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3.0「こんな噂を知ってるかい? 妖楼にはあやかしが集うというーー」 帝都最大の歓楽街、東座の奥にそれはある。 男専門の廓、妖楼。 雨の日に現れた客、霧島は店一番の花魁桔梗を指名するが、 桔梗は自分の名代として茅を出向かせる。 袖にされても桔梗を指名して通い続ける霧島と、その度に茅を名代として出す桔梗。 そして、桔梗の代わりに霧島の話し相手になる茅。 桔梗は何故頑なに会おうとしないのか。 霧島は何故「桔梗に会わなければならない」のか。 そこにはある過去と、それぞれの秘密が関係していた。 なんとか間を取り持とうとする茅だったが、 自身も霧島に惹かれていることに気づくと、次第に桔梗の代わりであることが苦しくなってしまいーー。
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3.0縋るな、溺れろ――◆その身体を武器に、愛人という立場から犯罪組織新夜会のナンバー・ツー、ウォンの右腕の座を狙うヤオ。だが、ようやく巡ってきた対抗組織である全帝都会と国際犯罪組織コルヴィアとの武器取引の阻止という機会は、仲間に囮として利用されるという最悪の結果を迎えた。「君の命は私が預かった。今、君は私のものだ」。囚われの身となった彼の監視を公言したのは、コルヴィアのナンバー・ツー、ラウロだった。逃げ出すという目的のために差し出した身体は狂おしい執着をもって抱かれ、激しく攻め立てられる。身体と心を揺さぶられ、次第に抗う力を失い、ラウロに溺れていくヤオだったが、情人であるウォンが自分を取り戻そうと動き始めたことを知り――? 激しく絡み合い、恍惚と更ける夜。繰り返される蜜事に乱された劣情と男たちの思惑の行く末とは……? 【登場人物】 ヤオ……【受】犯罪組織新夜会の構成員 ラウロ……【攻】国際犯罪組織コルヴィアのナンバー・ツー ウォン……【攻】犯罪組織新夜会のナンバー・ツー リー……事故死したウォンの側近 シン……リーの元部下 ロイ……犯罪組織新夜会のナンバー・フォー
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3.0身長百四十センチ代で性格もどちらかと言えば子供っぽい。好きな人ができても「恋愛対象に見れない」と言われて玉砕し続けてきた有住(ありす)。就職先でも先輩たちの自分に関する噂話を聞いてしまいショックを受けるが…「可愛いだろ?研修中も一生懸命だし。お前らの目、おかしいんじゃないのか?」と有住を庇う声が聞こえて!?自信を取り戻したと思った矢先、自分の所属する部署には「小動物大好き!リスちゃん可愛い!」と所構わず抱きしめてくる風見が指導係につくことになった。仕事に堅実で丁寧に教えてくれる風見であったが、デリカシーのない発言に反抗心をむき出すが……!?コンプレックスを抱えた乙女の溺愛オフィス・ラブ!
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3.0きみのすべてを僕にさらして鎮めて欲しい。この、どうしようもない部分を――私設美術館で働くダリア。実家は郊外の農家で幼い弟妹のために仕送りが欠かせない。家族のために、そして誰にも教えていないある目標のために身を粉にして働かなくてはと思っている。そんなダリアは館長のアルヴァンが少し苦手。美貌の子爵でもある彼はダリアと正反対で、遠い世界の住人だからだ。ある日、アルヴァンは磨けば催淫作用がもたらされるといういわくつきの宝石を手入れする。その場に居合わせたダリアは目の色を変えた彼から淫らな要求をされてしまい――!?宝石の効果は本物なのか?真面目な学芸員と美貌の子爵様のじれ甘ラブストーリー。【挿絵入り!】
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3.0仕置きという名の愛撫は、許されざる執着の証。「俺を兄と呼ぶな!」■果てなく続くかと思われた戦争が終わり、喜びに沸き立つルーデンシア王国。絶えて久しかった貴族たちの宴も再開され、伯爵家の末娘ティアナは社交界デビューを飾ることになった。その舞台は、国を救った軍人たちの凱旋パーティー。宴の主役は、若き軍隊長アルバート。名門ベルク公爵家の次男に生まれながら最前線で軍功を立てた英雄に、令嬢たちは熱い視線を注いでいる。彼とは兄妹同然に育ったティアナは、久々の再会に「アルバートお兄様」と呼びかけた。すると、アルバートは「俺はお前の兄ではない」と不機嫌に。ティアナが再び「お兄様」と呼んだとき、「そう呼ぶならお仕置きだ」と、アルバートは激しい口づけを浴びせた――。こうして幼馴染みの二人は一線を越えてしまうが、ティアナは親が選んだ同爵の相手に嫁ぐ定めの末娘、アルバートは継ぐべき爵位を持たない次男。貴族社会の慣習に阻まれて二人の関係には出口が見えない。そして、アルバートの父の仲介によりティアナに相応の結婚相手が見つかる。だが、あくまでティアナとの愛に執着するアルバートは……?
