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認知症でも私のことは私が決める 日本の不自由とスウェーデンの自由
スウェーデンでは「認知症は新しい人生の始まり」と言われる。 日本では安全のために介護施設に施錠し、認知症の人に身体拘束を行うこともあるが、スウェーデンでは施設に入所する認知症の高齢者も夏には森や湖畔に出かけ、サマーハウス(別荘)での生活を楽しんでいる。 また、日本では介護のために離職する人が年間10万人に上るが、スウェーデンでは家族に介護をする義務はない。 両国の違いはどこからくるのか。 そして、認知症の人と家族の幸せとは……。 85~89歳の3人に1人、90歳以上の2人に1人が認知症になる時代に、認知症の医療と介護のあり方を考える。 【日本】 【スウェーデン】 ・認知症は恐ろしい病気 ・新しい人生の始まり ・超高齢患者の4割に認知症の薬 ・薬より生活の質を重視 ・終末期に人工栄養で延命 ・枯れるように静かに逝く ・安全第一で施設に施錠 ・リスクがあっても自由に ・介護で家族が犠牲になる ・家族に介護の義務はない あなたはどちらを望みますか? -
欧米に寝たきり老人はいない 増補版 コロナの時代の終末期医療
「自分はどのような最期を迎えたいかを、今こそ真剣に考える時です」――。高齢者の延命治療について大反響を呼んだ告発の書から5年がたった現在、新型コロナ禍によって大きく死生観も揺らぐなかで、われわれにとって望ましい終末期医療とはいかにあるべきかをふたたび問う! ★職員も受けたくないと言う「苦しみの多い終末期医療」 ★救急救命センターは高齢者でいっぱいのなぞ ★ドッキリ! 自然な看取りなのに警察が介入 ★欧米の高齢者医療は、苦痛の緩和とQOL向上 ★世界の非常識!? 終末期高齢者への人工的水分・栄養補給 ★胃ろうで生かされるのはだれのため? -
認知症を堂々と生きる 終末期医療・介護の現場から
年をとると認知症になるのは当たり前。それは病気ではなく、長寿の証なのです――。人生の最後まで、本人と家族が誇りをもって生きるために、高齢者ケアの最前線から直言する。大反響を呼んだ『欧米に寝たきり老人はいない』待望の第二弾! 「生きものはすべて目的に適うようにつくられています。認知症が進んでまわりのことがわからなくなれば、この世に対する未練や死への恐怖が薄らぎ、楽にあの世に旅立つことができます。人を含め動物が認知症になるというのは、生命を終えるうえで必要なことといえます。それなのに、昨今は認知症予防が大流行です。多くの人が認知症は予防できると信じています。努力して認知症になるのを少し先送りできたとしても、不老長寿の薬がないように認知症を防ぐ方法はありません。〔略〕認知症は予防できるという幻想を追い求めるより、年をとったらだれでも認知症になるという現実を受け入れ、認知症になった時の生き方を今から考えておくほうがよいのではないでしょうか」(はじめにより)