仁嶋いずる - ハーレクイン・ディザイア作品一覧

  • 砂のささやき 砂漠の王子たち
    4.0
    ある日ディジーのもとに、親友サミーハから一本の電話が入った。聞けば、サミーハには結婚を約束した相手がいるのに、兄たちが勝手に、王族サラーフとの縁談を進めているという。サラーフの名を耳にしたとたん、ディジーの胸は締めつけられた。サラーフは十年前、ディジーが身も心もすべて捧げた人だ。将来まで誓いあい、最後は互いを憎むようにして終わった恋。サミーハは、昔の恋人であるディジーがサラーフを誘惑すれば、彼から縁談を断ってくるはずだと考えているらしい。親友に泣きつかれ、ディジーは複雑な思いを抱えたままひとまず砂漠の国バラカットの地に降り立った。そこにはもはや少年ではない、シークとなったサラーフがいた。
  • 偽装結婚ハネムーン 罪作りな御曹司 I
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    いったい、彼女はどういうつもりなのだ!? かつての婚約者アミラから偽装結婚をもちかけられ、ブレントは憤慨した。8年前の結婚式当日、理由の説明もない短いメール一通でアミラに結婚をドタキャンされたときの、苦々しい屈辱がまざまざと甦る。以来、ブレントは恋愛に背を向け、仕事の鬼と化したのだった。聞けばアミラは今、大変な経済的苦境に立たされており、30歳までに誰かと結婚するしか窮地を脱する方法はないのだという。アミラを見ると、今も頭の中はたちまちセクシーな妄想でいっぱいになる。彼女と結婚してしまおうか。そして、誘惑してぼくに夢中にさせ、それから……こっぴどくはねつけてやるのだ。あのときのぼくと同じ屈辱を味わわせる千載一遇のチャンスかもしれない。■偽装結婚のはずが、ロマンチックな島へのハネムーンで急接近せざるをえなくなった二人は……?! イヴォンヌ・リンゼイの新3部作〈罪作りな御曹司〉。名門大学卒の3人の大富豪が魅惑のロマンスを繰り広げます。