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3.0その顔と身体を口封じの為に葬るのは惜しい……君を飼ってやる■閉鎖的な孤児院で育ったシャオ・ラン。引き取ってくれる里親も現れず、自活するための仕事にも恵まれないまま、20歳の誕生日を迎えて、院を出なければならないシャオを、若き銀行家ジェイ・ハンが住み込みで雇い入れる。他に選択肢もなく、写真で見た顔と名前しか知らないジェイの元へと孤児院がある帝都下層区から、高層ビルが立ち並ぶ一街区へと向かうシャオ。しかし、シャオを乗せた車は武装した男達に襲撃され、シャオはジェイの“裏の顔”を知る。死を覚悟したシャオに、ジェイは唇の端で笑いながら告げた。「気まぐれに君を飼うのも悪くない……その顔と身体を、口封じの為に葬るのは惜しい」。そして始まった愛玩人形としての贅を尽くした暮らしの中で、シャオはジェイの愛技に溺れて――官能と暴力が交差する、著者渾身のアジアン・ノワール!!
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2.8帰国子女の経験を生かし、フリーの通訳をしている優花。恋人と共に、仕事でフラクシニアという国へ向かった彼女は、そこで金髪碧眼の皇太子・アレクサンドルに出会った。親日家で、優花への好意を隠さない彼に、どきどきしつつも困惑していると、なんと恋人が浮気している現場に遭遇してしまう。失恋して悲しむ優花を、優しく慰めるアレクサンドル。すると彼は、「一ヵ月間の恋人契約を結ばないか」と持ち掛けてきた。突拍子もない提案に驚く優花だったが、立ち直るきっかけになればと契約することに。だけど、それには体の関係も含まれていて、普段は紳士、実は絶倫の彼に、優花はベッドの上で容赦なく貪られてしまい……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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2.0小国の王女であるディーネは18歳の誕生日を迎えたあと、隣国に嫁ぐことが決まっていた。まだ幼い弟に少しでも安寧を与えてやるために、民に平和をもたらすために――そう覚悟を決めていたはずなのに、ある日ひとりの男性と出会ってしまう。旅人を名乗る男・シリルと交流していくうちに、どうしようもなく彼に惹かれていくディーネ。婚約者がいる身なのに、国のために間もなく嫁ぐのに……。「俺と一緒に逃げますか?」そんな彼の誘いに逃避行を決めたディーネだったが、甘く幸福な夢は瞬く間に覚めてしまう。「俺は人殺しだから」という言葉を残してシリルが消えたあと、隣国の王が暗殺されたという知らせが届く。純粋に互いを求め合った二人の恋は、陰謀に巻き込まれていく――。
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2.0食品メーカーに勤める舞花は、結婚を信じて付き合っていた彼にフラれてしまう。失恋のショックから恋に臆病になっていたところ、御曹司の逸希が部長として舞花の部署に異動してくる。社内で絶大な人気を誇る逸希は、なぜだか舞香にイジワルなことを言いながらも、「君のこと、放っておけない」と情熱的にアプローチ! 「元カレのことなんて忘れさせてやる」と告白され、半ば強引に付き合うことに。とろとろに溺愛されて、新しい恋に舞香は幸せいっぱいで…!?
