤信行
  • ヤマケイ文庫 山頂への道
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    名著『北八ッ彷徨』と『八ヶ岳挽歌』に次いで刊行された山口耀久の3部作の完結作品。 山と文学との邂逅を求めて、人生と登山に打ち込んだ著者の精神の記録である。 第1部は主に山行記録やエッセイ、第2部は山の評論、そして第3部は人との出会いや人物論、書評などを集めて構成されている。 平凡社ライブラリー版をさらに著者によって推敲、改稿された決定版。 なお解説は福島功夫。 ■内容 一部 坂巻温泉 私のピッケル 丹沢の頃 霧ヶ峰 魚沼・水無川 スコトン岬 鹿岳・物語山 岩木山 愛宕山 私の山登り 『アルプ』と私 第二部 登山の批評よ起これ 山の文章 人のいる山 頂上について 山をめぐる行為と思索  第三部 詩人との出会い 尾崎喜八『わが詩の流域』解説 尾崎喜八の山の文学 山の詩-尾崎喜八と鳥見迅彦/純真の人/古平隆句『独標』 辻まこと小論Ⅰ-その逝去を悼んで 辻まこと小論Ⅱ 都会的原始人、矢内原伊作編『辻まことの世界』 白鳥の歌と旅立ち 宇佐見英治『辻まことの思い出』『深田さんを悼む』 解説 福島功夫
  • ヤマケイ文庫 八ヶ岳挽歌
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    名著『北八ッ彷徨』の続編として40年の歳月を経て刊行された八ヶ岳の随想集。 前著に続いて書かれた全域にわたる紀行・随想に、新たに長編の書き下ろしを1篇加え、観光開発の名のもとに失われてしまった多くの貴重な文化に対する哀惜の書となっている。 山への憧れ、山での思索などが綴られ、豊かな時間を八ヶ岳で過ごした著者の山岳文学の粋といえよう。 平凡社ライブラリー版をさらに著者によって推敲、改稿された決定版である。 なお解説は神長幹雄。 ■内容 八ヶ岳八景 赤岳鉱泉 三里ヶ原 三ッ滝ルンゼ 野辺山だより 春の森 夜の森 しらびそ小屋 大河原峠 水の道 トキンをめぐる 続・北八ッ日記 八ヶ岳挽歌 解説 神長幹雄

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