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  • ナニーの秘密の想い人
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    わたしは秘書兼ナニー。ボスの妻でも、幼子の母でもない……。 両親に育児放棄されて育ったケイシーは、愛に溢れた家庭を夢見ていた。だが浮気者の元夫の手酷い裏切りのあと、失意の底から上がれずにいた。そんなとき気鋭の実業家アーロンの秘書の職を得るが、すぐに二人は激しく惹かれ合い、一夜だけという約束で結ばれる。8カ月後、ケイシーはアーロンから思いがけない依頼を受けて動揺する。行方不明の弟の幼い娘を預かることになったので、ナニーとして屋敷に同居してほしいというのだ。甘い夜の記憶が甦った……彼と一緒に暮らすなんて無理よ。それでも少しでも役に立つならと受け入れたケイシーだったが、やはりアーロンへの想いは日ごとに募るばかりで……。 ■男性的魅力に溢れたボスに心を乱されながら、彼の姪のナニー役を命じられ、奮闘する秘書のヒロイン。温かい家庭に憧れを抱きつつ、一歩踏みだせない切ない心情をジョス・ウッドが描きます。
  • ナニーは逃げ出した花嫁
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    ナニーのわたしに彼がしたプロポーズ――わたしは、彼の息子の母親役でしかない。 イタリアへの旅行中、ドーンは実業家ブライアンと知り合った。最高にセクシーな彼は妻を亡くし、6歳の男の子を育てている。ドーンが臨時のナニーに雇われたのは、その子と仲良くなったからだ。ところが、ブライアンは感謝するどころか、彼女に冷たかった。しかも帰りのプライベートジェットでは、自分の女性関係には口を出さず、離れに住むようにと釘を刺した。ドーンはわかっていた。ブライアンは今も妻を忘れられないのだ。それなら、わたしの想いは封じよう。ナニーとして、ブライアンのそばにいるのはせいぜい1週間。その間、彼への気持ちが痛いくらいにつのったとしても……。■異国を舞台にしたロマンティックな作品を得意とするマリーン・ラブレース。今作はイタリアを舞台に、大好評を博した『妻という名のナニー』と同じ、ナニーがヒロインの切ない恋物語を描きます。
  • 虹色の誘惑
    5.0
    太めでシャイでまじめな女子校教師のソフィーがあるパーティで女友達に恥をかかされているところへ、白馬に乗った王子様のようにゴージャスな男性が現れた。彼はソフィーとダンスを踊り、バルコニーへといざなった。だが会話が進むうち、彼は愛を信じない離婚弁護士で、妻の条件リストを満たす従順な女性を求めていることがわかる。いくらさえない私でも、こんな身勝手な男性はごめんだわ!逃げ帰ろうとしたソフィーを彼は引き止めてエスコートし、室内に戻るやいなや、たくましい腕のなかに抱き上げた。そしてなんの前触れもなく足を止め、深く完璧なキスをした。
  • 百万ドルの逢瀬 さまよえる王冠 II
    4.0
    「私に一時間ください、十万ドル払いますから」初めて目の当たりにするドゥランテ・ダゴスティーノの姿に圧倒され、ガブリエルは思わずそう口走り、すぐさま後悔した。相手は一国の王子。お金に不自由しているはずもない。こうしてパーティ会場の前で王子を待ち伏せていたのには訳があった。ガブリエルの出版社はいま経営難に陥っている。そこで王子に自伝を書いてもらい、起死回生の一作としたいのだ。だが試みも虚しく取り巻きが現れ、王子は会場に連れていかれてしまう。作戦失敗だわ……沈んだ気持ちであとから会場に入ると、まもなくチャリティオークションの開始を告げる王子の声が聞こえた。「予定を変更します。オークションの一品目は……ぼく自身です」■注目作家オリヴィア・ゲイツが描く、地中海の国を舞台にした三部作〈さまよえる王冠〉二話目をお届けします。明らかに自分に向けられた、王子からの挑発的なオークションの申し出。ガブリエルはいったいどんな行動に出るのでしょうか? 来月はついに最終話です。
  • 夜だけの誘惑
    -
    冷えきった愛を取り戻すために、どうしたらいいのかわからなくて……。 「赤ちゃんができたみたい。3カ月よ。病院でそう言われたわ」ビッキーは2カ月前から別居している夫ケイレブに、そう告げた。もちろん子どもが生まれるのは喜ばしいけれど、心は晴れなかった。厳しい祖母の影響で、彼女は結婚後も寝室で思うままにふるまえず、それが原因で夫は出張中に秘書と浮気をしたと思っているのだ。離婚も考えているさなか、まさかこんなことになるなんて。妊娠を機にひさびさに帰宅したケイレブと過ごす夜――私の彼を愛する気持ちにうそ偽りはない。それが今夜、伝われば……。緊張しつつ彼の腕に包まれたビッキーはそう願ったが、思わず身をこわばらせた瞬間、夫は寝室を出ていってしまった! ■19歳で花嫁となったビッキーは、ベッドで夫の望みを満たせない自分を惨めに思っていました。かといって、破綻した結婚生活を完璧な仮面で隠し続けることもできない――そんな悩み多き彼女と愛するケイレブの関係は、いったいどこに行き着くのでしょうか? *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 夜だけの誘惑
    3.0
    結婚して五年がたつのに、ビッキーは夫ケイレブに自分のすべてを解放できないでいた。厳しい祖母に育てられたせいで、ベッドのなかで思うままにふるまえないのだ。こんな私を、ケイレブは本当に愛してくれているのかしら。だがある深夜、夫の出張先のホテルに電話したビッキーは、電話の向こうにケイレブの秘書の声を聞き体が震える。ケイレブにほかの女性が?呆然としつつも、ビッキーは決心した。きっと、彼をもう一度私に夢中にさせてみせる。

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