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2.0「君を見ているとつい意地悪をしたくなる」――穏やかなイケメン紳士の正体は・・・猫をかぶった腹黒司書だった!? 滝城学園で事務員として働く理乃は、期間限定で図書館のお手伝いをすることに。いつもは優しく人当たりが良いと評判の司書・柊也は私にだけ、イジワルばかり。「君は、究極の馬鹿だな」そう言ってからかう彼だったが、ある時彼の意外な素顔を知る。一気に距離が近づくふたりだったが、理乃は柊也の絶対に触れてはいけないタブーに触れてしまい…。
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-「その表情、男の前でしたらいけないな」 憧れの男性と期間限定の契約恋人に…!? シロサワ飲料総務部に勤める花絵は、要領は悪いが真面目で一生懸命なOL。新入社員時代、廊下にぶちまけた書類を城沢常務に拾って貰って以来、かなうはずのない恋心を抱いている。同級生の結婚式に出席した花絵は2次会の会場で偶然常務と遭遇。なんでこんな所で常務と会うの?パニック半分酔い半分で常務と話している内にキスしてしまう…!? すると常務が責任を取って恋人になれと言ってきた…!? どうしたらいいの?
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-家族の命令で薬師として働かされている伯爵令嬢・リスティラは、心の支えだった婚約者を義妹に奪われ「リラ」と名を変えて家出する。街で苦しんでいる少年を介抱したところ、彼の叔父である美貌の侯爵ヘクターに「甥の専属薬師になってほしい」と頼まれる。実家からの追っ手を恐れ断るリラに、ヘクターは「侯爵夫人になら手を出せない」と言って二人は契約結婚することに。ヘクターと甥との温かい家族の触れ合いに徐々に心の傷を癒していくリラ。その上、偽装結婚のハズなのに体まで重ねてしまって!? 幸せに暮らしていたリラだったが――王宮の舞踏会で家出の原因になった義妹と遭遇し!? たくさんの愛に包まれる、ドラマチック契約ラブ! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
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-2年間働いていた会社を辞めた紘奈は、親友と飲んでいたバーで酔い潰れて、勢いでバーテンダーの由佐と一夜を共にしてしまう。優しく甘い言葉をささやく由佐とのことが好きになり、なんとかもう一度会いたいと思う紘奈。しかしなんと彼は新たに採用された会社の部長だった!? バーで会ったときとは違い、冷たくて仕事に厳しい由佐にがっかりしてしまうが、時折からかってくる彼のことが次第に気になっていく。ある日、突然デートに誘われ、今まで意地悪してきたお詫びに「恋人扱いする」といって、まさかのキス!? 彼の真意がわからない紘奈は翻弄されっぱなしで…。
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-男性ならば誰もが放っておかないような、華やかで美しい容姿の女性たち。しかし彼女たちはその恵まれた容姿が災いし、さまざまな悩みや葛藤を抱えている……。ある女性は自分の本当の姿を隠しうそぶき、ある女性はわざと憎まれ役を演じる。そして、本当の気持ちとは裏腹に口を開けばキツイ言葉ばかり出てきてしまう女性。──たった二文字なのに、言葉にするのがこんなにも難しいなんて──いつの間にか難しくなってしまった、本当の姿を見せること、正直な気持ちを伝えること。果たして彼女たちは、本当に愛しい男性へ気持ちを伝えることが出来るのか……恋のジレンマに揺れる、小悪魔な女性たちの不器用なラブストーリー3編を収録。
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-「純粋で無垢なんだな。……たっぷりと教えてあげるから安心しろ」 そう言って櫻子を溺愛してくれるのは、吸い込まれそうなエメラルドグリーンの瞳を持つムサイロ王国第一王子サイドラット。 外国人をおもてなしする高級料亭の娘である櫻子は、国交を結ぶためにやってきた11歳も年上の王子様に魅了されてしまい、そして彼もまた櫻子に一目惚れしてしまう。ゆえに、サイドラットが櫻子を国に連れて帰りたいと言い出した時も、見知らぬ国に嫁ぐ不安を押しやり、彼についていく事を決意する。 サイドラットと共にムサイロ王国へ向かう豪華客船の中で、身も心も蕩けてしまうほどにたっぷりと愛されてしまう櫻子には、驚くほど豪華すぎる宮殿で美しいドレスを着せられて大事にされる日々が待っていた。 ところが、サイドラットには亡くなった奥さんがいた事を知ってしまい、かつて愛した人が居たことに複雑な気持ちになってしまう。この恋は、……本物?
