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  • 身代わりのフィアンセ
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    母の婚外子として生まれ、大富豪である伯父に疎まれてきたベッカは、ある日その伯父の邸宅に呼ばれ、訝った。伯父のせいで妹と私は辛酸をなめてきたのに、今さら何かしら。聞けば伯父の娘でベッカの従姉ラリサが事故で昏睡状態となっているが、持ち株のすべてを浮気相手に譲るという文書を残していたのだという。そこで、ベッカをラリサに仕立てあげ、浮気相手の手元にあるその文書を取り戻そうというのだ。即座に拒絶するつもりだったが、その場に居合わせたラリサの婚約者セオの言葉にベッカは迷った。「報酬ははずむ。妹をいい大学に行かせたいんだろう?」ええ、もちろん。でも、この魅力的な男性の婚約者を演じるなんて……。■毎回、華やかな世界を描き、うっとりするようなラブストーリーを届けてくれるケイトリン・クルーズ。今月は身代わりの恋人を演じることになったヒロインのせつない恋物語です。
  • 身代わり秘書の純真
    完結
    5.0
    プリンセス・ヴァレンティナは秘書の仕事に奮闘していた。というのも政略結婚を控え嘆いていた時、まるで奇跡のように自分と瓜ふたつの女性に出会ったのだ。少しの間入れ替わり、お互いの人生を休もうというヴァレンティナの提案を彼女は受け入れてくれた。想像以上に仕事は大変だし、ボスのアキレスは厳しくて鬼のようだわ。でも上手くやってみせる。アキレスが自分の正体に気づき騙されているふりをしているとも知らず、束の間の自由を楽しむヴァレンティナだが…?
  • 身代わり秘書の純真
    -
    かごの鳥が自由を求め、普通の暮らしを手に入れたとき……。 「私はヴァレンティナ」「私はナタリーよ」何から何まで自分にそっくりな女性と空港で出会い、ヴァレンティナ王女は鏡を見ているような錯覚に陥った。そして妙案がひらめいた。2カ月後に迫る政略結婚の前に、夢にまで見た普通の暮らしを経験できるまたとないチャンスだ。仕事に疲れ切った様子のナタリーを懸命に説き伏せた彼女は、世界的な大富豪アキレスの秘書として化粧室をあとにした。魅惑的な金色の瞳にたやすく正体を見破られるとは――アキレスが生涯忘れ得ぬ人になるとは夢にも思わずに。 ■互いに真実には触れぬまま、禁断の愛に落ちるふたり。めくるめく2カ月が過ぎ、ヴァレンティナは彼への想いを振り切って帰国しますが、お腹には小さな命が宿っていて……。C・クルーズの官能的なロイヤル・ロマンス、『すり替わった王家の花嫁』関連作です。
  • 見習い修道女の秘密
    完結
    4.3
    死にものぐるいで働き、巨万の富を得た大富豪パスカル。あとは完璧な結婚をするだけだ。理想の妻を探す彼の胸に、かつて出会った天使の笑顔が去来した。セシリア…6年前、事故にあった僕を救ってくれた見習い修道女。惹かれあい愛を交わした彼女は今、どうしているのだろう…。過去の想いが疼いたパスカルは修道院を訪れた。一方、突然現れた彼をセシリアは睨みつけた。私のすべてを奪い、ふたりの将来を期待させたうえで突然消え去ったあなたが、今さら何の用?
  • 見習い修道女の秘密
    -
    愛をくれない花婿は、祭壇でささやく。「いずれ君は抱いてくれと僕に懇願する」 セシリアは見習い修道女。イタリアの小さな町ドロミティの修道院の前に捨てられ、修道女たちを母親代わりに育った。だが、けがをした美貌の男性パスカルを看病するうち虜になり、やがて傷が癒えた彼に身も心も捧げた――まさか彼が翌朝、姿を消し、その一夜に新しい命を授かるとは夢にも思わず。修道院を出たセシリアは清掃の職を見つけ、赤ん坊を産んだ。6年後、彼女が聖堂の床に這いつくばって掃除をしていたとき、誰あろうパスカルが現れた。今になってなぜ? 息子は絶対渡さないわ! ■忘れもしない彼の金色を帯びた黒い瞳。その電撃のような視線に貫かれ、ヒロインは体がかっと熱くなるのを必死でこらえます。一方、ヒーローはイタリア有数の大実業家という正体を明かし、息子の親権を取り上げると脅して、ヒロインに結婚を迫ります。
  • 無慈悲な富豪の愛の奴隷
    -
    私の幼い胸を焦がした彼の美しい瞳に、今は怒りと憎悪しか見えない。 レクシーは両親の死後、伯父の家で使用人扱いされて育った。そんな日々の中、心の支えだったのは憧れの上司アトラス。だがある日、無実の罪で囚われた彼は皮肉にもレクシーの証言が決め手となり、CEOの座を追われ長い獄中生活を強いられる悲劇に見舞われてしまう――。10年後、ついに無実の罪を晴らした彼がオフィスに現れる。そして、おののくレクシーに傲然と言った。「僕を監獄に追いやった君への罰は、僕と結婚することだ」何を企んでいるの? 彼の意図がわからずレクシーは狼狽した。 ■あまりにも変わってしまったかつての憧れの男性。悲しみの新婚初夜、過去の罪を体で償えとばかりの悪魔の仕打ちにヒロインは耐えますが、妻がバージンだと知った彼は……。文豪デュマの名作『モンテ・クリスト伯』さながら、重厚な愛憎劇の幕が開きます!
