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-モリーが幼なじみの彼と婚約したのは14歳のとき。でも、それは10年以上前の話。いくら彼が世界中の大都市で活躍する企業人でも、そろそろ結婚したい…。もしかして彼が“その気”にならないのは、私がセクシーじゃないから? そう思ったモリーは、迷わず兄の友人でサッカーの元スペイン代表ホアキンのもとを訪れた。ホアキンは、その美しい顔立ちで男も女も魅了する。彼ならきっとできるはず。「お願い、私に男性の誘惑の仕方をレッスンしてくれないかしら?」
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-幼なじみのラクランがペリカン島に戻ってきて以来、フィオナは落ち着かない日々を送っていた。はるか昔にこの島を出ていった彼を、やっと忘れかけていたのに……。再びラクランを追い出すため、彫刻家である彼女は、彼の経営するホテルの前の砂浜に漂流物を集めた巨大な作品を作った。ラクランは激怒したが、ついにフィオナの頑固さに負けて言った。君の彫りたいものをなんでも提供するから、その作品を撤去しろ、と。フィオナはあえて彼が受け入れられるはずのないことを口にした。「それなら、あなたを彫りたいわ。裸のあなたを」■「楽園の秘密」で顔を見せていたマギリヴレイ家の人々。本作品では、ラクラン・マギリヴレイがヒーローとして登場します。カリブ海に浮かぶ島で展開する熱いロマンスをお見逃しなく!
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-アリーは緊張の面持ちでマンハッタンのオフィスに出向いた。いよいよ、十年間の結婚生活が終わる。そうは言っても長い間、夫のPJとは音信不通だった。あの日裁判所で、二人は簡素な式を挙げた。横暴な父親からアリーが逃げ出すための、偽りの結婚だった。PJは友達としてそうしてくれた。もう自由にしてあげなくては。彼が私を自由にしてくれたように。アリーは促されて入った豪華な社長室で夫を見つめ、本心とは裏腹に離婚を静かに切り出した。だがPJの返事は、“離婚はしない”という意外なものだった。■「美しき船出」(R~2205)、「灼熱の恋の終わりに」(R~2289)等でおなじみのアントニデス家の物語。なつかしい人たちも登場しますがストーリーは各々独立。既刊本を読み逃した方もお楽しみください。
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-アリーは自由で気楽なサーファーのPJに頼み、形だけの結婚をした。横暴な父から逃れ夢を叶えるためには、祖母の遺産相続の条件である結婚をする必要があったからだ。そして10年後、デザイナーとして成功したアリーがPJを訪ねると、彼はなんと大会社の社長になっていた。見違えるような彼に圧倒されつつも、アリーはかろうじて婚約したので離婚してほしいと伝えた。すると、彼は夫の自分と結婚生活を試してみようと言いだした。愛は存在しないのになぜ?
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-「僕と結婚してくれ」十三年ぶりに再会したネイサンの言葉に、カリンは唖然とした。きっと彼は娘の存在を知ってこの島にやってきたのだろう。遠い昔、二人はまさに運命に導かれて一夜をともにしたが、ネイサンは翌朝、すべては過ちだったと言い捨てて姿を消した。その九カ月後に女の子が生まれ、カリンはだれにも頼らずに一人で娘を育ててきた。寂しさや孤独を乗り越え、心から愛した男性の記憶を消し去って。それなのに、今ごろ平気な顔で現れてプロポーズするなんて!カリンは再びネイサンを自分の人生から締め出す決心をした。
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-バハマ島で娘と写真屋を営むカリン。平穏に暮らしていたある日、12年前に姿を消したネイサンが突然現れ「娘に会いたい」と言ってきた。彼女は、驚きを隠せずにいた。娘に会わせたくはない…彼はすべて過ちだったと言い捨てて、私の前から消えたのだから。だが実際、娘に父親を会わせてみると、娘はすんなりとネイサンを受け入れてしまった。日に日に仲よくなるふたりを見て、カリンの心は複雑になるばかり…。そしてネイサンは、この島に住むと言いはじめて――!?
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-億万長者の彼は、私とは別世界の人。ふたりが交わるのはベッドの中だけ。 女性らしい楽しみも知らず、恋愛にも奥手の27歳のレスリー。IT企業に勤める彼女のもとに、驚くべき依頼が届く。大富豪アレッシオが、頻繁に彼に届く脅迫メールの犯人をレスリーに突きとめてほしいと言ってきたのだ。しかも仕事は困難で、彼の豪邸に1週間は滞在する必要があった。レスリーは動揺した。ハンサムで危険な魅力を放つアレッシオと、一つ屋根の下で1週間も過ごすなんて!数日後、彼が不在なのを確かめたレスリーは、緊張でこわばった体をほぐそうと、庭のプールで泳ぐことにした。ところがそこへ突然、アレッシオが現れて……。 ■5人の兄と父に囲まれ、女性らしさとは無縁に育ったレスリーにとって、手練れの大富豪アレッシオの存在は眩しすぎました。1カ月後、おなかに小さな命が宿っていると知ったレスリーは……。