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-光の二十歳の誕生日は、一つの恋が実った日──そして、大切なもう一人の幼なじみを裏切った日……。流星と太陽、光が小さい頃から共に過ごしてきた大事な同い年の幼なじみ。幼なじみとしてそばにいられればそれでいい……そう思っていたはずなのに、いつからか恋へと形を変えた光の想い。流星から香る香水の移り香に嫉妬の炎を灯しながらも、気持ちを伝えることの出来ないまま、光は二十歳の誕生日を迎えようとしていた。そして、十二月二十四日、光の誕生日であるクリスマスイブ。来年も再来年もずっと仲の良い幼なじみでいられると思っていたのに……。三人の想いが交差し、一つの恋が終わりを告げようとしていた。
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-生まれてはじめてされた告白は、初恋の王子様からだった──。高校二年生の時に、大財閥の御曹司・遠山遼一に告白された彩月。お金持ちの跡取りだけど気取ったりしない、優しく温かな遼一とその家族のおかげで、ふたりは良好な関係を続けていたけれど……彩月には一つの悩みが。それは、遼一が慎重すぎること! 甘い言葉を囁いて、キスもしてくれるけど、それ以上の何かを彼は求めてこない。そして、そんなじれったいほどに優しい彼と関係を進められたのは、付き合って三年が過ぎた頃だった。「俺の時間も俺も彩月のものだから……、その代わり、君も俺のものだよ」大胆な発言とは裏腹に奥手な彼にモヤモヤさせられて……!?
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-地味で引っ込み思案の理紗は、会社の先輩・奥田に片思い中。端正な顔立ちで、物腰も柔らかく、誰に対しても優しい彼は女性社員の憧れの的だ。自分なんて相手にされるはずがないと諦め気味だった理紗だが、ひょんなことから告白することに! 親友・美夜子の協力のもと、なんとか告白にこぎつけたところ――「僕も君が好きだ」と奥田から意外な言葉が! 晴れて両思いになったふたり。彼に優しく愛されて、理紗は幸せな日々を過ごしていた。しかし、どんどん綺麗になっていく理紗に興味を持つ男性が現れて――? 奥手な彼女を優しく包む、年上彼氏の溺愛包囲網!
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-「それでは、あなたをお守りする…永遠に」小日向家の姫、鳩子は十八歳になるのに結婚もせず、男のひとりも通わせていない。彼女の理想は「実があって誠があって、馬や弓を操れて、風雨などものともしない男丈夫」運命のであいを信じる彼女は、ついに流鏑馬の儀で理想の男に巡り会う。彼を恋い、占いの女から手に入れた恋の叶う香を沁み込ませた文を送ったが、彼――蘇芳は文の返事もなくいきなり鳩子のもとに訪れてきて…!?「鳩子さまに危機が迫っているかも知れないと思うと。いても立ってもいられなくて」彼を恋う鳩子は、思わぬ運命に巻き込まれていく…。やがて想いを通わせようとするふたりだったが、そんな中鳩子に魔の手が伸ばされて…?
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-仕事ばかりで恋愛から遠ざかっていたOLの由麻。残業帰りに別れ話をしているカップルに遭遇し、キスしているのを目撃してしまう。なんとキスをしていた男性は同じ部署の先輩、久都だった。由麻に見られていたと知った久都は、「俺がしたいキス、させてくれる?」と誘惑するように由麻の唇を撫でてくる。からかわれているだけだと分かっていても、心は乱れてしまう由麻。ある日、飲み会で後輩の女の子と久都が抱き合っているのを見て、由麻はショックを受ける。久都は、由麻が悲しんでいると知ってか知らずか、顔を近づけてきて、由麻はキスされそうになってしまう…!?
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-広告デザイン会社に勤める莉亜は、10歳年上の社長である美山と交際2年目に突入した。やさしくて大人で王子様のような彼と順調に交際していたが、どんなことでも甘やかしてくれる彼が、自宅には招いてくれない…。今日こそは家に行きたい!と強引にお願いしてようやくお許しをもらった莉亜が彼の部屋で見たものは、なんと大量のアニメグッズとコスプレ衣装だった!──「お願いがある。これを着て欲しい!」彼から熱烈に迫られ、莉亜のサイズぴったりにオーダーして作られたという衣装を着ることに。しかし、うさ耳メイドに大変身した莉亜を見た美山の態度は豹変!…それはコスプレによってもたらされる甘い関係の始まりだった!