  • もう一度恋して
    完結
    3.5
    夫のアンドレアスが不倫したとの噂がたち、彼のことを信じきれなかったドミニクは傷心を抱き実家へ逃げ帰った。1年後、弱い自分と向かいあった彼女は勇気を出し、やり直しを申し出るため彼のもとへと向かった。ところが、そこには彼が不倫をしたと噂になった相手の女性がいた。しかも、その女性の腕には小さな赤ん坊が!? まさかアンドレアスの子なのかしら…。もう一度彼の腕に抱かれるためにやって来た私が愛される日は、もう二度と来ないというの──。
  • 野獣に買われた花嫁
    -
    美しい姉は伯爵家に嫁ぎ、冴えないわたしは“野獣”の妻となった。 婚礼を明日に控え、ジュリエットの思いは千々に乱れた。政略結婚の相手は、野獣とあだ名されるスペイン富豪ハビエル。公爵家の血筋の妻が欲しい彼に、わたしはお金で買われたのだ。それにしても、どんな女性でも買えるはずの彼がなぜ?赤毛の不器量なわたしを見たら、きっと落胆するわ……。危険なオーラを放つ、黒髪のハンサムな花婿と対面した瞬間、ジュリエットは震えた。そして、結婚の理由を尋ねた彼女に、ハビエルは不敵な笑みを浮かべるが早いか、身も心も奪わんばかりに貪欲なキスをした! ■ハビエルがかつて結婚を申し込んだのは、ほかならぬジュリエットの美貌の姉でした。それから10年、地味で冴えない赤毛の妹を花嫁に迎えた彼に、ジュリエットは夜ごと寝室で甘美な時を与えられますが、いつしか彼の心が欲しいと願うようになり……。
  • 世継ぎを産んだウェイトレス
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    再会した彼は私のことなど忘れていた。あの甘い日々はつかの間の夢だったの? マデリンが息子とつましく暮らす小さな家に、ある日突然、イロニア王国の使者が訪れた。すぐに渡航せよとの通達だった。とうとう私の重大な秘密を知られてしまったの?6年前、短期留学生としてケンブリッジで学んでいた彼女は、イロニア王国の皇太子パリスと激しい恋に落ちた。妊娠がわかったのは帰国後で、密かに出産するしかなかったのだ。今や国王となったパリスと思わぬ再会を果たしたマデリンは、「きみは誰だ?」という彼の非情な反応に凍りついた。だが息子の存在を知るやパリスは態度を翻し、彼女に迫り……。 ■個性豊かな物語を描いて人気のケイトリン・クルーズ。今作はシークレットベビーをめぐる、王道のロイヤル・ロマンスです。王位継承者である息子のために結婚を承諾したヒロイン。ヒーローの心の闇を垣間見ると同時に、彼を愛していることに気がついて……。
  • 楽園の忘れ物
    完結
    3.5
    巨大企業を率いるCEOカヨの手足となって働いてきた秘書ドルー。世界中で起こるトラブルの処理から別れた恋人への贈り物の手配まで、すべてを犠牲にして尽くしてきた。けれど弟を亡くした今、もう高額な治療費も必要ない。自分をあとまわしにするのはこれでおしまい。冷酷なボスへのかなわぬ想いからも自由になろうと退職を申し出る。カヨは有能な秘書の突然の退職に内心あわてる。言葉たくみに南の島へ誘い、彼女を手に入れてひきとめようとたくらんで…!?
  • 楽園の忘れ物
    -
    ドルーは限界だった。ボスのカヨの下で働いて5年、巨大企業を率いる彼の手足となり、世界中で起こるトラブルの処理から、別れた恋人への贈り物の手配まで、どんな仕事もこなしてきた。私はひたすら耐えてきた。それも療養中の弟の医療費をまかなうため、そして3年前、カヨと交わした一度きりのキスの思い出のため……。けれど弟を亡くした今、自分をあとまわしにするのはこれでおしまい。ボスに尽くすだけのかなわぬ想いからも、そろそろ解放されたい。ドルーはカヨに退職を申し出た。有能な秘書の突然の申し出に、カヨは内心あわてた。そこで言葉巧みに南の島へ誘い、彼女を手に入れて引き留めようと企む。
  • 名もなきシンデレラの秘密
    5/31入荷
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    家庭教師が眼鏡と野暮ったい服に隠す秘密。それは切なる想いと、おなかで育つ命。 素行の悪い令嬢を更生させるロンドンの私立学校の校長を辞める日、ベアトリスはイタリア富豪チェーザレに異父妹の家庭教師を頼まれた。トスカーナの大邸宅へやってきた彼女は、雇い主を見て愕然とした。私がヴェネツィアで純潔を捧げた人が目の前にいる。恋いこがれた名も知らぬ男性が、実はチェーザレだったなんて。だが彼の前まで行ったとき、再会の喜びは吹き飛んだ。この人は私が誰なのか、まったくわかっていない。野暮ったい格好のベアトリスを一瞥し、富豪は近々結婚すると告げた。もちろん、花嫁は彼女ではなかった。彼の子を身ごもっていても。 ■私は王子さまに選ばれなかったシンデレラ。この胸の想いにも、赤ちゃんにも決して気づいてはもらえない……。大スター作家D・コリンズ同様、卓越したストーリーテリングで読者を楽しませるスター作家C・クルーズ。ハーレクインファン納得の大傑作です!

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