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-ん?そんな声出すなんて実は愉しんでるんでしょ――編集者、バドミントンプレイヤー、アナウンサー、医者……選んだ道でトップを目指す才色兼備の女性たち。夢を追いかけてきたから、今更こんなところで躓いていられないの、私の邪魔をしないで!仕事熱心な彼女たちは恋愛に見向きもしない。だから男性にどう見られているか無頓着。そんな彼女たちを狙う男性はたくさんいて……。用意周到で濃厚な罠が張られていると気づかない彼女たちは、その罠にいつの間にか飛び込んでしまう。彼女たちを見つめ続けてきた男性にとって、狂愛を与えるのはお手のもの。ケダモノと化した彼らに敵わない!甘いトラップに掛かった彼女たちが刺激に震える4編収録。
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-マネージャーの古関律子は五歳年下の新人俳優・須藤拓海を任された。彼の演技に惚れてしまった律子はどうにか彼を有名にしたくて日々奮闘中。そんなある日、彼が初めてのキスシーンを前に練習させてほしいと言い――!?キスを、してしまった。撮影中のそのシーンは見ていられず、律子は拓海のためにも自分の気持ちに気付かないふりをする。それなのになぜか彼が事あるごとに煽ってきて、律子の心を揺さぶり続け……?ラブシーンの彼の表情が悔しくて、むかついて――「あんな顔、見たことない!」怒っても仕方ないのに、気持ちが彼に向かって加速してしまう……!仕事に恋に一生懸命なふたりの、不器用なロマンティックラブストーリー
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-『さぁ、婚儀はつつがなく終わった。一緒にディーダーン国へ行こう』頭痛に腹痛、セクハラ……ブラック企業に悩む百合が医務室へ行くとクリシュナと名乗るアラブ系産業医に全てを打ち明ける。検査の結果なんとお祓いが必要だと言われ、会社の屋上にそびえ建つカーバ神殿に連れていかれることに!?言われるがままカーバ神殿を抜けると、そこは異世界ディーダーン!?いつの間にか婚約の儀を済ました百合は、文化の違いに戸惑いつつも、なかなか手を出してこない彼に業を煮やし、ついには自ら挑発しようと奮闘するのだが――!?寂しい!会いたい!放っておかないで!!お互いを思いあう心が優しくすれ違う、癒し系異世界ファンタジー!
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-広告デザイン会社に勤める春絵は、すぐ会社からいなくなるけど有能なデザイナー・景のアシスタントをしている。その仕事は子守りのようだと言われてしまうもので、景のことを追いかけてばかりだ。しかし、密かに景に思いを寄せている春絵は、こうして仕事で近くにいられればいいと思っているものの、景のからかうような行動にいつも振り回されている。「かわいいから、からかいたくなる」――大好きな上司が今日も気まぐれに私を誘惑するので困ります…。
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-電車通学に悩む女子大生・龍野小百合。目立たないようにといつも俯いて地味な格好の彼女に救いの手を差し伸べたのは、小百合が通う大学の准教授・四葉夏樹だった。小百合を守るために行き帰りのボディガードを引き受ける夏樹。彼のおかげで小百合の表情は明るく変化し始めるものの、相変わらず自分に自信を持てないまま。そこで夏樹が思いついたのは学園祭のミスコン! 小百合の『プリンセス化計画』だった。ドレスを纏う小百合、カメラマンの前でポーズをとる小百合……見守るうちに、確実に近づいていく二人の距離――。果たして地味子はプリンセスになれるのか!? 『ナイショ』を積み上げる二人が紡ぐ、キャンパスラブストーリー。
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-ある朝起きたら、隣に知らない男の子が寝ていた。はだかで……!? ■いったい、どうしてこんなことになってしまったのか。昨夜は飲み会。酔っぱらって拾ってきた? 藍原凛華29歳、アパレル会社のデザイナー、彼氏なし。ある日隣に寝ていたのは、健一朗と名乗る明らかに年下、しかも凛華とは年の差もありそうなかわいい男の子。すっかり彼のペースに巻き込まれた凛華は、その日は健一朗をそのまま部屋においてやることに。そしてその日仕事から帰った凛華を待ち受けていたのは、おいしそうな手作り料理の数々。二人はお互いのことをよく知らないまま同棲生活に突入することに。少しずつ変わり始める凛華の日常。仕事も軌道に乗ってきて、気分は上々。そんな彼女に目を付けたのは、会社の営業部のエース・黒瀬。過去何度かアプローチした黒瀬が、再び彼女に迫ってくる。「あのね、今日、デートに誘われたんだ」 凛華の告白に健一朗は「いいんじゃない? 付き合っちゃえば」 予想もしない言葉。それなのに、どうして私に優しくするの? あなたいったい誰? 凛華はだんだんすれ違いを感じるようになり……。恋に、仕事に揺れるアラサー・凛華の行く先に待ち受けているのは――。(ヴァニラ文庫うふ)
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-「彼女の振りをしてくれ」高校の時に恋人の振りを頼まれた杏奈。卒業と同時に終わったはずの関係が、六年を経て再び「恋人の振り」をすることに。密かに思いを寄せていた慧斗に対し、杏奈は複雑な想いを絡ませる。それだけでも充分悩みの種だというのに、親友朋子の様子がなんだかおかしい。朋子になんでも相談したいのにできない、そして何も相談してもらえない。どうしてこんなことになってしまうのだろうと悩むけれど答えは見つからず……。そんな折、慧斗が突然「もう遠慮はしない」と宣言。仕事中なのにキスの嵐。どうしよう、頭が急展開に追いつかない――熱っぽい彼の視線にドキドキさせられっぱなしの杏奈はついに――。
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-老舗の石鹸屋のひとり娘であることから『ソープ嬢』というあだ名でからかわれ続けた真央。唯一の例外だった駿とは高校時代に順調な交際をするものの、ある事件のため半年間で破局――けれど十年後、カルチャースクールで石鹸教室の講師をしていると、なんとW講師の相方として彼と再会を果たす。大手化粧品メーカー勤務の元カレに引け目と対抗心を感じた真央は、精神的な距離を縮められないままぎくしゃくと教鞭を執り続ける。ところが、最後の教室を目前にして駿のほうから近づいてきて……彼の変わらぬ優しさに終わったはずの恋心が疼き始めるのを止められない真央。でも、あのときのことは忘れられなくて……石鹸が繋ぐ十年越しの恋の行方は?
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-初めて会った人なのに、彼のことが頭から離れない……。入社三年目の琴音がひと目惚れしたのは、新入社員の眼鏡男子・有栖川明。しかし彼は、同期の理奈に恋をしている。琴音は叶わない恋だと自分の気持ちを隠し、彼の恋を応援しようと心に決め、先輩として接するが、彼を好きな気持ちは深まるばかり。そんなある日、彼が理奈に失恋したことを知った琴音は、傷ついた彼を慰めるうちに押し倒されて驚く。彼女の身代わりでもいい……琴音は求められるままに体を重ねるが、翌朝、目を覚ました時に彼の姿はなく、『すみませんでした』と、謝罪するメモだけが残されていた。相手を想って空回りする、恋に不器用な二人の甘く切ないラブストーリー。
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-「さみしくなくなりますように」本多早苗は、たまたま見つけた稲荷の祠に手を合わせた。ひとり暮らしにあこがれてはじめてみたはいいけれど、両親、兄と妹、そして飼い犬と、にぎやかな家で育った早苗には、とてもさみしいものだった。そうして祈って目覚めた翌日。早苗のベッドで、身知らぬ男が眠っていた。しかもその男の頭には、尖った獣の耳がついていて――。「昨夜、稲荷の祠に手を合わせただろう。俺は、その稲荷を担当している一族の、狐だ」とまどう早苗に、彼は得意そうに言う。「俺は、彼氏とペットの両方を、兼ね備えているからな。役に立つし、癒されるぜ」稲荷の狐との、不思議で身近な下町ファンタジー・ロマンス。
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-「ここに住むのはどう?」高層マンションに住む永野修平と、その向かいの古びたアパートに住む三浦志織。アルバイト先のコーヒーショップで挨拶を交わす程度だった二人の仲は、老朽化を理由にアパートの建て壊しが決まったことで、急速に変わっていく。引っ越しの当てもない志織に家政婦の仕事を条件に、空き部屋の等価交換を申し出た修平。住む場所に、アルバイト代という破格の条件と、修平への興味から志織はそれを引き受けて――単なるご近所同士の関係から、家政婦と雇い主へと変化した二人の関係。家というプライベートな空間で明らかになっていく修平の素顔と近づく二人の距離。そんな彼との距離に戸惑う志織に修平が出したある答えとは……?
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-「課長を誘惑しろ」そう脅され命令をされた。それなのに同僚の八神は体を求めてくる。そんなに課長のことが嫌いなの? 理由はなに? 八神の過去のトラウマがわかり、あたしは八神の命令に従うことにしたけれど……八神にとって、あたしは都合のいい女なの?
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-「……それで、今日も失恋されたという訳ですか……」「好きになっちゃうんだもん、仕方ないでしょ」しっかり者で気さくな年下のバーテンダー、徳島和人。失恋するたびにバーで飲み明かす恋多きOLの希美。出逢って一年、徳島は希美にとって良い話し相手となっていた。「今日は僕も少し飲みたい気分なんです。店を閉めて、その分貴女に奢りますよ」雨の日の金曜日、今年に入って何度目かの失恋をした希美に、徳島は店の貸し切りを持ちかける。彼の厚意に甘える希美は、徳島に彼のオリジナルのカクテルを注文して――二人きりのバーで繰り広げられる密やかな恋の駆け引きを描く、甘く蕩けるカクテル風ロマンス!
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-心をみせない彼へ、いつのまにか抱いた恋心――■前の仕事をやめて穏やかな人生を送ろうと考えていたトウコ。だが彼女は、興味本位で申しこんだバイト先・お昼寝空間『プチシェスタ』というお店の、なぜか店長に抜擢されてしまった。トウコに店長の肩書きを与えたオーナーは、趣味であるスープ作りしかやらない。ただ黙々と絶品スープを作り続けるオーナーのために、しかたなくトウコが張り切り店をまわさねばならない状況となる。なぜオーナーはスープにこだわり作り続けるのか? そんな意地っ張りでつかみどころのないオーナーに振りまわされながらも、トウコはいつしか彼に恋心を抱いてしまっていて……。
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-僕は酷い男だ、君の声が聞けるなら、なんでもしよう■君はセーレネの代わり。僕の婚約者として振る舞ってもらわないといけない――容姿と声が似ているという理由で、失踪した歌姫セーレネの代わりとして白羽の矢を立てられた町娘ミレル。一日だけという条件で引き受けたものの、公演までには僅かな時間しか残されてはいなかった。音楽家ダミアンの手ほどきを受けながら、歌のレッスン、歌姫としての立ち居振る舞いを教えられるミレル。だが、ダミアンはミレルに歌姫だけではなく、婚約者である彼女の代わりも要求する。「僕に協力してくれるね?」優しく見つめる瞳と甘い言葉に囁かれ、無垢な乙女は次第に彼の腕の中へと堕ちていく。柔らかくつま弾くような指先に蕩かされ、彼との情交に溺れるミレル。だが、彼には重大な秘密があって……? 甘く切ないメロディを奏でる身代わり初恋ストーリー!
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-振られたばかりのナホコさんに恋愛相談が持ち込まれ…?■バレンタインの季節。大学一年理系女子ナホコさんは振られたばかりだった。そんなナホコさんに、突然恋愛相談をしてきたナルセくん。草食系を通り越して絶食系男子と思われていたナルセくんからの相談事は、なんと「知らないうちに入籍していることになっていた」。その上、見た目からは想像できないほどたくさんのカノジョがいるらしい。ナルセくんは、相談のお礼にと、ナホコさんを最高のえっちでおもてなしをした。そのナホコさんの前に次々と現れるナルセくんのカノジョたち。ナホコさんは面倒だなあと思いつつも、ナルセくんのペースに巻きこまれていって……理系の男女が繰り広げるライトミステリー。